この夏、パラオで過ごしたことを書きます。
最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
ダイビングやシュノーケリングなど海のレジャーがとても盛んなパラオ。世界中からこの美しい海に魅せられてダイバー達がやってくる島です。
こんなに透明な海水に青空。なかなか日本ではお目にかかれません。
ほぼ毎年、パラオに降り立つには理由があります。それは義父のお墓参りなんです。
生前、パラオを始め、グアム、サイパン、トラック諸島など南方の島々のインフラを整えるために現地に住み込み、道路を整備したり、水道を引いたりしていた義父の仕事は、これらの島々の発展に繋がっています。
当時の美しい景色に魅せられた義父は、晩年に遺骨は砕いて世界遺産に登録されているロックアイランドの海に散骨して欲しいと遺言を残しておりました。
希望通り散骨した場所がこちら。
ナチュラルアーチです。
パラオの島々は火山活動によって隆起したサンゴ礁からなる島です。柔らかな石灰石を多く含んでいて、穏やかな波にも浸食され、さまざまな自然の造形美を生んでいます。このナチュラルアーチもそのひとつでロックアイランドのシンボルでもあります。
いつもボートで近づいて、好きだったお酒、おせんべいを海にまいて手を合わせます。すぐに魚の群れがやって来て美味しそうに食べます。野鳥もたくさんいて美しい鳴き声が聞こえます。妻の家族と元気だった頃の話をしながらボートの上で過ごす、オリジナリティ溢れるお墓参りです笑
なんと今回は潮が満ちていたので、初めて上陸してみました笑 服着て無くてごめんなさい笑 世界遺産に上陸できて大はしゃぎ!!!
ただ足場が悪く、かなり危険なのですぐにボートに戻りました。
こうして、年に一回だけの楽しいお墓参りは終了しました。ちょうどお盆の時期だったので義父も喜んでくれたと思います。
お義父さん!絶景の世界遺産がお墓だなんて最高に素敵じゃん!!!
森 正博
レジャー編に続く