BEAMS PLUS ロードショー 第288夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第288回目はこちら


『ヘンリエッタに降る星』(1995)

監督:ジェームズ・キーチ

出演:ロバート・デュバル / エイダン・クイン / フランシス・フィッシャー / ブライアン・デネヒー / レクシー・ランドール / フランチェスカ・イーストウッド

あらすじ:

1930年代のテキサスのある田舎に猫を連れた一人の老人がやってくる。彼は石油の鉱脈を探して旅をしている山師のコックスという男で、ある農場の土地に目星をつけるが……

石油の採掘にかけている山師の老人とある一家の話です。

改めて「山師」を調べると「山を歩き廻り鉱脈を探す人」、「もしくは投機をする人」、「詐欺師」とあります。この映画に登場するコックスもヨレヨレの風体でどこか怪しい雰囲気はするものの、他人を騙すようには見えない老人です。

そしてそんな老人に触発されて一攫千金を夢見始めるデイ一家の交流?を描いていきます。

実際にこの時代にテキサスで大きな油田が見つかったことにより工業化が進むのらしいですが、当時ほとんどの人が油田採掘を夢見て破産していったのだと思います。確実に石油が出る保証はないですし初期投資にも金がかかって回収できるかどうか分からない賭けに出るのはそう簡単にはいきません。しかしこのコックスは様々な手を使ってどうにか資金を集めて、デイ一家の土地で採掘を始めます。

そしてその結果は……是非、ご覧になって確かめて下さい。

正直、「名作!」「必見の作品!」という訳ではないですが、面白く観れた作品でした。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

時代設定は1930年代なのでほとんどの人がスーツを着ているか、ワークウェアを着ているなのですが、やはり目がいってしまうのは労働者の格好です。

チェックシャツやシャンブレーシャツを着てその上からオーバーオールやツナギを着ていて、そのツナギも襟とウエスト部分が色の違う2トーンのものだったり、カバーオールもホワイトのヘリンボーンだったりと気になるディティールのモノが多かったです。

もちろんファッション的な着方ではなく、当時の労働者が着ていたであろう着方をしているので普段のコーディネートに取り入れるのは厳しい部分もあるとは思いますが、見ているだけでも面白いと思います。是非、主人公以外の人達の格好にも注目してみてみると面白いのではないでしょうか。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / グリース ジャケット ブライトグリッド
カラー:ベージュ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-18-0836-874

やっと気温が下がり始めていて、シャツだけではなくブルゾンも気になる季節になってきたので、今回はこの新作のジャケットを紹介したいと思います。

デザインのベースは1960年代のショートブルゾンを基にデザインをしたGrease Jacketです。ゆとりのあるボックスシルエットが特徴でカットソー以外にもシャツやスウェットの重ね着もしやすいバランスです。その際にアレンジのしやすい様にフロントはダブルジップだったり内側の両サイドにもポケットを付けたりと機能面もしっかりとアップデートさせています。

使用している生地は尾州地域で生産されているウールとポリエステルの混紡素材で縦糸にポリエステル、横糸にウールを使用し、織りによってアイテム名にもなっているグリッド(格子柄)を表現しており、柄部分によって異素材が表れるこだわりの詰まった生地です。

写真でも分かるようにかなり光沢があり、柄の雰囲気と袖口がリブになっているのも含めて、自分は1950年代の雰囲気も感じております。

そしてアイテム名の「Grease グリース」とは生地の光沢感と整髪料としてのグリースを付けた艶を表現しているのではと勝手に想像しています。

最初にこのアイテムを見て浮かんだイメージが1950年代のアメリカの整備工をやっている若者が土曜日の夜に遊びに行くときにパンツはボロボロのジーンズ、シャツは開襟シャツで髪はGreaseを付けてポンパドールにリーゼント、そして一張羅のこのジャケットを着ていくという姿でした。(自分の妄想です。)しかしそんな妄想がパッと思い浮かぶくらいの存在感のあるジャケットは中々ないと思います。

これから気温も下がり、ブルゾンが欲しくなる季節にこんな存在感のあるジャケットはいかがでしょうか?

こちらのアイテムも既に店頭に入荷していますので、気になる方は是非、問い合わせて頂ければと思います。

それでは『ヘンリエッタに降る星』お楽しみ下さい。

コヴ

春夏に続いて、、、

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。こんばんは。(弟)正志です。



ようやく秋?そろそろ薄手の長袖が活躍?

そんな時期ですが、もう10月2週目の週末前。


本日はこちらをご紹介。

今回も、画像はちらりとみせてく方針です。



改めて調べてみると、ヘルスニットは、アメリカの西部開拓時代が終焉を迎えた1900年。ヘルスニットは、エドワード・J・マクミランによりテネシー州で創業している。

ブランドタグに控えめなバランスで

「No fit like」とメッセージ。

ヘルスニットほどフィットするものは他に無いーとゆう強気でいて、なんとも刺されるワードセンス。コンセプトを掲げた製品は、言葉通りの着心地の良さが評判を呼び、すぐにアメリカを代表するカットソーブランドへと成長していく。誕生から120 年以上が経ち、ヘルスニットは過去から現在に至るまで、変わることのない3つのポリシーを貫いているようだ。


・QUALITY 高い品質
・STYLES 洗練されたスタイル
・COMFORT 快適な着心地

選び抜かれた素材で、快適な、長持ちする
製品をつくることをモットーに
脈々と受け継がれてきたHealthknit の使命であり、根幹となる部分であるようです。



【別注】Healthknit / Honeycomb Thermal Henry Neck Long Sleeve T-shirt Horizontal Stripe

カラーOATMEAL*FADE SAX、H.CHARCOAL*OATMEAL

サイズ:S、M、L、XL

価格:¥10,450(税込)

商品番号:38-14-0086-875


【別注】Healthknit / Honeycomb Thermal Henry Neck Long Sleeve T-shirt

カラーOATMEAL 、H.CHARCOAL 

サイズ:S、M、L、XL

価格:¥10,450(税込)

商品番号:38-14-0084-875


色は4色展開と充実したボリューム。




こちらの編み地構造は、秀逸でありクラシックな雰囲気。

ハニカムサーマルは、「蜂の巣のような立体的な編み目を持つ、保温性の高い生地」のことです。もともとは、軍隊やアウトドア用の防寒肌着として使われていた、機能的な生地です。名前の通り、直球な名称が使用されている。


BEAMS PLUSでは、こちらの生地(空紡糸で編み上げた)でハニカム仕様を

リクエストしている....


空紡糸(くうぼうし)は、別名「オープンエンド糸(Open End Yarn)」とも呼ばれ、Tシャツやスウェットなどのカジュアルウェアによく使用される糸を使っている。

空紡糸は、そもそも空気の力を利用して繊維を撚り合わせる(紡ぐ)方法で作られます。この製法により、糸の外側は強く撚られ、内側は撚りが甘いという独特な構造になります。

糸の内側に空気が多く含まれるため、見た目よりも軽い着心地になる点と内部に熱が溜まるので暖かい。着用していて癖になる部分である。




フラットシームもブランドアイコン?

アイデンティティ?





ぜひ、こ試着をしてください。

春夏に続き、リピートは個人的にも確定である。

では、次は10/24()深夜1時にお会いしましょう。
p.s. 兄(広志)は、無地のチャコール
  弟(正志)は、無地のオートミール

YAMADA brothers



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BEAMS PLUS ロードショー 第287夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第287回目はこちら


『オール・ザ・キングスメン』(1949)

監督:ロバート・ロッセン

出演:プロデリック・クロフォード / ジョン・アイアランド / ジョーン・ドルー / ジョン・デレク / マーセデス・マッケンブリッジ / シェパード・ストラドウィック

あらすじ:

カノマ市の実直な下級役人だったウイリーは地元政治家の腐敗を正すべく財務官に立候補していたが落選してしまう。しかし彼は民衆に腐敗の実態を伝え続け、徐々に人気を得ていく。そんな時に彼を州知事選の「スポイラー候補」として擁立する動きが出てきて……

映画のタイトルの「オール・ザ・キングスメン」とは英語の動揺のハンプティ・ダンプティの詩の一部で、直訳すると「全ての王の家来たち」という意味ですが、この言葉自体に由来や意味がある言葉だそうで、「どんな権力や力があっても一度壊れたものは元に戻せない」という意味なのだそうです。

この映画自体は実直だった役人が権力を持つことによって自らも腐敗、堕落していく話なのですが、タイトルの意味を考えると二度と元に戻せない物とは何だったのかを考えさせられる映画でした。

このウイリーは自分に有利になるような裏工作をしたり、自身の保身や自身の賄賂の為に様々な手を尽くします。その反面、公約としてあげていた道路や学校の整備したり、高度な医療体制の病院を作り医療費を無償にしようとしたりと住民の為にも動くので、住民からの人気は相当高い知事です。

どちらの面もこのウイリーという人物を表しており、清濁併せ吞む人物として描かれます。そして民衆を扇動する事にも長けております。この映画を観ていてある政治家を思い出しました。その方も毀誉褒貶の激しい方だったそうです。

そしてこの映画の中で行われている民衆に対する扇動を観ていると現在に通じるところがあり正直怖くなりまし、そんなところも含めて今のタイミングで観て色々と考えさせられる作品だと感じました。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

今作は白黒作品で色が分からないのですが主人公であるジョン・アイアランド扮するジャック・バーデンが着ているたぶんハリスツイードのジャケットや後半で着ているトレンチコートは相当格好良くて、着こなしのお手本になると思いました。

時代設定は1940年代なのでスーツのラペルの幅が大きく、それに伴いネクタイの大剣もかなり幅が広く短くなっているのもこの時代の特徴だと思います。

余談ですが、この白黒作品を観ていつも思うのはカラーだったらもっと洋服の細かいディティールまで分かっていいだろうなという事です。最近だとAIで色を付ける事も出来そうですが、それはそれで信用が出来ないので(勝手な思い込みですが)もっと早くカラーになっていればと思う事が多いです。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ワーク ライトツイル ピグメント コーティング
カラー:レッド、グリーン、ブルー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-11-1662-139

こちらは昨日発売となった新アイテムです。

ベースは1950年代のアメリカのストアブランドのワークシャツで、脇のガゼットやメインの縫製は三本針の巻縫いと本格的なディティールが特徴です。

まずライトウエイトのツイルに顔料でコーティングしその生地を使ってシャツを作り、そのうえで顔料のコーティングを落とすような、剥がしていくような強めのハードウォッシュをかけてこの表情を出しています。

ですので着古した雰囲気はあるものの色の鮮やかさは残っているので、暗くなりがちな秋冬のコーディネートのワンポイントとしてかなり重宝しそうです。1枚で着て主役になるシャツではありますが、もっと寒くなってくればデニムジャケットやチョアジャケット等のワークアイテムとの相性は抜群ですし、敢えてカウチンセーターやフィッシャーマンセーターのインナーとしてもカラーがポイントになって良いと思います。

生地自体が薄手なのでインナーで着ていただいてもモコモコにならずにすっきり着ていただけます。

正直、どのカラーも在庫は少なめなので、気になる方は早めに問い合わせていただければと思います。

それでは『オール・ザ・キングスメン』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第286夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第286回目はこちら


『コンドル』(1975)

監督:シドニー・ポラック

出演:ロバート・レッドフォード / フェイ・ダナウェイ / クリス・ロバートソン / マックス・フォン・シドー / マイケル・ケーン / ジョン・ハウスマン / ティナ・チェン

あらすじ:

ジョセフ・ターナーはニューヨークにあるアメリカ文学史協会に勤めている。しかしこの団体はCIAの情報分析を行っている機関で、勤めているスタッフは全員CIAの職員だった。ある日、この事務所が襲撃され外出していたジョセフ・ターナー以外がさつがいされてしまう。どうにか逃げたターナーはCIA本部に助けを求めるが……

今回は今月の16日に亡くなってしまったロバート・レッドフォードの追悼の意を込めて、彼の作品を取り上げようと思いました。

まず作品を選ぶ際に『明日に向かって撃て』や『スティング』、『華麗なるギャッツビー』等々、相当迷っていたのですが、そんな時にBEAMS PLUSが誇るレッドフォードの名を冠する男「桑田レッドフォード」がいたのでどの作品がお勧めかを訊いたところ即答で

『コンドルです。』

と言ったので、今回はこの作品にしました。

正直にいうと映画としては「どうなの?」と思うところも多々あるのですが、そこはロバート・レッドフォードの格好良さで持っていかれてしまう作品だと思いました。

他にも劇伴がかなり格好良かったり、1970年代のニューヨークでのロケで当時の街の雰囲気が感じられたりとストーリー以外の部分も楽しめます。

これを機に未見の作品も多いので、ロバート・レッドフォードマラソンをしてみようかと思います。

ここからは衣装を見ていきましょう。

今作の注目は何といってもロバート・レッドフォードの衣装です。

自転車を乗って登場するのですがその時に着ているのがグレーヘリンボーンのツイードのジャケット、襟の長いシャンブレー生地のシャツにレジメンタルタイプのネクタイをしてネイビーのニットです。パンツはブーツカットの様に軽くフレアのデニムパンツで背負っているバッグはフィッシングバッグ。

全く古さを感じさせないスタイリングで、すぐにでも真似をしたくなるスタイリングです。季節の設定はクリスマス前の12月上旬くらいの様でかなり寒そうではあるのですが相当格好良いです。

そしてストーリーの後半ではアウターがジャケットからPコートに代わるのですが、これのPコートの着こなしも相当良いです。

Pコートの格好良い着こなしの映画ですと『さらば冬のかもめ』が思い浮かぶのですが、それに勝るとも劣らな格好良さでこのような作品を観るとPコートが欲しくなってしまいます。

さらに後半で分かるのは着ているシャツがただのシャンブレーシャツではなく、ウエスタンシャツだったことが分かります。このウエスタンシャツにネクタイをするのもとてもBEAMS PLUS的だと思いながら観ていました。

他の登場人物の衣装もかなり洒落ているものが多く、他の登場人物のコートにも注目して頂けると良いと思いますし、着こなしの参考になるのではないでしょうか。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ワーク ネップ プレイド
カラー:ピンク、パープル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600(税込)
商品番号:38-11-1670-139

1960年代のワークシャツをベースにしたシャツで、脇にはガゼットを付け縫製は三本針の巻き縫いと本格的な仕様です。サイズバランスは大きめのパターンを採用していて一枚でも着れますが、ポロシャツやタートルネックのカットソーなんかと合わせても良いバランスになっています。

因みに普段XLサイズを着ている自分がMサイズで丁度良いサイズバランスです。(嘘のような本当の話です。)

生地にはポリエステル・コットンの紡績工場や織布工場から出る糸くずや布を集めてほぐして、再度、糸に紡ぎ直したリサイクルの糸を使用しています。その為にかなり柔らかで軽い風合いが特徴の生地に仕上がっています。

色はピンクとパープルの2色ですが正直、写真と実物の色の雰囲気がかなり違うのと在庫自体がかなり少ないので気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂き実際に手に取って確かめて頂くのが良いと思います。

お問い合わせお持ちしております。

それでは『コンドル』お楽しみ下さい。

コヴ

スウェットシャツの新たな解釈。


9/24(水)深夜25時。

オールナイト ビームス プラスの時間です



私がファッションに目覚めるきっかけ。

親から買い与えられたウェアは勿論ですが

雑誌等の媒体から得る情報が大でした。

その中でも特別とも言える存在が...

先日、その偉業を確かめる為に青山へ。




さて、今週はこちらです。




英国STUDIO NICHOLSONとの

コラボレーション。

初の取り組みです。彼らの世界観と

ビームス プラスの世界観の交叉点...


私達がこだわって続けて来たデザインや

ディテールを彼らのフィルターを

通して表現したら...トラディショナルな

スタイルをリメイク/リモデルした

新たなウェア達が登場しました。


これらコレクションは先週9/19(金)から

発売されました。初日からファンの方が

多数ご来店され、引き続き現在も盛況です。


今日はこのコレクションの中から

自分がとても気になっている

アイテムを紹介させて頂きます。





【別注】STUDIO NICHOLSON / GOLIGHTLY JERSEY SWEAT
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥36,300(税込)
商品番号:38-13-0237-156

それはスウェットシャツ。

アメリカンスポーツウェアの原点。

アスレティックでありアイビーな

必須アイテムです。


それが彼らのフィルターを通して

また新たな魅力を纏ったウェアに。


独特のサイジングです。

セットインショルダーは優美にドロップ。




よく見るとネック周り左右から

V型のガセット状切り替えが。




裾リブはテーパー無し。

ほぼストレートな裾周り。





編み目は少し粗めな印象。

ですが触れると柔らかいです。

旧式なアズマ編み機を用いています。


裏側は綾状のフレンチテリー(パイル)が

美しいです。眺めると惚れ惚れします。






カラーリングは2色。

“grey marl”

“darkest navy”

どちらも

意味深で素敵なネーミング。

darkest...は

暗黒の海軍...ではなくて

限りなく濃いネイビーブルー

だと思います。笑


私はスウェットシャツとシャツ&タイを

組み合わせるのが好きなもので

スウェットを選ぶ際はタイを合わせたく

なるか?否か?が決め手だったり。




で、今回もいつも通りな着方で。

いつもとは一味違う見え方になった様な?

自己満足しています。


ちなみにサイズMです。



こちらはサイズLです。

感覚で選べるサイズ。



とにかく

柔らかな着心地がとても良い感じの1着。

諸々LIGHTLYに行きましょう!!



次の一手として是非おすすめします。








私の

最近の...recently...

冒頭の続きです。

先日、ルーティンの水泳を短く切り上げ

青山エリアへ。


画家•イラストレーターであり

私のマスターマインドのひとりである

穂積 和夫さんの展覧会へ。



穂積さんの作品と言えば、私の場合

アイビーボーイ図鑑が最初。


バティックジャケットとの出会い。

後にVAN製スウィングトップを

手に入れました。




そして、後々他のメディアも通して

実は幅広いタイプのイラストを

手掛けている事を知って驚いて、更に

ますます好きになる...たぶん私と似た

ルートを通った方多数だと思われます。






今回の展示はその深遠なる画業を確かめる

素晴らしい機会になりました。

会期は9/26まで

@ギャラリー5610






さて、皆様

やっと秋らしくなってまいりましたね。

ランチタイムもジャケット着用のまま

快適に歩ける感じです。気温も湿度も

下がる日が増えて嬉しい限りです。

改めて体調管理を万全になさって

秋のスタイルをお楽しみください。

丸の内エリアは散歩日和です。


では、また来週!!

ビームス プラス 丸の内

丹羽 望







↑Instagramも定期的に更新しております。ここでしか見られない投稿も盛り沢山。よかったら、ご覧下さいませ。








BEAMS PLUS ロードショー 第285夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第285回目はこちら


『私はあなたの二グロではない』(2016)

監督:ラウル・ペック

出演:ジェイムズ・ボールドウィン / マーティン・ルーサー・キング / マルコム・X / メドガー・エバース / サミュエル・L・ジャクソン(ナレーター)

あらすじ:

1957年、パリに滞在していたジェイムズ・ボールドウィンはパリ中で売られていた新聞の写真を見てアメリカに戻ることを決意し、そして一番差別の激しいアメリカ南部へと向かう。そしてその中で公民権運動の中心人物である、メドガー、マルコム・X、キング牧師と出会う……

ジェイムズ・ボールドウィンの未完の原稿を基に当時の状況や、人種差別の歴史とその正体に迫っていく五つの章に分かれたドキュメンタリー作品です。

ジェイムズ・ボールドウィンはアメリカの作家、小説家、詩人、公民権運動家でこの作品の中でもかなりインタビューを使われています。

公民権運動の中心人物であるキング牧師、マルコム・X、メドガー・エバースの3人を中心としながらも人種差別の歴史にたどっていくのですが、当時の映像や新聞、写真なんかが出てきて演技ではない人々の生々しい感情が前面に出ていて驚きます。

他の公民権運動を扱った映画の時にも書きましたが、当時の人達は白人と黒人が同じように生活をする事なんてもってのほかで、「黒人は下に見るものだ」、「同じ人間ではない」という考え(絶対にそんな事はないですし、そんな考えは絶対に許されません)が内面化されて当たり前だったので、あれだけの酷い事が出来たのだと思います。もちろん差別をせずに分け隔てなく接する白人の人もいたと思いますが。

そんな歴史を描きながら、黒人側の一枚岩ではないそれぞれの状況も描いていて、今まで観てきた作品を踏まえて当時がどうだったのかをより立体的に見えてくる気がしました。(それもほんの一部だとは思いますが)

当時を振り返りながら現代がどうなんだという視線もあり、より複雑になった現状も映していきます。そして最後のボールドウィンの演説は初めて聞く演説で、内容を理解するためにあと何回かは観てみようと思っています。

またこの作品をきっかけにジェイムズ・ボールドウィンという作家を知ったので、今度はこの方の本も読んでみようと思いました。

ここからはいつも通り衣装を見ていきたいと思いますが、今回も特定の人物というよりは映像に映っている当時のリアルな着こなしを見てもらうのが良いと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ペインターパンツ ユニフォーム サージ ピンストライプ
カラー:グレイ、カーキ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥24,200(税込)
商品番号:38-24-0407-791

ベースになっているのは、1960年代のストアブランドのペインターパンツなのですが、ペインターパンツのディティールを右側のツールポケットのみにし、ハンマーループやダブルニーをあえて付けない事で普段使いもしやすいパンツに仕上がっています。

生地の素材はポリエステルとウールの混紡のウールサージストライプ生地を使用し、特殊な染料を使い低温で染色する事でウールの風合いを生かした生地が出来ました。

かなり土臭いアイテムではあるので、ストレートにワークブーツにチョアジャケットとの組み合わせも良いですし、もっと寒くなってきたら少し変化球で固めのセーターにハンティングジャケットなんかを組み合わせても面白いと思います。

そしてこのパンツの他に、同じ生地を使ったワークシャツも店頭には入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただくと良いと思います。

それでは『私はあなたの二グロではない』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第284夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第284回目はこちら


『二十日鼠と人間』(1992)

監督:ゲイリー・シニーズ

出演:ジョン・マルコビッチ / ゲイリー・シニーズ / レイ・ウォルストン / ケイシー・シマーシュコ / シェリリン・フェン / モイラ・ハリス

あらすじ:

大恐慌の中、季節労働者であるジョージとレニーは自分達の牧場を持つという夢がありながら、人は良く力は強いが知的障害で色々とトラブルを起こすレニーの為に一つのところに長く留まる事が出来ない。そんな二人は新たに大きな牧場で働き口を見つけるのだが……

「怒りの葡萄」や「エデンの東」と同じ原作者であるジョン・スタインベック原作で、主演もしている俳優のゲイリー・シニーズの監督作品です。

知的障害で子供の様な受け答えしかできないレニーと、どんな事があっても彼を守って一緒に行動するジョージは様々な場所を転々とする季節労働者です。

ある事が原因でまた新たな場所に行かなくてはいけない二人は大きな牧場で働き口を見つけます。そこではどうにか周りに馴染めて、上手く暮らすことが出来ていました。そして二人には小さい牧場を持つという夢があり、その夢が実現しそうな所だったのに悪い方向に事態が進んでいってしまいます。

誰かに決定的な悪意があったわけではなく、誰かがもう少し違う行動を起こしていれば違う結末が待っていたかもしれなかったのにそう上手くはいかない話です。

とても豊かな自然が美しく、どうにか上手くいきそうだったからこそじわじわと嫌な方向に進んでる感じは本当に辛いですし、どうにか上手く避けてくれと願いながら観ていました。

哀しい話ではあるのですが、これを機に気になっていた他の作品も観て、小説も読んでみようと思いました。

ここからは衣装を見ていきましょう。

基本的に労働者しか出てこないので、着ている物はシャンブレーのワークシャツにワークパンツ、オーバーオールにチョアジャケットと自分達が大好きなアイテムばかりです。

そんな中でもチェックシャツをオーバーオールと合わせたり、チョアジャケットではないワークジャケットを着ていたりと着こなしの参考になるものが多かったので、ストーリーを追いつつも出てくる登場人物の着こなしにも注目してもらうと面白いと思います。

そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ミリタリー 6ポケット インディゴリップストップ 抜染プリントカモフラージュ
カラー:インディゴ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥35,200(税込)
商品番号:38-24-0386-120

定番の6ポケットのミリタリーカーゴパンツの新色が登場しました。今回はインディゴ染料を使ってカモフラージュ柄を表現するために「段落ち抜染」と呼ばれる部分的にブリーチの強さを変えて色の抜け方で柄を表現しています。

遠くから見ると複数の染料を使っているように見えますが、近くで見ると色の濃淡で柄が出来ているのが分かります。

そして全体はインディゴ染色なので、着用、洗濯を繰り返すことにより色落ちもしてくるので、経年変化も楽しんでいただけます。

柄自体はカモフラージュなのですがベーシックなオリーブグリーンではないので、そこまで土臭く見えませんしとても軽やかな印象です。

これからの季節でしたら、デニムジャケットやチョアジャケットと合わせてもらうのも良いですし、敢えて上品なカシミヤのセーターなんかと合わせてもらうのも良いと思います。

こちらのパンツは既に店頭に入荷していて、サイズによっては数が少なくなってきているので気になる方は是非、お近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『二十日鼠と人間』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第283夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第283回目はこちら


『ゴールデン・リバー』(2018)

監督:ジャック・オーディアール

出演:ジョン・C・ライリー / ホアキン・フェニックス / ジェイク・ギレンホール / リズ・アーメット / ルドガー・ハウアー

あらすじ:

ゴールドラッシュに沸く1851年。手練れの殺し屋兄弟であるイーライとチャーリーは「提督」からの依頼である科学者を追っていた。先行する連絡係と合流して3人で科学者を追うはずだったが、黄金の誘惑に勝てなかった3人は科学者と手を組むことになるのだが……

西部劇ではあるものの、従来の西部劇とは違った不思議な作品でした。

舞台は1851年のオレゴンからカリフォルニアで、雄大であり厳しくもある自然が美しい中を先行する科学者を追う殺し屋兄弟のロードムービーです。

殺し屋兄弟も連絡係のモリスも科学者のウォームもそれぞれに求めるものがあり、最初こそ黄金が目当てだったものの少しづつ打ち解けていく中で自分たちが気付いていなかった心の中の本当の動機に気付いていきます。

しかし全てが上手くいく訳もなく……

どの様な結末になるのかは是非、ご自身で確かめていただければと思います。

そして何といっても主演の4人が本当に素晴らしく、特にジョン・C・ライリーが特に良かったです。

因みに日本の1850年はどのくらいの時代なのかが気になり調べたのですが、江戸時代の「嘉永(かえい)」という元号の時期だそうで、この3年後の1853年にペリーの来航があり、幕末時代に移り変わっていくそうです。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

この映画の季節の設定のなのか場所の設定なのかは分かりませんが、ジャケットを着るほどではない気温だからなのかみんなベストを着ていてパンツとの共地のベストなんかもあり同じような着こなしがしてみたいと思いました。

あとハットを被っている事も多く自分も被りたくはなるのですが、あまり自分の頭に合うサイズのものがなく(自分の頭が大きい為)諦めてしまう事が多いです。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / デニムワークシャツ クラシックフィット ジュイ プリント
カラー:ミントグリーン、インディゴ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥330,000(税込)
商品番号:38-11-1665-791

まだまだ暑い日が続きますが、定番のクラシックフィットのワークシャツの秋冬の新作が入荷して参りました。

このシャツの特徴は何といってもこのプリントで、着想の元になっているのが18世紀のフランスで生まれた「トワル・ド・ジュイ」というプリントの生地で、人物や風景、神話をモチーフにした主に2色使いで描かれる繊細な柄が特徴で、マリー・アントワネットも愛したことで知られています。

本来であれば銅板を用いて染色をするらしいのですが、このシャツは抜染プリントで柄を表現しております。

柄のモチーフはアメリカらしいハンティングをモチーフにかなり細かく描写されています。

取り扱いの色は2色でインディゴとミントグリーンで、ミントグリーンは顔料で染めて抜染をしており鮮やかな色と共に柄も細部まで綺麗にプリントされています。

サイズは1940年代のワークシャツをベースにしている為に、かなりゆったりしていて普段XLサイズを着ている自分でもLサイズを選んでいます。

ディティールも凝っていて左右にフラップ付きチェストポケットがついて、左側のポケットはダブルポケット仕様になっていて内側にはペンポケットも付いています。

かなり存在感のあるシャツなので一枚でも充分に主役になるシャツですし、寒くなってくればインナーとしても活躍する一枚だと思います。

こちらも既に入荷していますので、是非、店頭でプリントの細かさや生地の色の鮮やかさを確かめていただければと思います。

それでは『ゴールデン・リバー』お楽しみ下さい。

コヴ



BEAMS PLUS ロードショー 第282夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第282回目はこちら


『チェンジリング』(2008)

監督:クリント・イーストウッド

出演:アンジェリーナ・ジョリー / ジョン・マルコビッチ / ジェフリー・ドノバン / コルム・フィオール / ジェイソン・バトラー・ハーナー / マイケル・ケリー 

あらすじ:

1928年、ロサンゼルスで暮らすシングルマザーのクリスティンは息子を残して仕事に出かけるが、仕事から帰ってくると息子の姿は消えていた。そしてその五か月後、警察より息子が見つかったと連絡が入り迎えに行くがその息子は全くの別人だった……

この映画の元になったのは1920年代のアメリカで実際に起こった「ゴードン・ノースコット事件」でこの事件を別の角度から描いた作品で、登場人物の名前は全て実名だそうです。

タイトルの「チェンジリング」とはヨーロッパの伝承で自分の子供が妖精やトロールの子供に取り換えられてしまう「取り換え子」に由来します。

最初は子供の行方を捜すミステリー作品かと思って観ていたのですが、徐々にロス市警と対決するサスペンス映画に変わっていきます。1920年代のは禁酒法の時代でありロス市警もかなり腐敗していた時期で、それによって満足な捜査が行われず勝手な早期解決をはかった為にこの「チェンジリング」が起きたと描かれています。

また当時、クリスティンだけではなく他の女性に対しても相当酷い扱いをしていたことも明るみになります。

前情報をほとんど入れずに観ていたのでどの様に話が展開していくのか分からず、終わりまで集中が途切れずに観る事が出来ました。

そして素晴らしかったのは主演のアンジェリーナ・ジョリーで前半の立て続けに様々な事が起こる為に状況に流されるように翻弄されていたクリスティンと、後半のある事がきっかけで事態に自分から立ち向かおうとするクリスティンをしっかり演じ分けていてとても素晴らしかったと思います。

映画自体が2時間半近くあるのですが、あっという間に観終わっていました。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

主に時代設定が1920年代から1930年代なので出てくる男性はスーツ姿が多く、当時のしっかり肩パッドが入り、ラペルが大きくボックスシルエットで、着丈も長いスーツが多く登場します。そして上の階級の人物ほど3ピースでベストも着用しています。柄はストライプが多かったです。

また衣装ではないのですが、クリスティンが働く電話交換会社の中でローラースケートを履いて働いているのがとても面白く、実際にそのようにしていたのかは分からないのですが、アンジェリーナ・ジョリーがローラースケートで滑る姿を見る事が出来たのは面白かったです。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ペインター パンツ デニム
カラー:ユーズド、ワンウォッシュ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-24-0194-791

大好評でサイズ欠けが続いていたビームス プラスのデニムのペインターパンツの再入荷があり、全サイズが揃いました!

こちらのパンツのベースは1960年代のストアブランドの物をベースにデザインしています。

右側のツールポケットやサイド部分やバックヨークの3本仕様のステッチ残しつつも、ハンマーループやダブルニーのディティールを付けない事で色々なコーディネートに対応できるカジュアルパンツに仕上がっております。

生地は12オンスのデニムで、この生地には縦糸、横糸共にムラ糸で織られている為に生地に凹凸感がありかなり表情のある色落ちをしていきます。

またユーズドとワンウォッシュで使っているステッチ糸を変更しており、生地とのコントラストもはっきり出ています。

コーディネートとしては王道のワークスタイルはもちろん、ジャケットスタイルのハズしとして合わせるのも良いと思います。

こちらのパンツも既に店頭に並んでいますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『チェンジリング』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第281夜

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『レイダース / 失われたアーク《聖櫃》』(1981)

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:ハリソン・フォード / カレン・アレン / ポール・フリーマン / ロナルド・レイシー / ジョン・リス・デイヴィス / ヴォルフ・カーラー

あらすじ:

1936年、アメリカの考古学者であるインディ・ジョーンズはモーセの十戒の破片を秘めたアーク《聖櫃》の探索依頼を受ける。一方、ナチスも同じくアーク《聖櫃》を探し始めていた……

今回は言わずと知れた大ヒットシリーズ、インディ・ジョーンズの第一弾作品です。

このシリーズは自分が子供のころにけっこうテレビ放送がされていてよく観ていたので80年代のイメージが強かったのですが、改めて時代設定を調べてみると第二次世界大戦前の1936年で正直びっくりしました。

しかし主な舞台がジャングルの奥地の迷宮や秘境なので、あまり時代考証は必要ないのかもと思いながら観返していました。内容は王道の冒険活劇で良くも悪くもアクションは大味ですが、夢中になって観てしまう魅力があります。

そもそもアーク《聖櫃》とはキリスト教やユダヤ教における聖なる箱でユダヤ教ではモーセの十戒を記した石板を収めた箱だそうです。実在については聖書には記載があるそうですが、その所在は分かっていないらしくこの映画のタイトル通り「失われたアーク《聖櫃》」と呼ばれています。

映画だけではなく古代遺跡や古代文明をテーマにしたマンガでも登場する事があります。(自分は『スプリガン』という作品が好きです。)

このインディ・ジョーンズシリーズですとレイダースも結構観たのですが、一番回数観ているのは第2作目にあたる『魔宮のの伝説』かもしれません。改めてシリーズで観直してみようと思いました。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

何といっても一番気になるのはシューズですよね。しかし一生懸命観ていたのですが具体的にシューズが映るシーンはなかったのですが、周知のとおりAldenのモデル405の通称「インディ・ブーツ」です。調べてみると映画製作前よりハリソン・フォード自身が気に入っていたモデルだそうです。

当店ですと取り扱いはないのですが、他のショップでは取り扱いがあるらしいので気になる方は探してみて下さい。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。




ビームス プラス / カラー ポケットTシャツ グランドレ
カラー:オートミール、アッシュ、イエロー、グリーン、サックス
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥6,600(税込)
商品番号:38-04-0095-156

去年も取り扱っていた杢糸を使ったポケットTシャツが新色を加えて今年も登場です。

サイズはスタンダードで1枚でもインナーとしても使えるバランスにしていますし、生地もコットン100%で薄すぎず厚すぎずなので、かなり色々な用途で着ていただけます。

商品名の「グランドレ」とは杢糸の事で、杢糸を使う事で淡く柔らかな色に仕上がっています。

取り扱いの色も5色あるので、多色買いもありだと思います。

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になる方は色の確認も含めて店頭で手に取って頂ければと思います。

それでは『レイダース / 失われたアーク《聖櫃》』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第280夜

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『バウンティフルへの旅』(1985)

監督:ピーター・マスターソン

出演:ジェラルディン・ペイジ / ジョン・ハワード / カーリン・グリン / レベッカ・デモーネイ / リチャード・ブラッドフォード

あらすじ:

テキサスで息子夫婦と暮らすキャリーは口論の絶えない嫁に耐えかねて、自分の故郷のバウンティフルへと旅立つのだが……

最少人数のホームドラマです。

そりが合わずいつも嫌味ばかり言う息子の嫁となんなく煮え切らない息子に嫌気がさし、故郷であるバウンティフルに戻り親友と一緒に最後を迎えようとするキャリーは2人に黙って家を出ます。

彼女の故郷であるバウンティフルは「豊富な」や「沢山の」という意味だそうで、自然豊かでのんびりとした「あの頃」の故郷を目指します。しかし時は残酷で全てが移り変わっていることを徐々に知っていきます。

それと共にキャリーの心情も変わっていき……

どうしても良かった記憶は美化されていて、現実を知るとその落差に衝撃を受けますし、自分にとっては良い記憶でも他の人にはそうではない可能性もある事を考えると、とても記憶は難しいものだと思いました。

そして状況の変化に対応して、前に進んでいくしかないのだと思いました。

鑑賞前の印象とは違った映画でしたが、ずっしりと何かを受け取った気がする映画でした。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

時代が終戦後の1940年代なので、息子が着ているスーツはしっかり40年代のディティールのスーツで、ネクタイも大剣が大きめなものを締めていました。

他に気になったところだと衣装ではないのですが、キャリーが乗っている長距離バスのグレイハウンドの乗換駅の街の壁に大きく「ドクターペッパー」の文字が書かれていたことで、「ドクターペッパー」が80年前から飲まれていたことにびっくりしました。(好き嫌いの分かれる飲み物ですが、自分は大好きです。)

そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン オックスフォード
カラー:ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー
サイズ:XS,S,M,L,XL,XXL
価格:¥11,000(税込)
商品番号:38-11-0011-139

これこそ説明不要でBEAMS PLUSでは一番にお勧めするアイテムであるオックスフォード生地のボタンダウンシャツを改めて紹介したいと思います。

日本の縫製工場で熟練の職人の方々に作って頂いているシャツでして、縫製のピッチや脇部分の細幅の本縫いという縫い方は高級なドレスシャツと変わらないディティールです。

そんな定番のシャツですが、今期からサイズがもう一つ増えまして「XXL」が登場しました。

以前も一時期取り扱っていたサイズなのですが、ここ数年は取り扱いが無く、体の大きいお客様からは「もう一度、XXLを取り扱って欲しい。」との声も頂いていていたこともあり今シーズンから復活です!

これでXLでも小さくて購入を諦めていた方にもBEAMS PLUSのボタンダウンシャツを着ていただけます。

こちらも既に店頭に入荷しておりXSからXXLまで6サイズを取り揃えております。しかしどうしてもXXLは在庫数は多くないので気になっている方は是非お近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『バウンティフルへの旅』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第279夜

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『地球最後の日』(1951)

監督:ルドルフ・マテ

出演:リチャード・デア / バーバラ・ラッシュ / ピーター・ハンセン / ラリー・キーティング / ジョン・ホイト

あらすじ:

べラスとザイラという二つの遊星が地球に近づいてきており、そのうちの一つべラスが地球に衝突することを掴んだヘンドロン博士は衝突でなくなってしまう地球の代わりに地球の軌道に乗るであろうザイラに選ばれた住民たちを移住させる計画を立てるが……

現在のディザスタームービーの先駆け的な作品です。

当時の特撮技術で取られている作品です。

今の映像に慣れてしまっているとどうしても物足りなく感じてしまいますが、この映像が約70年に撮られた事を思うと凄いと思い直しました。

そしてメインになるのはやはり人間ドラマであり、この様な極限の状態になればなるほどその人の本性が出てくるのだということが改めてわかります。果たして自分がこのような状況になった時にどの様に行動するのか全く分からないと思いながら観ていました。

正直、もっと大きく気になる所がある作品ではありましたが、作られた時代を考えるとしょうがないのかもしれないです。

ここからは衣装を見ていきましょう。

舞台は1950年代だと思うので登場人物たちが着ているのは当時の洋服なのですが、この作品で一番気になったのは宇宙船に乗る為に着ている宇宙服でした。

1960年代になるともっと銀色を使ったようなスペーシーな感じの衣装を着させると思うのですが、この作品では「本当にそれで宇宙に行って大丈夫か?」と思うものを着ていてそこが一番気になりましたし、同時代の他の宇宙を扱っている作品を観てそれぞれの作品の宇宙服を見比べてみるのも面白いと思いました。

それではここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / プレート キャンバス ベルト
カラー:ホワイト、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥7,700(税込)
商品番号:38-51-0009-905

ベルト本体にコットンキャンバスを使用し、バックル部分は着脱可能なプレートバックルを使用したクラシックなプレートベルトです。

ベルト本体の先端部分がスナップボタンで取り外しが出来るようになっているので、このキャンバスベルトとサイズの合う他のバックルと変更可能ですし、このプレートバックルにサイズの合う別の素材のベルトに変更しても良いと思います。

バックル部分は真鍮を使っているので、使用していくたびに変化していくので経年変化も楽しんでいただけるアイテムです。

本体自体もかなり軽いので、軽い素材の多いショートパンツなんかに使っていただけると相性抜群だと思います。

このベルトもサイズによっては少なくなっている物もありますので、気になる方はお近くの店舗まで問い合わせていただければと思います。

それでは『地球最後の日』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第278夜

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『怪奇 アッシャー家の惨劇』(1960)

監督:ロジャー・コーマン

出演:ヴィンセント・プライス / マーク・ダモン / マーナ・ファイ / ハリー・エラービィ

あらすじ:

フィリップは婚約者のマデリンに会う為にニューイングランドにある彼女の実家を訪ねる。しかし出てきたのは彼女の兄であるロデリックで、しかも彼女は病気だから会う事も出来ないし、結婚も出来ないと言われてしまうのだが……

原作はエドガー・アラン・ポーの小説で、それをB級映画の帝王ことロジャー・コーマンが監督した作品です。

婚約者を訪ねたフィリップを追い返そうとするのが彼女の兄であるロデリックで、彼を演じているのが「三大怪奇スター」のうちの一人のヴィンセント・プライスです。

そのロデリックは「アッシャー家の呪いがあり、そのせいでマデリンも病気になりやせ細ってしまった。」と言い、アッシャー家の呪いを断つために結婚にも反対しています。

しかしそれは本当に呪いなのかそれともロデリックの誇大妄想なのか……

この作品の予算は通常ロジャー・コーマンが撮っている映画の2倍の予算だったらしいのですが、それでもハリウッドの基準からしたら相当な低予算にもかかわらず、主演俳優の人数を減らす事、セット撮影ではなくロケ撮影を多用した事など様々な工夫をしてこのゴシックホラーを作り上げたそうです。

低予算とは思えないほどしっかりとした雰囲気のあるゴシックホラーに仕上がっていて、かなり面白かったです。

そして脚本を担当したのが自身も作家であるリチャード・マシスンであり、彼の作品も映画化されている作品が多いです。

ここからはいつも通り衣装を見ていきたいのですが、年代不明のゴシックな衣装なので今週もお休みしたいと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ストライプ パイル ポケット Tシャツ
カラー:ベージュ、イエロー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥11,000(税込)→¥7,700(税込)
商品番号:38-04-0086-156

クラシックな雰囲気と袖、ボディの柄を合わせたストライプが特徴のパイル生地のTシャツです。

このパイル生地はコットンとポリエステルを混紡しており、パイルのループを短くすることにより軽量化と速乾性を高めています。なので汗で濡れても快適に着用していただけます。

もう一つの特徴であるストライプ柄もそれぞれの配色のバランスを考え、ポケット部分の柄合わせもしているのでシンプルながら存在感のある1枚に仕上がっており、夏に1枚で着ていただくにもとても良いと思います。

そしてこちらの商品も現在、お買い得になっているので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『怪奇 アッシャー家の惨劇』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第277夜

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第277回目はこちら


『ボストン・キラー 消えた絞殺魔』(2023)

監督:マット・ラスキン

出演:キーラ・ナイトレイ / キャリー・クーン / アレッサンドロ・二ヴォラ / クリス・クーパー / デヴィッド・ダストマルチャン

あらすじ:

1962年、ボストンで女性の絞殺死体が連続で見つかる。最初は関連があるとは思われていなかったが、「ボストン・レコード紙」のロレッタが事件を報じたことで連続殺人事件とみられる様になっていく……

この映画は実際に1962年から1964年にボストンで起こった事件をもとにした犯罪映画です。

最初は単独の事件だと思われていた殺人事件に共通点を見つけて記事にしたロレッタ・マクラフリンとベテラン記者のジーン・コールが事件の担当として取材し、記事を書きつつ、事件の真相に迫ろうとします。

しかし女性差別が公然とあった1960年代では女性というだけで事件記事を書かせてもらえなかったり、取材するにしても邪険に扱われたり、情報をもらえなかったり、また当時は「女が仕事をするなんて」、「女は家で家事をして、子供の面倒を見るべきだ」という価値観が強くあった為に徐々に家族との距離が開いていきます。

そして記事に二人の顔写真を掲載したことにより、自宅に嫌がらせの電話や手紙を直接持ってきたりと身の危険を感じる様になっていきます。(今では信じられませんが、当時は一般の人の電話番号や住所の記載されている電話帳がありました。もちろん日本にも同じようなものがあり、簡単に個人情報を調べる事が出来ました。)

そんな苦労を重ねて、ようやく事件の真相にたどり着いたと思ったら……。

登場人物は架空だとは思いますが、事件自体は実際にあった事件なので、どの様な結末を迎えたのかは是非、調べてみて下さい。

事件の痛ましさはもちろんですが、それ以上に当時の働く女性がどれだけ働きづらかったのかを実感する映画でもありました。

それではいつも通り衣装を見ていきたいのですが、今作は主人公が女性であり、出てくる男性はほとんどスーツか制服を着ているので、今週も申し訳ございませんが、お休みさせていただきます。

そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / 5ポケット ワイド ピケ ショーツ
カラー:オイスター、ベージュ、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-25-0098-791

少しゆったりしたシルエットの膝上丈のベーシックなサイジングのショートパンツです。ベースにしているのは1950年代から1960年代のワークパンツで、定番のピケ素材を使用しています。

とてもシンプルでベーシックなアイテムなので、様々なコーディネートに取り入れやすいと思います。定番のボタンダウンシャツやポロシャツはもちろん、リゾートを意識したアロハシャツやリネンのオープンカラーのシャツでも相性は抜群です。

これ一本でかなりコーディネートの幅が広がるのではないでしょうか?

こちらも既に店頭に入荷しておりますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ボストン・キラー 消えた絞殺魔』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第276夜

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『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(1960)

監督:ロジャー・コーマン / チャールズ・B・グリフィス / メル・ウェルズ

出演:ジョナサン・ヘイズ / ジャッキー・ジョセフ / メル・ウェルズ / ディック・ミラー / ジャック・ニコルソン

あらすじ:

ある下町で花屋の店員をしているシーモアは心は優しいが仕事が出来ないで、店長にいつも怒鳴られていた。そんな時にシーモアが栽培している謎の植物を店長に見せる事になり店に持ってくるのだが……

「B級映画の帝王」の異名を持つロジャー・コーマンが監督を務めている、ホラーコメディ作品です。

ロサンゼルスでも相当に危険なスキッド・ロウで商売をしている花屋が舞台で、その店員が育てている謎の植物に翻弄されるドタバタコメディです。

コメディ部分もかなりベタな感じですし、ホラー部分も正直言って怖くはない作品でした。

オリジナルは1960年の作品で1986年にリメイクをされているのですが、このリメイク作品は1982年にミュージカルとして大ヒットしたものを映画化しており、正確にいうとミュージカル版の映画リメイクという事になるそうです。

この作品は良くも悪くも「B級」という冠が似合う作品だと思います。

いつもなら衣装を見ていくのですが、正直、気になるものがなかったので、今週はお休みしたいと思います。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ジムショーツ メッシュ プレイド
カラー:ネイビー、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-25-0147-874

股上が深めのゆったりしたシルエットのショートパンツです。ウエスト部分にはドローコードを配したイージーパンツ仕様で、履き位置も調整出来ます。

生地には麻の先染めチェックの素材を使用しており、部分的にメッシュ織りを入れて表情を変えています。

夏本番のこれからの季節ですとコットンのポロシャツとの相性も良いですし、敢えて麻のシャツを合わせて同素材でセットアップで着ても良いと思います。

かなりリラックス感があり、リゾートな感じのコーディネートにももってこいだと思います。柄もベーシックで流行に左右されないアイテムなので、長く着用いただけるショーツです。

こちらも既に店頭に並んでいますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第275夜

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

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第275回目はこちら


『ドリームランド』(2019)

監督:マイルズ・ジョリス=ペイラフィット

出演:マーゴット・ロビー / フィン・コール / トラヴィス・フィメル / ギャレット・ヘドランド

あらすじ:

1930年代のテキサス州の田舎町。世界大恐慌と干ばつによる砂嵐に苦しんでいるエヴァンス一家の長男であるユージンは実の父親が向かったであろうメキシコに憧れていた。そんな中、納屋で怪我を負っている女性を見つけるが、その女性は銀行強盗で指名手配されてるアリソン・ウェルズだった……

此処ではない何処かへ憧れている少年がファムファタールと出会って成長していく話です。

父親が家を出て行ってしまい捨てられたという思いを抱えながらも、父親から送られてきたメキシコの楽園の様な絵葉書に希望を抱いている少年が主人公です。

外の街=希望、日常ではない非日常、ここから連れ出してくれるのではないかという期待、自分が守るしかない(と勝手に思い込んでいる)年上の女性、それがいっぺんに目の前に現れて、それによって少年が大人へと成長せざるを得ない物語です。しかし成長する為の代償があまりにも大きくて……

時々、差し込まれるメキシコと思われるシーンが美しければ美しいほど、現在の状況と予想出来る結末に対して残酷に映ります。

少年の成長物語として結構好きな話でした。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

年代もありますが、主人公が着ている当時のシャンブレーのシャツやワークパンツの履き方などは着こなしの参考になりますし、そこからどのようにしたら当時の土臭さを残しながら、今っぽい着こなしが出来るかの良いヒントが入っていると感じました。

コスプレの様にならない様に着こなしを考えていきたいと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン ショートスリーブ クールマックス(R)リネン
カラー:ホワイト、サックス、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-01-0036-139

夏の定番アイテムである清涼感のあるリネンと吸水、速乾性に優れた「COOLMAX(R)」を使用したショートスリーブのボタンダウンシャツです。

一番の特徴はリネンにCOOLMAX(R)を混紡する事でリネンのシャリ感を残しながら、吸水、速乾性を持たせアップデートさせた生地です。それにより高温多湿の日本の夏でも快適に着用していただけます。

シルエットはオーソドックスで、一枚でもジャケットのインナーとしても着用出来るバランスに仕上がっていて、オン、オフどちらでも使っていただける便利なシャツです。

こちらはかなり人気で在庫がどんどんなくなっていますので、気になる方は早めにお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ドリームランド』お楽しみ下さい。

コヴ