さらばBCBG



Comment allez-vous?


こんにちはTsurutaです。
今回は(も?)やや長文です。

インターナショナルギャラリー ビームスで力を入れてバイイングしているジャンルに「フレンチクラシックスタイル」と分類できるものがあります。それらのアイテム(ブランド)群は勿論フランスをベースに展開・生産されているものが多いのですが、なかにはフランス国外にある工場を稼働させて作られているものも…。当然「Made in France」=「フレンチスタイル」というほど単純ではありません。

そもそもレーベル発足以来、インターナショナルギャラリー ビームスとフランスは切っても切れない関係にありました。当時からParisはモードの都でしたから。一方で、兄弟レーベルであるビームスFも1980年代には「フレンチスタイル」とは親和性の高い品揃えをしていました。厳密に言うならば「アメリカンカルチャーの洗礼を受けたフランス人の着こなし」=「フレンチアイビー」ということです。これはイタリアンファッションの大ブーム以前。勿論、1978年生まれの僕は当事者ではありません。


ARTUMES & Co.
カラー:CHECK
価格:¥100,000+税
商品番号:23-16-0423-819


その後、時代とともにロンドンファッションやイタリアンクラシックの大きな波が寄せては返していきました。


大きな流れのなかで時代が変わろうともインターナショナルギャラリー ビームスでは常にフランスを意識した品揃えを店内の一画で続けてきました。パリモードのブランドに限らず、クラシックアイテムも同様に取り扱ってきました。メゾンブランドの下請けとして稼働するフランスのファクトリー製アイテム(パンツ、シャツ、シューズなど)はある意味で、その時代時代のクラシックアイテムよりもむしろ古典的であったと言えます。これは当然といえば当然です。一流モードの根底には必ずクラシックの血が流れているはずなので。



ARTUMES & Co.
カラー:BROWN
価格:¥58,000+税
商品番号:23-32-0323-819



ARTUMES & Co.
カラー:BEIGE/BROWN
価格:¥47,500+税
商品番号:23-06-0096-819

今やフランス人すらも失ってしまった「フランスらしさ」を紹介していくことは、世界中からファッションの粋をキャッチする当レーベルの変わらぬスタンスでもあります。ただ、ここで誤解のないように言わなければならないのは「僕らはフランスらしいアイテムを買い付けてくることはあっても、フレンチスタイルそのものを目指している訳ではない」ということ。

回りくどいですね(笑)。

ここで「じゃあフレンチスタイルって、何?」ということになります。

例えば1980年代に日本人が見た「フレンチスタイル」は映画や音楽、洋雑誌etcもしくは現地へ行って買い付けをしてきた洋服屋の体験談の中にしかなかったはずです。「お洒落なパリジャンはみんな○○なんだよ」「この配色はフランスっぽい(もしくは、ぽくない)」「サン=ジェルマン=デ=プレ辺りでは××が流行っている」など。実際にそんな恰好した人を5人しか見ていなかったとしても、それが見た当人にとって特別カッコよく印象に残ったのであれば「パリではみんな~」ということにしてしまっていただけです。


「フランス人はみんなネイビーの革靴を履いている」
「黒スエードのモンクストラップはフレンチスタイルだ」

そんなワケありません。実際に履いているのはパリ人口の2%以下だと思います。いや、もっと少ないかも(笑)。

「フランス人はネクタイにディンプルを作らない」

これは実際に60%くらいはいそうです。
でもそれは日本人と大差のない割合だと思います。


現在であればインターネットを通じて世界中の情報を駆使して、もう少し精度の高い事実確認ができそうです。しかし。
この時代が間違いだったと言っているわけではありません。むしろ逆です。今の時代から思い返してみたときに「みんな、すごくロマンチックだった」のです。情報が少なかった分だけ遠い異国のファッションに夢を見ていたのだと思います。この幻想を含めてファッションだと僕は思っています。事実確認ばかりが先行し、もはや幻想を許されなくなったファッションは冷え切ったフレンチフライのように味気ないものです。



THUILLIER
カラー:PINK/BLUE
価格:¥32,000+税
商品番号:23-11-0897-815



THUILLIER
価格:¥33,000+税
商品番号:23-11-0899-815


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僕らが想うパリファッションの中には勿論、左岸/右岸があり、エルメスとアルニスがあり、レノマがありケンゾーがありシャルベがありジバンシィがありディオールがありルイヴィトンがありJ.Mウエストンがありオールドイングランドがあります。しかしフレンチスタイルには英国(サヴィルロウ)やアメリカ(アイビー)の様な「典型的な、決定的な何か」がありそうでありません。個別のアイテムというよりも「こなし」や「雰囲気」で語られることの方が多いと思います。「フレンチアイビー」という言葉も、1950~60年代のフランス映画に登場するパリジャンたちが(アメリカ人とも自分たち日本人とも違うムードで)ボタンダウンシャツを着こなす姿に憧れた1980年代の日本人が苦し紛れにつけた名前だったのでしょうか。


先日、ショップの営業時間前にパリブランドEditions M.Rのデザイナー・マシューとミーティングをする機会がありました。

前身ブランドのMELINDA GLOSS時代から数えるとかれこれ8年ほどの間、彼のクリエイションを買い付けていることになります。7年ほど前には彼と共に食事(もんじゃ焼き、お好み焼き!)をする機会もありました。彼はParis生まれのParis育ち、生粋のパリジャンということになります。

Editions M.R
価格:¥104,500+税
商品番号:23-19-0718-402

その朝ショップに現れたマシューの着こなしを見て、その場にいたビームススタッフは皆「チェックのコートが似合ってるなぁ~」と感心しきり。彼が自分のファッションブランドをスタートさせたきっかけは「メゾン○○という名前のブランドを巷では沢山見かけるけど、ほんとに(メゾンという名にふさわしい)フランスらしさを体現しているブランドが殆どない事に気付いたから、じゃあ自分で始めようと思ったんだ」と言っています。

彼の話を聞く中で度々出てくる、あるキーワードがありました。「ノンシャラン(nonchalant)」=無頓着、のんき、投げやりな様を表す言葉です。確かにマシューの着こなしはノンシャランそのもの。黒い丸首のハイゲージニットの上に(まるでガウンを羽織るように)チェックのコートを着て、水色に近いくらい色落ちしたブルーデニムを適当にロールアップ、色褪せた黒スエードのベルジャンシューズを素足でスリッパみたいに履いていました。バサバサの長い髪も無精髭も適当そのもの。無造作に見えるためのロールアップ幅を緻密に研究する真面目な日本人とは正反対の「ノンシャラン」ぶり。


Editions M.R
価格:¥96,500+税
商品番号:23-16-0456-402

なぜ、こんなにも堂々とのんきに肩の力を抜いて自分らしくいられるのか?
マシューは大きな旧家の生まれです。裕福さ、育ちの良さのせいもあるでしょう。また、若いころに哲学に夢中だったという彼は人間の価値が外見よりも内面によって決まる事を知っているでしょう。知性や親切さといった内面に磨きをかけているという自負があるからこそ、堂々とのんきに、無造作に、頓着することなく、下着とガウンを着るかのようにセーターとコートを着る事ができるのでしょう。

Editions M.R
カラー:BURGUNDY
価格:¥32,800+税
商品番号:23-45-0282-402



僕はマシューに質問してみました。


「Editions M.Rの服は、まるで古いフランス映画の登場人物が着ている服のように、なんてことない、だけどカフェでお茶している様子やコートの襟を立てて歩くパリの街並みが見えてくるような魅力があると思うんだけど、東京という街にはEditions M.Rの洋服はどのように映えるかな?」
マシューは答えます。
「パリで僕が作る服を着てくれるのも年配の人からスケボーを担いだ若者まで多種多様なんだ。東京は多種多様なミックス感の強い街なんだから自分らしく自由に着てもらえれば、きっとOKさ。政令があって建物の規格が決まっているパリに比べたら、新しさの隣に古い物が隣接するダイナミックな東京の街並みに、むしろ嫉妬するくらいだよ」

僕の質問の前半は素直な気持ちでした。
後半はカマをかけた感じです。

そう、いまや東京(日本)だって世界中の人が憧れる街のひとつになったのです。1980年代と違って、もはや海外コンプレックスに悩まされる必要はありません。フランス人が作る服を自分らしく素敵に着こなすことができるほど日本人は成熟しています。本を読み、音楽や映画を愉しみ、アートに触れ、よく食べ、笑い、自国の文化に興味を持ち、隣人を愛することが出来るならば、きっと着こなしだって(フランス人から見ても)素敵になるはずです。

日本にも「粋(いき)」や「乙(おつ)」という「chic(シック)」や「nonchalant(ノンシャラン)」に負けないくらい素晴らしい価値観があります。

「僕らはフランスらしいアイテムを買い付けてくることはあっても、フレンチスタイルそのものを目指している訳ではない」

いま、僕が思うのはそういうことです。




Tsuruta

個人的な衣服



こんにちは、Tsurutaです。
今回は久々にスーツの話を。

2年ほど前に、当レーベルからオリジナルの新型スーツがリリースされました。
通称「CONTEMPORARY 2B」と呼ばれるシングルブレスト、2つボタンのスーツです。ご記憶の方もいらっしゃるでしょうか?(2年前のブログはコチラ↓)
https://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/1453/

このときのコンセプトに則り、この2018年秋冬も新しくスーツを企画してみました。



International Gallery BEAMS
カラー:HOMESPAN NEP
価格:¥80,000+税
商品番号:23-17-0110-015


スタイルは4つボタンのダブルブレスト、3パッチポケット。

4つボタンのダブル、といえばウインザー公やゲンズブールを思い出す方もいらっしゃるでしょうか。イギリス人にしてはそれほど背が高くなかったウインザー公は、シェイプ位置を高めに設定した4Bダブルを着ていたようです。資料写真で見る限り、ショルダーラインもそれほどガチガチに固くはありません。まぁこれはテーラーのスタイルでもありますが。

一方こちらのスーツ。ウエストのシェイプは鋭く強めに入っています。ショルダーラインはかなりスクエアな印象。シェイプ位置はやや低め、着丈はヒップがきちんと隠れるくらい(いま主流の、お尻が半分見える短めジャケットに比べると)長めです。四角くて細長いフォルムは既出モデル「CONTEMPORARY 2B」と同様です。


International Gallery BEAMS
カラー:NARROW CORD
価格:¥80,000+税
商品番号:23-17-0098-015


ダブルブレスト、直線的なショルダーライン、強いシェイプという堅苦しいイメージを緩和するため胸・腰ともに大きめのパッチポケット仕様にしています。また、ラペルは上襟と下襟の段差が少ないピークドスタイルにしています。ピークドラペルの大げさ感が和らぎ、控えめな印象に。ゴージラインの低さ、角度も2年前に提唱した2Bモデルと同じ考え方です。フラワーホールが両襟に開いているところはクラシックへの憧憬です。



また、「CONTEMPORARY 2B」のパンツは細身のストレートでしたが、今回のモデルではワタリ〜すそにかけてややゆったりとしたシルエットを採用しました。股上は深く、久々にしっかりとヘソの位置でパンツを穿く感覚です。フロントはノープリーツなので、股上が深くても大袈裟な印象にはならないと思います。

International Gallery BEAMS
カラー:H/BONE
価格:¥80,000+税
商品番号:23-17-0111-015

生産背景は日本が世界に誇る名ファクトリー、リングヂャケットのマイスターラインです。もともと構築的なショルダーラインを得意とする同社なので、今回のモデルはすべて直線的なカットにも仕立て映えするハリのある英国生地(「MOON」「SCABAL」、コットンですが「brisbane moss」など)を使用しています。

4つボタン/ダブルブレストのこのモデルは、「グレーのヘリンボーンツイード」「カラーネップの入ったブラウンのホームスパン」「ネイビーのコーデュロイ」という3種類の素材でご用意しました。



日本中どこを探しても見つからない雰囲気のスーツになったと自負しております。



世界中のデザイナーズコレクションと比較しても、まったく遜色のない存在感。


このコーディネートでは1930年代から続くパリのオーダーシャツ屋、Thuiller(テュイリエ)のチェックシャツ&ジャカードシルクタイでVゾーンを飾っています。この繊細な色使い、組んだ自分でもなかなか気に入っております(笑)。コーデュロイ素材をあくまでも都会的に、というイメージです。

勿論、シングルブレストの「CONTEMPORARY 2B」も、継続展開中です。



International Gallery BEAMS
カラー:CHALK STRIPE
価格:¥90,000+税
商品番号:23-17-0091-015

こちらも英国生地でのバリエーション。計4種類です。


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トレンドとしての「ルーズシルエット」「オーバーサイズ」がひとつのピークを迎えようとしている2018年秋冬。中綿やダウンをパンパンに詰め込んだボリューム満点のアウターが各ブランドからリリースされています。勿論、このあたりは当レーベルでも猛プッシュ。RAF SIMONSやMAGLIANO、OUR LEGACY、HILFIGAR COLLECTIONあたりのブランドでしっかりバイイングしています。


もうひとつ気になる動きが「タイトフィット」です。エディ スリマンがCELINEで復活した事を受けて「そろそろタイトなシルエットが新鮮だよね」と気にする「早い」方もいらっしゃるはずです。DiorやYSL時代のエディ スリマンを通過していない若い世代の中にはデムナ ヴァザリアの破壊的オーバーサイズからファッションに入った人もいることでしょう。慣れ親しんだシルエットから抜け出す、一歩踏み出すということはファッションの中でもひときわスリリングな瞬間です。


2年前から僕らが提案しているスーツにおいて、非常に重要なポイントがこの「シルエット」です。


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「痩せているけどイカリ肩の人」には「ソフトコンストラクションで肩幅が小さいスーツ」は合いません。

「なで肩で恰幅のよい人」には「肩幅が広くシェイプのキツい上着」は合いません。

すべての体型に合うモデルというものが存在しない既製服でのスーツ選びにおいて「体に合う、合わない」は最も重要な要素です。僕らが企画したスーツは、どちらかというと細身体系の人に合うモデルではあります。パンツのウエスト位置が高い分だけお腹周りはキツく感じる人もいるでしょう。誰にでも合うモデルではないかもしれません、が、逆に言うとシルエットの変化を思う存分感じていただけるものになっています。


自分自身の体型と付き合う、ということは服を着る上で
一生涯の問題です。スーツというアイテムには(よほどのことが無い限り)2サイズアップで着る、といった概念はありません。純然たる「ジャストサイズ」が存在する世界です。がっしり体型の方も、やせ型の人も、みな自分に合うシルエットを探しています。最近では20代前半でオーダースーツに挑む若者が増えてきているようです。これは「着る服はみんなと一緒でいい、どこにでもあるものでいい」という見た目のパーソナリティを早々に放棄した(彼らより5歳年上の)ノームコア世代への反動ではないでしょうか?

エディ スリマンがファッション界に登場した約20年前、ひょろひょろに痩せた若い男の子たちは歓喜しました。「これでコンプレックスから解放される!痩せているならば、むしろ堂々と細い服を着ればいいんだ!」と。結果的に御大カール ラガーフェルドまでもが数10kgのダイエットを敢行し、エディの服を着たがるようになりました。こういった極端な例については勿論、賛否両論あるかとは思いますが…。スーツを着る際に重要なのは流行云々よりもむしろ、「体型とのマッチング」もしくは「このスーツを着たい!という強いあこがれ」であるということは言えそうです。

スーツというアイテムは自分の体に最も近い存在です。スーツというアイテムが衣服の中でもとりわけパーソナルなものである理由はその辺りにあると思います。




当社のドレスクロージングレーベル(BEAMS F、Brilla per il gusto)では、バリエーション豊かにスーツを取り揃えています。どれもみな、ハイクオリティかつコストパフォーマンス高い1着です。これらにインターナショナルギャラリー ビームスのスーツを加えれば更に多くの方に満足して頂けるバリエーションになるはずです。


自分の個性にピッタリの1着を探す。とりわけテーラードアイテムに関しては、体型とのマッチングを含めて、なかなか難しい作業になってきます。フルオーダーまでは、ちょっとできないな…という方もいらっしゃるでしょう。が、ビームスのスタッフはみな優秀です(笑)。モデル選びや補正を含めて何なりとご相談ください。お客様の体型は勿論ですが、意図、意思、感性、TPOを嗅ぎ分けながら、レディメイドでもできることを存分に対応させて頂きますので、ご遠慮なくショップのドアを叩いて頂ければ幸いです。





Tsuruta

スポーツミックス今昔


10月といえば運動会。

スポーツの秋、到来です。


唐突な前フリから、本日のお題はスポーツ(笑)。
こんにちは、Tsurutaです。


スポーツミックス、という言葉がトレンドの表舞台に登場して久しいのですが、これも簡単に言うと90年代リバイバルの流れの中にあります。1990年代は、通り一遍な言葉で語るならば「ストリートファッション隆盛の時代」です。


ストリートファッションにとっての必須条件とも言えるのが「安価なアイテムを使うこと」。比較的簡単に手に入るアイテムに(サイズバランスや着方などで)自分なりの工夫を凝らしオリジナリティを創出する、という行為はいつの時代の若者にとっても「大人に反抗する為の最も代表的な手段」であると言えます。たとえば1950~60年代にロンドンの不良少年たちが好んで身に付けたエドワーディアンジャケットは、ちょうどその当時、古着で安く手に入る前時代的なアイテムだったわけです。彼らはテディボーイと呼ばれました。本来はワークウェアであったはずのジーンズが反抗の象徴になった1950年代アメリカも同様です。


(安価な)スポーツ用のアイテムを着こなしに取り入れることは、DIY精神を根幹に置くストリートファッションの中で何度もリバイバルを果たしてきました。それらはハイファッションにも逆輸入的に影響を与え、1980年代~90年代にはARMANIやRALPH LAURENといった有名デザイナーも「スポーツ」と名前を付けたラインを発表しスウェットパーカやナイロンブルゾンなどを発表しています。


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2018年秋冬。
インターナショナルギャラリー ビームスの店内を見渡してみるとスポーツアイテムをミックスしたスタイリングがあちこちに見受けられます。




ダウンベストにTシャツ、というスポーティーな軽いアイテムを主役にしたスタイリング。




中綿やダウンが入ったボリュームのあるアイテムが今年のトレンドです。



ボトムがスウェットパンツではさすがにスポーティ過ぎるので、ここはあえてウールサキソニー素材のクラシカルなパンツでバランスを取っています。スニーカーもVALENTINOの芸術的な一足。




こちらは少しクラシカルなスポーツアイテム。アワードジャケット=スタジャンを素材使いでアレンジしたkolorのブルゾンを主役にコーディネートしています。




インナーはJOHN SMEDLEYのモックネックでクラシカルに。



足元はBataのハイトップ。アッパーに使われているのは…あの素材。



こちらもダウンベストを着ていますが、ボトムでアクセントをつけています。



安全ピンをあしらったウールパンツとテディボーイによろしく厚底パイピングシューズ。




こちらはチェックツイードのジャケットにフード付のナイロンプルオーバーをイン。ツイードのスモーキーな発色にナイロンの赤がヴィヴィッドに映えています。足元はChurch'sのライダー(スエード素材、クレープソールのチャッカブーツ)でツイードに寄せています。





スポーツアイテムをコーディネートに取り入れる、とは言ってもナイロンやスウェット素材一辺倒では「家着」に見えてしまいます。当レーベルが提案するスポーツミックスはツイードやレザーシューズなど、あくまでクラシックなアイテムとのミックスを規範としています。

注目は「Calvin Klein JEANS」「HILFIGER COLLECTION」など'80~'90年代アメリカで活躍したデザイナーブランドのリニューアル。アメリカらしいスポーツアイテムをベースにコンテンポラリーなミックス感が楽しんで頂けます。


それと同時に「ツイード」「フランネル」「スエード」「乗馬用アイテム」など英国クラシックスタイルをベースとした重衣料的な目線で「スポーティ」とされるものも取り揃えています。「スポーツミックス」も広義で捉える事で、グッと着こなしの幅が広がりそうです。

店内のディスプレイでも多く提案させて頂いております。
是非、店頭にてご覧ください。




Tsuruta

リニューアルイベントのお知らせ


1989年にアメリカで設立された<MATSUDA(マツダ)>は、東京ファッションウィークの創設者として知られる故・松田光弘氏によって設立されたアイウェアブランドです。眼鏡の聖地として知られる福井県鯖江市にて一貫生産を行っているそのプロダクトは、まるで美術品のように繊細な調金が施されたフレームをはじめ、細部にわたり計算し尽されたデザインで世界中のコアなファンを獲得してきました。



鯖江にある幾多の工場の中でも特に技術力の高いファクトリーで生産をおこなっている<MATSUDA>のアイウェア。やはり、フレーム部分に施された芸術的な彫金にまずは目が奪われます。<MATSUDA>のアイウェアを構成するあらゆるパーツは各々のモデルの為だけに開発されており、(パーツを複数のモデルに使いまわす一般的なブランドに比べ)金型の作成にかかる費用が大きいそうです。




ベースとなる金型も職人が手彫りで作成したものを使用しており、現在の鯖江ではこの技術を持った職人が2名しか残っていないとのこと。まさに世界最高峰の技術と感性を結集したアイウェアということになります。




ときにはクラシカルな印象で、ときにはメカニカルなイメージで僕らの脳内に訴えかけてくる<MATSUDA>のアイウェアは「建築」や「スチームパンク」にインスピレーションを得てデザインされています。「スチームパンク」とは蒸気機関が隆盛を誇ったイギリスのヴィクトリア/エドワード朝の時代設定でありながら架空の技術革新をミックスした世界観、SFのサブジャンルのひとつです。日本人にとって最も分かりやすいスチームパンクのイメージは大友克弘監督『スチームボーイ』や宮崎駿監督『ハウルの動く城』の世界観でしょうか。




凝りに凝ったクラシカルな彫金模様や(軽く、錆びにくく、強度が高い)チタンを使用した素材は、古典主義とハイテクノロジーの融合を感じさせます。スポーツウェアが注目を集める2018年時点のファッションシーンにあって、<MATSUDA>のアイウェアは圧倒的なオリジナリティを持っています。

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(以下、ビームスのオフィシャルサイトより)




美術品のような繊細な彫金を施したフレームと、他にはない確固たるデザインでファッションシーンからの評判が高い<MATSUDA(マツダ)>。

この度、インターナショナルギャラリー ビームス (原宿)のリニューアルオープンに合わせ 通常お取り扱いのないアイテムも含めた、多くのバリエーションをご用意するイベント ”MATSUDA EYEWEAR COLLECTION"を開催します。

期間中お買い上げいただいた方には、特製キャンドルとレザートレイのいずれかをノベルティとして差し上げます。 圧倒的な存在感と高いクオリティのアイウエアを、ぜひこの機会に店頭でご覧ください。

開催期間
2018年9月14日(金)〜9月25日(火)
開催店舗
インターナショナルギャラリー ビームス(原宿)

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同時スタートでウイメンズからもイベント開催のお知らせです。




既成概念にとらわれず時代に合ったデザインを提案している<THE RERACS(ザ・リラクス)>。
“MADE IN JAPAN”にこだわり、着る人を美しくするシルエット、またそのシルエットを表現するための上質な素材を追求し続けています。

イベント会期中は、ユニセックスで着用できるデザインを中心に、人気のチェスターコートやモッズコートといった定番コートから新作まで、<THE RERACS>の代名詞的アイテムであるアウターを幅広くご覧いただけます。また期間中にお買い上げいただいた方には、先着順で<THE RERACS>オリジナルハンガーをプレゼント致します。
ハイクオリティと実用性を兼ね備えた、長く愛用したいと思えるアウターに出会えるこの機会にぜひ足をお運びください。

開催期間
2018年9月14日(金)〜9月30日(日)
開催店舗
インターナショナルギャラリー ビームス 2F


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メンズ・ウイメンズが一つになった新しいフロアで、皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。


Tsuruta

リニューアルのお知らせ


2018年9/1(土)。


インターナショナルギャラリー ビームスがリニューアルいたしました。

今まで地下1Fにあったウイメンズフロアが2Fのメンズフロアと統合。ワンフロアでメンズとウイメンズ両方のお買物を楽しんで頂けます。












新生ウイメンズフロアはこんな感じです。あえてチョイ見せにしている点は悪しからず…(笑)。その全貌は、是非ご来店時にお確かめください。

カップルで、ご夫婦で、ギフト探しで…。ワンフロアで全てをご覧いただけますので、様々なシーンでご利用頂きやすくなりました。勿論、品揃えの「濃さ」や「豊富さ」はキープしたまま。メンズフロアも相変わらずの「特濃」です。












新生インターナショナルギャラリー ビームスにて2018年秋冬のお買い物を、是非お楽しみください。


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また、メンズフロアの一角には新しい壁が出現しました。


写真展さながら、圧巻の壁面に飾られたのはロックレジェンドたちの肖像…。


1998年にイギリスで設立されたRockarchive.com社より仕入れた著名フォトグラファーたちによるプリントの数々。当店では2008年から取り扱ってきましたが、今回の店舗リニューアルに際してRockarchiveコーナーも一新。さらに見ごたえのある内容にグレードアップしました。




個性あふれるファッションアイテムとアート写真。


豪華な面々…。


自宅にオフィスに店舗に…アートなロック写真を一枚いかがですか?


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そして来たる9/14(金)。

インターナショナルギャラリー ビームスと同じビルの地下1Fにはウイメンズの新しいお店が誕生します。当店のリニューアルと新店のオープンを記念して、当日から4日間はスペシャルなイベントを開催します。


オープニングキャンペーン

オープンを記念して、BEAMS CLUBダブルポイントキャンペーンを実施いたします。BEAMS CLUBカードをご利用で、通常の2倍のポイントを差し上げます。

開催日程:2018年9月14日(金)~9月17日(月)
開催店舗:インターナショナルギャラリー ビームス、フェルメリスト ビームス、ビームス ウィメン 原宿


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是非、この機会に新しくなった原宿のビームスを覗きにいらしてください。

スタッフ一同、皆様のご来店をお待ちしております。


Tsuruta

NAMACHEKO

こんにちは。

International Gallery BEAMSの田村です。

本日も拙いブログにお付き合いをお願い申し上げます。



今回のブランドは、NAMACHEKO





手前の二着はベスト。




どちらもTHROW OVER VESTというネーミング。

左は、

デンマークのテキスタイルメーカー〈Kvadrat〉のインテリアファブリックを用いたベスト。

Kvadratは、2014年にファッションデザイナーの“RAF SIMONS”とハイエンドなコレクションを発表した事も。

この生地はインテリアファブリックらしく、インテリアに必要不可欠な耐久性から10年保障。また、ファイアープルーフも施され済み。ここにも長く愛用出来る物作りをしたいというNAMACHEKOの信念が。


ベストを用いたスタイリングサンプル。


襟のトグルは職人によるハンドメイド。トグルをこの形に削り出せる機械が存在しなかった為、その機械からわざわざ製作する所に、クラフトマンシップへ拘るNAMACHEKOの信念が。

インナーは、上の写真にあったシャツ。

素材は某メゾンの生地も手掛けるテキスタイルメーカーの物。シルクながら軽快に着て欲しいというブランドの提案から予想外の生地感に。触れると驚きを隠せずにはいられないサラッとしたタッチでありながらハリも併せ持つ。






SINGLE SPRIT COAT。


FRONT SPRIT TROUSERSと同様に、袖口にスリットが施されたアイテム。

ここでのSPRITは“心の傷”を現す。デザイナーの人種がクルド民族である事、子供の頃のスウェーデンへの移住や、資本主義社会で生き抜く共産主義等の観点からなのか?






イタリア、ボローニャのENZO BONAFE製のシューズ。





このブランドは、どのアイテムもシャープなカッティングが特徴の一つ。シャープなカッティング故に放たれる優美な直線や曲線は、上質な素材でなければ成立しない(と私は思う)。

カッティングの良さが素材を引き立てる。逆もまた真なり。雑味が取り除かれてこそ、物の本質は言葉数少なくとも静かでありながらも、強く深く作り手より伝わる(と私は思う)。

その証拠にお店では、NAMACHEKOを知らない方も良く足を止める。まるで、美しい物に自然と引き寄せられる様に。





派手で主張の強い洋服達が時代を席巻しつつある昨今。NAMACHEKOは、その反動である雨後の筍的な単純さだけでは決してない。

静かながら熱い鼓動を打つブランドの久々の登場に、先ずは、私自らが呼吸を整えなければ。NAMACHEKOの放つ波紋をより多くの方々に届ける為に。





皆様のご来店をお待ち致しております。


 田村 通隆


赤い大地

日中はまだまだ暑い日が続いていますが、夜には良い風が吹くようになってきました。それでも暑くて寝つけない夜は音楽でも聴いて気分転換をしています。

こんにちは、Tsurutaです。


夏に聴く音楽と言えばレゲエやブラジル音楽、という方もいらっしゃるでしょう。僕の場合は夏の夜になると聴きたくなるのがJAZZです。1958年のニューポートジャズフェスティバルを記録したドキュメンタリー映画「JAZZ On A Summer's Day」=「真夏の夜のジャズ」のサウンドトラックは定番中の定番でしょうか…。


ショップには2018年秋冬の商品が続々入荷中です。


今回はその中から<NICHOLAS DALEY>の新作を紹介してみたいと思います。彼のアイデンティティと言えばジャマイカ系英国人。サブカルチャーを下敷きにしながらも、英国の伝統的なモノ作りに対して熱いリスペクトを捧げていることがひとつひとつのアイテムからも伝わってきます。過去のコレクションでもパンクやダブ、バイクカルチャー、スコットランド、マドラスといった様々な要素をクロスオーバーさせながら熱いコレクションを展開してきました。

2018秋冬は「RED CLAY」をテーマにツイードとジャズカルチャーにフォーカスしたコレクションを展開。




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インターナショナルギャラリー ビームスでは彼のデビューコレクション(セントマーチン卒業直後の)からバイイングしてきたという深い繋がりも手伝って、Nicholas本人が何度もショップに足を運んでくれています。つい、ひと月ほど前にTsurutaがショップに立っていたときのことです。

エントランスの階段から大きなドレッドヘアーの人物が上がってきました。彼の顔を見た瞬間に思わず「あっ!」と声を上げてしまいました。

「Don Lettsだ!」


2015年には当店のウインドウを飾ったDon。

デビュー直後から<NICHOLAS DALEY>のアイコンでもあり、1980年代UKにおいてパンクとダブを繋ぎ合わせたレジェンドが目の前に…。店内をゆっくりと見渡しているので、こちらから話しかけ、Nicholasの洋服が掛かっている方を指すと「そうそう、これを見に来たんだ」とアイテムを手に取り、チェックしていました。少しだけ会話を交わしましたが、彼の話しぶりはとてもジェントルで、Nicholasのような若いデザイナーが彼を慕っていることも納得できる人間力の持ち主でした。

だいぶ緊張していたので、写真を撮ることなんてすっかり忘れてしまいましたが…。一緒に写っておけばよかった…(笑)。


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<NICHOLAS DALEY>の2018秋冬のルックは以下のような感じ。










スコットランドの農夫やMiles Davisのポートレートからインスパイアされた今回のコレクションには、スコティッシュツイードとジャズマンというすぐには結びつかないふたつのイメージが幾重にも交差しています。


上の写真で見られるオレンジがかったブラウンのコーデュロイは英国の名門「Brisbane Moss」のもの。いわゆるテラコッタ(イタリア語)と呼ばれる焼けた土のようなこの色は、ファッション業界においてここ数年のトレンドカラーです。一方、<NICHOLAS DALEY>の今シーズンのテーマ「RED CLAY」とはすなわち「赤い土」。これはNicholasが長年影響を受けてきたと公言しているFreddie Hubbardが1970年に発表したソウル/ジャズのフュージョンアルバムのタイトル曲でもあります。そもそもジャズ自体がヨーロッパ音楽とアフリカ音楽の融合であること自体、ミックスカルチャーを根底に持つNicholasの心を捕えている一因なのでしょう。Don Lettsがつないだパンクとダブも、それぞれが白人と黒人のものでした。

ミックスカルチャーなんて、今のご時世当たり前でしょ?

たしかに2018年時点ではカルチャーにおいてミックスされていないものを探すこと自体が難しいくらい「すべてが混ざり合って」いるのです。

問題はルーツの話。

ルーツを知りつつも、意識的にエイヤッ!と気合一発、混ぜ合わせることの強靭さ。
ルーツなんか知らないよ、とばかりに目の前にあるものをひたすら貪欲に食い散らかしていく軽やかさ。

どちらが良いのか、優れているのか?なんてことをここで断じるつもりはありませんが。

<NICHOLAS DALEY>は明らかに前者です。



スコットランドの優良ニットメーカー、William Lockieと協業したニットアイテムはBLUE NOTEのレコードスリーブにインスパイアされたカラーパレットで展開されています。

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自らが何者であるかを考え続ける一方で、それを笑いながら壊していく者。
自らが誰であるかに興味を持たず、あっけらかんと壊れ続けていく者。

インターナショナルギャラリー ビームスは前者です。僕らがNicholasと共振する点は、まさにそこにあるのです。

クールネスと情熱が共存する<NICHOLAS DALEY>のコレクションを、是非店頭にてご覧ください。



Tsuruta

ひとあしおさきに


夏のセールも終盤戦。ファイナルセールでは2018年春夏コレクションの中から最終のお買い物を求めて、連日多くのお客様にご来店頂いております。いつもご愛顧いただきありがとうございます。


こんにちは、Tsurutaです。


夏の終わりが近づくと、自然と気になり始めるのが新しい季節の足音。気候の面ではまだまだ猛暑日が続いていますが、2018-19秋冬シーズンの新作を気にしてご来店されるファッション感度の高いお客様も徐々に増えてきました。今回は秋冬の新作の中からTsurutaが気になるアイテムをピンポイントでご紹介します。


まずはコチラ。




寸胴の円柱…。これで分かる方はお目が高い。



もうちょっと引いてみましょう。これは…ハイヒールブーツですね。




そして爪先。


そうです。Maison Margielaのタビ(足袋)シューズです。
ブランド創設者のMartin Margielaが1990年代の初めに発表したこの「爪先が割れた靴」の異様なルックスはファッション界に衝撃を与えました。かくいう僕も当時(学生時代)に初めて見た時は強烈な違和感を覚えました。日本古来の履物をモチーフにしているにも関わらず、同時に「獣の蹄(ひづめ)」のようにも思えたのです。ウイメンズコレクションでは長らく定番モチーフとして人気を得てきた足袋シューズですが、2018年春夏からメンズアイテムとして正式に加わりました。当店でも勿論バイイングしましたが、春夏オーダー分はすでに完売しています。



2018年秋冬の新作では爪先以外にもご注目を。ホックで留める仕様にデザインされた足首周りもまるで足袋(たび)さながら。



ローカットのスリッポンタイプもあります。こちらはヒールなしのフラットソール。




全身をモードブランドでまとめなくても、古着やスポーツウェアにこの足袋シューズを合わせるだけで個性的なスタイルが完成します。




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もうひとつ気になるシューズが。



見るからに上質なカーフを使用したアッパー、流れる様なフォルム。



パイピングがアクセントになったバルモラルプレーントゥ。いったい何者…?



ENZO BONAFE for NAMACHEKO!


ビームスでは20年以上取扱いのあるENZO BONAFEですが、こんなBONAFEは見たことない!9分仕立てのハンドソーングッドイヤーウェルテッド製法を得意とするイタリアシューズ界のマエストロが気鋭の新人デザイナーと異例のタッグを組んでいます。
※NAMACHEKOについて詳しくは過去ブログをご覧ください
https://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/20187/


つい先日、同ブランドのC.E.O、Lezan Lurrがショップを訪ねてくれたので聞いてみました。

「僕ら(BEAMS)にとってBONAFEはとても馴染み深い靴なんだけど、なぜBONAFEと協業で靴を作る事にしたの?」

「BONAFEの靴は完璧なクラフトマンシップを体現していると思ったから。NAMACHEKOはクラフトマンシップを根幹に置いたブランドなの。最初はどこの誰かも分からない若いブランドだから門前払いを食らったわ。でも私たちのコンセプトや情熱を伝え続けた結果、今では家族の様に付き合ってくれているの」

「BONAFEと言えば、2C製法で土踏まずをくびれさせるなどビスポーク靴のようにエレガントなフォルムが思い浮かぶんだけど、なぜわざわざ今回のようなダブルソール/マッケイ式の靴を?」

「すでに存在するものを私たちが作っても仕方がないと思ったから」


イラクのクルド地区に生まれ、幼少期に実兄のDilan(NAMACHEKOデザイナー)と共にスウェーデンへ移住したLezan Lurr。僕の質問に対して簡潔な言葉で真摯に答える彼女からは揺るぎないアイデンティティを感じることができました。






NAMACHEKOのコレクションでは深いスリットが入ったパンツにBONAFEのシューズを合わせています。れっきとしたドレスシューズがデザイナーズコレクションの足元を飾ること自体、非常に新鮮です。


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今回は2018年秋冬の新作の中から、足元に焦点をあててご紹介しました。

靴はシーズンのコレクションの中でもデザイナーの思想や哲学が最も反映されるアイテムのひとつです。この2ブランドの独創的なシューズは早めに入手することをオススメします。クラフトマンシップに下支えされたこれらのシューズたちは、足元から唯一無二の存在感を放ってくれるでしょう。

他にも秋冬の新作が続々と入荷中です。


JIL SANDER


MARTINE ROSE


OUR LEGACY


RAF SIMONS

…and MORE MORE!!!
皆様のご来店をお待ちしております。



Tsuruta



EDITIONS M.R

こんにちは。

International Gallery BEAMSの田村です。

本日も拙いブログにお付き合いをお願い申し上げます。



今回のブランドは、EDITIONS M.R



EDITIONS M.Rの哲学は、

美しいファブリックを素材にした、気取りや極端なこだわりを背負わずに着こなせる服。

少し粗削りながら感性にしっくりとくる服。

持ち主となった人物のワードローブで、活躍できる服。


“フレンチっぽい”、“エスプリの効いた”、“ノンシャラン”等で語られる事の多いEDITIONS M.R。

それらは勿論、このブランドを端的に表現した大切なキーワードだが、果たして本当にそれだけなのか?

店内のスタイリングサンプルから、フランスブランド特有のステレオタイプなイメージを、International Gallery BEAMSらしい洗練さと時代性のフィルターを通して読み解く。





こちらのスタイリングサンプルは


半袖のミリタリーシャツを着ても内面に滲み出るトラッド育ちを隠しきれないスタイリング。

若かりし頃より制服として、ブレザーとの合わせに馴れ親しんだ?某ブランドの裏地風チェック柄パンツはSUNNEI。ミリタリーシャツをユーモアたっぷりに笑い飛ばす、チラッと覗かせた余裕?のあるお茶目なロゴのプリントTEEもSUNNEI。トラッド出身者お得意の別ジャンルの使い勝手が良い物(QUATTROCCHIのニットキャップやVAPORIZEのGIベルト)を巧みに取り入れる感性。

最後は、懐かしいだけでは終わらせないInternational Gallery BEAMSらしい洗練さ(どんな服も一気に昇華させられるこのTOGA VIRILISのサンダルとtomas maierのサングラス)でダメ押し!










別のスタイリングサンプルは

適度なシルエットのキャロットパンツで、Martine Roseのオーバーサイズシャツをパンツインしたこれ見よがしでない大人の気取りあるスタイリング。

パンツが、ネイビー×グレーのチェックなので、紫のシャツを合わせる事で、イタリアンでもアメリカンでもない無国籍(紫をイギリスっぽく纏めなかった事が結果的にフレンチか?)な雰囲気に。シャツの釦の止め方や襟の抜き方も完璧。






とどめは、コンビローファーかと思いきやミュールで、此処にも屈折した抜けを忘れない抜かりなさはまさにノンシャラン!

この男性は、きっと夜はジャケット姿でレストランに女性をエスコートするスマートさを併せ持つでしょう。

靴は、church'sに履き替えて!?





EDITIONS M.Rの“edit”は、何が本当に必要なのかを見つけるプロセスとしての“編集”も意味します。

アイコニックでタイムレスなアイテムを探求し、今の時代にマッチするものを選び出す。

持ち主に寄り添う一着を是非お店でお探し下さい。



皆様のご来店をお待ち致しております。


 田村 通隆

プレイバック part1

いよいよ夏のセールが近づいてきました。


2018年春夏シーズンも終盤戦。今回は店内ディスプレイを見ながら今季の傾向を総ざらい、というブログです。





まずはコチラ。MARNIのジップアップブルゾンをE.Tautzのワイドパンツにインしたコーディネート。高い位置にウエストポーチを合わせ、更にウエストマーキング。




インナーはシンプルな無地Tでクリーンに合わせるのが新鮮です。ベーシックな配色にバッグのイエローがポイント。





こちらは70'sフィーリングを取り入れたコーディネート。RAF SIMONSのシャツや7×7のブーツはモロにウエスタンスタイルですが、Maison Margiellaのショートパンツで意外性のあるバランスに仕上げています。Martin Roseのレザー製ウエストポーチが全体を引き締めています。




赤茶色のシューズも今シーズンの気分です。



足元といえば、スニーカー人気はもちろん継続中。こちらはVALENTINO。



奥にもVALENTINO。




RAF SIMONSの(ノースリーブ)メッシュシャツにサルエル型のショーツを合わせています。メッシュやビニール素材のアイテムが人気だったのは先日のブログでも書いたとおり。夏のレイヤードルックでも大活躍。開放的になり過ぎないようにインナーにはタブカラーシャツをレイヤード。グレンプレイド柄のショーツと少しだけ繋がりを持たせています。




レトロスポーツテイストのトラックパンツやスニーカーもハズせません。ジャケット、パンツ、パッチワークシャツはMARNI、スニーカーはLiam hodgesis×FILA。チョークストライプをクレイジーパターンであしらったジャケットを羽織らせてスポーティになり過ぎないように気を付けました。



ベージュ~オフ白の軽い配色はコロニアルスタイルの流行からクラシック業界でも人気でした。ここではCEDRIC CHARLIERのスウェットにVELENTINOのクロップドパンツでクリーンに合わせながらもJIL SANDERのストラップベストやJOHN MOOREのラバーブーツでパンキッシュに仕上げています。


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全体的に言えるのは「一見アヴァンギャルドに思えるアイテムにも、よく見ればメンズファッションの背骨がきちんと入っている」ということです。世界トップレベルのデザイナーたちが作る服ですから、当たり前なんですけど…。当店のスタイルは、どんなに前衛的な服を見ても「ただの変わったデザイン」だと決めつける前に、その背景にあるものをきちんと見極め、あくまでベーシックなものを扱うつもりで展示・販売することです。

店内ディスプレイは一見変わった組合せに思えるかもしれませんが、その中にベーシックなメンズ服のエッセンスを感じて頂ければ幸いです。

さて…。




当店では、いよいよ6/29(金)より夏のセールスタートです。

しかしその前に…。


絶賛開催中のこちら。
欲しい物を人よりも先に!売り切れてしまう前に!という方は是非、お早めに!




Tsuruta


mii

こんにちは。

International Gallery BEAMSの田村です。

本日も拙いブログにお付き合いをお願い申し上げます。



今回のブランドは、mii


デザイナーは、インド人のテキスタイルデザイナーBapan氏と、フランス人のテキスタイルデザイナーLucie氏のコンビ。

ブランド名は、Made in Indiaの頭文字で、二つ(二人)の“I”=二つ(二人)のidentityという意味合いも。


コレクションは、インドのコルカータの自社工場で、手織り、シルクスクリーンによる手染、手刺繍など、すべてハンドメイドで生産。

miiのアイテムの特徴であるインドで生産されている手紡ぎ・手織りのKHADIを使用。また、POPでキュートな手描きの絵は、スタイルにユニークなアクセントを与え、柔らかで、スタイリッシュな印象に。




右:ボール状の刺繍を手で取り付けた贅沢な作り。ボールの色目も変え、貝殻やヒトデを表現。

中央&左:困難な染色であるグラデーションの色分け。モノトーン色はInternational Gallery BEAMSのリクエスト。




シーズンテーマのA LA MERから海藻や苔などが見える海底をカモフラージュの様なプリントパターンで表現した柄。




シーズンテーマのA LA MERからダイバー、貝殻、海藻などのモチーフより海の中を表現した柄。






付属されたタグの象徴的な指紋のマークは、二つ(二人)のidentityを意味し、文化的な多様性の象徴でもある。



リゾート感あるアイテムを街着として着る事が、当たり前になってから久しい昨今。

そのクロスオーバーな感性と実践が、もはやファッショナブルではなくスタンダードな事となり、リゾート(非日常)と街着(日常)の境界線は今や何処に。


再び何を着るかよりどう着るかが問われる時代に、改めてidentityは、我々をコンクリートだの海辺だのから解放してくれる術であろう。


International Gallery BEAMSの二人ではない多くのスタッフ“I”が、まだ皆様ご自身がお気付きでない魅力的なidentityを、発見する為のお手伝いが出来れば幸いです。



皆様のご来店をお待ち致しております。


 田村 通隆

限りなく透明に近い…

季節が変わり始めました。
日中は夏の一歩手前という陽射しの強さ。

着る服のカタチや素材も変わり始める季節です。

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2018年春夏の注目素材といえばナイロン、シルク、レーヨンといった素材です。ペラペラっとした軽さもそうですが、これらの素材はコットンやウールに比べ発色が良いので、今シーズンはヴィヴィッドカラーやパステルカラーを乗せたアイテムに多用されています。ハイファッションにおいて、従来はレディースアイテムによく見られる素材でしたが、この夏はメンズアイテムでもバリエーション豊かに展開しています。

もうひとつ、レディース発信からメンズに流れてきた素材が「トランスペアレント」です。


えっ?それって何?という方も…?


PVCやビニールなど「TRANSPARENT=透明な」素材で作られた衣服が昨年くらいからよく見られるようになり、2018年に本格的なリバイバルを遂げています。この「スケスケ服」の歴史は1960年代後半にイヴ・サンドーランやアンドレ・クレージュらが提案したトランスペアレントルックまで遡ることができます。アメリカvsソ連の宇宙開発競争が本格化した時代に「近未来的な最新素材」としてパリファッション界での話題をさらいました。

かく言う僕の高校生時代(1990年代中盤)にもトランスペアレントなアイテムはリバイバルしています。ビニール素材のバッグやベルト、メッシュ素材の衣服などが流行していました。当時も1960年代後半~70年代ファッションがリバイバルしていたので、およそ20年周期ということになります。


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ここからは店内にあるスケスケ服をご紹介。


写真はCLASSのブルゾン。キャメルレザーとポリ塩化ビニールという強烈な異素材コンビネーション。





CLASSのデザイナー堀切氏はモード史に非常に造詣が深く、過去の優れたファッションをリスペクトし、オマージュを捧げながらも、必ず「今」という時代に変換する形でコレクションを発表してきました。単なる焼き直しファッションとの決定的な差がここにあります。



フラットに縫合されたPVC素材。



あえて芯地を入れる事で、副資材やそれに施された(ステッチなどの)職人技が透けて見えるように意図されています。無機質な素材と有機的な手仕事をブレンドする、という着眼点は実にCLASSらしいセンスです。



JIL SANDERからは透き通るくらい薄いナイロンのシャツブルゾンがリリース。高度な縫製技術を持つ工場でなければステッチを打つ事すら難しそうな「軽さ」と「薄さ」です。


モード界の異端児、RAF SIMONSからも勿論スケスケアイテムが。一見すると「どこが…?」という感じですが。


近づいてみるとノースリーブのメッシュシャツです。このスタイリングではインナーに同系色のシャツを着せたので、それほど透け感がありませんが…。


光にかざしてみると十分透けています。

メッシュ素材で透け感を出したアイテムも僕の高校生時代にはトレンドでした。18歳の頃、BEAMSオリジナルのメッシュTを着ていた僕。色は鮮やかなパープル、ナイロン混の黒いスリムパンツに合わせてエナメルのモンクストラップを履いていました。いま思えば、けっこー気持ち悪い組合せですね…(笑)。今メッシュ素材を取り入れるなら、ゆったりしたサイジングで選ぶ方が今年らしいと言えそうです。



ポケットにPVC素材を使い透けさせたものも。今回のRAF SIMONSは映画「ブレードランナー」の世界観を盛り込んだコレクションなので、近未来イメージとしてのトランスペアレントです。



衣服が透けてみえるのには抵抗がある、という方にはコチラ。TA CA Siからトランスペアレントなミニバッグがリリースされています。「中に入れる荷物が丸見えじゃないか」なんて言わずに、アクセサリー感覚でどうぞ。夏場の単調になりがちなコーディネートに素材感のポイントを作ってくれます。ナイロン系のアイテムには勿論、リネンのような自然素材に合わせてみるのも面白そう…。人気アイテムのため、残りわずかです。


いかがでしょうか?

薄着になるこれからの季節、メッシュ素材のシャツやビニール素材の小物ならば「涼しげに見せつつレイヤードを楽しむ」ことが出来そうです。

是非、みなさまもトライしてみてください。




Tsuruta


ハイ&ロウ


こんにちは、Tsurutaです。

ここ最近のブログで何度か、今シーズンの店内ディスプレイコーディネートをご紹介してきましたが、その中で「レギュラー古着感」という表現で僕が書いたものがあります。Martine Roseを筆頭に「チープなセコハン感覚の発色や素材加工を得意とするデザイナー」が2018年に台頭し始めている、という話です。ご記憶の方もいらっしゃいますでしょうか?この場合の「レギュラー」とは「ヴィンテージと呼ぶには至らない、まだ比較的浅い年月しか経過していないもの」という意味です。

この「レギュラー」と「ヴィンテージ」の境目は、人によって(時代によって、国によって)マチマチです。

ジーンズに関しては「リーバイスで言うところのビッグEとスモールeの間が境目」という感覚を個人的には持っておりますが…さて?

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ここでイベントのお知らせです。




(以下BEAMSオフィシャルサイトより引用)

ヴィンテージやアンティークからインスピレーションを得て、90年代にまつわるバンドのオフィシャルTシャツを中心に製作するブランド<Insonnia Projects(インソニア プロジェクツ)>。

この度、エクスクルーシブのNIRVANA復刻オフィシャルTシャツを発売するほか、デザイナー志鎌英明氏の私物アーカイブ(Tシャツ、ポスター、ポストカード、カセット、ビデオ、楽譜等)を額装して展示・販売します。 また、商品ご購入者にはシリアルナンバー入りのZINEを50名様限定で差し上げます。

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ここ数年の間に、古着屋の店頭で1990年代のバンドT(オルタナ/グランジ及びUK含む)がビックリするくらいの高値で売られているのを目にするようになりました。

当時(1990年代)に学生時代を過ごしたリアルタイムの世代としては、とにかく驚きのハイプライス。その頃もバンドTの価格が高騰したことはありましたが、それらは主に1970年代までのもので、代表的なところでストーンズ、レッド ツェッペリン、ピンク フロイドなどのレジェンド、他にヘヴィメタル、初期パンクものなど…。

リアルタイムで活動していた90年代バンドのTシャツは当然、現行品=レギュラーだったので、まぁよっぽどレアなものでない限りは普通に毛が生えた程度の値段で取引されていたかと思います。これはバンドT以外の古着全般にも言えることでした。ちなみにカート・コバーンはレギュラー古着の着こなしの達人でした。チープで小汚ない服がなぜ、あんなにカッコよく見えるのか、という。

そして2018年。NIRVANAの大出世作「NEVERMIND」がリリースされたのは今から27年前、来年(2019年)はカート・コバーンの死から25年というメモリアルイヤー。時代の流れるスピードの速さに驚くばかりです…。そりゃ、自分も歳も取りますね、という。

こうなってくると1990年代のバンドTも、もはや「ヴィンテージ」と呼べるほど「古く希少性の高いもの」になってくるわけです。とりわけ、フロントマンが衝撃の死を遂げ、すでに解散済みの伝説的バンドのものとなると尚更のこと。




本イベントでは志鎌氏が蒐集してきた過去の希少なコレクターズアイテムを惜しげもなく放出いたします。ファン垂涎モノ、レアなお宝アイテムを額装されたアートピースとして販売いたします。もちろん全て一点もの。


また、本イベント用に別注したTシャツを会期初日から発売します。






このブランドが作るバンドT、クオリティが物凄いんです。リプロダクトの新品とは思えないほどリアルなダメージ加工。巷に溢れる復刻品とは段違いのハイファイなローファイ感(笑)。一点一点、職人の仕事が光ります。「そうそう!バンドTって色が褪せるとこうなるよね~、ラバープリントがひび割れてくるとこんな感じだよね~」という、驚愕の再現度。生地がヨレた大きめのサイズ感もバンドTの必須項目。もし新品から着込んでいくとしたら、たぶん100回以上は「洗って干して」を繰り返さないとこの仕上がりには持っていけません。
また、今回の別注品はすべてバックプリント入り。この辺りも泣かせます。

マニアならずとも必見の当イベントは5/25(金)スタートです。


ハイとロウがグチャッと混ざった空間をご用意して、皆様のご来店をお待ちしております。




Tsuruta




FILL THE BILL

こんにちは。

International Gallery BEAMSの田村です。

本日も拙いブログにお付き合いをお願い申し上げます。



今回のブランドは、FILL THE BILL


2012AWに金田 淳一氏がスタート。

FILL THE BILLとは、必要とされる物、欲求を満たす、望みが叶うという意味。


コレクションに毎シーズンのテーマは掲げず、時代背景、テイスト、ジャンル等のコンセプトもなく、スタンダードな洋服なので派手さには欠けるが生地、縫製、シルエットを追求する事で、自然と“良い雰囲気”になる物を提供する。



その為スタイリングサンプルも其処彼処で、FILL THE BILLが必要に。


派手さに欠けるが、サイドラインの生地を通常と異なる畳み込んだ仕様にする事で、歩みと共にサイドラインも表情が出るシルエットを追及。



レーベルの【SEASON STYLING】に於いて、同じパンツを用いた別のスタイリングサンプルをご紹介致しております。

http://www.beams.co.jp/tag/18igm2_pc10/



では、バイイングアイテムの一部をご覧ください。












レーベルの【SEASON STYLING】に於いて、インナーのペザントスリーブシャツを用いた別のスタイリングサンプルをご紹介致しております。

http://www.beams.co.jp/tag/18igm2_pc8/





一見すると既視感あるアイテムばかり。

ある人は古着として。





奇しくも、90年代は、何を着るかからどう着るかにシフトし始めた時代。


ビッグメゾンやコレクションブランドが、ランウェイから発信する最先端なファッションも、既存のシステムとは異なるアプローチで、ストリートからアイデンティティーを発信するインディペンデントなブランドも、その他のムーブメントも同時多発的に起こり始めた時代。

当然、古着のリバイバルも。


FILL THE BILLは、ミリタリー、ワークや様々なジャンルのユニフォーム等からインスピレーションを生み、何かを壊しながら
時代背景、テイスト、ジャンルのコンセプトを再解釈し現代に合わせた雰囲気、空気感を提供するブランドか? そうでないのか


それらの答えは?

知る欲求を満たす為、International Gallery BEAMSで、アイテムの一つ一つをご自身の目で、手でご確認下さい。



皆様のご来店をお待ち致しております。


 田村 通隆

DANIEL w. FLETCHER

こんばんは。

International Gallery BEAMSの田村です。

本日も拙いブログにお付き合いをお願い申し上げます。



今回のブランドは、DANIEL w. FLETCHER


ロンドンが拠点のコンテンポラリーメンズウェアのデザイナーで、2015年にセントマーチンを卒業しその年にブランドを設立。

カジュアルかつラグジュアリーであることにフォーカスし、パワフルな政治的メッセージを込めて作り上げるコレクションは、時代を感じさせないデザインと素材の良さが特徴。


今季のコレクションからは、スポーツウェアのディテールを色や素材の切り替えでミックスし、ラグジュアリーなストリートウェアへと昇華させたアイテム達や、イギリスらしいユースカルチャーが放つ雰囲気を内包したアイテム達が。


レーベルの【SEASON STYLING】に於いてもご紹介致しております。

http://www.beams.co.jp/tag/18igm2_pc8/


現在のDANIEL w. FLETCHERのラインナップ。




バイイングアイテムの一部をご覧ください。




タンクトップは、下の写真にあるNICENESSのレザーコートのインナーに。



http://www.beams.co.jp/tag/18igm_pc8/


左のカットソーは、下の写真にあるNAMACHEKOのブルゾンのインナーに。



http://www.beams.co.jp/tag/18igm2_pc4/



既にお馴染みとなったオープンカラーシャツも、柄のトレンドであるストライプがオリジナルテキスタイルで。






今季急浮上のシアーな素材。


下の写真にあるRIOT DIVITIONのコートのインナーに。


http://www.beams.co.jp/tag/18igm_pc4/

トップスのミリタリーと、ボトムスやキャップのスポーツをミックスするだけでは飽き足らず、キーカラーの一つである赤をピンクへとグラデーションで纏めたインナーに効果的なアクセント。シアージャケットのパイピングの色が同じ事は偶然と解釈すべきか? それとも?



ユーティリティーなアイテム達が、ブランドや物が放つ雰囲気を垣根なく行き来するスタイリングの数々。
今までも、そして此れからも、時代に合わせアップデートさせた、International Gallery BEAMSらしいスタイリングのヒントを、是非お店でもご覧くださいませ。



皆様のご来店をお待ち致しております。


 田村 通隆

JIL SANDER

こんにちは。

International Gallery BEAMSの田村です。

本日も拙いブログにお付き合いをお願い申し上げます。


JIL SANDER

今シーズンよりクリエイティブディレクターに、ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻が就任しての初コレクション。

まずは、JIL SANDERコーナーをご紹介。


ミリタリーな雰囲気のコートも、ノーカラーやホワイトの異素材テープを、襟周り一周から右前身頃と左前身頃の間に通すディテールという、JIL SANDERらしい抜群のさじ加減。

ミリタリー繋がりでレイヤードしたハーネスも、PUNKテイストがソフィスティケィトされ非常にスタイリッシュな印象に。

このハーネスは、アウターだけでなく、これからの季節はカットソーやシャツ、ジャケット等とのスタイリングにもお勧めです。



先頭には、ハイファッションブランドからの提案が多く見られるシースルーやシアーな素材のアイテムが。


別コーナーのスタイリングサンプル。




この様なレイヤードは如何でしょうか?

シースルーな近未来的な素材も、プルオーバーや襟元のダブルリングベルトのディテールで他に類を見ないスポーティーへと昇華。

Tomas Maierのサングラスと、VALENTINOのスカーフディテールのシャツで、脱60年代調のルックに。


では、バイイングアイテムの一部をご覧下さい。









素材と縫製のラグジュアリーさが嫌味なくノーブルなアイテム達に溶け込み、考えられたディテールがファンクショナルで着た時のシルエットに静かなる変化を生み出す。

JIL SANDERのアイデンティティーを次のステージへと導いた、新クリエイティブディレクターのルーシー&ルーク・メイヤー夫妻のコレクションを、是非お店にてご覧くださいませ。


皆様のご来店をお待ち致しております。


 田村 通隆






Refine!ふたたび

こんにちはTsurutaです。

気温も上昇し、20℃超えの暖かい日(もはや、ちょっと暑いくらい)がすっかり当たり前になってきました。GWも間近に迫り、春夏シーズンも佳境を迎えています。


店内には展開商品の9割が入荷済み。ということで、ディスプレイをガラッと作り変えてみました。



今シーズンの気分を随所に盛り込んでみました。以前のブログ(↓)でご紹介したものと是非、見比べてみて下さい。
http://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/21578/




ナイロン素材やウエストポーチなどのスポーツテイストはやはり外せません。パステルなもの、ヴィヴィッドなもの…。発色の良いアイテムを差し込むのが今春ならではの楽しさです。



当レーベルの場合、足元のスニーカーもこれくらいデザインコンシャスな物が出ています。こちらはVALENTINO(ヴァレンティノ)のもの。アーティスティックですね。



CEDRIC CHARLIER(セドリック シャルリエ)のコートはトレンチタイプですが、非常に軽いディテール、素材、発色。ロングシャツ気分でEINE(エイン)のプリントTの上にざっくり羽織って。AVOC(アボック)のパンツにも注目カラー「イエロー」が効いています。



SOULLAND(ソウルランド)のベースボールシャツ、プリントTはレギュラー古着タッチのチープな発色。パステルカラーとはまた違った意味で90年代色強めです。M's BRAQUE(エムズ ブラック)のトラックパンツやNICENESS(ナイスネス)のレザーブルゾンで古着屋のお兄さん的なコーディネートですが、TOGA(トーガ)のサンダルが全体をブラッシュアップしてくれます。



カット柄のイージーパンツにパイル生地の半袖ビーチジャケットを羽織ったスタイリングもエクストリームな古着調スタイリング。パンツはSEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)、ジャケットはFILL THE BILL(フィル ザ ビル)のもの。どちらも古着に精通したデザイナーですが、ヴィンテージをモチーフにしつつ、それをREFINE(洗練する、上品にする)する形で表現しています。



大きめのバックパックを背負っているので、足元はチロリアン風のPARABOOTを合わせています。春夏秋冬や海千山千がクロスオーバーするのはもはや当たり前。



ハイファッションから降りてきたクリーンなスポーツテイストと、街角から生まれた泥臭いスタイリングが共存する世界観。異なる価値観のデザインを並列に扱ってきた当店ならではの「コントラストがあるようで、実は無い」感じ、とでも言うべきでしょうか?


今シーズン、当レーベルのテーマは「REFINE(リファイン)=洗練させる、上品にする」です。この言葉は「Re=再び」と「Fin=終える」が組み合わさったものです。つまり「洗練させる」にしても「上品にする」にしても、その原型があって初めて「Re:Fine」となるわけです。「90年代」「古着」「スポーツウェア」「カジュアルズ」「70's」…なんでもよいのですが、過去に起こったことを今の時代にそのまま取り入れてもイビツなものがイビツのままであるわけで。イビツとイビツがぶつかり合って変化しながら、角が完全に取れるわけでもなく、それでも「今の時代」に調和していくような過程を経て生み出されるもの。それが「Re」であり「Fin」であるのです。

本当の意味で洗練を目指すならば、自分のすぐ身近にあるものよりも少し遠くにあるものとぶつかり合うことを求めることになるでしょう。似たもの同士で集まって「だよね~」と談合するよりも、僕らはきっともっと刺激を求めています。



Tsuruta


開拓者たち

こんにちは、Tsurutaです。

桜が散り、春の陽気が本格的にやってきました。重い上着を脱ぎ捨てて、アクティブになるにはうってつけの季節です。G.Wも近づき、いよいよ春夏シーズンも本番。

アクティブな洋服の代表と言えば「ジーンズ」ですね。元々がワークウェアということもあり、デニム素材のジーンズは都会でも郊外でも活躍するタフな普段着として、私たちの日常にすっかり溶け込んでいます。

ただし、今書いたように「ジーンズは本来、作業着」なのです。労働の際に着用するモノであったはずのジーンズが今の様な市民権を得るまでには、ファッションの歴史の中で何度かの革新や転機がありました。今回はファッションとしてのジーンズの歴史を切り開いてきたパイオニア的な「あの」ブランドの紹介です。



「Calvin」というロゴを見ただけで、勘の良い方はもうお気づきのはず。


Calvin Klein Jeans(カルバン クライン ジーンズ)です。

以下はビームス オンラインショップのテキストより。

「1978年にローンチされて以降、カルバン クライン ジーンズはメンズ・ウィメンズ共に、オーセンティックなデザイナーズジーンズとして認識されてきました。オメガステッチが施されたアイコニックなポケットの発表から30年経った今日でも、持続性のある素晴らしい履き心地や個性的なディテール、革新的なアイテム使い、そしてパイオニア的な広告キャンペーンなど絶えず注力し続けているアメリカ発の人気ブランド。」



30代後半以上の世代には懐かしいブランド名です。1990年代前半にファッション誌を熱心に読んでいた方は、Calvin Kleinのキャンペーン広告が強く印象に残っていることでしょう。フォトグラファーのブルース・ウェバーや、(被写体としての)ケイト・モスらを一躍スターダムに押し上げた一連の広告写真は、それまでのファッション業界の通例を根底から揺るがすものであったに違いありません。1982年にブルース・ウェバーが撮影したアンダーウェアのキャンペーン写真は「鍛え上げられた肉体美を誇る男性が真っ白なブリーフを一枚身に付けているだけ」のものでした。(こういった手法は)今では当たり前になり過ぎて、言葉ではうまく伝わらないかもしれませんが…。

そもそも、ハイファションのデザイナーがジーンズやアンダーウェアを手掛けるということ自体、殆ど前例がない時代にCalvinはジーンズラインをスタートさせています。



革新的デザイナーとして1980~90年代のファッション界を牽引したCalvin Kleinの現クリエイティブ・ディレクターに就任し、大きなニュースになったのが、ご存じRaf Simons。ニューヨークを舞台にRafが発表したCalvin Kleinのプレタポルテライン「205W39NYC」2017年秋冬コレクションももちろん話題になりました。Calvin Kleinというブランドの歴史とRaf Simonsの才能が化学反応を起こし、21世紀的なアメリカンルックが誕生したのです。



Raf Simonsのディレクター就任を受けて、Calvin Klein Jeansも新たな展開を見せています。「205W39NYC」でも多く見られた「ウエスタンディテール」や「側章」などの1970年代風デザインはCalvin Klein Jeansにも落し込まれていますが、ブルース・ウェバー的マッチョイズムは影を潜め、むしろ繊細でアーティスティックなムードが漂っています。


インターナショナルギャラリー ビームスでは新生・Calvin Klein Jeansコレクションの中からデイリーウェアに新しい感覚を呼び起こしてくれるアイテムを中心にバイイングしています。スウェットシャツ、Gジャケット、ワークシャツ、Tシャツ、そして勿論ジーンズも。





Gジャンにジーンズというユニフォームルックは1990年代のHelmut Langを彷彿とさせます。思えば、Calvin Kleinの存在なしにHelmut Langの成功はありえなかったのかもしれません。Helmut Langから多大な影響を受けたと公言しているRaf Simonsも同様です。



Helmut LangやRaf Simonsといった才能あるデザイナーが、それぞれのキャリアの中で知らず知らずのうちにニューヨークという都市に集まっている事実。1980年代にCalvin Kleinという偉大なデザイナーがワークウェアとアートを繋げたその瞬間から、それは予見された未来であったのかもしれません。

ジーンズという「反抗の象徴」をキャンバスに、アートなグラフィックのプリントTをプラスして、デイリーかつ刺激的なスタイルに身を包み街を歩いてみませんか?


この春の、個人的イチ押しスタイルです。





Tsuruta

Martine Rose



こんばんは。

今回よりブログを担当致します、Internatinal Gallery BEAMSの田村と申します。

今後とも宜しくお願い申し上げます。


ロンドンを拠点に活動。2012-2013A/Wの若手デザイナー支援プログラム 「NEW GEN MEN」のスポンサーにより初の単独ショーを行い、その後一躍ニュージェネレーションとして注目される。 

2017SS からは、デムナ・ヴァザリアがクリエイティブディレクターを務めるBALENCIAGAのメンズクリエイティブチームに加入。 

また、2017AWには、イタリアンアウトドアウェアの老舗napapijriとのコラボレーションも発表。


上記の経歴とは別に、Martine Roseというブランドは、<HIP HOP>や<レイブミュージック>、<ユースカルチャー>、<労働者階級>、<cheapなスポーツウェアーやワークウェアー>、<クラブカルチャー>、<90's>、<LONDON>、<(精神的な?)PUNK>、<ジェンダーレス>等々、何だか近頃よく耳にするキーワードが浮かび上がるブランドだなぁと、個人的に思う今日この頃。




では、バイイングアイテムの一部をご紹介。











これらからどのキーワードを連想されましたか?



カルチャーからアプローチされたブランドやアイテムが、静寂な店内でそれぞれが、時に刺激的に、時に気持ち良く鼓動を打つInternatinal Gallery BEAMS。

Martine Roseから放たれるリズムを五感はどう捉えるか? 横揺れ、縦揺れどちらも感性に身を任せてみては。


皆様のご来店をお待ち致しております。


 田村 通隆




ロワイヤルなスリッパ―



いよいよ本日から始まっております!




詳しくはこちら→http://www.beams.co.jp/news/841/




刺繍を選び…



アッパーやライニングの色を決めて…



オーダーフォームに書き込むだけで…




自分だけのルームシューズが出来上がり!


お渡しは2018年の秋ごろ(10月予定)です。
ちょっと気が早いのですが…この秋、自分だけのルームシューズを着こなしに取り入れてみませんか?

とは言え「そもそもは部屋履きでしょ~?ルームシューズを街で履きこなすって、一体どうすればイイの?」そんな疑問にお答えしてInternational Gallery BEAMSチームが一足先に着こなしてみました。まずはご覧ください。






当レーベルディレクターの服部。





同じくバイヤーの関根。






最近、銀座から原宿へ異動してきました、ショップスタッフ田村。





私、Tsuruta。







諸事情あり、も一度Tsuruta。スミマセン。





スタッフ鈴木。





プレス安武。




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Brilla per il gustoバイヤー高田も履いてます。




…と、いった感じ。参考になりましたか?ならないですね(笑)、みんなバラバラすぎて。ともかく、スーツなどのクラシックアイテムは勿論、トラックスーツやガウンコートといったリラックスムードのアイテムにも、なかなか似合います。


ルームシューズは10年ほど前にもちょっとしたトレンドになったアイテムですが、今ならスポーティー/リラックスな要素と掛け合わせてみるのも良さそうです。クラシックスタイルにこだわらず、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?


足元のトレンドはクラシック回帰のドレスシューズとスニーカーブームとに二極化しています。レザーシューズに関しては、ワイドパンツがすっかり浸透したことで「ボリュームのない足元」がここ数年、新鮮に見えています。また、ビットローファーの復活や(GUCCIを筆頭に)刺繍入りのシューズなど、「アッパーに飾りの付いた靴」がピンポイント的に注目されています。


それらのトレンド要素を、あくまで「ベーシックなもの」を通して提案したいと思い、今回のイベント開催となったわけです。グリーンやパープルといったレザーシューズではほとんど存在しない色目を足元に取り入れる事が出来るのもベルベット素材のルームシューズならでは。レディースサイズも(UK4~)オーダーして頂けるまたとない機会です。


Tsurutaが昨年末から始めた「Amvai」と言うサイトでも、このオーダー会を紹介させて頂いています。
https://amvai.com/amvar/30


このサイト、Tsurutaの記事以外にもビームスで取り扱うブランドのデザイナー諸氏による「かな~り濃厚な」ファッションコラムとして楽しめますので是非、あわせて覗いてみて下さい。



会期中にルームシューズをオーダーされた方にはノベルティとして英国製のノートを差し上げております。こちらもなかなか素敵な一品です。
(※数には限りがございますので、お早めに)




会期は4/8(日)までです!

皆様のご来店お待ちしております。




Tsuruta