ビームス 静岡のブログをご覧の皆様、こんにちは。
すっかり秋めいてきました。衣替えの季節ということで、もう既にアウターを着始めた方も多いかと思います。
気温と毎日相談ですね。
本日はこうした端境期に程良く使い勝手の良いコートをご紹介致します。
REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 ステンカラー コート
毎年好評を博しておりますREMI RELIEFの別注ステンカラーコートになります。
比翼仕立てのフロントボタンが隠れる仕様は普段着から仕事用と幅広くご使用頂ける主張の強くないデザイン。
Aラインシルエットのゆとりあるパターンを採用しており、重ね着がし易くなっております。

襟はチンストラップが付属し、スタンドカラーにして着用も可能です。

風が冷たい出先の行き帰り時には襟を立てて着用するのもファッションとして格好良いですよね。
コットンポリエステル素材のツイル織によって縫製されており、通称玉虫と呼ばれる独特の光沢感が特徴的です。

染色にはREMI RELIEFらしい加工が施されており、程良く褪色がかかったような淡いカラーリングが他には無い表情を演出しているのだなと思います。
英国の某ブランドのコートがヴィンテージ市場でも有名な所かと。
ヴィンテージ市場では一枚袖と呼ばれる、袖部分に生地の切り替えが無い一枚仕立てのアイテムが不動の人気を博しています。

こちらのモデルは一枚袖仕様ではございませんが、それにより更に加工感が伝わる見た目に仕上がっているのだと個人的には解釈しております。
細かな部分ですが、REMI RELIEFのブランド特性が表出された、正にブランドとしてのステンカラーコートたる所以と言ったところでしょうか。
因みにこちらは完全に余談ですが、ステンカラーコートは正式名称?はバルカラーコートと発祥の地イギリスでは呼ばれているそうです。
呼び名が違うのもそうですが、ステンカラーとバルカラーでは襟の形が異なるのも特徴です。
年代やブランドによって襟の形が異なる為、一概には言えませんが、基本的にはステンカラーには台襟が付くものが一般的なようです。

こちらのアイテムは後ろのみ台襟の付く現代的なデザインを元に制作されています。(オンライン画像で申し訳ありません)
古着屋を巡った際には様々な出自のコートをディテールで判別するのも楽しそうです。
自分もコートをメインに合わせを考えてみました。
REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 Indigo Check Shirt 22AW
REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 Henley Neck Pocket T-shirt
同ブランドのアイテムを合わせたスタイリング案です。
インナーにヘンリーネックのTシャツをインしつつ、こちらも毎年好評いただいておりますインディゴ染めのチェックシャツを一枚噛ませました。
REMI RELIEFらしく加工が施されているアイテムで構成し適度な粗野感を出す事で、一見すると古き良きアメリカンカジュアルなスタイル。

この加工による独特な雰囲気が堪りませんね。
デニムやチノなど綿素材のパンツで合わせてサラッと着こなしても格好良いと思います。
個人的に構成した裏話になりますが、千鳥柄が配されたGREENのカラーをチョイスし、ヘンリーネックを合わせる事でイギリス出自のデザインで全て纏めるよう意識しました。
やはり一見すると見えないところではありますが、出自をある程度合わせる事でアイテム同士の纏まりが良いだけでは無く、スタイリングテーマを持つ事で着用の楽しさも上がりますね。

シャツの裏に付くコインポケットの写真と共に柄のアップです。
フロントに付くパッチポケットや1960年以前に流行した猫目ボタンがオーセンティック且つアメリカのヴィンテージ感が漂います。

こちらも毎年柄を変えながら継続的に展開している人気のアイテムですので是非チェックしてみて下さい。
今年はこの2色です。
NAVYもインディゴ染めがより伝わりやすい素敵なカラーリングでオススメです。
ビームス 静岡のメンズスタッフ"佐藤"が着用してのスタイリングを挙げておりますのでそちらも併せてご覧頂ければと思います。
自分もNAVYカラーのコートでスタイリングをしてみました。

やや肌寒い気温になって来る時期を想定し、フェアアイル柄のクリケットベスト、ナイロンを起毛させたブラックウォッチ柄のトラウザーズを合わせたスタイリング。
ブリティッシュ感漂う上品なアイビースタイルを意識して構成してみました。
軽い着心地の素材なので本格的な冬が始まる前から重たい印象にならずにコートスタイルを楽しむことができますね。

繰り返しますが、襟を立ててスタンドカラーで着用する格好良さにやはり惹かれます。(笑)
チンストラップはデザインとしてもアクセントになるので個人的に商品を選ぶ際の決め手の1つでもあります。

若干起毛したかのような表面の加工がダークトーンのカラーと相まってより季節に中性的な見た目です。
季節の移り替わりによって扱う素材も変化していきますが、様々な生地に大きくブレる事なく合わせる事の出来る軽アウターはやはり重用します。
REMI RELIEFらしい生地への拘り、万能なデザインにゆとりのあるAラインシルエット、満足度の非常に高い1着だと思います。
普遍的な見た目に内包された随所の拘りは他のアイテムもしっかりと際立たせる、コーディネート的にも相乗効果が2度美味しいコートです。
冬も個人的にはとても楽しみな季節ですが、今時期から着用できるアウターで普段の服装に膨らみを与える事で、日々の服を着る楽しみが増えればスタッフとしては嬉しい限りです。
こちらは店頭にも並んでおりますので、気になる方いましたら是非一度ご覧いただき、袖を通してみていただければと思います。
長くなってしまいましたが、商品選びのご参考になれば幸いです。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
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