24AW NAKAMURA NOTE 〜COLOR編〜

本重 健吾 2024.05.26

こんにちは!



本重です!





今日は24AW NAKAMURA NOTE

 〜COLOR編〜です。



それではさっそく。



(ご紹介するアイテムは24年秋冬シーズンに展開予定のアイテムです。生産中止や納期遅延などの可能性もございます。予めご了承ください。また、各アイテムについてのお問い合わせにつきましては恐れ入りますが、店舗のメンズドレス担当スタッフまでお願いいたします。)




 

COLOR




 

White




 

「ここ数年必ず打ち出されているホワイト。24年秋冬シーズンでもその勢いは衰えず、寧ろ加速しているように思われます。各サプライヤーの提案、関係者、PITTI UOMOの来場者たちと、多くの部分で見られた色遣いです。これまではややリッチ感の強い、イタリア的な色気のある取り入れ方が多かったのですが、今回はその傾向が微妙に変わりクラシックなショップや人々の装いにも使われています。それほど広がりを見せる、大きな流れになっていることがよくわかります」




 

Camel



 

「ホワイトに続くキーカラー、キャメル。淡いベージュ系のものからブラウンに寄ったものまで、グレデーションの幅も広く打ち出されています。ホワイトに相性が良いという点からも派生があり、それらを組み合わせたラグジュアリーなスタイル提案も多く見られます。また、キャメルにキャメルを重ねるような色遣いも出てきていました」



 

Grey



 

「こちらもホワイトとのマッチングが良いグレー。トーンはやや明るいミディアム〜ライトグレーが中心で、淡いグラデーションで見せる提案が非常に多く打ち出されていました。ラグジュアリーやリラックスというキーワードが欠かせない昨今のムードの中では、ホワイト、キャメルに並んで中心的な役割を担うカラーと言えます」



 

Green



 

「前述した3つのカラーの次に多く打ち出されていたカラーがグリーン。これまではミリタリーグリーンやモスグリーンなど、やや男っぽい色出しのものが定番でしたが、それらに加えて明るめのトーンのライトグリーンやライムのような色が増えてきています。メインのアイテムで取り入れるには難易度が高いので、ニットやカットソー、小物を中心として注目したいカラーです。この流れの中で、シューズにグリーンを載せたものも出てきており、老舗のクラシックなシューズブランドのコレクションにも加わっていました」




 

Light Blue



 

「ライトブルー。ここ数シーズン微妙にトーンを変えて出てきているブルーですが、24年秋冬ではやや明るめのものが多く載せられている印象です。サックスからコバルト、ニュアンスを交えたティールブルーなど、柔らかな色合いのブルーが注目を集めています。濃いものではロイヤルブルーが提案されており、グラデーションで見せる着こなしも見られました」



 

Red





「これまでのニュアンス的なレッドとは違い、はっきりとヴィヴィッドなレッドというものが新たに提案されていました。ニットや小物のみならず、ブルゾンやジャケットなどにも落とし込まれており新鮮に感じます。ただ、メインのアイテムで取り入れるのはやや難易度が高くリアリティに欠けるため、そこまで大きな流れになることはないと思われますが、ポイントとしては抑えておきたいカラーです」




 

Purple




 

「パープル。英国では高貴なカラーとされ人気のあるパープルですが、イタリアでも一般的になってきている印象です。この春夏シーズンでもライラックがキーカラーとして挙げられていました。そういった淡いトーンのパープルは継続して打ち出されている中で、秋冬シーズンらしく少し重たいトーンのものも多く提案されています」




 

Berry





「ボルドーにパープルを混ぜたようなベリー。ニットやシャツだけでなく、ジャケット、スーツ、コートにまで広がりを見せていたのが印象的。レッド、パープルと並んで温かみあるカラーの盛り上がりがポイントです」




 

Orange




 

「ここ数シーズン人気の高いオレンジ。24年秋冬シーズンでもその流れは変わらず継続です。ニットやシャツなどに落とし込まれたものを中心に、ジャケットやコートにもオレンジが用いられ、そのバリエーションも豊かになっています。キーカラーのホワイトとの相性も良く、こちらも抑えておきたいカラーの一つです」





 

「以上が24年秋冬シーズンのメンズドレスクロージングにおける流れや傾向です。冒頭にも申し上げましたが、これはあくまでジェネラルな指針のようなもの。取り入れなければいけないなんてことは全くありません。ざっくりとでも全体像を掴むことで、より深く24年秋冬シーズンを愉しむことができると思っています。必要なものだけ取り入れて自由に洋服を愉しまれてください」





 

ディレクター、今回も大変お疲れ様でした。






さて次回からはいよいよLINE UP編。





 

〈BEAMS F〉からいきますよ。


ぜひご期待ください。

フォローしてお待ちいただくと、簡単にご覧になれます!






本重



 

↑フォロー機能で最新の情報をご覧いただけます