この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第157回目はこちら

『ディボーション:マイ・ベスト・ウイングマン』(2022)
監督:ジャスティン・ディラード
出演:ジョナサン・メイジャーズ / グレン・パウエル / クリスティーナ・ジャクソン / ダレン・カガソフ / ジョー・ジョナス
あらすじ:
1950年代、アメリカ海軍初の黒人飛行士のジェシー・L・ブラウンはウイングマンのトム・ハードナーと徐々に絆を深めていく。そして時代は朝鮮戦争を迎え二人は危険な任務につくことになる……
この映画は実在の黒人初の海軍パイロットのジェシー・L・ブラウンの物語です。
1950年代なので当たり前に人種差別が軍内にもあります。
そしてその差別について劇中のある悲劇の後に語られる話には本当に驚かされましたし、兵士に限らずスポーツ選手でもそうですが先駆者となる黒人は相当な反発があったのだと改めて知りました。
同じ仲間であるはずの軍内の人間を信頼出来ず、命の危険を感じながら任務に就くのは本当につらいですし、明確な目的と強い意志がないと出来ない事なのだと思います。
だからこそジェシーの奥さんがトムにお願いをした事、ジェシーがトムにお願いした事、そしてタイトルの『ディボーション』の意味が重要なんだと感じました。
『ディボーション』というとても分かりづらいタイトルではありますが、映画を観て言葉の意味を調べると納得出来ると思います。
それではいつも通り衣装を見ていきましょう。
やはり最初に気になるのはジェシーやトム達が着ているフライトジャケットである「G-1 」です。ミリタリーチノに同色のシャツをインして着てその上に着ているG-1は本当に格好良いですし、憧れます。
しかし今回自分が気になったのは途中から出てくる空母レイテの乗組員の格好です。
甲板で作業するクルーが着ているのはオールインワンかオーバーオールなのですが、これが格好良いので、注目してご覧下さい。
それでは今週のBEAMS PLUSの紹介です。



ビームス プラス / ヘリンボーン ミリタリーオーバー オール
カラー:ホワイト、カーキ、インディゴデニム
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥41,800(税込)
商品番号:38-24-0050-791
こちらのベースは海軍ではなく陸軍の機甲部隊の冬用の野戦服をベースにしたミリタリーオーバーオールです。ライニングを無くし、ポケットも付け普段使いに対応出来るように変更しています。
シルエットも今回からストレートシルエットに変更し、裾の所にドローコードを付ける事により裾の調整をし易くし様々なシューズやコーディネートに対応出来る様になっています。
使用している生地は1940年代のマリンコープで使用されていたヘリンボーン生地を復刻させ、通常のヘリンボーン生地よりも左右の綾目がはっきり出ていて、強度もしっかりある生地に仕上がっています。
これからでしたら少しゆとりを持たせたサイズを選んで頂き、半袖のシャンブレーのシャツを合わせたり、Tシャツと合わせると良いのではないでしょうか?
そして普段でしたら一つの商品の紹介で終わるのですが、今回はもう一つ紹介したいと思います。
空母レイテで働いている乗組員たちが着ているのがオープンカラーのシャンブレーシャツで、パンツはデニム生地と思われるトラウザーズを履いてセーラーハットを被っている姿がこちらも格好良くて、今まで何回も紹介しているシャツを今回も紹介したいと思います。


ビームス プラス / シャンブレー ミリタリー オープンカラーシャツ
カラー:サックス、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-1684-139
こちらはこのブログでも何回も紹介しているので、ご存知の方も多いと思います。それくらい定番の一枚です。こちらは海軍のユーティリティーシャツがベースなので、空母のクルーが着ているのも当たり前ですね。
一枚で着ても、インナーとしてもかなり活躍する万能の一枚だと思うので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせ頂ければと思います。
正直、昨年の戦闘機映画というと大ヒット作があり(こちらも面白かったですし、何ならトムを演じているグレン・パウエルは両方に出演しています。)それに比べると正直、地味な印象ですがジェシー・L・ブラウンという人物を知れた事が良かったと思っています。
それでは『ディボーション:マイ・ベスト・ウイングマン』お楽しみ下さい。
コヴ