bPr BEAMS（bPrビームス）ブログ

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＜CATHRI＞という新しいブランド。

古屋雄一 2020.03.26

bPrはライフスタイル提案のレーベルなので雑貨を中心に紹介していますが今回は雑貨ではありません。

＜CATHRI(カスリ)＞という新しいブランドを紹介したいと思います。

2020年春にデビューした＜CATHRI＞ですが伝統工芸品でもある福岡の久留米絣（くるめかすり）の生地をBEAMSのデザインで製品化したブランドです。

BEAMSのデザインと言っても単純に生地を購入して製品化するブランドとは違うアプローチで作りあげられました。

大きな理由の一つとしてこのブランドは佐藤幸子(僕らはサトサチと呼んでいます)がデザイン・プロデュースをしているからです。

彼女は＜Ray BEAMS＞のディレクターも務めていた時代があるほどの生粋のファッション好きではありますが、僕らと共に＜bPr BEAMS＞のバイヤーを永きにわたり務めていたのでモノ好きでありコト好きな根っこがあります。

サトサチは表面的なモノの見方と内面的なモノの雰囲気を理解するところからのモノ作りをしているように僕には見えます。

それはBEAMSの中でも強烈な個性を持っていた＜bPr BEAMS＞の諸先輩方に鍛え上げられた事かもしれませんが常に一貫しています。

さらにその一貫した考えでチームを作り、平均点ではない製品を作ります。

おそらく、この＜CATHRI＞を世の中に出すまでに久留米の方々にも子供のように質問を繰り返し、説明してもらい多大な時間と労力を使ってもらった事なんだろうと思います。それだけ久留米絣には入り込める魅力と奥深さがあるようで、デスクが近い私たちにも日々魅力が漏れ聞こえてきます。

最近、サスティナビリティ−という単語をよく目にし私たち商品を作る人間も環境問題を意識しながら商品を扱っています。

僕は、モノを大事に長く使う事こそ環境に寄り添っていると思っています。

長く使えるということは全ての年齢でも使えるということ。

そんな＜CATHRI＞誕生秘話がBEAMSウェブサイトコンテンツTALKでサトサチと久留米絣協同組合の理事長を務める池田光政氏の対談形式で紹介されています。

是非、覗いてみてください。

古屋