こんにちは。
今月5日以降にお店に来ていただいた方はご覧いただいていると思いますが、<Finn Juhl(フィン・ユール)>という北欧の巨匠をご存知でしょうか?
<Finn Juhl(フィン・ユール)>
20世紀中期の北欧家具黄金期に活躍したデンマークを代表する建築家でありデザイナーの1人です。作品とも呼べる美しいフォルムと、独創的な構造で、同時期に活躍した他のデンマークのデザイナーとは一線画す数々の名作を生み出してきました。
ニュースページをご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、8月5日(金)〜 9月13日(火)の期間中、東京都美術館(上野公園)で開催されている『Finn Juhl and Danish Chairs展』に呼応したサテライト展示を「ビームス ハウス 丸の内」にて開催しております。

ビームスが所蔵する〈Finn Juhl(フィン・ユール)〉の希少なヴィンテージ家具をご覧いただける機会なのですが、長らく当店のレジ脇にあったコチラのソファーはお掛けになられた方も多いのではないでしょうか?
これも、<Finn Juhl>の作品なのです。

貼り地のレザーが味出まくりでしたので…このイベントの開始前に、張り替えされてキレイになり、戻ってまいりました。

現在はシューズコーナーの前でお座りいただけます。
実は私が新人だった20年程前、横浜の店舗のシューズコーナー前で使われていた思い出の椅子でして、当時から<Finn Juhl>のことはスゲーんだぞ…という風に刷り込まれており、当時でウンビャク万の価値があると言われてビビらされましたが…とにかく美しい椅子だなとは長年思っていました。
現在は、小ぶりなサイズがレジ脇にあり、こちらもお掛けいただけます。

と、実際にお掛けいただける椅子は、上記2脚なのですが、以前ビームスの店舗にて使用されていて、現在はミュージアムピースと言えるような希少価値の高い椅子のため、ビームス本社オフィスで展示している<Finn Juhl>の作品を当店レジ前のエリアで展示しております。
私も初めて見ましたが…やはり美しいですね。
2022年7月23日から東京都美術館で開催されている『Finn Juhl and Danish Chairs展』に合わせて、こちらの貴重なヴィンテージ家具を店内にてご覧いただける機会なのです。

今回展示する3脚中でも、2脚の『Chieftain chair(チーフテンチェア)』は1949年にデザインされ、デザイナー本人が存命のころの最初のマニュファクチャーであるNils Vodde(ニールス・ボッダー)により制作されたオリジナルピースであり、生産台数が少なく、近年では世界的にその価値が非常に高まっております。


また、共に展示するFrance & Son(フランス&サン社)のイージーチェア『FD136』

Bovirke(ボヴィルケ社)の『Table Bench BO-101』もオリジナリティー溢れるデザインが秀逸です。

<Finn Juhl>以外の名作も併せてご覧いただける貴重な機会ですので、ぜひご覧くださいね。

私は、上野の展示は9月に観に行きたいと思っております。
清澄白河で行われているフランスの巨匠の展示も含めて楽しみです。知る人ぞ知る巨匠の展示が同時期に東京で開催されているというのも凄いことです。
以下、今回のイベント情報です。
ニュースもご覧くださいね。
- 開催期間
- 2022年8月5日(金)〜9月13日(火)
- 開催店舗
- ビームス ハウス 丸の内

