夜ふかしの皆さま、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

さて、先日からBEAMS PLUSとスタッフのInstagramの投稿が
徐々に騒がしくなってきているこちらの内容について。
ACADEMY by Blackstock&Weber×BEAMS PLUS "Oriantation"
日本ではまだ馴染みがない!?ブランドとBEAMS PLUSのコラボレーション。


〈Blackstock&Weber〉〈ACADEMY by Blackstock&Weber〉
ニューヨーク市のマンハッタンに店を構えるブランド。

〈Blackstock&Weber〉とはChris氏が一番最初に物作りをし、その時に作ったのが"ローファー"。
ハンドメイドで作られるローファーは、トラディショナルなスタイルから、ニューヨークのストリートシーンでも目に稀有なブランド。
基本的なローファースタイルのペニーローファー、タッセルローファー、ビットローファーの3スタイルを軸にし、
アッパーの素材やソールの仕様で様々なスタイルを提案。
アイビー・プレッピーのトラディショナルに留まらないそのスタイルがとにかく新鮮。
Chris氏自身、『The Best Loafers in the World'』とプライドを持ち、未だにブレずにブランドの根幹として作り続けているとのこと。
それに対し〈ACADEMY by Blackstock&Weber〉は主にアパレルを展開しているブランド。
Chris氏は勉強・探求する事が好きであり、ファッションに於いて、常に勉強を続けるという意味でACADEMYというネームに。
基本的にはオーセンティックなアイテムを軸に展開し、トラディショナルになりすぎないロゴ使いやポップさを表現。
昨年、このブランドのオーナーでもあり、クリエイティブ・ディレクターでもある
Chris Echevarria氏が日本に来日。

BEAMSメンズカジュアルのバイヤーでもあり、海外でのコミュニティに顔がきく小林 景太(通称GONZO)の紹介で
このChris Echevarria氏とBEAMS PLUSディレクターの溝端 秀基(MZO)が初対面。
何気ないコミュニケーションの中で、
Chris氏がもともとJ.CREW(当時、マンハッタンにあったJ.CREW LIQUOR STOREのオープニングスタッフ)のスタッフであったり、
日本のファッション雑誌にとても影響を受けたりと、BEAMS PLUSに対しての期待を全面に語ってくれました。
そんなChris氏をBEAMS PLUSのフラッグシップである原宿・丸の内をアテンドし、その時は特にモノゴトの話はせずにお別れ。
日が経ち、2025年の1月に今度はBEAMS PLUSチームがニューヨーク出張時に彼らのオフィスへ。


先々の取り組みの期待を少し話ながら、どんな事をやろうかという矢先、
Chris氏から『俺の生まれでもあるニュージャージー州を案内したい』と。
そのままオフィスとを後にし、ニュージャージ州へ。






Chris氏の生まれ育った土地や昔から今のファッションへの熱意を聞きながら、
住んでいた場所、在籍していた学校、昔から通い詰めているピザ屋やドーナッツ屋など・・・
これらの景色や実体験、そして物の話ではなく、先に彼の経歴をこうしてプレゼンされた事。

ここからは今回の"Orientation"のコレクションの構成がChris氏とMZOの中で瞬く間に決定。
今回は両ブランドを正しく理解する事、そしてMZOがChris氏にフォーカスを当て、彼が培って来たスタイルやルーツを基に組み上げたコレクション。
キーとなるのは会話から出てきたChris氏の高校生時代。
当時、ユニフォーム(制服)をルールの中でどう着崩すか、それをずっと模索し、実践していたとの事。
ブレザーを着るならボタンダウンシャツにネクタイ、トラウザーズ・・・
それに対してどこまでファッションに着崩すか、
ブレザーにスウェットフーディーやジムショーツを合わせたり。
ファッション雑誌や色々なブランドの打ち出しでイメージしていたプレップスタイルを
Chris氏がまさに高校時代にリアルにしていたこなし。
当時、そんな規則に反するギリギリを攻め続けていたChris氏は、そのまま規則違反として後に退学に追いやられたとの事・・・それらもリアルで今となっては笑い話に。
日本のファッションシーンでプレッピーないしプレップとファッションシーンで耳によくしますが
この手のスタイルがどれだけイレギュラー?であり垢抜けた??スタイルなのか、この時はっとさせられました。
少し話がズレましたが・・・
そんな会話を聞きながら、MZOがそのまま頭の中で組み立て・・・
コート、ジャケット、スウェットフーディー&パンツ、プリントTシャツの構成で組み立て。
Bal Collar Coat Harris Tweed Patchwork

3B Jacket Harris Tweed Patchwork

コート、ジャケットはツイードの名門でもあるHarris Tweedを使用。
ブラックウォッチを基調に、4柄を独特な配置でパネル使いをした贅沢なパチワーク仕様。
実は両モデル共に長年ずっと定番でリリースしていたバルマカーンコートスタイル、3ボタンジャケットスタイルを踏襲し、フィッティングをリニューアル。
大きくサイズアップはせずとも、昨今のサイズバランスに合わせ、従来のレギュラーモデルよりもゆとりを持たせています。


コートは表地と裏地の間には透湿・防風フィルム「サイトスインナー」を採用し、クラシックなルックスに、機能面をアップデート。
従来のモデルよりもゆとりを持たせ、裾にかけて広がるAラインシルエットがとても美しくなりました。
何よりも・・・このパッチワークパターンが全面に映え、とにかく目を惹く一着。


ジャケットはツイードのエンブレムブレザースタイル。
思い返すと・・・BEAMS PLUSでは初のツイードのブレザースタイル。
更に、今回のテーマに合わせ、スクール感を強めたエンブレムパッチを採用。
実はこのエンブレムパッチはBlackstock&Weber側が製作したスペシャルなパッチ。
フィッティングも従来のモデルよりも絞りを緩くし、重ね着がしやすいニューフィットに。
Sweat Hoodie&Pants






そして今回、これらのトラディショナルなアイテムに対し、
Chris氏の学生時代のスタイルをヒントに製作したのがスウェットフーディーとパンツ。
BEAMS PLUSではお馴染みの低速編み機“アズマ編み機”の生地を採用。
生地にテンションをかけずに編むことで、空気を含んだふっくらとした肌触りが魅力的。
自分もこの生地のスウェットを何着か愛用しておりますが・・・とにかく着心地の良さと、型くずれしない肉感の塩梅がとにかく最高。


更に今回は新型として
1960年代のスウェットアイテムをベースに作成したNEW MODEL。
当時のアスレチックウェアに見られる、縦方向の縮みを抑える横地取りを採用し、クラシックなスタイルを踏襲。
Chris氏が好む年代のアスレチックウェア、サイズ感を狙い、型から作り込んだアイテムです。
カラーは3色展開、そしてそれぞれコラボレーション用のアイコンが欲しいとの事で、両アイテムにさりげないジグザグステッチを入れております。
個人的にもとにかくサイズバランスが良く、今回のブレザースタイルにはマストで合わせたい一着。
ベーシックなアスレチックスタイルにも、そして今回のコレクションの様なこなしにも、
あれば間違いなく着回しが楽しめるスウェットアイテム。
Ringer T-shirt


最後もBEAMS PLUSとしては初でしょうか。
アスレチックウェアの流れ、カレッジ感あるアイテム・デザイン使いのリンガープリントTシャツ。
ネック、カフをバインダー仕様にしたアスレチック感あるリンガー仕様に加え、
今回はChris氏の愛犬をマスコットキャラクターにした架空のチームTシャツ。
部活動の様なクラブチーム感あるデザインをクラック風にプリント。
ボディには糸の段階でボール状のダマを作り、凹凸ある表情の生地を採用。
ビンテージライクな表情をしつつも、あくまでも加工ではなく、糸やプリント技法でその風合いを表現。
表情ありつつ、クリーンな見え方はBEAMS PLUS流のアプローチです。
流石に時期的には1丁着は厳しいものの、ブレザーのインナー使いやはたまたサイズアップでフーディーの上から羽織ったりと。
一足先にXLを抑え、着方のバリエーションとしてMも検討中。。
ざっと・・・以上がACADEMY by Blackstock&Weber×BEAMS PLUS "Oriantation"。
Chirs氏とMZOが企画し、生産は全てBEAMS PLUSのジャパンメイド。
Chris氏との出会いから、物の蘊蓄云々の前に彼のルーツを紐解きながら作り上げられました。



また、今回店頭でご購入頂いた方にはノベルティとしてバンダナをお渡しいたします。
コラボレーション用のグラフィックアートをBlackstock&Weberチームにデザインしてもらったバンダナ。
スポーティーな総柄仕様となり、コラボレーションアイテムのスタイリングのワンポイントに使っていただけます。
※枚数に限りがありますので、なくなり次第配布は終了いたします
そして今回のOrientationに合わせ、〈Blackstock&Weber〉のローファーも一部取り扱い予定です。
こちらはハンドメイド生産ということもあり、絶賛製作中。
リリース時期は12月中旬を予定しております。
※時期は前後する可能性ございます
入門的なコレクションであるからこそ、ブランドの顔でもあるベーシックなラインナップを展開予定。
①The Ellis Penny Loafer, Onyx, Lug Sole


ペニーローファー型。
”Ellis”『エリス ペニーローファーは、弊社の最初のインターンであり、今も従業員として活躍するエリス・ワイルダー氏にちなんで名付けられました。とても素敵な名前です。』
②The Clásico Tassel Loafer, Onyx, Lug Sole


タッセルローファー型。
”Clásico”『この商品は、私が一年で一番好きなフットボールの試合にちなんで名付けられました。初めてその試合を観戦したのは2018年。それは、私が初めて海外行きの切符を手に入れた年でもあります…何のための切符だったかは秘密です。』
③The Mason Horse Bit Loafer, Onyx, Lug Sole


ビットローファー型
”Mason”『メイソンは、私の小さな従兄弟にちなんで名付けました。彼はまだ10歳で、自分がどれほどクールな存在になっているか、まったく分かっていません(笑)』
上記3型を仕入れしております。アッパーのレザーはフランスの高級タンナー(皮革製造業者)である「デュプイ社」の型押しレザーを採用し、ソールにはVibram社のラグソールを搭載。全天候型のオールウェザーシューズ。
"We threw snow tires on our core classics... Just like any of our joints, dress them up or down... All-Weather, All-Season, All-Year."
ハンドメイドの丁寧な作りに対し、大胆な素材やソール仕様、そしてアイコニックな丸みあるフォルム。
作りはもちろんの事、所謂型(スタイル)にハマり過ぎず、自由なこなしに合わせらる一足かと。
昨今のローファーブームも感じつつ、、やはり本気で作り込んでいるブランドだからこそ、安心した作りと抜群のは着心地。
今回はまさにスタイル・天候問わずに履ける、ブランドの顔とも言えるソール・アッパー・カラーを揃えた3型を取り扱う予定です。
こちらはまたリリース決まり次第アナウンスをさせて頂きます。
Chris氏からはサブタイトル?的な意味合いで…
『From the minds of Hideki Mizobata & Chris Echevarria』
ユニフォームという規則を
ファッションとして敢えて着崩すスタイル。
その背景には両者の経験と博識が詰まっています。
このChris氏からの言葉通り、両クリエイティブディレクターの考えが自然と噛み合ったコレクションです。
文章では伝えきれないストーリーや物の背景、
これは是非店頭でお伝えできればと思います。
11/21(金)と11/22(土)は販売店舗であるビームス プラス 丸の内にお店立ちいたします。
是非、皆さまのご来店お待ちしております。
カリスマYANAI