こんにちは。ビームス 六本木ヒルズの相馬です。今日は日頃から当店をご利用下さっているお客様や、こちらのページをご覧になって頂いている方に、少しでも自分を知って頂ければ良いなと。
題して「私の”BEAMS履歴書”」を書いてみたいと思います。
初めての社員採用試験用の写真。【FACTOTUM(ファクトタム)】のブルゾンに【MIHARA YASUHIRO(ミハラ ヤスヒロ)】のパンツにギャルソンのTシャツを着た20歳の僕…しかも半目。
●生年月日&簡単な自己紹介
相馬 勇太(ソウマ ユウタ) 1984年7月10日 北海道札幌市で生まれました。蟹座のA型で今年36歳になります。2013年に結婚し、2017年11月に第一子となる女の子が誕生。ざっとこんな感じでしょうか。
●入社
2005年3月/International Gallery BEAMSにアルバイトで入社。ここから僕のBEAMS人生がスタートします。北海道から履歴書を送り面接が決まった瞬間、僕は直ぐに上京。そして面接時には、既に東京での生活(すみません、最初は埼玉在住ですが)を始めている事を面接をして頂いたスタッフへ伝えました。
結果は、無事に合格。後に聞いた採用理由は「だって、もう引越しちゃってるんだもん。」でした。何も考えず、取り敢えず行ってみよう精神が功を奏した瞬間です。笑
International Gallery BEAMSでは2年間アルバイトをさせて頂きました。アルバイトと言ってもそれで生計を立てていたので、それはもう必死です。洋服屋として右も左も分からない僕は、旗艦店で働く事の大変さや、洋服に対する意識、カッコイイ事とは何かを、先輩スタッフから学びました。そりゃあもう個性派揃いのお店だったので、当時はもちろん今もその先輩たちには憧れてますし、尊敬しています。この店舗でBEAMSの一員として第一歩を踏み出せた事を光栄に思います。
●社員としての入社
2007年4月/僕は中途採用試験を突破し、ビームス ハウス 丸の内へ配属されました。ここではドレスクロージングの面白さと厳しさを学びました。配属初日に前店舗では経験しなかった接客を体験し、当時のトレーナー(BEAMSでは新人教育の一環で、専任の教える人→トレーナー、教えられる人→トレーニーという制度があります)に、「こんなの初めてです…」と伝えたところ、トレーナーからは「でしょ?これが丸の内」と言われた事を今でも覚えています。ドレスの装いや、洋服の補正、オーダーの基礎など、ドレススタッフに必要な基礎を学んだのはここでした。そして、お酒を覚えた(元々飲みますが、毎日のように飲むようになったんですね。笑)のもここでの師匠との出会いがきっかけです。
※師匠、無断での掲載お許しください…
●店舗異動
2008年9月/僕は新宿のBEAMS JAPANへ異動しました。ここには2014年9月まで在籍したので6年間勤めていた事になります。今までのBEAMS人生の中で最長です。担当は当時ドレスクロージング管轄だった4,5F。5Fは主に重衣料(スーツやジャケット)、4Fはカジュアルウエアーという配置でした。僕らの仕事は接客販売がメインですが、他にも様々な業務があります。その中でも僕が担当していたのはVMD(visual marchandising ヴィジュアル マーチャンダイジング)といって、お店のレイアウトやマネキンのコーディネート、ディスプレー等を作成する仕事でした。当時のBEAMS JAPANはB1Fにメンズカジュアル(ビームス)、1Fに雑貨(bPrビームス)、2,3Fにウィメンズのカジュアルとドレス(レイ ビームス、デミルクス ビームス)、6Fに家具やアートギャラリー(フェニカ、Bギャラリー)で構成された大型店舗です。館全体での打出しを考えウィンドーディスプレーを作成したり、階段に設置されたディスプレー作成の指導をしたりと、様々なカテゴリーを取りまとめるという大役を任せて頂きました。
【FREITAG REFERENCE(フライターグ リファレンス)】のイベントを開催した時、全館をディスプレージャック。大変だったけど、自分の中では思い出深い仕事です。
2014年9月/僕のBEAMSキャリアのスタート地点、International Gallery BEAMSへ戻る事になりました。社員として携わる事へのプレッシャーや、当時からお世話になっている先輩に認められたい(と思って自分で勝手に焦っていました。笑)一心から大分、空回り…。新しい人との出会いもあり、身も心も新たに、30歳で再スタート。約4年間の在籍でしたが、本当に色濃い事が多く、あっという間に時間が経過していきました。ここでは、先輩にギャラリーとしてのVMDを叩き込まれ、その後担当を任せて頂きました。スタッフ全員の力を借りながら何とかお店を作っていきました。POP UP SHOPなどのイベントをやる時には企画から参加し、より責任のある仕事に携わりだしたのもこの頃からです。また、商品企画(BEAMSでは、店舗スタッフからの商品企画を常に受け入れる環境があり、場合によっては商品化に繋がります!)を先輩と共に提出し、その後数シーズンに渡りオリジナルのスーツ•ジャケットの製作に携わっていました。
【BASSCOUTUR NIUKU(バスクチュール ニウク)】の打出し。壁面のプロップは関連部署協力の元、自分たちで作成。
【International Gallery BEAMS(インターナショナル ギャラリー ビームス)】オリジナルのスーツ。自分たちの企画が商品化され、店頭に並んだ時の感動は忘れません。
2018年1月ヨーロッパへの海外出張に同行した時の1枚。出張のハードさ、緊張感を身をもって体験。本当に貴重な経験でした。
2018年10月/ビームス 六本木ヒルズへと参りました。六本木ヒルズに新たな”旗艦店”をと命ぜられ、スタッフ数50人を超えるビームス1の大型店舗として当店は誕生しました。
今まで経験した事のない、本当にバタバタでのオープン直前。もう既にかなり昔のようです。
まだまだ発展途上、これからも皆さまに楽しんで頂ける商品構成や企画を考え、我々は成長を続けていきたいと思います。これからもビームス 六本木をどうぞ宜しくお願い致します。
今流行りのバトンリレー。この【私の”BEAMS履歴書”】もリレーさせてみたいと思います。2番手はビームス 六本木ヒルズの中国語マスター荒井にバトンを繋ぎます。
相馬