洋服を長く愛用するために、(洗濯表示 ⑤アイロン)

花井 宗徳 2023.07.30

『バッティングセンター』に行ったら、久しぶり過ぎて、すぐに手のカワがペロっ。

途中からバントしてました、、、花井です。

…なにごとも、日々の鍛錬。

急にやっても上手くいかない、、、。


さ、というわけで、

本日は毎朝のルーティーン、アイロンワーク。


※[ひと口メモ]はあくまで私見であることをご理解下さい。


⑤アイロンのやり方


「・」が多いほど、高温で。(低、中、高)

気をつけるのは、、、【当て布】

実は、表示方法が変わったタイミングで、イラストでの表示はなくなってます。


「ないから、イケー」と勢いよくアイロン掛けると、アテンション記載に『当て布使用』と書かれてたりする。。。


Q.当て布しないと、いったい何がいけないの?

…テカり(光沢)

…色抜け します。


[ひと口メモ]

・テカリ…原理は、(靴を磨くのと一緒で)凹凸がなくなり、光る。

テカった場合は、、、

霧吹き&やさしくブラッシング。だが、なかなか戻らないことも多い。

▪️動物天然(ウール、カシミヤ)

…まだなんとか治るかも。

▪️植物天然、(コットン、リネン)

…んー厳しいが、、、。

▪️昆虫天然(シルク)

…溶けちゃうから無理っぽい。

▪️化学繊維(アセテート、ポリ、ナイロン)

…溶けちゃうから無理っぽい。


※ネクタイは、アイロンしない。

吊るしてたら、シワは、いつか戻りますよ。


色抜けの場合、、、

これは素材関係なく、何をやっても戻らない。


[ひと口メモ]

〜パンツのセンターライン(クリース)、すぐ取れちゃう方へ〜

……アイロン当てたら、もう一度、パンツハンガーに掛けて、

“常温に”戻るまで待つ。


※あったかいときは、生地はふにゃふにゃ。冷えるときに、成形される。


【熱を加える】…柔軟。(変化)

【冷える】…固定。(定着)

これが、この世の性質。

▪️ドライヤーで、髪型セットも一緒。

…まずは熱を当てて、したい髪の形でホールド。(熱逃げを待ち、その後スタイリング剤)


▪️料理も一緒。

…煮込み系(鍋やカレー、魚の煮付け)、冷える時に旨みが染み込み、味が定着。なんでも寝かせると、うまいですね。


▪️野球のグローブも一緒。

…大学時代に使用していた、ペコペコなグローブを、お湯に浸けて、改めて型付け、乾燥。(ホントは買い替えたい。)ショップで新品を買ったら、3000円くらいで『湯揉み&型付け』してくれるらしい。


話を戻そう。


〜洋服の臭いが気になるかた〜

※高温スチームを当てる。(アイロンの場合は、生地から離して。)


よく、お風呂上がりの浴室に、ジャケットを吊るしておくと、臭いが取れる、なんて聞きますが、個人的には、あんまりだったので調べたことがある。


▪️臭いの原因

汗から出る脂肪酸。湿気とあいまって、

ダニ繁殖…。細菌繁殖…。

それらの、

お友達が、お亡くなりになる温度

・ダニ…60℃以上

・細菌…80℃以上


となると、

お風呂上がりの浴室温度じゃ、低い。

ということで、自宅では洗いにくい、

ジャケットやニットなどは、高温スチーム。

“スプラッシュ”


そして、忘れてはいけないのが、

お亡くなりになった方たちを、洋服から地球へ、お戻しすべく、


やさしくブラッシング…。ゲラルヒヤ!!

(乾燥機にかけたタオルやTシャツは、なんだか臭いがとれてて、サッパリしてますね、それと同じ原理なのかな、と。)


ただし、誤解しちゃいけないのが、

※『臭い成分』は、取れても、

※『汚れ成分』は、落ちてない。


結局は、水を使わなきゃ、なので、

次回、クリーニングのあれやこれや。


洗濯表示を正しく読み取れば、

【洋服は長く愛用できる】


さて、日々のアイロンワーク。

これを機に、

まずは、『アイロン台のカバー』を洗うことからいかがでしょうか。


では。