世界の民藝-藍染の暖簾-

2020.07.30

『世界の民藝』いよいよ明日、原宿よりスタートいたします。


こちらは、International Gallery BEAMS エントランスのウィンドウディスプレイ。

インパクトのあるドゴン族のカナガ仮面、<松本民藝家具>のスラント書棚には以前ご紹介した陶磁器や籠、そして夏らしいガラスなどが並びます。(このガラスのご紹介はまた後日させていただくとしまして…)

今回はこちらの暖簾にご注目を。


こちらは染色家 駒田佐久子さんによる暖簾です。

表参道に工房を構え、普段は着物の染色を中心に活動されている駒田さん。こちらは昨年の『夏のうつわと布展』でご紹介したタペストリーと同じモチーフを暖簾に仕立てたもの。


モダンな型染は藍染を重ねた濃淡で表現され、光が透けるとなんとも涼しげです。

イベントには新作のストールもご用意します。


赤・黄・緑。どの色目も素敵ですね。


端の処理はあえてせずにご用意したので、使い方もテーブルランナーだったり、袋縫いをしてタペストリーにしたりと自由に楽しんでいただければと思います。


そして駒田さんの染色と言えば、<fennica>の夏の定番、浴衣地の貫頭衣。


駒田さんが主宰される<染色工房萬>のオリジナルデザインで、“特岡”と呼ばれる特上の浴衣地を使用。染色は<鍵善>にて熟練の職人により注染の技法で施されています。貫頭衣にすることで日本の浴衣地を身近に感じられる、そんなアイテム。


貫頭衣の型絵に合わせて、首元にはアフリカのトンボ玉のネックレスを下げました。

『世界の民藝』では、衣食住まわりのクラフトをミックスしてお届けします。ご紹介しきれていない沢山のすばらしいクラフトが店頭に並びますので、どうぞお楽しみに。




『世界の民藝』
◼︎International Gallery BEAMS 2階(原宿)…原宿地区駐車場サービスについて
会期:7/31(金)-8/9(日)OPEN 12:00-20:00 ※短縮営業 
◼︎BEAMS KOBE(神戸)
会期:8/7(金)-8/16(日)OPEN 11:00-21:00

※お問い合わせは上記の2店舗で承ります!



Mori