Tobeyこと宏樹 石飛 のツキイチブログへよぉーこそ!
そのような中、月1回と更新頻度の極端に少ないこのブログをご覧いただき感謝申し上げます。ありがとうございます。
ところで。私自身は「植物の心のような人生」と表現する「平穏な生活」を送ることを信条としております。
また「きりがなく、ストレスや面倒事の元となる」という理由で闘争を嫌っています。
よってPV数やランキングを気にせず(⁉︎)好き放題書かせていただきます。
では今回のBGMは、<QUEEM(クィーン)>の<Killer Queen(キラー・クィーン)>でお願いします。
私自身接客はこの曲同様短さがウリですが、文章は長いので気長にお付き合いください。
さて。第1の爆弾発言です。
9月には完全秋冬の洋服を着なければいけません。
猛暑日が続く関西では完全にcrazyです。
そして先月、大見えを切って「スタイリング写真を深掘りする」というテーマでブログを書くと宣言しました。
ですので、1枚だけ写真をご覧ください。
第1のテーマとして、「シーズンレスアイテム」について書かせていただきます。
「シーズンレス」アイテムのトップスの代表格、鹿の子素材のポロシャツです。
私は常にフランス製の<LACOSTE(ラコステ)>を愛用。
今季、半袖・長袖、年代も70年代中期のものから、90年代のものまでYeah!ってノリでめっちゃ着まくりました。
現在、自店で取り扱っている<LACOTE(ラコステ)>のポロは2種類です。
私が着ているフランス製と同じスペックに近いのがこの「L1212AL」というモデル。

LACOSTE / L1212AL ポロシャツ
カラー:WHITE, BLACK, RED, WINE, YELLOW, GREEN, BLUE & NAVY
サイズ:2、3、4、5
価格:¥14,300(税込)
商品番号:21-02-0118-462
まだまだ残暑が厳しいこの時期、1枚でお召しになるのも良し。
そして、朝晩が涼しくなってきた頃にこのようなコーディネートはいかがですか?
<Letroyes(ルトロワ)>のコットンニットです。
“秋冬の商品を着なければいけない”という我々でさえ、さすがに毎日天気予報を睨めっこしてその日の服を考えます。
そこで、ウールのニットを着る人はお洋服屋さんぐらいなもんですから、コットンニットを着てください。
こちらの<Letroyes(ルトロワ)>、SALEになっていますので、なおさらオススメです。
続いてにボトムスのシーズンレスアイテムの代表格、デニム。
弊社のカリスマディレクターではないですが、私はここ5年はデニムは<LEVI’S(R)(リーバイス)>しか穿いていません。
写真のデニムは古着の505のヒップポケットがチェーンステッチになっている通称66後期モデルです。
こだわりは裾の処理。
足が短い私は裾上げが必須。ヴィンテージデニムを収集される方は、オリジナルレングスを好まれますが、私は気にしません。
で、単純に裾上げするとアタリがなくなります。
関西では「貼り付け加工」、関東では「ハギ加工」という、先端をカットして丈を上げてから切り取った裾を付ける修理方法。
さらに厚みを無くすように加工する仕上げを弊社でご案内しています。
ここで第2の爆弾発言です。
私は貼り付け加工をしません。
これは性格の問題です。当社提携の修理業者のレベルは相当高いです。ご安心ください。
私は専門の修理業者に手作業でユニオンミシンでチェーンステッチで仕上げた後、色落ち加工を施していただいてます。
気になる方は直接私にお聞ききください。仕事はバッチリしてくださる愉快なお兄が対応してくださります。
修理といえば、靴のオールソールも仕上がってきました。
そう、第2のテーマは「修理」です。
私物の<Edward Green (エドーワード・グリーン)>モデル名はわかりませんが<MALVERN(マルバーン)>の外羽根です。
ラストはE202 。サイズはUK7.5Fです。

筆記体ロゴはいわゆる旧工場から新工場に移設する過渡期の90年代半ばから2000年頃のものです。

前述のとおり、この時期は旧工場製と新工場製が混雑する時期なのですが、この写真のようにサイズ・ラストを表記する小窓がなくライニングに直接表記するものが旧工場製というのが大方の考え方です。
グランフロント大阪店のおしゃれ番長に「石飛さんは古靴好きですねぇ」と言われましたが、はい、そのとおり。安いですもん、現行品と比べて(笑)。
現行品にはない、皮質の良さや、現在では手に知らないモデルに惹かれてしまうのが本音です。
大抵は海外のオークションサイトで購入することがほとんどですが、価格交渉したりするのが楽しいんですよね。
もちろん、靴が自宅に届けばサドルソープで丸洗いします。
ちなみに、ほとんどの商品はソールがダメダメなので、弊社でお取引のある修理業者様にオールソール交換していただきました。
その写真がこちらです。
見事な仕上がりに大満足です。
色々細かすぎる情報を書こうと思いましたが、いい加減字数が増えてきてますので、写真だけでご容赦を。
でも1つだけ自慢させてください。特にコバの仕上がりがイメージどおりで、もうクラクラです(笑)
第2の爆弾発言には続きがありまして、このたび弊社でも同モデルはじめ数量限定で<Edward Green(エドワード・グリーン)>を取り扱います。
残念ながら、当店で取り扱いがございませんが、よろしければグランフロントのBEAMS HOUSE UNEDAまでお問い合わせください。
そしてようやく最後、第3の爆弾発言。
<Custom Tailor BEAMS>オーダーフェアが既に開催しています。ご案内が遅くなって誠に申し訳ございません。
既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、<Killer Queen(キラー・クィーン)>の第3の爆弾は、時間を吹き飛ばして昔に戻ることができます(知らなくてもいい話なので深堀りしません)。
実はフェアが始まるちょっと前に、私、ジャケットをオーダーして仕上がっています。
弊社のカリスマディレクターの言葉じゃないですが、既に秋冬の準備をコソコソ始めておりました。
今回から関西の皆様にもお選びいただける、弊社が所有するヴィンテージファブリックの中から<Loro Piana(ロロ・ピアーナ>の“FOUR SEASONS ”、つまり第1のテーマに掲げた「シーズンレス」の生地です。
当店の敏腕VMD(彼はオモテに出るのを遠慮するナイスガイなので、リンクは張りません)はガッシリした英国生地が大好物ですが、私は若干撚りの甘い英国風のイタリア生地が好きなんです。
その辺は体型…細身の方はしっかりした生地で、私のようながっちり体型の方は少し柔らか目の記事が身体に沿いやすい…と、個々人のキャラクターでお選びいただいてよろしいと思います。あくまで個人的見解ですが。
当初は秋冬生地の見本帖にあった生地だったんですが、なぜか春夏のバンチリストに入っていたものをめざとく探し出しました(笑)
今シーズンのトレンドカラーのグレーのグレンチェックという英国調っぽいんですが、オーバーペーンが朱色という少し古くさいイタリアンテイストが私は気に入りました。
ですので、裏地も朱色にして70〜80年代のジゴロ風に仕上げました。
7月頃に長期天気予報を確認したところ、9月前半は猛暑日が続くと予報されていました。
本当は弊社の人気コンテンツ「おしえてっ!!!!
あまたつー!!!!ビームスの、何℃で何着る?」で着る服を選べばいいのですが、あちらは毎月1日が更新日なので、先手を打った次第です。
改めて<Custom Tailor BEAMS>オーダーフェアのおさらいだけさせてください。
簡単に申し上げるとBEAMS Fのスーツ・ジャケットなどの既製品をベースに、お好きな生地・裏地・ボタンをお選びいただくシステムです。
他社様と決定的に異なる点は、補正項目・値の幅が大きいこと。
また今回からが身長190cmな大柄な方に対応できるサンプルゲージを作成しました(こちらは事前取り寄せが必要になりますので、あらかじめお電話でお問い合わせください)。
さらにデザインオプションというのがございまして、私は①ラペル幅+4mm広げる、②ゴージラインを4mm下げる、③③ラペル返り止まり位置を1cm下げる、ということができます。
よくあるお問い合わせですが、「Brilla per il gustoのスーツやジャケットを気に入って着ているんだけど、それをベースにオーダーできない?」や大阪が世界に誇る「リングヂャケット製で作りたい」というお客様は、これまたグランフロントのお店でオーダー会を開催いたしますので、そちらにお問い合わせいただければ幸いです。
いいスーツ、ジャケットをぜひご一緒に作らさせていただけませんか?
きっとご満足いただけること、請け合いです。
次回更新をお楽しみに…と簡単に終わりません!
当店での今後のイベントを告知させていただきます。
来る9/11(土)〜12(日)に<IGARASHI TROUSERS (イガラシトラウザーズ)>のオーダー会をズバッと開催いたします!!
前回、コロナの影響で開催できませんでしたが、感染対策・ワクチン接種もバッチリの万全の体制で準備進行しとおります。
アポイント制で、今の時点で結構スケジュールが埋まってきました…。
煽りはいたしませんが、ご興味のある方はお早めにご連絡お待ち申し上げています。
いかがでしょうか?
“Wanna try?” お試してみませんか?
…ということで、第3のテーマは「オーダ会」でした。
以上、「ドラララララララア!!」「どららぁああ〜〜」っと内容グレートに書き綴りました。
またお会いできる日を楽しみに。お元気で!