昔も今も変わらないものづくり

佐藤 幸子 2026.07.24

今年BEAMSは50周年を迎えました。

その歴史の中の半分以上を経験しているという少し恐ろしい気持ちになる今日この頃。

50周年の試みの中でとても懐かしいものに出会いました。

今行われているSALEの紙袋にわたしが若い頃に手掛けていたことの片鱗を見かけました。

(ちなみにCallingはファッションタームと少し距離を置いているのでコレクションをSALEにすることはありません・・・・。)




2010年から2013年。

わたしがまだ30代だった頃、Ray BEAMSというレーベルのディレクターをしていました。

ディレクションを始めた時に最初にやったことは新しいネーム作りとコンセプトシート。

その時代に作ったネームが今回の袋にチラッと登場しています。




その頃作ったコンセプトは、女性が一生かけてシックな生き方を見つけられる服。


そのコンセプトの中で商品を生み出していました。

様々なカテゴリーに分けて商品を作っていました。

コレクションの中でも定番になりうる商品に付けていたのがこのネーム。

このネームを作った経緯はいつものようにわたしの妄想からスタート。

クローゼットの中である日洋服を見つけた孫娘が言う。

”おばあちゃんこのネーム可愛い!”

そんなシチュエーション。


そんな未来を想像しながらネームデザインを考える。

数十年経過しても古くならないビジュアル。

花?虫?動物???

その中で一番多くの人に幸せな気持ちを与えるモチーフ。

そして100年経っても古くならないもの。

それがひまわりでした。


夏の今。

庭のひまわりも咲いているこの季節。

いつもこのネームのことを思い出します。

3年間しか使われなかったネーム。

全ての商品に袖を通しチームでデザインしたオリジナルコレクション。

だいぶん昔の若く働きまくっていた時代。

全員が20代と30代で毎日ファッションと格闘していた時代ふと思い出しました。


50年という歴史の長さと時の経つ早さを感じる今日この頃。