『あ“〜、妻と子供が帰ってくるー。』ということで、急いでシーツを洗って干したら、2分後に雨が降ってきました……花井です。
太陽さんよ、こっちはベランダの冊子までキレイに拭いて、準備してるんですよ、そりゃないぜ。
…その後、晴れて、ようやく外に出せるも、気づいたら、私の枕カバーだけ、下に落ちてました。
洗濯にはトラブルが付きもの。
さて、本日は、クリーニング編。
スタッフに聞いても、
クリーニングのやり方や、注意ポイント、出す頻度はマチマチ。三者三様、三々五々。
ま、きっと正解なんてないので、
本日の内容は、全て
※個人の解釈ということでご理解ください。
⑥クリーニング
本来、クリーニング屋さんに向けた表示だが、みなさんも知っておくと、わりと便利。
クリーニングは大きく分けて、
『ドライクリーニング』
『ウエットクリーニング』
そして、落とせる汚れが、じぇんじぇん違う。
まさに『水』と『油』。
【ドライクリーニング】
簡単にいうと油の洗剤で洗う。(水使わない、油を溶かす有機溶剤)
なので、チリ、ホコリなどの個体と、
・油性の汚れが、落ちる
口紅、化粧、油性インク、油性のシミ、食べこぼし、
水を使わず、乾いた状態で洗浄するため、【生地が縮みにくい】【型崩れしにくい】
ただ、デメリット部分は、
生地が持ってる油(ぬめり)も、持って行かれるため、多少なり生地がガサっとする。
そして、水溶性の『汗』は取れない。
ドライクリーニングは2つの表記。
▪️◯にP …『パークロロエチレン』のP
▪️◯にF… 『flammable(可燃性)』のF
一般的に『パークロロエチレン』の方が強い溶剤。(ただ、環境への影響が、近年(微量だが)確認され、将来的には、規制がかかるらしい。)
洗濯表示に◯にFがついてたら、その洋服は『デリケートな素材なのだな。』と思った方がよい。
【ウェットクリーニング】
字の如く、水を使って“特殊な”洗剤で洗う。
・水溶性の汚れが落ちる。
汗、アンモニア、塩素、尿素、タンパク質、糖質、果汁、血液、アルコール、タバコ臭
ただし、ぬるま湯以上の水温で洗うため、【縮みやすく】【型崩れしやすい】
特にコットンなどは、【色抜け】のリスクもある。

▪️◯にW…ウエットのW
ちなみに、皆さん、いつもスーツやジャケット、どちらにされてますでしょうか。
昔の表記↓↓↓
みなさんも、手元にあるスーツの洗濯表示をご覧ください。
「あれ?、でもこの商品、ウェットクリーニングNGだから、汗は一生取れないの?」
となるかと思います、、、。
そこは、クリーニング屋さんと要相談。
〜クリーニング屋さんは本来『御用聞き』〜
※感覚としては、『病院』と同じ。
まず、現在の症状(お腹が痛い、風邪気味)や、年齢や性別、お酒、タバコ、過去の通院歴などを、患者のこちらは説明しますよね。
シミがついた、臭いが気になる、チリ、ホコリが取れれば良い、汗ジミを取りたい、汗をビッショりかいた、虫食いが気になる、などなど。
※受付で “しっかりめ” に相談する。
それなりの料金(高い)コース選択や、仕上がりリスクを説明してもらえます。
洋服も恋人も、出会いですね。
多少の失敗経験から、信頼できるクリーニング屋さんを見つけていきましょう。
ちなみに、花井はどーしてるのか、と、
聞かれそうです。
すいません。
私は訳あって、、、(今は治りましたが、一時、酷いアレルギー性の肌荒れで、着るたびに、すぐにスーツを汚してしまったことから)
スーツもジャケットも、自宅で手洗い。
・ウール専用の洗剤、・リンス(柔軟剤)
動物の毛も人間の毛も、大きな成分は変わらない、と成分表を独自調べ。リンスを使ったのは、生地がガサっとすると、肌がスレて、さらに肌荒れしたから。
みなさんに、自宅で手洗いを、【オススメしない】理由は、
▪️生地は大きく縮み(水 使うから)、
▪️裏地のステッチはとれまくり(特にインポート)、
▪️アイロン掛けの大変さ(裏地のキュプラ、袖裏から全てプレスする、しんどさ。まー、大変。)
▪️万が一、色抜けしたら、染め直し。(を覚悟する。)
本当にすいません。
全然、参考にならないと思います…。
こーなると、〆の言葉もありません。
皆様と、クリーニング屋さんとの出会い、
幸運を祈ります。
では。