ジャケットの袖ジワ(取り方) 袖馬買ってみたものの、、、

花井 宗徳 2025.06.05

ジャケットの『袖のシワ』

(リネンやコットン、困りますね。)


やり方は、ほぼひとつ。で、




袖を『引っ張って』(ピンとさせて)




スチームをあてる。


(ネット検索やYouTubeで、調べたりする必要はありません。)コレだけ。


ただし、スチームは、

『スッ、スッ、スッ』ではなく、

『す〜ぅぅぅぅ〜ぅぅ〜、ぅぅぅ』と。


ゆっくり、じんわり当てる。

(5秒で10㎝くらい動かすイメージ)


そう、コレで、ばっちり。


つまり、袖のシワとりは、

袖『ピン』して、『すぅぅぅ〜ぅぅ〜』

です。


どうしても、プレスしたい方は、

…タオルを巻いて、袖の中へ


もし、

お客様の中に、『袖馬アイロン台』を

買おうかと、迷ってる方は、花井の二の舞にならぬよう、以下に『袖馬奮闘記』を作成しましたので、ご一読ください。



休み


『届いたー』

(ネットで、4500円くらい)



『さ、(プレス)当てるぞー』


1番のリネンの、しわっしわっなヤツを

気合いを込めてセッティング。




あれ?、奥まで、入んないぞ。。。



え、おぉ、

柱が、、、じゃま。


肩のほうから入れようにも、

アームホールでつっかえる。


(文字通り、、柱が、“差し支える”  )



あたりまえだが、

思ってたんと違う。


『くぅ〜』と、唸って、悶絶した結果。


その足で『ホームセンター』

チャリンコをかっ飛ばす。


それから先は、

ご想像通りのシナリオです。










ステンレス製の『L字』金具。

キリやら、ネジやら、ボンドやら。






柱を『一本』に。



さて、どんなもんかと、




お、さっきより奥まで入って、いい感じ。




スソから入れても『ヒジ』まで届く。




『肩側』から入れても、バッチリだ。


ただ……

上からプレス(押す)から、強度が弱く、

なんかグラグラするな。(頭がおがむ)



翌々日に、また休み


今度は100円均一で。

『L字』金具を追加。ネジも。


なんか、それでも


『たよんないなー。』とか、いいながらビールを飲んでると、


最後は、


野球部でつちかったスキルを放出。


▪️テーピング 


(固定)ガチガチ


(ただの、ぐるぐる)


さぁ、みなさま、どうぞ、ご覧ください。

この安定感。







さて、


そろそろ『我に帰る』時間。


私は、

『アイロン台』を作りたかったわけではなく、、


  袖のシワを…

     とりたかっただけ…

なのであります。


というわけで、

みなさまは、普通にいけば、


このやり方で、シワは伸びます。

大丈夫です。


(もし、リネンとか、伸びなくても、、、

そんな生地は、きっと、吊り革持った瞬間

ゼロスタート)



服を長く愛用


それでも、こだわりたかった理由は



手洗いしたジャケットの


袖裏、キュプラを、当てたかったから。



みなさまの、健やかなアイロンライフを

切に願っております。


よろしくお願いいたします。