お久しぶりです。
おはようございます。こんにちわ。こんばんは。
いってらっしゃいませ。お帰りなさいませ。
笹木です。
題名にもある様に少しばかりARC’TERYXのお話を。
笹木個人的に大好きで足からつま先まで愛用しております。
ここ2、3年人気が爆発してますよね。
あのストリートブランドとコラボしたり、
あのハイブランドとコラボしたり、
あの有名俳優が着たり、
あの有名ラッパーが着たり、
などなど理由は様々にしろ、商品の特徴や名称があり、
???
なところないでしょうか?
そんな方や、ARC'TERYXをもっと知りたい方、
よろしければ読んでみて下さい。
そもそもARC'TERYXとは?
カナダのバンクーバーのブランドでして、1989年に始まりました。
もともとはクライミングからのスタートでした。
今ではアイコンになっているこのARC’TERYXのロゴ。笹木の手書きです。
始祖鳥です。
始祖鳥の学名がarchaeopteryxアーキオブテリクス。
ここからARC’TERYXの名前の由来がきており、
一番初めに飛んだ鳥といわれる始祖鳥に「進化する(飛躍する)」という思いが
ブランドにも込められています。
アークテリクスの何がいいと申しますと、ゼロベースで考え、妥協することなくものづくりをする姿勢ですね。噂によれば各部門のスタッフそれぞれその道のスペシャリストが常に揃っているとか…
ちなみにですがARC’TERYXは1998年にYKKと共に、「止水ジッパー」を開発しています。
読んで字の如く、水を止めるファスナーですね。
今となっては普通に使われていますが、実はARC’TERYXが初めなんです。
フィッシングが趣味だったスタッフがファスナーの裏側にシリコンを塗ることを思いついてYKKに持ち込んで開発がはじまりだそうです。さすが!
ちなみにこれの何がすごいかというと、水を止めることもそうなんですが、これが開発されることによって、作業工程が簡略化されたり、色んなもの軽量化にもつながります。
その際に止水ファスナーを搭載し発表されたのが今ではフラグシップモデルの「α SV」のシェルのマウンテンパーカーと
「ARROW22」のバックパックなんです。
これですね。
BEAMSでいろんな別注をしましたね。
そこでARROW22について少し寄り道してお話しします。
まずは名前の22の数字ですがこれは容量の22Lを指しています。
そんなもん知っとるがな!
まぁまぁ、お付き合いください。
まずはARROW22に作り上げたのは
知る人ぞ知るデザイナーのダン・ジャクソンさん。
1998年当時、ダン・ジャクソンさんが今まで見たことのないデイパックを作ろうと、でた当初は未来のカバンなど話題だったそうで…
まずは見た目で目を引くフロント部分の先ほども上がった止水ジップ。デイパックに取り入れたのもこれまたアークテリクスが初めです。
あとこの3Dな卵のようなシルエット。
人間工学に基づいて作られており、自転車に乗った際に、背中に沿うようにと、サイドパネルを内側に折り込んだことで生まれたそうです。
この背面なんですが、サーモフォームパネル(熱性型3Dフォーム)…
簡単にいえば熱によって形が沿って馴染む、もっと簡単にいえばあなたにフィットしますってことですね。
ちなみに1994年に販売されたボラというバックパック(以前私も愛用しておりました)の際に評価されてたみたいです。
次にフィッティングについて少々お時間頂きます。
まず、バックの高さを上のストラップで調節し、肩位置と鞄の高さが一緒に。
腰のハーネスも止めることにより、肩と腰で荷物を支えるのでさらに軽く感じ、フィット性も上がります。

さてさて、細かいことも挙げていきますと、
2019年の20周年記念の際に、PCスリーブと仕分けのポケットが追加されたことからさらに、ビジネスシーンや、色々な人への用途が増えました。
細かいことあげると、コーディネートや、ジップの引き手、ショルダーハーネスのフィット感などなど…
さて、先ほどあげた、中にあるPCスリーブ。
これ実は細かいとこですがPC入れてもらうとわかるんですが、下までPCがつかず、少し浮いているの荷物を下ろした際にPCに衝撃があたりずらい設計になってるんですよね。ありがたい…あと背中のプラスチックにより、荷崩れやシルエットが崩れないんです。
ブラッダー(給水バック)も入れることができるので、
ロゴ入りボタンでしっかりガードされているハイドレーションチューブポートへ。
そしてこの輪っかにそのホースを。
ただ、山登りしない方はここにカラミナつけたり、キーホルダー、キーチェーンなんかに使ってますね。ですが、落ちては困る、鍵など大事なものは、ここにつけることはあまりお勧めしません。
このファスナーの持ち手も、クライミングはもちろん、冬の手袋をしている時も持ちやすく、開閉が楽にできます。
やはり流行っている名作にはとことんこだわりと機能が詰め込まれていましたね!
ここまで読んでいただきましたあなたは、もうアロー22マスターです。
ちなみに、女性の方だと、今はリリースされていませんが、アロー16という、少し小さめのモデルも。人によってはそちらの方が背中への収まりがいいかもしれません。他には少し大きいRT45や、ミウラなど、話し始めたらキリがありません…
他にも防水性とリップストップを採用し、ミニマルなデザインなグランビル16や
(生産がコロナの影響もあり、黒が入荷待ちでしたが最近入ってきましたね!)
小分けと軽さの万能型のマンティス
(最近リニューアルしましたね!)
そのビームス別注カラーや
あなたにあったものを見つけてください。
私たちはアウトドアショップの店員ではございません。もしかしたらアウトドアの経験のないスタッフもいるかもしれません。しかしセレクトショップという利点があります。お客様のライフスタイルとファッションに合ったカバンの提案やアウトドア商品のご提案には自信がございますのでお気軽にお立ち寄り、ご連絡いただければと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
すいません!時間無くなっちゃいました!
次回はウェアについて語らせてください!
アルファ、ベータ、シータ、AR、LT、コアロフト、ベースレイヤー、フリースなどカタカナとローマ字をバンバン皆さんにわかりやすく解説できればと思いますので次回も読んでいただければ!
それでは!
最後に今回登場したビームスのオンラインで買えるモノまとめておきますね!

ARC’TERYX / Arro 22 Backpack
カラー:ブラック
サイズ:22L
価格:¥29,700(税込)
商品番号:11-61-2297-729
ARC’TERYX / GRNVL 16L Backpack
カラー:ブラック・ベージュ
サイズ:16L
価格:¥30,800(税込)
商品番号:11-61-0168-729
ARC’TERYX / MANTIS 26 BACKPACK
カラー:ブラック
サイズ:26L
価格:¥22,000(税込)
商品番号:13-61-0018-729
ARC'TERYX × BEAMS / 別注 MANTIS 26 BACKPACK
カラー:クレイジーパターン
サイズ:26L
価格:¥23,100(税込)
商品番号:13-61-0021-729