SETO TOTEMPOLE POP UP

2023.04.11

こんばんは。


トーテムポールをご存じでしょうか?

カナダやアラスカの北米インディアンによる家の内外や墓などにある木造彫刻なのですが、お土産として作られた物にはコレクターがおりまして、私もここ数年でハマってしまった一人…


古着屋さんのバイヤーとして北米エリアを周り、フォークアートに造詣が深い方は、趣味が高じてご自身でもトーテムポールを製作されるようになりました。


愛知県瀬戸市での昨年と今年1月のイベント開催に続き、先週土曜日からお隣の街、日比谷でも都内初のイベントを開催中です。









SETO TOTEMPOLE POP UP at CABINET OF CURIOSITIES


4月8日(土)から4月16日(日)までの期間、東京ミッドタウン日比谷3Fにあるお店、CABINET OF CURIOSITIESさんでSETO TOTEMPOLEのPOP UPが開催されています。











廃校になった小学校の桜の木や、瀬戸市の間伐材、工場から出る廃材などを使用し、製作された温かみのある、トーテムポールは全て1点物です。












作家のIwaiさんとは、現在もお勤めの古着屋さんが出店されていたイベントで5,6年位前に知り合い、イベントや名古屋のお店で接客していただいたり、色々な情報交換をする内に親しくなり、個人的にはここ数年一番影響を受けている方です。







プロフィール

名古屋造形芸術短期大学 卒業

舞台美術の仕事に携わった後に、古着屋へ転進。 


プライベートや、仕事で訪れる様々な国で出会う、世界の先住民族の作り出すモノに心を奪われる。

アメリカで見つけた小さなトーテムポールに、日本の郷土玩具のような親しみも重なり、蒐集を始める。 

心を奪われ、手作り感を大事にしたトーテムポールを自分でも作り、移り住んだ場所の瀬戸市でお土産になれば面白いと思い製作をスタート。


瀬戸市の末広商店街にある築100年以上の元旅館【松千代館】という素敵な場所を見つけたのをきっかけに、個展、展示販売も行いトーテムポール作りに拍車をかけ、瀬戸の非公式お土産として、活動中。








洋服だけでなくフォークアートに対しても博識なのですが、それをひけらかすこともなく、そういった文化に対するリスペクトや、純粋に好きなんだな…というのがヒシヒシと伝わってくる感じが素晴らしいんです。



アフリカの部族の旗や、イヌイットの腰掛けであるような布製のシートを、装飾用(非売品)として作ってしまうのには驚きました…







本業ではなくて、趣味ですからね…








一言で言うと、ヤバい方…でして、蚤の市やお店で見かけたトーテムポールに興味を持ち始めていた私に色々とトーテムポールの魅力を教えてくれた師匠でもあります。


トーテムポール師匠→ポール師匠と半年近く前から呼ばせていただいております。


以前ポール師匠のプライベートコレクションを拝見しましたが、アラスカンヴィンテージの何とも言えない趣きのある表情が堪りません…








カナダ製で樹脂でできている大量生産品(下写真)も色々個人的には所有しているのですが







アラスカ物に私も次第に惹かれてしまいました。



私以外にもポール師匠の魅力に引き寄せられた弊社バイヤーとも遭遇しました。








彼女も仕事ではなく、プライベートで来店









私は厳選してこの3体をセレクト








その後、他の方の梱包中に我慢しきれなくなり…1体を追加。








これで、SETO TOTEMPOLEが20数体に…


以前1体購入したので我慢しましたが…このプリミティブなシリーズも惹かれました。









インディアンの精霊とされるカチナのようなテイストと、アフリカやアジアの原始的なテイストのミックス感も魅力です。



羽根は、ご自身で飼われている鶏から抜け落ちた物を使用。人が入れるサイズの鶏小屋を作ってしまうのも凄いです。








アートではなく、瀬戸のお土産として作った物が、お土産として海外に渡り、海外のフリマ(フリーマーケット)で買い付けた日本人バイヤーによって日本のお店や蚤の市などで目にすることができたら嬉しい…なんて想いを語るロマンチストでもあるポール師匠。




作品は全て1点物でして、形やサイズも様々で、一つ一つ表情の違いや個性があるので、手に取ってご覧いただき、お気に入りを見つけてみてください。


初日に多くの作品が旅立ったようですが…今週後半に追加投入があるかもしれません。




SETO TOTEMPOLE POP UP at CABINET OF CURIOSITIES

期間 : 2023年4月8日(土) - 4月16日(日)

場所 : 東京都千代田区有楽町1-1-2  東京ミッドタウン日比谷3F / HIBIYA CENTRAL MARKET内 CABINET OF CURIOSITIES

時間 : 11:00 - 20:00

問い合わせ先 : 03-6205-4861



作家さんとお店から掲載許可いただいております。




当店や有楽町、銀座のビームス各店にもお立ち寄りいただければ幸いです。




それでは、また明日お会いしましょう。


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KATO