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『GROOVISIONS』

みなさま、こんにちは! 


トーキョー カルチャート by ビームスの山本です。


本日は、GROOVISIONSのご紹介です。

ご存知の方も多いかと思いますが、改めてご紹介させていただきます!


Followed by English translation.


1990年からピチカートファイブのライブステージのデザインや「Chappie(チャッピー)」という着せ替えソフトなどで一世風靡をしたデザインチームです。デザイン業界に新たな歴史を刻み込んだ存在です。30年近くプロダクトデザインなどでも幅広く活躍されています。


GROOVISIONS 

東京のデザインチーム。グラフィックやムービー制作を中心に、音楽、出版、プロダクト、インテリア、ファッション、ウェブなど多様な領域で活動する。1993年京都で活動開始。PIZZICATO FIVEのステージヴィジュアルなどにより注目を集める。 1997年東京に拠点を移動。以降、主な活動として、リップスライム、FPM(Fantastic Plastic Machine)などのCDパッケージやPVのアートディレクション、100%ChocolateCafe.をはじめとする様々なブランドのVI、 CI、『Metro min』誌などのアートディレクションやエディトリアルデザイン、メゾンエルメスのウィンドウディスプレイのディレクション、『ノースフェイス展』など展覧会でのアートディレクション、EXPO 2005 AICHI JAPAN 愛・地球博や農林水産省の映像資料でのモーショングラフィック制作などがあげられる。


GROOVISIONS

Design studio based in Tokyo. This studio is active in a variety of media including music, publishing, product, interior, fashion and the web, focusing primarily on graphic and video. Formed in 1993 in Kyoto. The studio became famous by producing films and graphics for PIZZICATO FIVE. Moved to Tokyo in 1997. Major projects include producing CD packages and music videos, visual identity and signage for shops, art direction and editorial design for magazines, directing window displays (such as Maison Hermès), art direction for the “DO MORE WITH LESS 40 YEARS OF THE NORTH FACE” exhibition, the production of motion graphics for Expo 2005 Aichi Japan, and production of motion graphics of education video for Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries.






『秋のスウェット祭り』BEAMS JAPAN

みなさま、こんにちは!

トーキョー カルチャート by ビームスの山本です。


明後日 9/27(金)~10/6(日)新宿ビームス ジャパンで開催される『秋のスウェット祭り』のご紹介をさせていただきます。


11名の職種の異なるアーティストのデザインをプリントしたリサイクルのスウェットの販売と、 同時に10月27日(金)、28日(土)、29日(日)の3日間は、徳島から「WATANABE’S」の渡邉氏がビームス ジャパンに登場、“ライブ藍染”を行います。お持ちのシャツやTシャツ、エコトート、キャップやスニーカー等、渡邉さんがその場で藍染加工を施し、お持ち帰りいただけます。(有料・藍染液が無くなり次第終了)  





会期:2019年9月27日(金)〜10月6日(日)

 

場所:東京都新宿区新宿3丁目32−6 ビームス ジャパン4F  03-5368-7300 


ワークショップ:10月27日(金)、28日(土)、29日(日)13時〜19時 


参加作家:雨田大輔、石川顕、伊藤弘、ジェリー鵜飼、内田洋一朗、神山隆二、小林一毅、 菅原一剛、玉井太朗、森川綾太、立沢トオル   


昨年暮れ、国内でリサイクルされたポリエステル糸で編まれた裏毛の生地を見た。年明け早々から製造元のBRINGとスウェットシャツを作ることで進めてきた。 リサイクル、リデュース、リユース。今日それらは避けられない事だが、概念に振り回されるより自分にあった行動をする方が関わりやすい。先ず単純にぼくはこの裏毛生地が気に入ったのだ。気に入ったから良い製品にしようと思った。それがリサイクルされた糸だった。 ポリエステルだから吊り裏毛よりさらに柔らかい。その柔らかさを利用した。身幅が太く着丈の長いシルエットが風を孕らむ。ちょっとスモックのようなシルエットだ。 スモックはイギリス発祥の軽作業着。そういうのがぼくは好きだ。軽作業着で軽運動着のスウェットシャツはキャンバスでもある。今回秋のスウェット祭りに、超多忙な日々を送っている友人たちが、作品を提供してくれたことに大変感謝している。本来なら作品解説は伊藤弘さんを措いて居ないが、何から何まで甘えるのもいけないので、ぼくの的を得ない文で勘弁して欲しい。 末筆になるが、本藍染のイベントを企画してくれた渡邉健太氏、スウェットシャツのパターンを何遍も修正して作り上げてくれた西村匡史氏には心からお礼申し上げたい。 海千山千會 立沢木守  


<参加作家> 雨田大輔 プリント作品名「Bézier 7」 MEGANEROCKというよりMEGANESOULというような、ファンキーな顔の落書きを雨田大輔は密かに描いている。当人はMEGANEROCKの商品とは特に関係がないと言うが、存外こういった部分に本当のブランドの顔が隠れていたりする。  


石川顕 

プリント作品名「TWEET IS BAD FOR U」 元ネタは映画『アニーホール』でのウディ・アレンのセリフ、Sun is bad for you. Everything our parents said was good is bad.イラストは伊藤弘、ピーナッツTレイアウトは立沢トオル。初出2012年は非売品の子供用Tシャツのみ。  




伊藤弘 

プリント作品名「ZOMBEER®」 創作は虚のものと伊藤弘は思っているのだろう。デザインも、ましてや商標も、彼にかかると夢か現か幻か。COPYRIGHT®やZOMBEER®なるネーミングに商標を与えるという無意味さの向こう側に、彼はビールを飲みながら笑っている。  




ジェリー鵜飼 

プリント作品名「UH ROCK'N'ROLL」 ジョン・レノンが『イマジン』を発表したのが1971年。音楽におけるポストモダンはこの曲あたりから始まったと思う。その年にジェリー鵜飼は生まれた。団塊ジュニアを代表する当代きってのマルチクリエーターはハートフルな作品を創る。  




菅原一剛 

プリント作品名「椿」 自分を深く掘った人のみが、真の優先順位を見つけ出すことができる。菅原一剛にとっての湿板写真は、写真という表現を使って、優先順位を付けたにせよ、自分の想いを最もよく伝達できる手法として選んだ。今回はスウェットシャツということで大きな網点で別物とした。  




内田洋一朗 

プリント作品名「Placer」 野生蘭の園芸家とサインペン・カリグラフィ作家の両方の顔を持つ。藝とは園芸を意味するものであるし、Cultureの語源は耕す意のColereに由来すると云うから、根っこは繋がっているのであろう。自分が着たいものとリクエストしたらシンプルなものに。共感する。  



神山隆二 

プリント作品名「Live Silkscreen print」 ライブでDOする神山隆二は格好が良い。ただその一方で彼の二年、三年かけて練られてゆく、陶芸作品等はとても素晴らしい。そしてそれら作品は身体的に作られている事に気づかされる。手と体を動かし続ける神山作品の精華として現れていると思う。 


小林一毅 

プリント作品名「Shapes」 デザインの歴史はとても重層的だ。人類と共に登場しているのだが、狭義には100年前に設立されたバウハウスあたりからデザインという言葉は一般的になった。グラフィック・デザイナーの小林一毅はグラフィックの仕事を広義に捉えている新しい世代の稀有なデザイナー。 


玉井太朗 

プリント作品名「snowsurf-fin」 Curve、曲線に魅せたられた者同士だと思っている。スノーサーフィンとグラフィックというお互い表現の場は違っていても。質量と重力と気象現象等によって形作られた自然界における造形。そういう光景を太古から眺めて人は心地良さだったりを感じているのか。  


森川綾太 

プリント作品名「Recycle Eye」 工房の近くに面白い鳥居があると言う。眼のある鳥居はキッチュで、警官の立て看板のようだけど、訴えるところが心と法とで違う。森川先生は超多忙のため、今回は彼のコンセプトをぼくのほうでグラフィックにしたが、次回は手書きで少女漫画の星目にしてね。  


立沢トオルBonzaipaint®

プリント作品名「Brockmann」 ブロックマンは良くも悪くもぼくのグラフィックデザインの原点だ。半世紀を経た50年から60年代において、モダニズムの、グラフィックは完成をみた。そういう時代に生まれると極まったものと、次の未成熟で危なっかしいものと両眼で見ることができて愉しい。初出2001年。  


立沢トオルUNHALFDRAWING®  プリント作品名「same」 UNHALFDRAWING®はBonzaipaint®ネクストで作った名だ。UNHALFとは半端でないの意で、DRAWINGは線画で良いだろう。だがたとえ半端でなくても線画は下絵である。Bonzaipaint®のように演者ではなく、あくまでも裏方に徹したいという思いがある。   



【ライブ藍染開催のおしらせ】

新宿 ビームス ジャパン4階「トーキョー カルチャート by ビームス」では、9月27日〜10月4日に開催する“秋のスウェット祭り”の会期中、27日(金)、28日(土)、29日(日)の3日間、徳島から「WATANABE’S」の渡邉さんにお越し頂き“ライブ藍染”を行います。 お持ちのシャツやTシャツ、エコトート、キャップやスニーカー等、渡邉さんがその場で藍染加工を施し、お持ち帰りいただけます。(藍染液が無くなり次第終了) そのほか、藍染にしたいアイテムをいったんお預かりし徳島の工房で染め加工、出来上がり次第お届けも可能です。(別途送料がかかります。)  お気に入りだったけど、最近着なくなったTシャツやキャップ、トートバッグなど、天然の上質な藍染によって、さらにお気に入りのアイテムにアップデートしてみてはいかがですか! 


開催日:9月27日(金)、28日(土)、29日(日) 


時間:13:00 〜19:00 開催場所:ビームス ジャパン4階  東京都新宿区新宿3丁目32−6 ※藍染液が無くなり次第終了いたします。  藍染のおおよその金額は下記の通りです。 A 手拭い、靴下、エコトートバッグ、キャップ  3,000円 B トートバッグ(帆布、コットンダック)、半袖Tシャツ、スニーカー  4,000円 C 長袖Tシャツ、長袖シャツ  5,000円 D スウェット、パーカー類  12,000円 E コート、ブルゾン  15,000円  ※全アイテム生地質、厚みなどにより金額がアップすることがあります。 藍染に出来ないアイテムもございます。ご了承ください。  


【注意事項】 下記内容をご納得の上染めたいものをお持ちください。 *なるべく綿や麻の製品をお持ち込みください。絹や羊毛等の場合は色が退色しやすいものや染まり付きが弱いものもございます。 *ご希望の色味より若干の前後がございます。 *生地により、ご希望の濃度までとどかないこともございます。また、染色後の退色が早いものもございます。 *製品生地の劣化により、染色・洗い処理の際に破れ、ボタン等の欠け・外れ・紛失が生じる場合がございます。 *製品に若干の縮みが生じる場合がございます。 *汗や脂シミ、制汗剤等ご使用箇所が変色する場合がございます。


ぜひお持ちの洋服などを持って遊びにいらしてください!