この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第183回目はこちら
『レニー・ブルース』(1974)
監督:ボブ・フォッシー
出演:ダスティン・ホフマン / ヴァレリー・ペイン / ジャン・マイナー / スタンリー・ベック / ゲイリー・モートン
あらすじ:
駆け出しのスタンダップコメディアンのレニー・ブルースは全く目が出ないままカルフォルニアに拠点を移す。その間に結婚もし徐々にかけるネタも先鋭的になっていくが……
今、読んでいるスタンダップコメディアンの本でこのレニー・ブルースを知り、この映画も知りました。
劇場にもよるのですが比較的クリーンなテーマを扱う事が多かったスタンダップコメディにそれまではタブーとされていた政治、宗教、人種差別、同性愛、中絶、麻薬、貧困等のアメリカの矛盾をテーマにして人気を上げていったそうです。
後年はその過激な言動を問題視され、あるクラブでの講演中に逮捕されてしまいますが、「言論の自由」を巡る裁判を起こし勝訴します。
そこからは度々、講演中の発言で逮捕されその度に困窮していきますが、それでも戦い続け後世に多大なる影響を与えた人だそうです。
そして今の映画界でもスタンダップコメディアン出身の俳優はかなり多くて、ロビン・ウィリアムス、エディ・マーフィ、ウーピー・ゴールドバーグ、ジム・キャリー、アダム・サンドラー等、日本でも有名な方も多いです。
しかし日本だとお笑いのスタイルが違ったり、時事ネタやアメリカの習慣、英語そのものの言葉遊びもあるのでどうしても鑑賞のハードルが上がってしまいますし少し前まではどこで観れるかも分からなかったのですが、今現在は各配信サービスで字幕付きで観られるので今度チャレンジしてみようと思いました。
この映画自体も作りが面白くて舞台の映画化らしいのですが、俳優がインタビューを受けてこのレニーについて語っているモキュメンタリ―部分とその語っている事に呼応しているレニーのネタと物語で構成されている不思議な作りでした。映像も全編白黒で光の使い方も格好良かったです。
ここからはいつも通り衣装を見ていきたいと思いますが、上記した様に白黒なので洋服の色が分からず紹介し辛いです。しかし主人公のレニーが着ている色々なショート丈のブルゾンは体のバランスに合っていて良かったですし、自分が憧れる普通の物を普通にきている感じがして参考にしたいと思いました。
そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。
今週のアイテムはこちらです。
ビームス プラス / ウール ポリエステル カスリ ネップ オープンカラー シャツ
カラー:グレイ、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200(税込)
商品番号:38-11-0274-139
こちらは今の愛知県の尾州で生産されたナイロンとウールを使ったネップカスリ生地のオープンカラーシャツです。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなりザラッとしていてネップ感の強い生地に仕上がっており、ディティールもゆとりのあるボックスシルエット、チェスト部分のフラップ付きのポケット等のかなりクラシックな印象です。
しかし生地にポリエステルを使用する事で自宅でも洗濯して頂ける様になっています。
雰囲気のあるシャツなので単体で着て頂くのも良いですが、デニムジャケットやストライプのカーディガンと合わせてクラシックな着こなしも良いのではないかと思います。
そしてこちらのシャツも自分が購入して着用してる一枚です。
このシャツも入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂いて試着してみて下さい。
それでは『レニー・ブルース』お楽しみ下さい。
コヴ