オバんです。vol.95【スーベニア(先一昨日の続き)】

大場 義弘 2022.10.18

オバんです〜☺︎


本日は、先一昨日のブログの続きです。

スーベニアとは“土産物、記念品”の意味。

通称“スカジャン”や“ベトジャン”もスーベニアジャケットの一種です。

〈スカジャン(私物)〉☟



〈ベトジャン(数年前の弊社ラインナップ写真の為、現在は販売されておりません)〉☟


スーベニアジャケットは、全世界に展開するアメリカ軍将兵達が勤務した地で作る(土産物や記念品として買うのも含む)ローカルメイドジャケット。

海軍・空軍・陸軍・海兵隊など数多に存在します。


今回は〈スカジャン〉について。

敗戦とともに日本で生まれた洋服“スカジャン”。

横須賀で作られた(刺繍された)のでスカジャン。

またはスカイドラゴンの刺繍が多かった為にスカジャンなど諸説あります。


☝︎スカイドラゴンね☺︎


〈スカジャン誕生〉☟

スカジャンは進駐軍や兵隊たちの日本の絹製品への憧れと、群馬県桐生市のレーヨンサテン、横振り刺繍技術により誕生します。

1945年9月13日、進駐軍は桐生市に視察に赴く。

目的のひとつは帰国土産として織物などを購入すること。

もう一つは多くの工業製品は統制品として進駐軍に厳しく管理されており、その把握でもあった。

はじめて桐生の地を踏んだ進駐軍たちは大いに目を輝かせたそうです。

特に富士山、芸者、横浜、横須賀、日光などの図案を刺繍したハンカチやマフラーなどが

飛ぶように売れたとか。

余談ですが、後日その視察において

桐生のモノづくりに価値を見出した進駐軍将校が、駐留記念として手持ちのジャケットに

刺繍カスタムすることを思いつく…

この出来事がスカジャンのはじまりであった

とも言われております。

1945年の暮れごろより、桐生で作られた

スーベニアグッズは横浜にある米兵相手の

露天(スーベニアショップ)へ運ばれるように。

桐生から刺繍職人も横須賀、佐世保、沖縄などに移住しはじめると同時にスーベニアショップやジャンパー屋もそれぞれが独自で作り、全国へ。

こうしてスカジャンは誕生します。

スカジャンといえば刺繍。

ヴィンテージスカジャンは横振りミシン               (正式には千鳥ミシンと呼ぶらしい)の刺繍が最大の特徴。

職人により同じ柄でもバラツキがみられます。

現在はコンピューターミシンが主流で

きっちりと綺麗に仕上がってます。

*どちらが良い悪いではありませんので誤解なきようお願い致します。

ヴィンテージは雰囲気は最高。値段も最高です。

現行は価格&品質ともに良く、

現代の技術を惜しむことなく表現されています。

できる限りの技術を真面目に丁寧に表現して

みせているのは昔も今も同じですね♪

と、長くなりましたが

読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m


スカジャンは好みが分かれるアイテムですね。

かくいう私も昔は苦手でした…(^◇^;)

明日は、こう着ればカッコ良いですよ♪

というコーディネートの一例と、

オバんオススメのスカジャンを2つご紹介です☺︎


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毎度、ありがとうございます♪

大場 義弘



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