CROCKETT&JONES AUDLEY3

吉田 智 2024.06.27

ビームス ハウス 丸の内のブログをご覧の皆様こんにちは。

吉田です。


7/1~<CROCKETT&JONES>の価格改定がございます。

という事で今回も<CROCKETT&JONES>のご紹介をさせて頂きます。


今回は、コチラをピックアップ。


CJ AUDLEY3
カラー:BLACK
サイズ:UK5~UK9.5
価格:¥132,000(税込)
商品番号:21-32-0290-502


AUDLEY3でございます。


【AUDLEY3】

140年に及ぶ<CROCKETT&JONES>の歴史の中でも最も有名な1足の1つと言っても大げさではない傑作モデルです。

厳選された最高級のカーフを使用していることに加え、ハンドステッチや手作業による仕上げは他の内羽根ストレートチップとはひと味もふた味も異なる存在感があります。

初代のパリラストを採用したモデルは時代に左右されない上品なシルエットで秀逸です。


【パリラスト】について

オリジナルである初代に採用されているラストは『337』。世界で最も多くのラストを所有する<CROCKETT&JONES>の中でも、特に圧倒的な知名度を誇る名作です。100年以上の歴史を誇るこのブランドですが、337が誕生したのは21世紀に入ってから。2005年に<CROCKETT&JONES>のパリ店がオープンしたことをきっかけに、ビスポークの名職人が開発。このことから、337は「パリラスト」の愛称でも親しまれております。

因みにこのシリーズには、5種類のラストによって分類されます。王道はパリラストの337を使用した初代のモデル。日本市場でほとんど出回ることのないAUDLEY2は、350というラストを採用。どちらかと言えば欧米人向きのラストで、ヒールカップも大きく設定されているため日本人にはやや不向きかもしれません。初代のモデルに次ぐ人気を博しているのが、2012年に登場した今回ご紹介のAUDLEY3です。337のEウィズをベースに開発したラスト367を採用しております。337よりもヒールカップを小ぶりにし、ウエストラインを絞ったスタイリッシュなシルエットが特徴。ボールジョイントはややゆとりを持たせながら、ホールド感を高めているため、快適な履き心地です。

AUDLEY4. AUDLEY5は割愛させて頂きます。


左がAUDLEY3、右がCONNAUGHT2ですが、AUDLEY3のアウトサイドのカーブが結構あり、ボールジョイントはゆとりを持たせているのがわかります。



AUDLEY3は上記のようにラスト367になります。


ここから

【ハンドグレードライン】について

<CROCKETT&JONES>は、スタンダードラインの「メインコレクション」と高級ラインの「ハンドグレードライン」の2ラインを展開しております。AUDLEY3は、ハンドグレードラインに属するモデルです。メインコレクションでも充分なクオリティを誇りますが、ハンドグレードラインはより贅沢なこだわりが至るところに込められております。アッパーなどの素材に最高品質のレザーを使用していることに加え、アウトソールやインソールの造りもビスポークシューズのような意匠を実現。さらに、ハンドグレードラインの言葉が表すとおり、手作業による仕上げが随所に施されております。

AUDLEY3が一般的な内羽根ストレートチップよりも優れている点としてまず挙げられるのが革質です。ハンドグレードラインのこのモデルは、通常ラインであるメインコレクションよりも半年近く若い仔牛の革を使用しております。牛革は歳を重ねて成牛になるにつれて革が硬くなるという性質を持ちます。そのため若い牛ほどレザーとしての価値は高くなり、その分柔らかく足にもフィットしやすくなるのです。元々が高級素材であることに加え、<CROCKETT&JONES>ではカッティングの段階でキズや血筋のない良質な部分のみを選別。ファクトリーの中でも自然光が射し込む北向きの窓際で裁断作業を行うことで、皮革の細かい傷ひとつ見逃すことなくカッティングするそうです。


【コバ】

初代のモデルから続くグッドイヤーウェルト製法は、コバの張り出しが抑えられているのが特徴。英国やアメリカのグッドイヤー靴はコバが張り出したものが多いですが、このモデルはコバを控えめに設定することで上品な佇まいとなっております。コバを抑えるのは容易なことではなく、こういったディテールも職人によるハイレベルな技術の賜物なのです。

コバが抑えられていると上品に見えますね。エレガントに通ずるディテールと感じざるを得ません。

また、初代から続くこのモデルに込められたこだわりは、外から見える部分だけにとどまりません。足を入れる内部のレザーにも上質なカーフスキンを使用しております。ハンドグレードラインではフルソックのインソールを採用しているのも大きな魅力の一つです。大半のドレスシューズ、特にグッドイヤーウェルト製法の靴はハーフソック(半敷き)の使用が一般的。一枚革のフルソックで仕立てられたAUDLEY3は、足入れが極めて柔らかで、脱ぎ履きの心地良さをいっそう引き立てております。プリントではなく型押しで<CROCKETT&JONES>の名が刻まれているのもこのグレードならでは。

フルソックの履き心地はとても滑らかです。


ボールジョイントからつま先にかけてのトゥスプリングもしっかりと設計されております。高すぎず、低すぎない設定で、靴の腰周りへのストレスを軽減。スムーズな重心移動を可能とし、歩行の快適性を高めている。



立体的な美しさを持つヒールカップにも注目です。小ぶりでカカトをしっかりとホールドしてくれるため、日本人の足にもフィットしやすい形状なのが魅力。上質で柔らかなアッパーやインソールと相まって、足馴染みのよい履き心地をもたらしている。さらに、履き慣らしてコルクが沈んでくると、底に返りがついてフィット感が向上するのも特徴。AUDLEY3のヒールカップのフィッティングも足に馴染んでからが真髄なのです。




【オークバークソール】

AUDLEY3の靴底は、オークバークソールが採用されております。オークバークソールとは、ウィスキーの樽などにも使用される植物の樫(Oak)を用いて鞣したソールのこと。このモデルでは、世界最高峰とも称されるドイツメーカーのオークバークソールを使用しております。


<CROCKETT&JONES>に勝るとも劣らない140年以上の歴史を誇るドイツメーカーで、数々の高級メゾンにも製品を提供している実力派。製造工程へのこだわりも随一で、自然成分のみを使用してソールを作り上げる。オークをはじめ、トウヒ、ミモザ、バロネアなどの天然素材から抽出した最高のブレンドのタンニンで、じっくりと時間をかけて鞣していくのです。その製造工程は最長で約1年に及ぶほど。手間暇をかけて丁寧に鞣された革は繊維が密に締まり、丈夫ですり減りにくく、摩擦にも水気にも強いオークバークソールが完成する。グッドイヤーウェルト製法でオールソール修理が可能とはいえ、AUDLEY3のソールは修理せずとも長年使用することが可能なのです。


【ヒドゥンチャネル仕上げ】

メインコレクションのオープンチャネル製法と異なり、革底の縫い目が隠れるヒドゥンチャネルという製法を採用しているのもAUDLEY3の魅力のひとつ。さらに、ブラックとブラウンの2トーンによる半カラス仕上げを採用しているのも特徴です。ソールの一部を黒くカラーリングすることで美しく仕上げたソールは、足を上げた一瞬に究極のこだわりをアピールします。目立たないパーツであるからこそ、人によっては惹きつける贅沢な意匠ですね。


AUDLEY3はヒドゥンチャネル仕上げ。



メインコレクションはオープンチャネル製法



今回はこんな感じですがいかがでしたでしょうか。

内羽根式でブラックのストレートチップは、最上級正装にも合わせられる最もフォーマルで格式が高い革靴と言われております。ベーシックなビジネススタイルはもちろん、冠婚葬祭にも最適です。

このような定番で一足は所有していなければならないシューズはしっかりとした良いモノがオススメです。

拘りの詰まったAUDLEY3。ご検討されている方は値上がり前がオススメでございます。

ご来店お待ちしております。




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