STYLE NOT FASHION 060

大岡 靖治 2017.05.06

こんばんは大岡です。


入荷後時間が経ちますますが、鮮度は変わらない男の読み物を今回はご紹介。


前回程の熱量ではお伝えできませんが…


熱量を奮った内容はこちら。

STYLE NOT FASHION 030



<THE RAKE> ISSUE 15

品番:30-81-7065-971

¥1,111+税


GIANLUCA ISAIA氏の特集。


約20年位前インターナショナルギャラリー ビームスで取り扱いしていたイザイア。


当時の先輩方、インターナショナルギャラリー ビームス好きな方たちが着られていた高級インポートメーカーという印象が残っております。

そしてネームタグが格好が良かった。


世界的ブランドに成長させた3代目イザイア氏によるQ&A。


服飾メーカー目線のコメントが多く…

前回のモンテゼーモロ氏のQ&Aは一般の大人な方たちが取り入れ易い内容でした。


装い方や物を選ぶ際、モンテゼモーロ氏を参考にされれば間違いはないと思います。




続きまして、こちら。

2017年注目すべき男たち。

今年注目の方たちによるどのように選び?着こなすか?

ということが取り上げられております。


20代・30代の方が取り上げられておりますが、自身のスタイルや考えがしっかり持たれている点には共感します。


今後彼らがどのように変化するのかが楽しみです。




三大ビスポーク・シャツメーカーの現在。


私はこちらの記事が特集されていた為、今号を購入しました。




昔から英国のシャツと言えば…

ターンブル・アッサー。


20年以上前ターンブル・アッサーの書籍があることを知り古書店を探し周り、入手した時の感動。


本を読み同社のストーリーを知ることが出来たこと。


私の中で影響を受けた人物が、こぞって同社の製品を愛用されていたこと。


弊社でT&A社と同じファクトリーのシャツの展開が20年位前はあり、私も購入し初めて袖を通した所、襟型と芯地のバランス、細い前立て、シングル・ニードル、細部のステッチの処理のしかた、生地の質も大変良いものを使用した物というのが着用してみてすぐに分かりました。


こんな素晴らしいシャツを身に付けたことがなかった、私にとって今でも大切なシャツとしてあり続けております。


当時の先輩方の着用率が高く、私もずっと憧れておりました。


こちらもネームタグが格好良かったです。


シルエットは、ずばり英国のシャツメーカーといった、着丈・身幅にたっぷり生地を使用したサイジングになっております。


今の若い世代の方たちには、理解されないシルエットになっております。


今では購入することが困難になってきている為、物によってはカフスや襟先が擦りきれていても、未だ現役で着ております


サイジングに関しては、英国のスタイルを尊重し、裄丈のみ調整して着ております。


そんな私にとって憧れのターンブル・アッサー。

初渡英した際、同店を訪問した時のことは、今でも鮮明に覚えております。


購入したシャツは今でも大事にしております。


前置きが長くなりましたが…


そんな私にとって想い入れがつまったターンブル&アッサー社のいまを知ることが出来ます。




続きまして、ヒルディッチ&キー社の現在を知ることが出来ます。

T&A社より柱となる人材が2人も移籍し、ビスポークシャツ及び既製品の製作は…イタリアの工場に転換した模様。


時代の流れもありますが…往年の愛用者はどのように捉えているのでしょうか?


今後どのように変化して行くのか?

気になる所です。





最後にこちらのシャツ・メーカー。

バドの特集になります。

日本では馴染みの少ない、バド。


約15年位前、雑誌の特集で…

アンダーソン・シェパードでスーツを誂えるという企画があり…

完成したビスポークスーツに合うシャツとは? という問いにたいしてバドのシャツ、シューズはジョージ・クレバリーがお勧めと言った記事がありその時に同店の名を初めて知りました。


今でもそんな関係性が続けられている事に安心しました。


自分自身の気分だと、バド・カラーの襟型が気になります。


プリント・ネクタイの品揃えも…

個人的には気になります。



最後はこちら。

祝BEAMS HOUSE NAGOYA 

4月17日にオープンしスペシャルシューズを中心とした掲載が付録にて紹介されております。


<CROCKETT&JONES> MAINEのコードバンを4色展開しました。


その他内容盛り沢山のRAKE 。

流行とは少しかけ離れているかも知れませんが、大人の読み物としては今となっては貴重な媒体に感じますので…引き続き応援しております。


それではまた。