こんにちは無藤です。
ついにゴールデンウイークに突入ですね。皆さまはご家族やご友人たちと行かれるご旅行のスケジュールはお決めになられましたでしょうか。私は残念ながら家族に受験を控えているものがいるために、進学塾が優先となり、今回のゴールデンウイークは都内の店舗を巡回しようと考えております。私はこのようにどこにも行かないといった感じですが、皆様のゴールデンウイークのご旅行のお供にとても重宝するアウターを数回にわたりご紹介して行こうと思います。

こちらは<Brilla per il gusto / ブリッラ ペル イル グスト> の「オーバーシャツ」です。その名の通り、シャツの形をしておりますが、サイズ感が大きく、アウターとして着ることを前提としたものを指します。基本的なディテールはシャツそのもの、襟があり、袖口にはカフスがあり、フロントにはボタンが並んでいます。いわゆるシャツと大きく違うのは、肩を落としたドロップショルダーで身幅が広く、厚手のニットやスエットの上からでも着ることが出来る設計になっているという事です。このようなデザインのアウターには「カバーオール」や「シャツブルゾン」といった似ているものがありますが、「カバーオール」は鉄道員や炭鉱夫のワークウエアがルーツです。「シャツブルゾン」と「オーバーシャツ」は区別がとても難しいですが、アウターよりのブルゾン設計かあくまでシャツの延長かという程度の違いで、呼び方の違いと言えると思います。

カラーは2色展開です。伊藤の左手に持っているのが冒頭でもご紹介したネイビーです。とても上品で濃色ならではのシャープな印象です。リジットデニムや濃色のスリムなボトムスでダーク系のワントーンコーディネートで都会的なスタイリングをしてみてはいかがでしょうか。右手に持っているのはベージュです。ネイビーとは対極にソフトで優しげな余裕を感じさせる大人のリラックススタイリングといった印象でしょうか。ホワイトやライトグレーのボトムスと合わせて、上品でクリーンなスタイリングなどいかがでしょうか。

それではこのオーバーシャツのディテールを細かく見ていきましょう。胸ポケットは角を落とした六角形に近い形をしています。通常の四角形のポケットよりも少しだけワークやミリタリーのニュアンスがこのポケットから感じ取っていただけると思います。元々角を落としたポケットというのはごみが溜まりにくく、またステッチがほつれにくいというワークウエアの実用的な知恵から誕生したポケットのデザインなんです。
そしてこのポケットのフラップにも機能として中のものが落ちないようにという事はもちろんですが、ポケットに厚みが出るためにバストラインを男らしく見せてくれるという視覚的な効果もあります。

オーバーシャツの襟型は少し小ぶりです。ドレスシャツには襟を立たせるための土台となる「台襟」がありますがこのシャツには台襟はありません。そのために襟が寝てしまいますが、首元に沿って自然に外側に寝るためリラックス感や抜け感といった印象になります。カチッとしすぎずに羽織るシャツとして最適な襟だと思います。さらに襟が自然なV字に開くので首元が詰まって見えず、オーバーシャツとしてとても良い雰囲気に仕上がっています。

ボタンはアウターにありがちなプラスティック製のものではなく、「本水牛(リアルホーン)か、それに極めて近く加工された「高級ホーンボタン」ですね。このような天然素材のボタンには、ひとつとして同じ風合いのものはありません。そしてこのボタンは光を吸い込み、深みのある輝きを放ちます。このように年輪の様なボタンそれぞれの表情がこのオーバーシャツに奥行きのある高級感を生み出してくれます。

サイドにはスリットが入っています。スリットの縫い止まりにはワークウエアやミリタリーウエアにみられる「かんぬき留め」が施されています。これは力がかかる部分が裂けないように補強するもので耐久性が格段に上がります。そして、よく見るとスリットに前後差がついているのがお判りいただけると思います。スリットのディテールをこのようにすることで横から見た時に奥行きが生まれ、シルエットが立体的に見えます。また、動いた時にインナーがチラッと覗くという抜け感を演出する設計となっています。
いかがでしたでしょうか。
この様な薄手の羽織り物はこれから暑い季節を迎える日本において、持っているととても重宝するアイテムです。いつもいろいろなブログでお伝えしておりますが、夏になると室内がエアコンディショナーによってとても寒く感じるのが日本の夏の特徴です。そんな時にこのようなオーバーシャツを持っていると体温調節がとてもしやすいと思います。一枚持っておくととても使えますよ。
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