24SS LINE UP 〈NAKAMURA NOTE〉〜COLOR編〜

本重 健吾 2023.11.27

こんにちは!



本重です!




今日は24SS LINE UP 


 

〈NAKAMURA NOTE〉〜COLOR編〜です。


それではさっそく。



(ご紹介するアイテムは24年春夏シーズンに展開予定のアイテムです。生産中止や納期遅延などの可能性もございます。予めご了承ください。また、各アイテムについてのお問い合わせにつきましては恐れ入りますが、店舗のメンズドレス担当スタッフまでお願いいたします。




 

White


 

「24春夏シーズン、サプライヤーから最も多く打ち出されていたカラーがホワイト。これはピュアホワイトだけでなく、オフホワイトや生成りも含まれます。ドレスブランドだけでなく、カジュアルなブランドにも共通する点で、メンズファッションシーンにおいての一つの大きな流れと言えますね。落とし込まれているアイテムの幅も広く、実際のブースではトーンオントーンのコーディネートが多かった印象です」


 

Light Grey


 

「ホワイトの流れから繋がるようにしてグレーのトーンも明るいものが多く出てきています。全体を淡いライトグレーで纏めるようなサプライヤーの提案が目立ちました。小さなブースだけでなく老舗のブランドの提案にも見られましたので、確実な傾向と言えます」


 

Lilac


 

「カラーものの中で特に目立ったのがこのライラックです。パープル系の流れはここ数シーズン続いていますが、24春夏では淡いトーンの打ち出しが増えています。若手スタッフはあまり馴染みがないかも知れませんが、私が入社した頃のビームスではライラックというカラーは定番で、最もビームスらしい色と言っても過言ではないほどでした。シャツやニットはもちろん、ネクタイなどでシンプルにさらっと取り入れる着こなしがおすすめです」

 

Blue & Aqua


 

「春夏シーズンでは定番のブルー。24春夏シーズンではこれまでのブルーから、一つトーンを明るくして提案しているサプライヤーが多かった印象です。ターコイズブルーを少し深くしたようなアクアカラーに、エレガントなロイヤルブルーなど、鮮やかな色合いのものが提案されています」



 

Green


 

「ミリタリーの流れからこれまでも多く提案されていたグリーンですが、次のシーズンではオリーブのような所謂ミリタリーグリーンではなく、明るいトーンのライムグリーンや、ミントグリーンが注目されています。一方で、深い色合いで表現されるボトルグリーンなども打ち出されており、その幅が広がっている印象です」




 

Yellow




 
Orenge


 

「イエローとオレンジに関しては引き続きの提案です。ただ、オレンジには少し変化があり、秋冬シーズンに出てくるような温かみを感じる色出しのものが多く使われていました。キーカラーのホワイトに合わせたり、相性の良いブラウン系のアイテムとの組み合わせで表現するプレゼンテーションや着こなしが目立ちました」

 

Pale Tone


 

「ポジティブな、パキッとしたカラーが打ち出されている一方で、淡いペールトーンのアイテムも注目されています。これまで出てきた色を薄く、柔らかな色調で表現したものが少しずつ出てきていますね」



 

Smoky Pastel


 

「様々なカラーが打ち出されている中で、そこにほんのりとグレーを足したような、かすみがかったスモーキーな色合いが出てきています。これはペールトーンと少し似ていますが、鮮やかさを落とし、滲んだような色出しが特徴的。この色といったものはなく、様々なカラーで表現されています」


 

「はい。以上が24年春夏シーズンのNAKAMURA NOTEです。冒頭にも申し上げましたが、この内容はあくまで全体を見渡した、ジェネラルな傾向です。全て拾わないといけないということはまったくありません。ビームスとしての提案の中でも取り入れていないキーワードも実際にあります。ただ、この全体像を捉えて頭の中に入れておくと、24年の春夏シーズンをよりいっそう深く愉しむことができると思います。トレンドではなく流れや傾向として、お買い物はもちろん、普段の装いに活かしていただければ幸いです」

約一時間に亘る解説。大変お疲れ様でした。








さて。

次回からは、、



 

〈BEAMS F〉24SS LINE UPのスタートです。


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