こんばんは。
細田です!
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私はここ最近映画007シリーズを見返しています。
第2作品目「From Russia With Love」の内容や服装が個人的に1番好きなのですが、第5作品目の「You Only Live Twice」でショーン・コネリーが着用しているフロントが1つボタン、トラウザーズのアジャスターがボタン式のネイビースーツスタイル(数えてみたのですが初代のこのスタイルはおそらくこの作品のみでの登場でした)が改めて格好良いなと感じました。
さて!
本日は、質問をいただくことが多い
ビスポークスーツについてご紹介します。
遡ること
一昨年の暮れ。
平野史也さまにビスポークスーツを
お願いするべくアトリエへ伺いました。
平野さまは国内テーラーで修行後に英国サヴィル・ロウ<HENRY POOLE>でカッターとして活躍、ロンドンで独立後に麻布にアトリエをオープンされました。
数日前にお会いしていたこともあり
軽く雑談をしてから早速本題へ。
ハウススタイルをベースに自分がイメージしていたスタイルを照らし合わせながら会話&採寸を進めていきます。

ビスポークにおける洋服のトーン&マナーやルールについてとても詳しいので、平野さまに伺うお話は非常に勉強になります。
そして約半年後…
仮縫いです。
普段はなかなか見る機会が少ない
毛芯や八刺しが剥き出しになっています。
仮縫い風景です。
1回目の仮縫いでしたが
ほぼ修正する箇所がないほど完璧な
フィッティング。
ディティールの確認をしながら
細部の調整を行います。
そして2回目の仮縫いへ
次回はいよいよ完成した状態をご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします!
細田