ベルナール・ビュフェ展とビームス屈指の洒落者

2021.01.17

こんにちは。


当店は引続き20時までの短縮営業中です。ご来店の際はご注意ください。

深夜に、14日からの新規SALEお得情報:<HERNO>3モデル編というブログをUPしております。ご希望のサイズが完売していた方は、申し訳ございません…


こういう御時世なので、タイミングを逸しておりましたが…やはり良いものは良いということで紹介させていただきます。


私のブログをご覧になられても実際に行かれるというか行くことができる方は少ないと思われるというか、そもそもそんな影響力ないだろ…という結論になるのですが、現在渋谷の東急文化村、Bunkamura ザ・ミュージアムで、フランスの国民的な画家ベルナール・ビュフェの展覧会を開催中です。



私がビュフェのことを知ったのは2ヶ月位前の骨董市でして、絵画やリトグラフなどを扱っているお店でバレリーナのリトグラフを見かけたのがきっかけ。なんだか目を惹かれて印象に残っていたのですが、その後も見かけたことで気になり値段を聞くと、想定外の価格…

でもビュフェという方が気になり調べてみると、フランスの画家、ベルナール・ビュフェと判明。おまけに日本の静岡にベルナール・ビュフェ美術館があり、調べた翌週から渋谷で展覧会も始まるという偶然…

これは行くしかないと先月行ってまいりました。



ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代

初期の作品から晩年まで網羅された展示で見応えがありました。2人目の妻と電撃結婚する前は、世界的なデザイナーの長年のパートナーとなる方とも交際されていた華やかな人かと思いきや、心の孤独を長年抱えて晩年はパーキンソン病に苦しみ自死というビュッフェ。ゴッホのように精神的な不安定さからくる創造力というのも興味深いものです。


会期が残り1週間、1/24(日)まででして…土日はオンラインによる入場日時予約制です。私は平日の昼間だったこともありますが、密にならずに時間をかけてじっくりと鑑賞することができました。

こういう御時世なので、本当に興味を持っている方が来場してるので、1人客が多く、静かに鑑賞されているので、ストレスが少なく楽しめるのが嬉しいものです。

吉祥寺駅にあったポスターもステキ…

骨董市で見かけたサーカスシリーズのズバリの作品は残念ながらありませんでしたが、色合いも良い感じなのです。リトグラフで18万円でした…


今回はタイミング的に難しいという方は、事態が落ち着いた時にでも、ぜひ静岡に。私もいずれ訪問するのが楽しみです。


黒の描線と、縦のラインが強調された画風と色使いが好みなのですが、初期の作品のシックな色使いにやられた…とコメントをくれたのがオフィスのNAKAJIMA。

もう1人の設楽と、憧れの人達

という、昨年の緊急事態宣言中でお店が休業していた時のブログでも触れた、メンズドレスのヴィジュアル部門を統括するNAKAJIMAです。たまたま私と近い日に観に行っていたようです。流石チェックしてますね…

My 5 Stylings

どんな着こなしのテクニックも、最初はショップや雑誌ではなく、きっと自分らしくあるために、誰かが日々の生活のなかで考え出したもの。それらはその人のライフスタイルに合っているからこそ洒脱に映り、思わず真似したくなる。そしてリアルで日常的であり、即実践できる。そんな生きた服装術の宝庫ともいえる、ビームス屈指の洒落者スタッフによる“普通の5日間”のスタイリングを紐解きます。

という年末にスタートした新しいコンテンツの記事でNAKAJIMAの着こなしが紹介されております。

ご覧になられた方も多いかもしれませんが、まだの方はぜひご一読を…

私は、他のスタッフの着こなしを取り上げたりするものの、個人的な趣向も含めて純粋に見てみたい、一番気になるのはNAKAJIMAですね。何十万もするオーダースーツやジャケットに、ヴァンズのスニーカー合わせていたり、古着のパンツやシャツを合わせたり。クラフト感のあるニットや帽子を取り入れたり。BEAMSならではのMIX感を体現している人です。ギラギラしてないのも良しです…


と面と向かっては言えないことを書いてみましたが…ベルナール・ビュフェもNAKAJIMAもどちらもオススメです。(Bunkamura ザ・ミュージアムの方からブログ掲載許可はいただいております。UPが遅くなり申し訳ございません。)


KATO