ジャケットの『袖のシワ』
(リネンやコットン、困りますね。)
やり方は、ほぼひとつ。で、
※袖を『引っ張って』(ピンとさせて)
※スチームをあてる。
(ネット検索やYouTubeで、調べたりする必要はありません。)コレだけ。
ただし、スチームは、
『スッ、スッ、スッ』ではなく、
『す〜ぅぅぅぅ〜ぅぅ〜、ぅぅぅ』と。
ゆっくり、じんわり当てる。
(5秒で10㎝くらい動かすイメージ)
そう、コレで、ばっちり。
つまり、袖のシワとりは、
袖『ピン』して、『すぅぅぅ〜ぅぅ〜』
です。
どうしても、プレスしたい方は、
…タオルを巻いて、袖の中へ
もし、
お客様の中に、『袖馬アイロン台』を
買おうかと、迷ってる方は、花井の二の舞にならぬよう、以下に『袖馬奮闘記』を作成しましたので、ご一読ください。
休み
『届いたー』
(ネットで、4500円くらい)
『さ、(プレス)当てるぞー』
1番のリネンの、しわっしわっなヤツを
気合いを込めてセッティング。
あれ?、奥まで、入んないぞ。。。
え、おぉ、
柱が、、、じゃま。
肩のほうから入れようにも、
アームホールでつっかえる。
(文字通り、、柱が、“差し支える” )
あたりまえだが、
思ってたんと違う。
『くぅ〜』と、唸って、悶絶した結果。
その足で『ホームセンター』
チャリンコをかっ飛ばす。
それから先は、
ご想像通りのシナリオです。
ステンレス製の『L字』金具。
キリやら、ネジやら、ボンドやら。
柱を『一本』に。
さて、どんなもんかと、
お、さっきより奥まで入って、いい感じ。
スソから入れても『ヒジ』まで届く。
『肩側』から入れても、バッチリだ。
ただ……
上からプレス(押す)から、強度が弱く、
なんかグラグラするな。(頭がおがむ)
翌々日に、また休み
今度は100円均一で。
『L字』金具を追加。ネジも。
なんか、それでも
『たよんないなー。』とか、いいながらビールを飲んでると、
最後は、
野球部でつちかったスキルを放出。
▪️テーピング
(固定)ガチガチ
(ただの、ぐるぐる)
さぁ、みなさま、どうぞ、ご覧ください。
この安定感。
さて、
そろそろ『我に帰る』時間。
私は、
『アイロン台』を作りたかったわけではなく、、
袖のシワを…
とりたかっただけ…
なのであります。
というわけで、
みなさまは、普通にいけば、
このやり方で、シワは伸びます。
大丈夫です。
(もし、リネンとか、伸びなくても、、、
そんな生地は、きっと、吊り革持った瞬間
ゼロスタート)
服を長く愛用
それでも、こだわりたかった理由は
手洗いしたジャケットの
袖裏、キュプラを、当てたかったから。
みなさまの、健やかなアイロンライフを
切に願っております。
よろしくお願いいたします。