こんにちは。
今回は、商品説明会の時から、ずーっと気になっていた1足が入ってきましたので、在庫があるうちにご紹介!
じゃん!
珍しく力を入れて物撮りを。

21-32-0414-232
【別注】CROWN ハラコ DANCE JAZZ バレエシューズ
26.000+TAX
定番の【JAZZ】をベースに別注をしたモデルです。
ハラコレザー特有のランダムな表情に、

“毛皮”特有の滑らかな毛並み

ちなみに今回ご紹介しているシューズに使われているのは、ポニーハラコです。
カラーは、ブラックとミックスの2色をご用意しております。
非常に柔らかで、中性的な印象を受けます。
別注ポイントは2点。

・レザーライニング
CROWNを履いたことがある方ならご存知かと思いますが、本来はポリエステルのメッシュがライニングとして貼られています。
最初はいいんですが、ケバケバしてきて、蒸れると踵が滑るようになるのが気になります。
いつかライニングを張り替えようと計画していた僕からすれば最高の別注。
もう1点は
・クッションインソールの採用
これは写真でお伝えするのが不可能でした…。
ですが、このJAZZを保有している僕の感想ですが、
「地面がダイレクトにこない!」
これが履いた際の驚きでした。
そうだそうだ、
ハラコレザーと耳にするけれども、実際なんなのか?と
まず、洋服屋としてリアルレザーの取り扱い機会がある僕たちからすると、ここはきちんと説明しなければいけない部分ですね。
腹子と書かれる通り、お腹の中の子の皮を意味します。ですが、その毛皮を剥ぎ取る為に命をいただくことは決してありません。
お腹の中での死産や、母親の病気による衰弱で、生後直後に命を落とした子の皮を利用します。
それ以外の皮だとしても、食肉の為の畜産副産物と呼ばれる皮。肉が40%以上とされる中、皮は8%前後の割合です。
皮の為だけに育てたりするのは、そもそも効率が悪過ぎますから、あくまでも、食用としていただく生命を無駄なく活用します。
そんなサイクルによって作られた革を利用させていただいております。
その為、流通量が非常に少なく希少な素材です。
喉から手が出かけていたところに、一拍置かせていただきました。
そして気になるお取り扱い。

1番注意しなければいけないのが、
「毛を抜かさせないこと」
抜けてしまうと、もう生えてはきませんので…。
じゃあどうすればいいのさ?と、
その為の対策として意識したいのが、
「乾燥させないこと」
乾燥によって毛穴が開いてしまうと、必然的に毛が抜け落ちやすくなります。
・スプレータイプの栄養剤(デリケートクリーム)を満遍なく吹きかけていただくこと。
・冬場は乾燥し易いので、別注ポイントでもあるライニングもケアし、毛穴周りの潤いも保ってあげること。
・細かなホコリ入り込みによる劣化を防ぐ為の防水スプレー
・乾く際に栄養分も飛び易いので、雨や水に濡らさない
こんな感じでしょうか。
一般的には5年前後と言われるハラコレザーの寿命です。
生命のバトンではないですが、代わりに皆様と共に、いろんな場所へ連れ出してあげてみてはいかがでしょうか?
僕はお店で、色んな方との出会いを経験させてあげようかな、と。
…もし店頭で、馬の様なステップを踏みながら待機していたとしても、それは靴の所為ですので悪しからず。
ではでは。