Standard Chino Trousers ~BEAMS PLUS 2Pleats~

柳井 純一 2021.07.30

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




さて、本日はBEAMS PLUSのアイテムの中でも軍パン同様に

スタンダードであり、バリエーションが豊富なチノトラウザーズをご紹介致します。

BEAMS PLUSではアイビートラウザーズのプレーンフロントから、シルエットに定評がある1プリーツ仕様、ミリタリー由来のチノトウラザーズ…

はたまたアメリカ製のBILLS KHAKIS、BARRRY BRICKEN、コラボレーションでも多くの反響があったDouble RLのチノトウラザーズ…

数えればきりがないくらい、チノトラウザーズ・チノパンツのバリエーションが豊富です。







BEAMS PLUS / 2プリーツ チノ パンツ
カラー:セメント、ブラック、カーキ、オリーブ、ネイビー
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-23-0097-874



その中でも忘れてならないのがこのモデル。

自分が記憶するに7年前?位にリリースされ、当時から絶大な人気を得ていた『BEAMS PLUS 2Pleats Chino Trousers』。

BEAMS PLUS的にジャストサイズで着用する方から、サイズアップでルーズに履く方、履く人を選ばずに愛されてきた名品です。

今ではBEAMS PLUSではスタンダードな見え方・認知度の高いモデルではありますが、改めてご紹介させて頂きたく今回書かさせて頂きます。



特徴的なディテールはまずはフロントディテールを。

運動量を確保する為に2プリーツ仕様にコインポケット。

実用性とクラシックな見た目のファッション性、アメリカンカジュアル・トラディショナルなスタイルが好きな方は堪らないディテールではないでしょうか?

昨今のクラシックアイテムがトレンドになってはきていますが、BEAMS PLUSではもう何年も前に作られ、更には形を変えずにリリースしてきました。



プリーツによる腰回り・ワタリのボリューム感は快適に着用できます。

スマートフォンやウォレットを入れてもシルエットが崩れず、なおかつ履き心地にも影響が出ません。






腰回り・ワタリのボリューム感から、裾にかけての強めのテーパードシルエット。

これにより、古臭く見えず、よりファッショナブルな見え方が強調されます。

ただ単にクラシック全開のシルエットでは無く、このテーパードラインが出るからこそ、唯一無二のシルエットバランスとして楽しめます。





そして何よりもレングスのバランス。

ハイウェストで着用するスタッフが多いビームス プラス 有楽町。

レングスはどちらかと言うと8~9分丈の見え方が強くなります。

強めのテーパードシルエットだからこそ、この丈感がとても活き、全体のシルエットバランスに『クラシックな表情のモダンシルエット』が生まれるのではと見てて感じます。

夏では定番のシューズ裸足履きした際、このレングスは抜け感と清涼感が楽しめます。





いやいや、もちろんソックス合わせにもこの丈感は肝なんです。

BEAMS PLUSの『足元事情』ではソックス・シューズの提案をさせて頂いておりますが、このレングスはよりソックス選びに精が出ます。

ドレスシューズには薄手のソックス、スニーカーにはスポーツソックス。

ファッションは足元からと言われている位、足元は重要な部分かと。

せっかくならこのレングスを活かし、各々の個性を『足元事情』で楽しむにも最適なレングスです。




以前にふとBEAMS PLUSの2プリーツパンツの様な形は世にあるのか…と色々思い返してきましたが

腰回り・ワタリのボリューム感からのテーパードシルエット

スッキリと見える8~9分丈のレングス

の様なシルエットは唯一無二なのか、と改めて実感しました。

『クラシックな表情のモダンシルエット』はネイビーブレザー、ボタンダウンシャツ同様にBEAMS PLUSにとってスタンダードな形であり、

今では欠かせられないアイテムとなっています。




ではどの様に当店のスタッフはスタイリングするのか…

まずはビームス プラス 有楽町のスタイルと言えばの『スポーツコートごなし』から。




STAFF YOSHIDA


クラシックなディテールには、クラシックなニューポートタイプのダブルのブレザースタイル。

ボックスシルエットが特徴的なダブルのブレザーに、ボトムスはスッキリと。

こう見ると腰回りのボリューム感が抑えられ、テーパードが良く効いた綺麗なシルエットに見えます。

ブラウンスウェード×オリーブカラーの組み合わせは、ネイビーブレザーだけでなく、秋冬のスポーツコートの装いにとても合いそうです。

『オリーブカラーのチノトラウザーズは、ベージュを取り揃えた方へ提案したい一本』との事。

ベージュのチノトラウザーズは良くありますが、意外と無いのがオリーブカラーです。




STAFF 山田兄弟(弟)/正志



お次もスポーツコートスタイルの組下に。

裸足履きによるシューズに、ノークッションのレングスは涼し気な印象が出ます。

一番ベーシックかつスタンダードなカラーでもあるベージュは、合わないトップスを探す方が難しい?位に汎用性が高い一本。

『腰回りのディテールデザインに、テーパードいよる決して太過ぎないシルエットバランスが唯一無二です』

YOSHIDAとは違い、シングルの3つボタンのスポーツコートと合わせると、腰回りのボリューム感が強調されます。

こうして見ると…やはりBEAMS PLUSのスポーツコートとの相性はとても良いんです。




STAFF TAIJI



次は夏の装いでコーディネートしたTAIJI。

カラーはオフホワイトのセメントと呼んでおり、うっすらとグレーがかった上品な色合いです。

サイズは一番大きいXLを着用しつつも、ハイウェストで着用する事で短めのレングス感を楽しんでいます。

白のスニーカーを裸足履きにし、セメントカラー着用…大人っぽいスタイリングに持ってこいのカラーです。

『色数を減らし、どことなくモノトーン調でリゾートスタイルを表現。セメントカラーに抜け感あるレングスは、シニア層も楽しめる一本です!』

まさに今したいコーディネート。涼し気な印象が持てるカラー・レングスです。



最後は私。



個人的に一番変化球カラー?と思っているブラックのチノトラウザーズ。

ブラックだからこそよりモダンに見え、スタイリングが引き締まる印象です。

スポーツ×ミリタリースタイルに合わせ、クラシックなディテールをスポーティーなスタイリングに合わせてみました。

個人的に大好きなブラック…探してもチノトラウザーズで見つからず、自分にとっては嬉しい一本です。




トラディショナルなスタイリングはもちろん、リゾートスタイルやミリタリー、スポーツ…

色々なアイテムに合わせられるからこそチノトラウザーズは何本持っていても困りません。

これだけ色数・生地バリエーションがあるからこそ、コーディネートや気分に合わせて取り揃えたくなります。




チノトラウザーズをお探しの方、通年提案している2プリーツチノトラウザーズを是非お試し下さい。

BEAMS PLUSにとってスタンダードな一本、だからこそディテール・シルエットは癖になります。






JUNICHI YANAI