こんばんは大岡です。
今回はこちらから。
お客様よりお預かりしてました
靴の手入れが終了しましたので投稿致しました。
詳しくはこちら。
艶感が戻りました…
『ENZO BONAFE MORANDI MONK』
またまた画になる一枚が撮れました。
ということで…
修理工房から仕上がった靴がどのように変化したか、振り返ります。
<BEFORE>
10年物の『MORANDI MONK』
出張の多いお客様の足下をささえ続けた結果両サイドにひび割れが確認できます。
<AFTER>
革の状態を確認しながら、手入れを行いました。
古いクリームを取り除きながら…
同時に油分の抜けを補いました。
<BEFORE>
普段から着用後シューツリーを欠かさず入れている為、アッパーの状態に対し全体のシルエットは崩れてません。

<AFTER>
手の指に布を巻き…
クリーム+少量の水をつけて
円を描くように丹念に手入れを行いました。
ご覧のように、爪先に向かって艶が戻りました。

ソールも綺麗に仕上がりました。
黒靴ということで、ソールも黒く塗ってもらいました。
因みに…
今回靴の手入れで使用したクリームはこちら。
<SAPHIR>
CREME 1925
品番:21-42-0018-373
¥2,000+税
アッパーの状態を確認し、古いクリームを取り除きたかった為、無色のクリームで手入れを行いました。
手に巻きつけた、布が真っ黒になりました。
数回に一度、無色のクリームを使い手入れを行うと古いクリームも取り除けます。
今回はアッパーの状態からして、ワックスは使わず乳化性のクリームだけ使用しました。
ENZO BONAFEの製品はとても良い革を使って一足ずつ丁寧に作られてます。
片足30分は手入れに掛かりましたがご覧の状態に戻りました。
ハードに履かれるお客様ではありますが…
数年間は足下をささえ続けてくれることでしょう。
また数年後こちらの靴の修理を承れれば幸いです。
それではまた。