いつも心にユーモアを

山口 悟史 2020.11.03

こんにちは。



2020年11月。



秋冬物の入荷も落ち着きを見せ、店内はようやく商品が出揃ったという感じです。



気付けば今年も残り2カ月。



今年は夏がぽっかりと抜け落ちてしまったような感覚。



10年後の未来に僕たちは今年をどう振り返っているのでしょうか、、、



今から10年前。



当時僕は今と同じインターナショナルギャラリー ビームスに在籍していました。



その当時の気持ちを思い起こさせてくれる。個人的には懐かしささえ感じるブランドが入荷してきました。



10年後の今も、当時と変わらない魅力を纏って、、、





<STEPHAN SCHNEIDER(ステファン シュナイダー)>


30代以上の方には懐かしく感じる方も多いと思います。



2020年秋冬、インターナショナルギャラリー ビームスで久しぶりにオーダーしています。



今回のオーダーはコンパクトながら非常にまとまった構成に。






一部ですがご紹介




<STEPHAN SCHNEIDER(ステファン シュナイダー)>KNOWLEDGE グラデーションニット
カラー:BROWN BLOCKS
サイズ:S M L
価格:¥46,000+税
商品番号:23-15-1009-135


<STEPHAN SCHNEIDER(ステファン シュナイダー)>ACADEMIC ステンカラーコート
カラー:BROWN BLOCK
サイズ:S M L
価格:¥115,000+税
商品番号:23-19-0934-135


<STEPHAN SCHNEIDER(ステファン シュナイダー)>REFERENCE ボーダーハーフジップニット
カラー:GREY BLOCKS
サイズ:S M L
価格:¥49,000+税
商品番号:23-15-1008-135





<STEPHAN SCHNEIDER(ステファン シュナイダー)>別注 INDEX フーデッドコート
カラー:GREY GRADATION BROWN BLOCKS
サイズ:S M L
価格:¥120,000+税
商品番号:23-19-0933-135




オリジナルのテキスタイルをベースに、コート、ハーフジップ、クルウネックニット、ブルゾン、マフラー、、、




様々なスタイルに落とし込んだ、非常にスタイリング映えする構成です。









ショールカラーにフードをドッキングしたような、ブランドのアイコンともいえるディテール。





シャギーな質感、嫌みの無い贅沢なレイヤードです。






ややズレたブロックチェックが全体的に優しい雰囲気に。





同柄、同素材のストイックなレイヤードスタイルですが、どこかほっこりした印象になるのはこのブランドならでは。




こちらはSTAFF Suzuki




やや肌寒かったこの日は、同素材のマフラーとのコンビネーション。



ボリュームのあるブーツタイプのシューズにハーフジップのニット。



一見スポーティなアイテム同士の組み合わせですが、どこか品のある仕上がりになる不思議なアイテムたち。





控えめなストライプが印象的なパンツも、スタイリングを複雑に見せるいいアクセントに。


アイテム数は極力最小限に、盛ってるようで実は引き算。



内に秘めたアイデンティティ。



そんなスタイリングかなと、、、




<STEPHAN SCHNEIDER(ステファン シュナイダー)>DOBSONS ウールマフラー
カラー:GREY BLOCKS BROWN BLOCKS
サイズ:ONE SIZE
価格:¥18,000+税
商品番号:23-45-0369-135



いかがでしょうか。






「ユーモアなきファッションは死」



これは彼がデビュー当初から掲げている言葉です。



一見すると優しい、どこか懐かしさを感じるアイテムたち。



しかし、よく見ていくと、連続するファブリック、一歩間違えるとしつこさを感じてしまいそうな、ぎりぎりのバランスで成立したコレクション。



見れば見るほどこちらが深読みしてしまう、そしてその奥で、ニヤリと笑う彼を想像してしまう。


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父、兄は科学者、母は美容師という家庭に育つ。


そして高校時代のロンドン留学時、パンクに傾倒しながらも、アントワープ王立芸術アカデミーを首席で卒業。


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隠しきれない育ちの良さと、自身のアイデンティティ、内面を表現するバランス感覚。


なるほど、非常にロジカルで都会的です(表面的ではなく、あくまで内面)。



どこまでも控え目に。


それでも静かに、力強く溢れ出す個性。


とても共感を、憧れを覚えるクリエイションです。



10年後どころか、1年後の未来がどうなっているのかも分からなくなった今、少しだけ心に余裕を持たせてくれる、そんな存在としてファッションを捉えてみる。




「いつも心にユーモアを」



今、僕たちに一番必要なものかもしれません。



Don't worry be happy.




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そしてこちらのイベントもいよいよ迫ってきました(詳細は画像をクリック)。





今シーズン、僕達のファッション熱にとどめを刺してくれるようなスペシャルなアイテムも展開予定です、、、






お問い合わせ、ご来店お待ちしてます。




Yamaguchi