ザンスのお直し<BERNARD ZINS>

伊藤 大貴 2023.02.04

こんばんは!伊藤です。



先日購入した<BERNARD ZINS>のスラックスがお直しから上がってきましたので早速着用してきました。




このストンとクリースラインが落ちるシルエットが好き過ぎて、この<BAC J>を何本も所有しております。今季だけでもグレーとこのベージュの2本を買い足していました。


パンツについては前回購入しましたブログでご紹介しておりますので、、、



本日は意外と見せてないスタッフのお直しについてご紹介いたします。


今回の私のお直し伝票はこんな感じです。

(自分の伝票なのでかなり走り書きしてます。読みづらいですがお付き合いくださいませ。)


ウエスト的には私はサイズ36でも良く、前は36を購入していたのですが、最近では足回りの太いシルエットを優先するためにサイズ38を購入してウエストを4センチ詰めしております。


サイズ表を見るとサイズ36でウエスト75センチ、38で80センチとあるので、5センチ差がありますね。



着用した感じもまだほんのり余裕があり、ベルトをすると少しだけ縒れるので、本当は5センチ詰めをしたいところですが、これ以上詰めると3方詰めになってしまうので4センチで我慢してます。


そしてヒップは3センチ詰め。前回グレーのフランネルをお直しした際はヒップは2センチ詰めにしていましたが、まだ少し攻めれそうだったので1センチ多めに詰めてました。今回はヒップトップによりフィットしてくれたので3センチ詰めの方が良さそうですね。こんな感じで微調整してます。



そして備考欄には尻ぐりに関して記載。

ヒップを詰める際に尻ぐりまで慣らして詰めると、股上いっぱい腰位置を上げた時にお尻に食い込む感じがあったので、ヒップトップから下は出来るだけ変化がないように指定しています。


最後に裾の仕上げ。

あまり見慣れないのヘム多めという記載でしょうか。


ヘムとは縫い代のことで、裾上げをする際に内側に織り込む生地のことですね。通常はこのような処理になっていますが、、、



ヘム多めとするとこのようになります。

生地を切らずに内側に織り込んで処理しています。

こうすることで、気分が変わってもう少し股下を長くしたい、ダブル幅を変更したいという時用に縫い代を多く残しておけるわけですね。



あとは単純に折り返し部分の生地量が多くなっている分重量も重くなりますので、裾の重さでパンツがストンと下に真っ直ぐ落ちやすくなるというのもポイントですね。


ちなみにこちらのヘム多めは、通常の裾上げ料金にプラス¥550(税込)の追加料金がかかります。




と言った感じで私がどんな感じで<BERNARD ZINS>のスラックスをお直ししたかの紹介でした。

ウエストやヒップ周りは個人差があるので参考にならないかと思いますが、裾の処理は気になった方はぜひお直しの時にお申し付けてみてください。


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