どうもご無沙汰しております。
久しぶりのブログでございます。この春の新たな出会いに、この場をお借りして「凄く可愛いんです!!!」「めちゃくちゃコレ良いでしょ!!」と声を大にしてお伝えしたく、キーボードをタイプした次第でございます。今回は、新たに International Gallery BEAMS での取扱いをスタートした<RENLI SU(レンリ スー)>をご紹介させていただきます。
2014年にロンドンをベースに立ち上げられた<RENLI SU(レンリ スー)>。中国出身であるデザイナーの Renli が抱く幻想的なノスタルジアが、シルエットや細やかなデイテールに投影されることで、ロマンティックかつ現代的な洋服へとデザインされていきます。そのデザインに欠かせないのが、古くから継承される職人の技術や生地。そこに革新的な加工が混じり合うことによって Renli の遊び心あふれるデザインが形作られているのです。2020春夏のテーマ「青い鳥」… 子供の頃の夢に見たような、どこかロマンチックな冒険心溢れるコレクションです。
真っ白なフーディドレスは、キラキラとした光沢感がドリーミーな一着。表情豊かなリンクル加工の生地を贅沢に使用することで、ドレープを生みラグジュアリーなムードを高めます。
大振りなフードがスタイリングのアクセントになります。「何の意味が!?」と思うようなフードの後ろにデザインされたサークルは、デザイナーが見つけた古いヴィクトリア朝のフードのデザインからインスピレーションを得たそうです。
大きく膨らませた袖は、ロマンティックなムードを加速させます。袖口は伸縮しますので、シルエットに変化をつけることができます。
ゆらゆらと揺らめく裾には、真っ白なベルベットのリボンが施されています。素材感が混じり合うことで、より豊かな表情が浮き上がってきます。
ウエストのリボンをシェイプすることで、全体の印象もまた違って見えてきます。
季節を彩るイエローのローブドレスは、柔らかな色調と生地感によって上品な印象を引きたてる一着。これからの季節には羽織としても活躍する軽やかな着心地です。
マオカラーは、出身である中国の伝統を大切にした Renli ならではのディテール。バックはスリットが施され、インナーや肌とのコントラストを楽しむことができます。
肩のリボンはアジャスト可能で、長袖から半袖まで袖を変化させることができます。ギャザーから生まれる、ふんわりとしたシルエットが愛らしく軽やかな印象をプラスします。
ほんのりと透け感のある涼やかな生地感は、夏の風になびくのを待ちわびているかのようです。
さらりとしたコットン生地のティアードドレスは、贅沢な総刺繍の生地をふんだんに使用した一着。点が円を描き、円が連なることで華やかな柄へと仕上がっています。
コンパクトなショルダーラインやボートネックといったデザインが、大人の女性にもマッチします。フロントのピンタック、袖口のフリルなど、細やかなディテールには強いこだわりや遊び心を感じます。中でもバックに施された生地に浮かびあがる模様は、熟練された技巧の高さが伺えます。
ウエスト位置が高めなので、マキシ丈ながらバランスよくお召しいただけます。裾のフリルに使用された生地は、ラメ感のある糸が織り込まれ、動くたびにキラキラとした柔らかな輝きを生みます。
オーガンジードレスは、シルク混の張りのあるシルエットにレースのトリミングが施された、愛らしさの残る一着。(キャミソールドレスは別売りになります)
花びらのようなエンボス加工は、透け感のある素材に多彩な表情を与えます。トリミングに使用されるレースは、ぷっくりとした質感がなんとも可愛らしく、ついつい顔がほころんでしまうのは私だけではないはずです。ベルスリーブのリボンをキュッと絞ると、丸みのあるパフスリーブへとアレンジすることができます。
ウエストのリボンを絞ることで、裾にかけての贅沢なボリューム感がよりエレガントに演出されます。ドレスとしてはもちろん、キャミソールやTシャツ+デニムスタイルにレイヤードしても素敵です。
<RENLI SU(レンリ スー)>を代表する素材の一つであるマルベリーシルクを使用したブラックドレス。肌触りはもちろんのこと、軽く柔らかな素材感はデザイナーが創り出すフェミニンな世界観を表現するキーとなります。(キャミソールドレスは別売りになります)
細やかなギャザーから生まれるパフスリーブは、リボンによってスリットをアジャストできます。肌の見え方の変化で少女から女性へと印象も変わってくるかもしれません。
ボリューム感のある袖は、細やかなディテールを詰め込んだカフによってラグジュアリーに完成されます。裾には伸縮性のあるトリムが施され、ふんわりとしたバルーン調のシルエットが、動いた時のユニークな表情を演出します。
ブランドの世界観を凝縮したフェミニンなコートは、コットンリネンブレンドのタフな素材感でデイリーにお召しいただけます。
シンプルながらも、襟や背面ヨークのカッティング、ダブルギャザースリーブなどの細やかな技巧によってエレガントなムードが高まります。シックなスタイルのアクセントになるのが、磁器のような質感のメタリックボタンです。
ギャザーウエストや裾のスカラップラインがブランドらしいロマンティックなエッセンスを加えてくれます。
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こちらのコートの魅力はこれだけでなく
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なんと!!リバーシブルでお召しいただけるのです。シックなコートを裏返すと、刺繍の施されたチュールとオーガンジーのコントラストが華やかなコートへと早変わり。
立体感のある繊細な刺繍・・・デザイナーの故郷である中国福建省では細やかな刺繍の技術が根付いており、デザイナー自身が触れてきた身近な文化なのかもしれません。そこにコントラストされるオーガンジーは、光沢感とシワ加工から生まれるキラキラとした輝きが女性らしいエレガンスを高めていきます。
ウエストのギャザーから生まれるボリューム感のあるAラインが、ブランドらしいフェミニンな気品を演出します。表・裏を合わせ、昼から夜まで、日常から非日常まで、幅広いシーンでお召しいただけます。
魔法使いに頼まれ「幸せの青い鳥」を追い求めて様々な場所を冒険するチルチルとミチル、「思い出の国」や「未来の国」へと足を運ぶも、青い鳥を捕まえることができないまま目を覚まします。ふっと枕元の鳥かごを見ると、追い求めた「幸せの青い鳥」がいることに気付くのです。本当の幸せは思い出や未来にはなく、手の届く身近なところ「現実」にあるのだと教えてくれるのです。
実は、モーリス・メーテルリンクによる「青い鳥」は、もともと戯曲として書かれた物語です。その戯曲のラストは決してハッピーエンドとは言えません。目を覚ましたチルチルとミチルは青い鳥を見つけます。魔法使いの孫娘を助け喜んだのも束の間、窓から青い鳥が逃げていきます。二人は呆然と立ちすくみ、妹のミチルは泣き出してしまいます。そして最後「どなたかあの鳥を見つけた方は、どうぞぼくたちに返してください。ぼくたちは、幸福に暮らすために、いつかきっとあの鳥がいりようになるでしょうから」といった叫びで幕が下ります。
この結末に関しては、幸福の儚さ、人の愚かさ、と様々な解釈が成されています。また、物語の解釈は時代によっても変わってくるかと思います。「幸福に暮らすために」と叫ぶチルチル。もしかしたら自分の手にある物や、行動が誰かの幸せに影響を及ぼすことになるかもしれません。自分の周囲にある幸せに目を向けて、目に見えぬ誰かの為に思慮深く生活していけたらいいなぁとブログを書きながら感じた次第です。
と話が逸れてしまいましたが、お家で過ごす時間が増えた分、また街が活気を取り戻した時に、キラキラとトキメク<RENLI SU(レンリ スー)>の洋服を着てどこに出かけようかとウキウキ・ワクワク妄想して過ごそうかと思います。
皆様の健やかな日々を心よりお祈り申し上げます。
Shimazu
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■65-26-1684 ホワイトフードドレス ¥110,000(税込)
■65-26-1729 イエローローブドレス ¥94,600(税込)
■65-26-1680 ティアードドレス ¥91,300(税込)
■65-26-1702 レーストリムブラックドレス ¥99,000(税込)
■65-26-1674 マルベリーシルクブラックドレス ¥97,900(税込)
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