こんにちは!
最近愛おしく感じるものはなんですか?
私は御地蔵さんがブーム!
ゆるやかなお顔で心落ち着きます。
さてさて。今回ご紹介するのは木村和平さんの写真集!

記憶に覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。
木村和平さんは、2019年春にB GALLERY「袖幕 / 灯台」(2019/3/21-4/21)で展示を行い、多くのお客様にご来店頂きました。
写真のことは勉強中でまだまだお伝えが難しいですが、
写真はドキュメンタリー、スナップ、ストリート、アート、ファッション、色んな写真があり、色んな写真家の方がいらっしゃいますが、私にとって木村和平さんは「光」を撮る写真家さんだと思っています。

写真集に載っている写真は、端から端の細部まで、そして写真の奥まで覗き込みたくなるような写真が並んでいます。
それは、木村さんが物事を愛おしく思う瞬間が、一枚の写真に写っているからだと思っていて、
愛おしく感じるものは映るのだと。

ふと思う、日常の一場面の光のあたたかさ。
それは台所に置いている普段の調味料を眺めている瞬間だったり、
窓から光が射したレースの影、雪の日に道路の真ん中に立っている女性、
原っぱで野球をしている少年たち。そして一緒に暮らしているであろう猫たち。
愛おしく感じるものは日常に散りばめられていることを思い出しました。

この写真集の最後の言葉が私はとても好きです。
自分への決意表明なのか、近しい存在に対してのラブレターなのか、自分のことを整理している言葉なのかは答えはわかりませんが、写真集を見てから、愛おしい瞬間を大切にしたいと思う感覚がずっとあります。
和平さんの写真集を見て、私はどんな瞬間を愛おしく感じているのだろうかと日々の生活で改めて感じさせられました。
心ある日々を過ごせているのか、愛している人に言葉だけじゃないものを伝えられているか。
誰にとっても「あたらしい窓」。
是非、一度手にとってご覧いただければ嬉しいです。
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