こんにちは、齋藤です。
みんな大好きオールデン。

そのローファーで多いリペアの紹介。
オールデンに限った話ではありませんが、ローファー、スリッポンと呼ばれるものは紐でサイズ感の調整が出来ません。
縦の長さや横幅はジャストだけど、ヒールだけ緩いなんて事があります。
日本人の小さい踵とアメリカ靴の相性。
アメリカ人は靴べらなんか使わずにスリッパみたいに履くから、踵が緩いのはオールデンでは普通。
むしろ、ぴったり選ぶものじゃないと昔先輩に教わりました。
だからオールデンに関しては踵が浮くのも気にせず履くのですが…
踵が浮く履き方のデメリットで、腰裏部分が擦れて減っていきます。
私は踵の骨の出っ張りも強いので、ダメージが早い。
腰裏がボロボロになるとやっぱり履き心地も悪い。
弊社ボスの私物オールデンをサンプルに腰裏の修理を行いました。

向かって、左側がリペア後
向かって右側がリペア前
寄りです。
穴までは空いてませんが、だいぶ傷んでいますね。
リペア後のアップがこちら
薄い革を当ててヒールに縫っています。
サイズ感が変わったりもほとんど無いと思います。
この修理で一つデメリットを挙げるとすれば、腰裏に革を縫う際のステッチが表に出ること。
横から
わかりますか?
履き口のパイピングの上にステッチが入ります。
これが唯一のデメリットかなと思います。
でも、ヒールに穴が開いたまま履くよりも綺麗に直して大事に履いてるほうか良いと思いませんか?
私はそこまでステッチ後も気にしないので穴が開いたら直そうかなと思ってます。
クロケットアンドジョーンズ のトランクショーの時も思いましたが、履きこまれて、味の出た靴がカッコいい。
オールデンに限らずガシガシ履いて、傷んだらリペアして、また履く。
これも今の時代っぽいななんて思います。
それでは
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