『Family』高橋漠

2019.10.08

みなさまこんにちは!


トーキョーカルチャート by ビームスの山本です。


ただいま開催中の高橋漠さんの展示『Family』のご紹介です!




今回で二回目となる漠さんの展示は昨年同様初日で半分以上が完売となり、大好評です。


今回のテーマは『Family』


僕はよく自分の作品を自分で撮影しています。ある時、作品を5,6個並べて写真を撮ったら、それがまるで家族写真のように見えました。


家族というものを考えるときに、僕自身含め、まずそれが独立した個であり、それぞれの性格・考えを持っていることが大事だと思っています。家族とは個の集団で、家族であるからという理由だけで内面同一化を強いられるべきではないはずです。しかし、僕のなかには家族という繋がりを求める意識もたしかにあります。


作品制作においても、それぞれ別々の個であるものを作っているつもりです。同時に、それらが一緒に並んでいる風景を思い浮かべることもします。数が揃ってくる頃には実際に並べてみて、色々な組み合わせ方試します。


僕は今回の展示会で、この作品たちを個として、また家族として捉えることで、個とその集合についてあらためて考えるきっかけにしてみようと思います。


高橋漠------



ぜひ、直接作品を見て、自分の個に合った作品を見つけていただきたいです。惹かれる色や形にその人らしさがあり、選ばれるものを見るのも楽しいです。

早い者勝ちなのでお早めにこられることをおすすめします!



高橋漠

多摩美術大学でガラス工芸を学び、卒業後、修行を経て2015年に地元である福岡へ帰郷。様々あるガラス技法の中でも、主に宙吹きという技法を用いて制作している。宙吹きならではの"溶けたガラス"を使った作品からは、不思議で豊かなガラスの表情を垣間見ることができる。2016年より、ガラス作家の和田朋子と共にガラスウェアブランド、

「TOUMEI」を開始。 

URL: https://www.bakutakahashi.com/ 

Instagram: https://www.instagram.com/baku_glass/