25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP〜スーツ、ジャケット編 ②〜

本重 健吾 2025.07.05

こんにちは!



本重です!




今日は25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP  


 

〜スーツ、ジャケット編 ②〜です。





それではさっそく。




(ご紹介するアイテムは25年秋冬シーズンに展開予定のアイテムです。生産中止や納期遅延などの可能性もございます。予めご了承ください。また、各アイテムについてのお問い合わせにつきましては恐れ入りますが、店舗のメンズドレス担当スタッフまでお願いいたします)





 

「〈Ermenegildo Zegna〉”TROFEO”シリーズの生地を載せたスーツ」



 

「その名の通り、英語のトロフィー:Trophyを名前の由来とする”TROFEO”。品評会にて優勝トロフィーを獲得した最優秀ブリーダーによって採取された羊の原毛の中から、カシミヤに匹敵する16ミクロン級(Super150’sクラス)という超極細繊維のものだけを集め、それを原料として作り出される極上の生地です。しっとりとした滑らかなタッチに上質な光沢。ブランドらしいラグジュアリーでハイクラスなムードを存分に愉しめる一着です」




 

「〈LORO PIANA〉社の”AUSTRALIS”を載せたダークグリーンのスーツ。”AUSTRALIS”は、厳選された16マイクロンの原毛をタテ糸は96番双糸、ヨコ糸には60番単糸を用いて綾織りに織り上げることで、繊細なタッチと上質な光沢を生み出しています。さらに、表面にクリアカット加工を施すことで、ヌメリのある光沢を表現。深みあるダークグリーンの色出しもシックかつ上品で、落ち着いた色気の漂う一着です」


 

「同じく〈LORO PIANA〉社より”JERSELY”のネイビーソリッド


 

「シャトル織機でゆっくりと織り上げられたJERSELYは、ジャージのようなしなやかなニット効果とクラシックな服地の特性を結び付けることで着た人の体の動きに適応するように設計されています。軽く、滑らかな動きを可能にしてくれる快適さを持ちながら、その表情はブランドらしく上品かつラグジュアリー。品格を損なうことなく、リラックスした雰囲気で纏えるモダンな一着です」



 

「〈DORMEUIL〉の代表作である”AMADEUS”シリーズの生地を載せたスーツ。さらにこちらは、その”AMADEUS”にストレッチ性を持たせることでアップデートされた”AMADEUS ACTION”。厳選されたSuper100’sのピュアメリノウールに特殊な撚りをかけて緩く織ることで、化学繊維を使用することなく独自のソフトストレッチ性を実現させたハイブリッドなファブリックです。クラシックな重厚さはそのままに着心地はモダンにと、時代性のあるクラシックというものが表現されています。落ち着いたカーキカラーの色出しもスポーティかつヘリテージ。それを都会的な着心地で見せてくれる一着です



 

「こちらも〈DORMEUIL〉の”AMADEUS”。Super100’sのウール原毛に櫛がけを丹念に施し、短い繊維を落としたコームドウールが使われています。この原毛から糸を作り、英国の伝統的な手法により織り上げられた優雅なしなやかさと耐久性を併せ持つのがこの”AMADEUS”です。ハイクオリティなベーシックがゆえの上質感。時代に左右されることなく永く愛されてきた生地です。こちらはほんのりメランジ感のあるブルーグレーのソリッド。ややスモーキーな色出しが、落ち着きあるこなれ感を演出してくれます


 

〈DORMEUIL〉より”KRONO”シリーズの生地を載せた一着。その名の通り腕時計のクロノグラフから名付けられたKRONO”は、時間に正確で多忙なビジネスシーンに向けた実用性とエレガントさを兼ね備えた仕上がりの生地。ウール100%ながらナチュラルストレッチを効かせることで、快適な着用感を実現。さらに、タテ糸に毛羽の少ないシルクのような光沢や滑らかさが特徴のコンパクトヤーンを使用することで、よりエレガントな風合いが表現されています。ネイビーのグラデーションで作られたペーンも控えめながらさりげなく主張してくれ、絶妙な匙加減で映えてくれます



 

〈Ermenegildo Zegna〉の定番”TRAVELER”シリーズのストライプスーツ


 

「このTRAVELER”は、仕上げ工程において高度な防シワ・摩擦加工を加えることによって高い機能性を備えており、着用して出来たシワも一晩ハンガーにかけておけばほとんど回復するといった、まさに出張や旅行に最適な生地とされています。ライトウェイトで軽やかな質感もポイントで、気を遣う事なく長いシーズン纏えます。ベーシックなストライプのスーツは、一着はワードローブに置いておきたいところ。上質な生地のものであれば永く愛せる事間違いなしです」



 

「同じく〈Ermenegildo Zegna〉より”ELECTA”。3plyで表現された、ブランドでは珍しい380gという重めなウェイトが特徴的。仕立て映えのするしっかりとしたハリとコシを備えながらも、イタリアらしいソフトでしなやかな質感を感じられるバランスの良さが魅力です。メランジ調のソリッドは、シンプルながらほんのりと奥行きがあり、コーディネートにさりげない動きを添えてくれます」



 

〈DORMEUIL〉の”VINTAGE FLANNEL”。ブランドのサステナブルウール”TONIK WOOL”を高密度で織り上げ、そこにミルド加工をかけてフランネルに仕上げた生地です。380gというほどよいウェイトが見せる重厚なハリとコシが英国的なムードを演出してくれます。それでいて滑らかなドレープ感も備えており、堅牢ながらエレガントなニュアンスも持っているような、絶妙な塩梅がポイントです。ストイックなグレンプレイドですが、フランネルらしい毛足の柔らかさが強すぎない上品な表情で見せてくれます



 

Ermenegildo Zegna〉の”LOOP”という生地を載せたストライプスーツ



 

「生産の途中で発生する従来は廃棄していた余剰の原毛を集めて生産した”LOOP=循環”というペットネームを持ったサスティナブルな生地が”LOOP”。余剰の原毛といっても一つひとつが高品質のため、仕上がるものも言わずもがなのハイクオリティ。サステイナブルながら、その表情は一級品です。ベーシックなチョークストライプはピッチもほどよく、タイドアップはもちろん、ドレスダウンした着こなしもおすすめ。こちらの2色は同じ品番ですが、それぞれ平織りと綾織りで組織が異なります」



 

「〈DRAGO〉の”SKY FALL”シリーズの生地を採用したソリッドスーツ」


 

「糸の紡績から生地の仕上げまでを一貫してつくる、同地区でも唯一、また世界的にも珍しい生地メーカーである〈DRAGO〉。数あるコレクションの中でも名作とされるのがこの”SKY FALL”。カシミア原毛よりも細いSuper180'sの原毛をあえて37番単糸という太番手で糸にすることで、糸に柔らかさと膨らみを持たせたシリーズです。カシミヤに匹敵する滑らかなタッチを持ちながらも、しっかりとしたコシの強さも有しており、実用性にも優れた仕上がりです


 

「〈CARLO BARBERA〉の生地を載せたソリッドスーツ」

 

「オーストラリア原産Super130/140’sの原料を使用したベストセラー素材をもとに、ブランドの膨大なアーカイブコレクションを参考にタテ糸を2plyに変更し織り上げたソリッド生地。素材の持つ滑らかな質感はそのままに2plyによるコシの強さが強調され、タフな側面も加えられました。ブランドらしいシンプルな上質さを存分に、そして永く愉しめる一着に仕上げられています




 

「〈Ermenegildo Zegna〉の”TROFEO”を載せた6つボタンダブルブレストのスーツ。ラグジュアリーなタッチと光沢をクラシックな仕立てで愉しめる一着。日常のビジネスシーンをエグゼクティブに彩るのにはもちろん、特別な日に着用しても上品で洒落ているスーツ。以前のダブルブレストから僅かにアップデートして展開します」



 

「こちらはNAKAMURA Recommendの一着。”NAPOLI MODEL”に載せており、ジャケット同様低めに設定されたゴージラインが特徴的。組下のパンツはツーアウトプリーツのベルトループ付きのもので、他の〈Brilla per il gusto〉の組下よりもほんのりと太く、股上もやや深いシルエットとなっています」




 

「〈CANONICO〉のチェックのフランネル生地は、英国的な顔つきでありながらイタリアらしい柔らかな質感を備えており、ガシガシとする事なくしなやかに着用できる仕上がりです。そして何よりこの色遣いがポイント。ベースのグレーにグレイッシュなダークブラウンのグレンチェックとスモーキーなグリーンのペーンを重ねた、他にはないようなコンビネーションで表現されています。それぞれがあまりはっきりとした色で出されていないため、ほどよい主張で落ち着いた洒落感を見せてくれます。タイドアップはもちろんのこと、ドレスダウンした着こなしもおすすめしたい一着です」」




 

「〈DRAGO〉の”SKY FALL”を載せたチョークストライプのスーツ。ウールをベースにコットンとシルクをブレンドすることで、ウールのドレープ感の中にコットンらしいコシとシルクの滑らかさをほんのりと感じられる絶妙なタッチに仕上げられています。上質な生地の質感は然ることながら、やはり目を引かれるのはその美しい色出し。柔らかで品のあるダークベージュにナチュラルなホワイトのストライプ。やや広いピッチながら強い主張はなく、上品に映えてくれます。こちらもタイドアップ、ドレスダウン両方でおすすめしたい一着です



 

「それでは続いてインポートのスーツ、ジャケットにいきましょう」

25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP〜スーツ、ジャケット編 ③〜です。

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本重





 

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