先日のブログに続き、今期の第2弾としてリリースした<fennica>オリジナルウェアを、改めてスタッフスタイリングと共にご紹介いたします。
九州の美しい染色にフォーカスした第2弾。
今回は福岡の<宝島染工>にて墨染めを施した“China Jacket”と“French Court Work Jacket”です。
まずは“China Jacket”から。
<fennica>Sumi Ink Dyed China Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥39,600(税込)
商品番号:56-18-0014-392
*スタッフ片桐は身長165cmでサイズS着用
こちらは2023年春夏シーズンに、奄美大島のテーチ木染めを施してご紹介したショートスリーブから秋冬に派生したモデル。
<fennica>奄美大島 テーチ木染め China Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥34,650(税込)
商品番号:66-01-0050-392
*スタッフ藤田は身長175cmでサイズL着用
春夏同様ヴィンテージのミャオ族のチャイナジャケットをベースに、ロングスリーブに変更。長袖にするに伴い、ボディバランスもさらにアップデートしたパターンです。
素材も春夏同様麻袋ドンゴロスをイメージしてリネンの太番手糸を双糸使いした、しっかりとハリあるリネン織物を使用。
この質感に手染めならではのムラある表情が楽しめる墨染めが良い塩梅です。
ブラウスは先日で会期を終えた<Eatable of Many Orders>の竹炭染めを施したもの。同じスミグレイでも異なる質感で柔らかにコントラストが生まれます。
袖丈は甲が隠れるほど。袖が長い場合には折り返していただいても、墨染めの出方が変わって素敵ですよ。
ドロップショルダーで身幅やアームもゆとりがあるので、セーターなど合わせて秋冬だからこそ楽しめるリネンのスタイリングをお楽しみいただければと。
スタイリングは10月下旬までのPOP UP SHOPでご紹介していた<Eatable of Many Orders>のホームスパンツイードスカートと。
GRAY〜WHITEのグラデーションの中に、スカートの色鮮やかな色糸や、過去のコレクションのユニークな<rosa mosa>シューズがモダンな装いへと昇華します。
そして“French Court Work Jacket”。
<fennica>Sumi Ink Dyed French Court Work Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥40,700(税込)
商品番号:56-18-0013-392
*スタッフ藤田は身長175cmでサイズL着用
こちらは2023年春夏シーズンに藍染めと泥染めで製作し、秋冬第1弾では<本間織布>のヘリンボーン生地でもご紹介したモデルです。
<fennica>本間織布 Herringbone French Court Work Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥38,500(税込)
商品番号:56-18-0012-392
*スタッフ片桐は身長165cmでサイズS着用
フランス語で短いを意味する“Court”がモデル名に付いている通り、着丈が短めのデザイン。そのボディの中にぎゅっと大きなパッチポケットが3つレイアウトされた具合もそのまま落とし込んでいます。
素材は春夏の藍染めとテーチ木染め同様、ミリタリー素材としてよく使われるコットン100%のミニサイズヘリンボーン生地。
墨汁の濃度をコントロールすることで染め上がりの色の濃淡が変わるのですが、全体の印象は薄墨色ですね。“China Jacket”のリネンよりもやや軽さのある染まり具合で、ボタンのBLACKもアクセントになっています。
雲のようなニュアンスある表情で、洗い込んで生まれたアタリも始めからお楽しみいただけます。
フロントのポケットの逆サイドには内ポケットもあり、ワークウェアとして機能的なアイテムでもあります。
スタイリングはGRAY〜BLACKのグラデーションの繋ぎにBROWNをプラス。同じトーンで合わせたタイドアップスタイルです。
ビル街のシルバーを思わせる薄墨色はワークウェアを少し都会的な雰囲気に見せますね。
<fennica>バイヤー 渡辺によるオリジナルウェア第2弾をご紹介するインスタライブもぜひ併せてご覧ください。
次回は渋木染めと泥染めのバスクシャツをご紹介いたします。
Mori
※ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。