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気温も上がり、最近では家の周りで虫の音が聞こえて来ます。春も本番。ファッションを通して季節に楽しみを。
今回、私がご紹介するのはこちら。
まず、私が惹かれたのが生地。
今回はピケの生地を用いたもの。
かなり細かいピッチの畝幅は少し、品の良い見え方になるのではないでしょうか。通常ピケは何となく硬い生地感が特徴のようなイメージ。そんな点を払拭させてくれます。
ガーメントダイ(製品染め)を行い、生地には、ややフェード感のあるような独特の風合いを持たせています。また、経年変化(僕達で言う所の変身開花)も期待でき、長く愛用していきたい所でもあります。ベーシックなベージュカラーは期待通りの色落ちをしてくれそう。ホワイトは汚れていく生地がこの型と相まって雰囲気の良い仕上がりの予感。ただ、発色の良い、ピンク、グリーン、サックスカラーの変化が気になる所ではあります。
羽織った時の軽さもまた魅力。シャツ生地ライクなウエイトはこの時期にピッタリ。個人的にですが、日中もまだ半袖1枚で出かける勇気が無く、夕方や夜に備えたりする為、これは丁度良い羽織りを見つけたなと。
そして、
型ですが、所謂トラッカージャケット。60年代に生まれたこの型は、皆様ご存じのブランド発。様々な人々や、シーンで着用されたため、ファッショナブルなイメージが強いデザイン。皆様一度は袖を通した事があるのでは？というところで親近感が湧きます。
リラックスしたフィッティングと良い塩梅な着丈のバランスは様々なインナーやパンツとの相性良し。
さて、スタイリングを。
春夏のアイテムな為、インナーをそこまで厚手にはしないだろうと踏み、私でSサイズを着用。
シンプルな合わせ方ですが、生地に表情がある分、こなれた見え方に。最近マイブームのデニムパンツと合わせるだけで、アメリカンカジュアルな印象に。他のカラーは、アイビーらしい着こなしができるかと。ボタンダウンシャツ、ポロシャツ、型はワーク由来であるため、ヘンリーネックのカットソーなんかも良さそうです。
さて、いかがでしょうか。
カラーリングによって全く見え方が違うアイテム。まさに題名通りの五人五色。コーディネートの広さもオススメです。
是非ご検討ください。
佐藤
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