タグ「写真集」の記事

【おすすめ写真集】「IMPACT」 今道子

こんにちは。

カラフルな洋服を着るのが楽しい季節になりました。

去年は赤青黄色をよく着ていたので、

今年は何色を着ようかと楽しみです。


さてさて。

今回も私のおすすめの写真集です。


写真集を紹介することや、展覧会で皆様に作家さんの紹介や作品の意味や思いを伝えることが私にとって、本当に楽しいことです。

お客様と展覧会で感動を分かち合ったり、新しい視点でものを見ることができ、そんな場所にいて、つくづく幸せだなーと思います。



今回紹介するのは、「衝撃」というタイトルの写真集。

作品を見ると、ハッと飲むような衝撃があり、そして段々とそこから写真の美しさを見出してしまう写真家の今道子さんの写真集「IMPACT」。


写真を一度目にすると、彼女の写真がどこかで脳裏に浮かんでしまい、心のどこかで生きている、また不思議な魅力をもつ

そんな作品に魅了されてしまいます。


キャベツをセクシーに感じてしまったり、

歯磨きに違和感を感じたり

向日葵にゾワっとしたり

子鯵を心配したり。


言葉を並べるとユニークになってしまいますが、写真はこの言葉通り。

見た人しかわからない世界観。


私はこの写真集を見てから、

自分の生きている世界しか知らなかったと思ってしまいました。


世界中にはいろんな生き物、物体、身体の部位、家具(この単語の並びだけでも変ですが)があります。

ひとつひとつが単体でいても全く変ではないけれど、それが組み合わされたら、自分の全く知らない世界に来てしまったのではないかと思ってしまう。

なんだか世界が広がったような、もしくは違う世界を覗いてしまった気持ちになります。


本当に写真の面白さは写真集を見ていただきたいので、

一作品だけ載せちゃいます。



鯖+枕

ベッドの上に鯖が横たる作品。

不思議の国にきてしまったような感覚では?


タイトルの通り、IMPACT。

画像じゃ伝わらないので、是非写真集をゆっくりと見て衝撃を受けて欲しいです。


ちなみに、この写真集は前回ご紹介した

【おすすめ写真集】沢渡朔 / 「昭和三十五年、日本」

マッチアンドカンパニーのレーベルから出している写真集のひとつ。

デザイナーである町口景さんが、今道子さんの1979年から2010年の作品の中から厳選した35作品を写真集に記載しています。


作品の並びから、どんどん今さんの世界観に抜け出せなくなるそんな一冊です!


是非、写真から新たな世界をのぞき込んでみては?


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心を揺さぶられる、澁谷征司の写真集

こんにちは、こんばんは。B GALLERYの八木です。


最近はお休みの日には健康のためにウォーキングをしていて、

家の周辺を散策しているとまだまだ知らないこと、入ったことはないけれど

面白そうなお店など、日々小さな発見を見つけて楽しんでいます。


今日は日々の気づきから生まれる美しいものが詰まった一冊をご紹介します。



澁谷征司 / A CHILD (サインありサインなし) ¥14,300(税込)


澁谷征司が約7年の間に世界中で撮りためた、膨大な数の写真軍の中から

厳選しまとめた写真集。



この写真集を初めて見た時に、美しいのはもちろんのこと

人、植物、街、建物などが写真の中で生きていると感じました。

いまにも動き出しそうで命がそこにあるような写真たち。



澁谷さんは写真を撮る前に、8mmビデオを回して

”たくさんの写真を浴びる”ような感覚にするそう。

私も趣味でフィルムカメラを撮るので、

8mmビデオも買って撮影してみたいですね。




この写真集は見るだけでなく、インテリアとしても飾るのもオススメ。

専用ケースが透明なので、4枚ある写真集の表紙を

気分によって変えることも可能です。

生活の中にアートを取り入れると、お家での生活もより楽しく過ごせます!


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


B GALLERY   八木静楓


【新入荷!】木村和平「あたらしい窓」

こんにちは!

最近愛おしく感じるものはなんですか?

私は御地蔵さんがブーム!

ゆるやかなお顔で心落ち着きます。



さてさて。今回ご紹介するのは木村和平さんの写真集!




記憶に覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。

木村和平さんは、2019年春にB GALLERY「袖幕 灯台」(2019/3/21-4/21)で展示を行い、多くのお客様にご来店頂きました。


 

写真のことは勉強中でまだまだお伝えが難しいですが、

写真はドキュメンタリー、スナップ、ストリート、アート、ファッション、色んな写真があり、色んな写真家の方がいらっしゃいますが、私にとって木村和平さんは「光」を撮る写真家さんだと思っています。



写真集に載っている写真は、端から端の細部まで、そして写真の奥まで覗き込みたくなるような写真が並んでいます。

それは、木村さんが物事を愛おしく思う瞬間が、一枚の写真に写っているからだと思っていて、

愛おしく感じるものは映るのだと。

 

ふと思う、日常の一場面の光のあたたかさ。

それは台所に置いている普段の調味料を眺めている瞬間だったり、

窓から光が射したレースの影、雪の日に道路の真ん中に立っている女性、

原っぱで野球をしている少年たち。そして一緒に暮らしているであろう猫たち。


愛おしく感じるものは日常に散りばめられていることを思い出しました。

 


この写真集の最後の言葉が私はとても好きです。

自分への決意表明なのか、近しい存在に対してのラブレターなのか、自分のことを整理している言葉なのかは答えはわかりませんが、写真集を見てから、愛おしい瞬間を大切にしたいと思う感覚がずっとあります。

   

和平さんの写真集を見て、私はどんな瞬間を愛おしく感じているのだろうかと日々の生活で改めて感じさせられました。

心ある日々を過ごせているのか、愛している人に言葉だけじゃないものを伝えられているか。

誰にとっても「あたらしい窓」。

是非、一度手にとってご覧いただければ嬉しいです。

 

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【おすすめ写真集】Flower / 野村佐紀子

世の中には想像できないことは意外と多いですが、特に今のことは想像できてない方が多いのではないでしょうか?


さて!今回も写真集のご紹介!


野村佐紀子さんの「Flower


野村さんは大好きな写真家のひとり。

去年の「火口のふたり」の展覧会でお会いした時から色んなお話をして頂き、過去の作品を見たり、写真撮影の現場を見学させていただいたり、撮っていただいたり、色んな思いをお伝えしたりと。

私はどの写真集を捲る度に感じる、野村さんと被写体に流れる空気を感じるのが好きです。



野村さんの写真には一種の緊張感と柔らかい穏やかな空間が一緒になっている不思議な特別な空間を感じます。

それは被写体の奥底の部分に触れようと、カメラを通して写そうとしているからではないかと個人的な予想。

そして、それは人だけで無く、花や人形、建物、血液が流れていないものにもそう感じます。



こちらの写真集は、花の写真集。

花と聞いて思い浮かぶのはどんな色ですか?

向日葵のの黄色だったり、薔薇の赤色、かすみ草の白色、パンジーの紫色だったり?

私の中で花のイメージは明るい印象。結婚式やお祝いごと、好きな人にあげるものだったり、花束も一輪のお花もあげるのも頂くのも嬉しいもの。

ですが、野村さんが考えるこの花は死者への手向けの意味を込めたもの。


花と聞いて、植物の花だけを想像しちゃう私はまだまだ広い視野で世界を見れてないなぁと。

マネキンや、花火、暗い場所にポツリと灯りが灯されたホテル、雲だったり、雪だったり。

野村さんの思う花はとても豊か。

なんでも視点を変えたらどんなものにも捉えられます。

この「花たち」は儚げにも魅惑的にも孤高にも見える。



私は野村さんの作品を見る度に自分に対して死についての自問を繰り返している気がします。

死生について考えるということ。

死ぬことと生きることを真剣に考えると、どう生きてどう死にたいのか、

すごく人生でシンプルなことを改めてゆっくり自分と対話する。

死に対して考えることはネガティブに捉えられることが多いですが、実はすごくポジティブなこと。

死を考えて、どう生きるかを考える。



生花や枯れた花、人形や日常の風景の「花たち」はわたしに疑問をなげてくれる、そんな写真集だと私は感じています。

そして「花」ときいてイメージする生花だけで無く、想像したら花になるものとして様々な花を見せられる写真集。


想像したら花のようなもの。そんなもの世の中に沢山あるんだと。

想像したらなんでもなれるんじゃないかとも思っています。人も、自分も、生き方も。

花は美しく儚さも少しの毒々しさをも持ち合わせている、人を魅了し続けるもの。

そんな写真集にうっとりしたり、沢山考えたり。




野村佐紀子さんの写真に魅せられる一冊。

気になる方は是非手に取ってください。


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【写真集紹介】LIVE HOUSE, TOKYO / 大和田良

こんにちは!


さて。ライブハウス行きたい、クラブに行きたい、踊ったり、叫んだり、大きい音を全身で味わって聴きたいですね。

全世界の好きにお伝えしたい写真集、こちらにあります!


LIVE HOUSE, TOKYO / 大和田良

商品番号:74-81-0087-152  /  ¥2,640(In Tax)  


大和田さん自体、大の音楽好き。18歳の頃、仙台でパンクバンドのドラマーをやっていて、東京にはバンドをしたくて上京するほど。



(↑18歳の頃の大和田さん)


そんな音楽好きの大和田さんが、2014〜2016年に都内近郊の32箇所のライブハウスを撮影した写真集。

B GALLERYでは2018年に「LIVE HOUSE, TOKYO」と題した写真展を開催しております。



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今回皆様にお伝えしたい事は、私がこちらの写真集に魅力を感じるふたつの理由です



ひとつめは、ライブの五感で味わうリアルな感触を思い出す写真だということ。


最近ライブに行けていない方が多いかもしれませんが、思い出してください。

ベースドラムの音と心臓の音の混ざる高揚感が高まる感覚、ライトが眩しすぎたり、鼓膜がおかしくなる感じ。

スモークのひんやりした感覚、ぎゅうぎゅうな空間で人と触れ合う感覚、人の熱気・熱気・熱気。

叫んだり、踊ったり、全身で自由を感じる空間。


写真自体は人がいない空間を撮影しているのですが、大和田さんの写真には人の気配を感じます。

昔、演者として舞台に立っていた大和田さんの残像なのか、今から演奏するひとの影なのか、昨日の観者の熱気の余韻なのかもしれません。


私にとってこの写真集は、どんな舞台にも立つ演者、そして観者、またそれらに関わる人たち。

どの立場の人たちにもふと心にある残像を見せてくれる写真集ではないのかと思います。




ふたつめは、ライブハウスの個性が顕れていること。


ライブハウスの撮影は基本ライブがない時間(日中や夕方、ライブが始まる前の時間)に撮影をしていたそうです。


大和田さんはどのライブハウスでもそこのスタッフに、”あなたのライブハウスで最も象徴的な場所はどこですか?”と質問をされていたそう。

そのため、写真集にある写真は、ステージの正面だけでなく階段や、ドリンクバー、楽屋や、店の外だったり、スタッフパスシールが沢山貼っている壁。

またライブハウスのスタッフの方も様々。撮影時にライブと同じように照明を使用してライブ会場を撮影したこともあれば、撮影の時間になっても来られない場合も。また、撮影終わるとビールを頂いたりと、ライブハウスのスタッフの個性もバラバラ。


個性溢れる場所や人の、ライブハウスのスタッフが思う象徴的な場所は、それぞれの店の個性が顕れ、その場所への愛着さえも感じます。






大和田良さんの写真を見て、いつも思うことは写真の持つ記録性と記憶性。


大切な記憶ある場所が無くなったことってありませんか?

公園が取り壊されたり、通っていた学校が改装を行ったり、大好きだったお店が閉店してしまったり。

私自身、大好きなコーヒー屋さんが閉店した時に、一番に感じたことは、もう一度もここの場所に来ることができない。今までの記憶とすぐに会うことが出来ないのか。と思い心から寂しくなった経験があります。


場所がなくなるということはただその場所に行けなくなるという事だけでなく、そこで出会った思い出をすぐに振り返れなくなるということでもあります。


写真が愛され続けている理由のひとつとして、思い出の視点を形にして残し続けることができること。


ただ、大和田さんの写真には、記憶を簡単に呼び起こすだけでなく、五感をも思い出せます。

それは人と向き合い、場所と向き合い、対象物と毎度向き合い続ける大和田さんにしか撮れない写真だと思います。


こちらの写真集には誰もが今まで味わったことのある自分の”記憶”をリアルに呼び起こす写真集だと私は感じました。




現在、「LIVE HOUSE, TOKYO Vol.2」と題して、SLOPE GALLERYという場所で展覧会を開催しています。


詳細はこちら

コロナの影響で、営業が難しくなったライブハウスや、音楽関係者へ向けてのチャリティーとして売り上げの一部はライブハウスに寄付されます。

千駄ヶ谷に行く際は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?


また2018年に展示を来てくださったお客様も、今、もう一度こちらの展示に行って欲しいです。

理由は、2018年みた時と、現在見る視点ではきっと写真の見方も変わっていると思います。

年齢を重ねたり、世の中の状況が変わることによって、見方が変わる、写真の面白さ。是非そちらも体験して頂きたい!


では、また!

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【写真集紹介】美術家・森村泰昌と写真家・福永一夫

こんにちは。

今まで見た中で一番心に刺さった展示って思い浮かびますか?私もたくさんありますが、今思うのはプラハで見たJafa展。Arthur Jafaという映画監督兼写真家の展示。

英語とチェコ語しかない展示は、内容の理解する事よりも強い印象を感じ、”感じて考えろ”という展示。とても心に残っています。

展示会場の一つに黒幕の中でKanye Westの”Ultralight Beam”の音楽と共に流れる写真の映像作品。今、よくこのアルバム聴くのですが真剣に世界の祈りについて考える音楽です。



さて!今回は過去の展示のアーカイブのご紹介。

タイトルにもある美術家・森村泰昌さんは私の第二故郷・大阪で住んでいた街に美術館があります。そんな森村さんに勝手に親近感を感じながら、森村さんのこと、作品集のこと福永一夫さんのことを紹介します!


◾︎森村泰昌さんとは?



1951年生まれ、大阪生まれ、大坂育ち。世界的有名な美術家です。彼の表現方法はセルフポートレート。西洋絵画や人物に成り切って作品を作る芸術家です。

絵の構成や背景のものなど細部までリサーチを重ね、ライティングやメイク、光の位置など細部まで表現しています。


人によって美術作品との出会い方は様々です。

鑑賞、制作、研究などありますが、モリムラさんは自分自身がその人物に”なること”で美術作品と出会います。

出会った後の向き合い方も様々。

完全に再現する場合もあれば、自分の解釈を取り入れ構成を変えることも。

リサーチを重ねるにつれ画家の文化的背景や、扮する人物を解釈し、モリムラさんは”日本人でアジア人の男性”という立場からまったく違うものを作品で表現することも。



販売価格:2,200– / 商品番号:74-82-0001-067 


こちらの書籍は <なにものかへのレクイエムシリーズ。

レクイエム:ラテン語「彼らに安息を」の意。死者の魂が天国に迎え入れられるように神に祈るもの。


B GALLERYでは2012年に展示を行いました。

20世紀の出来事で日本を(世界を)大きく動かした人たちに”成る”シリーズ。

三島由紀夫やマッカーサー、昭和天皇やチャップリン、ガンジーなどに扮する前の姿が。

メイク中や表情の確認をしている姿、撮影スタッフと出来上がりの写真を見ている姿など、すべて完成した作品ではなくモリムラさんの素の姿。




販売価格:¥4,400– / 商品番号:74-82-0006-067


こちらは2018年に展示を行った1989-2018年にわたる森村泰昌の中心的作品<西洋美術史になった私が多く記載されている写真集。

一度は目にしたことのある西洋の絵画に扮するシリーズで、再現された作品は「流石!」の一言。

カラヴァッジョの「メデゥーサ」の表情の練習をしている姿や、べラスケスの「ラス・メニーナス」の幼女のメイクをしている姿だったり、ゴッホの「自画像」のポージングのチェック中の写真。

この西洋画なんだっけと考えながら見るのもおもしろく、また西洋画の作品の人物に成り切る森村さんの制作に対しての集中している姿は見ているだけでもドキドキします。



◾︎福永一夫さんとは?


1959年京都市生まれ。1986年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。商業写真家助手を経て1989年、独立。

美術館、画廊での作品撮影、展覧会やパフォーマンスなどの記録写真を中心に活動。その他、建築写真、美術誌の取材など。

福永さんは京都市立芸術大学在学中の1980年に、同大学教授のアーネスト・サトウが指導する映像教室の講義を受けるようになりました。

そこで非常勤講師をしていた森村さんと出会い、同大学大学院を卒業後、商業写真家の助手を経て独立してから、モリムラさんのセルフポートレート作品の制作に深く関わるようになります。


福永さんと森村さんは、写真作品の根幹となる画面構成のあり方について、アーネスト・サトウの教えを共有しており、そのことが互いに信頼感を持つこととなりました。

そして福永さんはその”森村泰昌のセルフポートレート作品”の写真という形で完成させる役割を持ち、またその舞台裏を小型カメラでスナップし続けてきました。



(2018年の展示会場にて)


作品を制作する段階の写真は森村泰昌のドキュメンタリーとしての役割を持っていると思います。

また作品の表情とは違う姿を収められたのは森村さんとの信頼関係にある福永さんだからこそ撮れる写真ではないでしょうか?



◾︎現在展覧会を行っている美術館のこと。



現在、原美術館では森村泰昌の展覧会をおこなっています。

「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私」

2020年1月25日(土)~7月12日(日)※予約制、詳しくは原美術館のHPをご覧ください。

タイトルは「エゴオブスクラ」=闇に包まれた曖昧な自我

個人的な感想ですが、とてもいい展示でした。


戦後1951年生まれの森村さんが受けた(西洋の)教育を個人的経験から導き出された発想。

衣服を着替え、その人物に”成り切る”手法で、美術と出会う森村泰昌の考察は現代日本史と文化史において疑問を観者に投げかけてくるようで、自分自身も自分と社会に対しての疑問を家に持ち帰り、自問し続ける余韻の長い展示でした。


内側の空虚と外側の真理。女の衣装と男の衣装、父と母。

一貫して「私とは何か」と問い続ける森村泰昌さんの展覧会、気になる方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?


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「人」がテーマの写真集3冊

みなさんこんにちは!元気にお過ごしでしょうか? 

本棚を見ると自分の頭の中がわかると言いますが、私はもっぱら武士が好きで。

 

久しぶりに本を捲ると、伊達政宗の言葉が。

「曇りなき 心の月を さき立てて 浮世の闇を 照らしてぞ行く」

訳:曇りのない心の月で行く手の道を煌々と照らし、

生きにくい浮世の闇をまっすぐと進んでみせよう。

 

どんなことが起こっても、まっすぐ前を向いて突き進んでいきたいものです。

伊達政宗は決してポジティブに生きれるような人生ではありませんでしたが、幾度とある逆境を超え、それでなお、辞世の言葉がこの言葉。

こう、いつでも前向きに過ごしたいものですね。

 

 

さて。私のオススメの写真集。家でアートを楽しめ、味わえる。

そんなオススメの写真集を3冊ご紹介いたします。

ほどよく、ゆるく、たまに鋭く。

感情が動かされたり、好奇心を満たしてくれたり、知見を広げてくれたり。

色んな写真集がありますが、今回は「人」を感じる写真集をご紹介いたします!

  

「バガボンド」 /  名越啓介 / ¥2,970 /  品番:74-81-7211-440

 

バガボンド=漂泊者 という意味のタイトル。

この写真集は見ているだけでただただ元気になれちゃう。

2019年のインドの世界最大のヒンドゥー教の祭典<クンブメーラ>のど真ん中で転がり続けながら撮った名越啓介の写真集。

世界人口数第2位を持つインド、「一生分の人間とすれ違った」という名越さんの撮った写真には、人・人・人。圧巻の人。

また名越さんの撮る写真は人との距離(心の距離も被写体との距離感どちらも)がとても近いです。

子供の写真はとても豊かな表情を見せてくれるし、危険そうに見えるギャングたちの写真もかっこよく、ヒンドゥー教徒の方の個性豊かなキャラクター。

299点の写真を見た後には、なんだか元気になっている。そんな写真集です。

   

「人」 /  渡辺一城 / ¥4,400 / 品番:74-81-0016-527


2013年「豚」というタイトルで展覧会を行ない、その際に販売した写真集「人」。

 

祖父母が経営する精肉店で、豚の解体を幼少期から日常的に見て育った渡辺さんが選んだ被写体は、大学の近くにあった養豚場、食肉センターにいる“豚”。

「人と豚は似ている」と渡辺さんは言います。

内臓(猿より人と内臓の作りは近いそうで、異種移植の研究・実験も行われています)、性格(目的ごとに生活する習性や、欲望を満たしてくれるひとにのみなつく)

猿より人と近いのは豚だと言われています。

そんな渡辺さんが撮る、豚の養豚場と食肉センターにいる“食肉”としての豚たち。

 

普段口にする食べ物。改めて「いただきます。」と心を込めて言いたい。

また、“運命”ってなんだろうと、考えさせられる一冊。

  

MOTHER」 / 岡田敦 / ¥4,180 / 品番:74-81-0075-974



「人間が生まれてくる瞬間を撮影したい」という写真家の思いから、一人の女性の出産から誕生までの過程を追った写真集。

未だ見たことない写真集ではないと思います。

いくつかある余白のページ。自分の鼓動がなんとなく早くなるのを感じながらめくり、

呼吸を感じさせる余白とともにあるのは、出産のリアル。

女性器、赤ちゃんの頭、助産師さんの手袋。

“出産“という言葉のリアルを感じさせられる一冊。

 

写真を通して表現をしているから、私たちは新しい世界や考え方を知ることができます。

表現は自由、受け取る側も自由。

新しい表現への挑戦、覚悟。

ページを捲るたびにドクドク心臓がうごくのが感じる、そんな写真集でした。



おうちにいても世界中のアーティストが発信していますし、感性を高めることはできます。

歴史を学びなおすというのもいい機会、やってみたかったことに手を出したり。

そして人への大切さ。友人や家族の大切さなど改めて感じました。

おうち時間、有意義に過ごしたいですね。


テーマは「人」の写真集3冊ご紹介しました。

結局、人ですよね。どんな時でも!

素敵な写真集や作品集などご紹介していきます!

 

是非お楽しみに!


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おうち時間はやっぱりYoutube!こちらも是非!

BEAMS AT HOME Video「Meaningless things Vol.01 / オートマタ・原田和明」


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【芸術AtoZ】 写真について

今、自分が生きている中で、世界で大きな問題の渦中にいると思うと、歴史は何度もこうやって進んできたのだろうと思います。

各国の政府の判断や、日々の生活で変わること、変わらないこと。

考えることはたくさんありますが、1日でも早くこの自体が収束することを願います。家族や友人、職場の同僚や、いろんな形でお会いした人、また近くにいてくれる人を大切にできるように、行動していきたいものです。


(現在開催中の展覧会 佐藤理 「I LOVE YOU」ずっと会場で流れているのですが、本当に最高の音楽です)


こんな状況だからこそできることってなんだろうと思った時に、私はやはり伝えたいことが多い仕事をさせて頂いているなぁと改めて感じています。

作家さんについては、内面性をお伝えしたいし、作品でいうと歴史からお伝えできるようになりたい。

まだまだどちらも勉強中なので、その勉強中のことを皆様に共有できたらなぁと。


今回は、今私がどっぷりと魅力されている写真の語源と歴史についてお話致します。



今では毎日のように撮ることができる写真ですが、写真の語源はご存知でしょうか?

日本語の”写真”というのは、”真実を写す”といいます。


ですが、語源である英語ではphotography

Photo=光

graph=書く、描かれたもの

翻訳すれば”光の画”という意味になります。

写真という言葉より、素敵に聞こえちゃいます。”光の画”。



さて。もうひとつ質問です。

世界で初めて写真を撮られたのはいつでしょう?


正解は、1826年フランスの発明家・ニエプスによって撮られました。

なんと光を当てる時間は8時間!)

この時代のイメージとしては、日本史でいうと江戸時代。伊能忠敬が日本地図を完成させたくらいの時代です。


ニエプスから始まり、写真の撮影方法は何度も改良を繰り返しています。


1839年 ゲデレオタイプを発表(光の当てる時間20分から30分)

1841年「カロタイプ」(タルボタイプ)を発表。

1851年湿板印刷発表(光の当てる時間1分から2分!ここで広く写真が普及し始める)

大和田良はこのコロジオン湿板で撮影した写真集を出しています。めちゃくちゃかっこいい!

1871年乾板印刷発表

1889年「ロールフィルム」を発売。

ここで一般の人々にもカメラが普及しはじめます!




最近、素敵な本屋さんで写真史を勉強したいという話をしたら、一人好きな写真家をひたすら調べ尽くして、彼らが何から影響受けたのか(師匠は誰なのか、仲が良い芸術家など)を知り尽くす!というのがオススメと教えてくださいました。

例えば、前回の展覧会を行った大和田良さん。ライブ配信を行った際に何度も名前が出ていた好きな写真家はアンリ・カルティエ=ブレッソン(仏/1908年生まれ)。アンリはマン・レイ(米/1890年生まれ)の影響を受けているし、マン・レイはもともと画家として活動しており、その絵を記録するために写真を購入したり。そのタイミングで20世紀美術に最も影響を与えた一人といわれているマルセル・デュシャンと出会ったり。




私は、実は昔から写真を撮るのも撮られるのもあまり得意ではありません。

ですが、この一年でいろんな写真家と出会い、彼らのそれぞれの目線を感じ、知らなかった世界をリアルに感じることができたり、何気ない一枚から歴史を感じたり、、と、今では写真の面白さは写真家からどっぷりとハマっています。

何を伝えたいのか人によってそれぞれ。



この1年でB GALLERYで展示した

名越啓介さん  名越啓介 写真・撮影の裏側」

野村佐紀子さん 「野村佐紀子 これまでの展示と写真集/今の展示について」

大和田良さん  「大和田良 哲学者のような写真家

それぞれの写真家の違いの記事を書いてますので、もしよければそちらもご一読下さい。

またB GALLERYでは沢山の写真家の展示を行ってきました

それぞれの写真家の素敵な部分をお伝えできたらと思っています。






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写真家・大和田良の22年間『R』

こんにちは、こんばんわ。B GALLERYの八木です。
だんだん暖かくなってきたと思えば、何日か前には雪が降りましたね。
東京の冬に慣れてしまい、寒さが身に染みて感じるようになった北海道民の私です。(笑)


さて、今回の展示は写真家・大和田良さんです。
B GALLERYとは長年のお付き合いで、展示も今回で6回目となります。

彼の過去の写真集はコンセプチュアルで、それを撮影するんですね!というコアな物たちも撮影されています。

過去の写真集についてはBギャラリースタッフ木虎が詳しくブログに書いているので、そちらをぜひご覧ください!


本展で発表された写真集『R』には、大和田さんが写真をはじめた学生の頃(’98)から、現在42歳になるまで(’20)の22年間で撮影されたスナップ写真が収められています。


写真集『R』¥8,000(+tax)/ 200部限定

私事ですが、現役大学生でメディアについて学び、趣味でフィルムカメラ撮影もしている為、
彼の学生時代の写真もあると思うととても親近感が湧きました。


写真集の中身は展示の雰囲気と合わせてご覧頂きたいので、八木のオススメプリントをご紹介します!


まずは、満開のハクモクレンが素敵な一枚。

私も先日お花屋さんにいき、満開のハクモクレンを購入しました。笑


中には大和田さんが家族と過ごしている瞬間の写真も何点か展示されています。

その中の一つ、娘さんの髪が風でなびいている疾走感のある一枚。



写真集の表紙にもなっている、バンドを組んでいた学生時代の大和田さんの一枚。

実は私はこの写真が一番好きです(笑)

この時代の彼の感情がこの一枚から伝わってくるような気がします。


これらは本展会期中限定で、写真集『R』をご購入頂いたお客様に展示中のオリジナルプリントを1枚差し上げております!
この世界情勢だからこそ、アートに触れて、少しでも心を豊かにしてご帰宅頂ければ幸いです。



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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回展示もお楽しみに!

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近田拓郎 「インド、面白い」 原点の話


みなさんこんにちは。

もう本格的な夏が始まりましたね!

 

突然ですが、皆様。

人生において大切にしている言葉はありますか?

私は “おもしろきこともなき世をおもしろく”という高杉晋作さんの言葉と、

“半笑い精神” を大切に思っています。

 

皆様の大切にしている言葉を教えてくださいませんか?


  

さて。

<名越啓介 写真展 『LOOK at THE SUN』> が始まり8日目を迎えました。

もう折り返し地点。さみしい。

連日多くの方と色んなお話を聞くことが楽しくB GALLERYで過ごしています。

 

今回のブログのタイトルの近田さんとは?と思った方、この本の表紙を見てください


バガボンド インド・クンブメーラ 聖者の疾走」 写真:名越啓介 文:近田拓郎

今回の写真展で先行販売している、名越さんの写真集の文章を書かれている方です。

 

近田さんは集英社の「週刊プレイボーイ」で働かれており、13年前に名越さんに一緒にインドへ行くことをお誘いし、その後合計3回一緒にインドに行かれています。




カオハメパネルがお似合い!ヒゲ具合、完璧!

とてもチャーミングでノリの良い近田さんがこれで伝わりますか?

  

そんな近田さんに今回の写真展で思い入れのある写真についてお話してくださいませんか?と急なお願いをしたところ、「インド、面白い」の原点である一番最初に行った2006年の3点の写真についてお話しして頂きました。

 

どの旅でもインドに滞在中の2人は常にゲラゲラ笑いながら写真を撮ったり、面白いもの(人)を探したりしているそうです。

  

「インド、面白い!」の原点となった3つのポートレイトの写真。

 


<ピーナッツ売りのおじさん>


インドの中心地に行った時に物売りの人たちが多く集まってきて、写真をバシバシ撮っている時、このおじさんがスゥーっと近寄ってきて(この時2人は「いいキャラ来た」と笑っていたそう)一言。

「ミスター、ルック、アット、ザ、サン!」と言って太陽を見つめて、

メガネがキラッと光ったとのこと。

一連の流れ、想像するだけで面白い。

 


<サタデーナイトフィーバーボーイ>

 

こちらの男性、この絶妙な全てのバランス、ケミカルウォッシュなデニム、靴、シャツのカラー、ポージング、全てが絶妙。

インドでカメラを持っていると、「撮れ、撮れ!」と街中歩いていても言われるそうで、彼も何も指示してないのにこのポージング。

個人的にはこの写真すごく好きです。手の位置、足の角度、なんだかもう大好き!

ピンバッチに欲しい!

 


<走り回る風船売りの少年>


2006年にインドに行った時は、年末年始をまたいで行ったそうです。

ハッピーニューイヤーの街中は意外と閑散としていたのですが、この風船売りの少年は勢いよく走り回っていたそう。

インド、元気だな!と思った一枚。

満面の笑顔の表情も最高!



   

近田さんと話していて、笑いながらシャッターを切る名越さんの写真をより一層おもしろく、

また愛おしく写真を見ることができそうです。

インドでは “なんでやねん” だらけだそうで!嗚呼、気になるインド。

 

写真展では28点の作品を展示、販売しており、写真集では299点の写真が掲載されています。




名越さんの写真はこんなにも人の姿を自然な姿を魅力的に切り取ることが出来るのだろうとどの写真見ても思います。(写真の技術は勿論ですが、名越さんの人柄ですよね。きっと。)

近田さんの文章は臨場感溢れておりクンブメーラの“内”の話は聞いたことの無い世界!

また言葉の選択が逸品で笑っちゃう部分も多くあり、ドキドキとニヤニヤしながら読んじゃいます。

また造本も素晴らしく、紙質が変わったりする部分だとか、文字のデザインだとか、

一冊の本から得られるものが多い!そんな一冊です。

 

「バガボンド インド・クンブメーラ聖者の疾走」 

“撮りに行くのではなく、獲りに行く“

そんな方たちが作った本なので、本気っていいなと、心の底から感じながらページをめくっていました。

  


 

インドに対するイメージは人それぞれだと思うのですが、私はこの写真展で、

毎日エネルギーを得ている感覚があります。

 

インド、パワフルで元気でタフで、おもしろくて。多様性ってすごく居心地の良いもので。

人ってやっぱり面白いし、どんな生き方でもOKなんだなっていう生き方への自信になる

そんな写真展。

 

日々、忙しくしていると忘れちゃう “半笑い精神”

写真展、真剣に見にきても半笑いで見にきても、どっちにしても楽しい展覧会になっております。


会期は8月4日まで!


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<名越啓介「LOOK at THE SUN」 インフォメーション> 

□名越啓介 在廊日

728日 14:00頃-

 

□アーティスト・トーク

83日(土) 18:00-19:30

ゲスト:村上淳(俳優)

※要予約 定員40名様限定 

ご予約は B GALLERY まで

℡:03-5368-7309

 

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↑赤塚の説明は分かりやすく会場の雰囲気がわかりやすいのです。

是非こちらも見てください!


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インド・ヒンドゥー教について

ナマステ。

 

いきなりですが、皆様。

“インド“と聞いてイメージすることはありますか?

 私はヨガをしている友達に、人生相談をした際

“インドに行けば人生変わるよ”という助言の言葉を思い出します。

人生を変えたいタイミングで行くつもりです。

 



さて。

本日より始まった名越啓介さんの

LOOK at THE SUN』の写真の舞台である “インド”。

またインドの8割の方がヒンドゥー教という事で、インド・ヒンドゥー教について

調べたことをお伝えいたします。

 

名越さんの展覧会で、一枚一枚の写真に一層のリアリティーに感じて頂けますように。

 
 

世界で2番目に人口が多い国であるインド。

人口数はなんと13.6億人と言われています。

その8割の方がヒンドゥー教に信仰しているので、人口数で言えば世界三大宗教と言われることもあります。

 

起源は紀元前1300万年以上前からすでにインドの民族宗教と確立していたので世界で一番古い宗教。

あまりにも歴史が古いため、発祥の地や誰が広めたのかまた聖典がないのもヒンドゥー教の特徴。

 

私がヒンドゥー教について面白いと感じたトピック2つだけお伝えいたします。



*独創的な神様のキャラ設定

インドは多神教なので色んな神様を認めています。


B GALLERYのキュレーターをしている藤木が今月インドに行っており、お土産のステッカーで、オススメの神様をご紹介いたします。

<宇宙の破壊の神 シヴァ>
破壊・殺戮・恐怖、また恩恵を司ります。

怒った時は額の目から炎を出して世界を焼き尽くし、打ち倒した悪鬼の上でダンスを踊って世界を破壊します。

その側面、愛妻家であり人間味溢れる部分もあります。



シヴァの嫁 <殺戮と恐怖の神 カーリー>

生首のネックレスをし、横わるシヴァの上で踊っています。

腹巻きは殺した人の腕。

怒りに狂って色んな人を殺しまくってしまったり。

※ちなみに私はこのステッカーを頂きました。怒る時はこれくらい理性なくして怒ってみたいですよね。


美と豊かさと幸運を司る神 <ラクシュミ>

常に大きな蓮の花の上に座っています。

大きな蓮の花は、神聖なる真理を象徴し、周りの蓮の花は、豊かさ、美、純粋さ、スピリチュアリティの象徴です。

手のひらからは金貨が。ただそういう物質的な部分だけでなく精神的な豊かさも司ります。

美人な上にお金もあって、精神的にも癒してくれるだなんて最高な女性ですよね。憧れ。

 

まだまだ紹介したい神様は多数いるんです。



もし聞きたい方がいらっしゃいましたら、是非木虎まで来てください。



*サドゥ(苦行者)の制度



「サドゥ」と呼ばれる、世俗を放棄したヒンドゥー教徒の修行者のこと。

サドゥに入門時には、法的に“死亡者”として見なされるため、入門前に自身の葬儀をする人もいるよう。

サドゥーは決まった住所を持たず、各地のヒンドゥー寺院をはじめ、街角や河川敷、村はずれや森の中などあらゆる場所に

さまざまな宗教的実践を行って毎日を過ごします。


右手を何十年も一度も降ろしていない人がいたり、

後ろ向きにしか歩かないと決めた人がいたり、

イバラの中に横わる人がいたりと、本当に苦行もやり方は様々です。

苦行を自分の身体に強いることで、悟りに至ることができると信じられています。



 

サドゥの服装は、俗世を放棄したことを示す枯葉色の衣服を身につけて数珠を首に巻く、というのが見分け方。

「ナーガ」と呼ばれるサドゥーは最も古い歴史を持ちますが、彼らは、衣服さえ放棄し、

ふんどし一枚きりか、あるいは全裸で生活し、髪を剪らず髭も剃らず、灰を体に塗って生活をしています。



調べれば調べるほど面白く魅力たっぷりなインド。

今回の展示では、名越啓介さんが13年間に4度インドに行って、撮って、撮って、撮った写真を厳選して展示しております。



名越さんの展示を見て、インドに行ったら人生変わると助言をくれた友人の言葉の意味が少しわかった気がします。

もっと人間自由で、適当で、生きたらいいんだなと。

でもエネルギー溢れた生き方した方が面白いんだろうなぁと。


「今年の夏は旅行に行けない!」という方、是非お越し下さい!

インドを感じれる場所、こちらにあります。


 

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