ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームスのブログをご覧いただきありがとうございます。細田です。
年始を迎えたかと思えば
本日より如月へ
如月は注意しないと
こちらもあっという間に過ぎ去る月に感じます。
ということで
今回も引き続きこちらから。
猫も杓子もブレザー
90年代のブレザーブーム程は盛り上がってはいませんが
窓際に追いやられていたところから
一転してジャケットを選びの再有力アイテムへと復活を遂げた
『ブレザー』
今回ご紹介する1着は
約20年くらい前にご意見番が購入した一着。
インターナショナルギャラリービームスのオリジナルジャケット

ピスネームの下に白いテープが付いている事が確認できます。

ホワイトラベルがついた『ホワイトI/G』という商品もありました。

伺ったところ
インターナショナルギャラリービームスが考える
PARTYウエアーとは?をコンセプトにした
『I.G PARTY』というカテゴリーを設けた際の1着とのこと。
ジャケット・シャツ・ネッカチーフなどを当時はラインナップ。
インターナショナルギャラリーのオリジナルは当時から
楽しいアイテムを数々と生み出し、現在に至ってます。
今回のジャケットに話を戻すと
・肩パットあり。
・ナローラペル
・6BW

・ヘビーキャバルリー・ツイル

・ミッドナイト・ブルー
・シルバー釦→すべてアソート仕様
いわゆるクレイジー釦仕様のブレザー。

・日本製
といった感じです。
今でこそアソートのボタン付けをインポート商品で展開してますが、
聞いたところによると
2000年代初頭更にさかのぼる事80年代後半に展開していた経緯があります。
ということで、当時の話をご意見番O氏に伺いました。

私が見た中で、ファーランハーヴィーのビスポークにて…
クレイジー釦仕様のブレイザー・コウトをオーダーされた
大先輩がいらっしゃいました。
要所要所アンティーク釦も使われており…
ピーターハーヴィー氏の卓越したセンスと懐の広さに感服しました。
そんな大先輩が…
ピーター氏との会話を楽しみながら出来上がった1着。
ニコニコしながら聞かせて貰った事が…
良き思い出です。

私もピーター氏に誂えて貰ったブレイザー・コウトを所有していますが…
クレイジー釦仕様のブレイザー・コウトという発想はありませんでした…
ドレス部門ではなかった大先輩が上記のようなジャケットをオーダーしたことは…
とても高い見識とご自身のスタイルが確立できていたからこそ出来上がった1着でした。

そんないい話が伺えたところで…
こちらの袖釦についても伺いました。
本当は袖釦はフロントボタンに合わせ
3個仕様でした。
ご意見番は確認することなく
そのまま4個釦→本開きを指定してしまった為
釦ホールを開けてしまった後に修理工房から連絡が入り…
似寄りなシルバー釦を探して付けたとの事(笑)
購入後、後にも先にも1着も販売することなく
シーズンが終わった為、同様の事案はなかったとの事。
今回は
ご意見番私物のブレイザー・コウトについて投稿してみました。
また新たな動きがありましたら投稿してまいります。
僕もブレザーをビスポークしたいです。
細田