夜更かしの皆さま、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

さて、BEAMS PLUS Limited Store at NAGOYAが開催されて早くも2週間近く。


楽しいことはあっという間・・・といわれる位、あっという間の2日間でした。
お馴染みの方から初めましての方まで
ご来店頂きました皆さま、本当にありがとうございました。
来る人来る人、一目で『BEAMS PLUSのお客様だ』と分かる位
名古屋でもBEAMS PLUSでコーディネートしてくれている方が多く、
一体感がとても心地よかったです。

今後ともどうぞビームス 名古屋をよろしくお願いいたします。
さて、本日は個人的にも待ちに待っていたこちらの商品をご紹介。
BEAMS PLUS Cotton Knit Polo 12Gauge

BEAMS PLUS Knit Polo 21G Cotton
カラー:Melange Grey,Burnt Orange,Pele Green,Navy
サイズ:S、M、L、XL、XXL
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-12-0044-048
お気づきの方も多いかと思いますが、
世界的にも有名なニットの聖地、スコットランド。
そんなスコットランドの老舗ニットメーカーでもあり
昨年で200周年を迎えたWilliam Lockie社に依頼して製作してもらったアイテムです。
BEAMS PLUSでも長らく取り扱いをさせて頂いたWilliam Lockieですが、
この2025年春夏からBEAMS PLUSのプロダクトを生産してもらう事となりました。
BEAMS PLUSのコレクションに入り、伝統的なスコットランド製のニットを提案させて頂きます。

事の発端は2024年1月。
BEAMS PLUSのニットアイテムを支えてくれている大川という
自分にとっては大大先輩がBEAMSにはいます。
BEAMS PLUSだけでなく、多くのレーベルのニットを企画・生産を担当しており
糸や編地だけでなく、編み機等、ニットに纏わる事なら何でも理解しているスペシャリストの一人。
そんな大川が昨年1月にスコットランドへ出張へ。
ニットの聖地であるスコットランドを回り、数多くの工場を回る中でもちろんWilliam Lockieもリサーチへ。
工場の人から『古い編み機も稼働させている』という事から
実際に工場を見てみると・・・
長年ニット工場を見てきた大川でさえ、初見となる古い編み機“フルファッション機”を発見、しかも現在も稼働しているとの事。
そこから企画が進行し、今に至っております。

最新の技術を活かし、テクニカルな編み立てを表現
とは対照的に、
時間を要する古い編み機。
どうやらニットメーカー界隈では有名な編み機らしく、
それらの人たちでも殆ど見たことがないとの事です。
時間を要する編み機という事は
糸・編地にテンションをかけずにゆっくりと編み立てる事。
そうすることで編地が立ち、とてもふっくらとした触り心地になります。
スウェットに例えると吊り編み機。
どちらも時間を掛けて編み上げる事で
空気を含み、最新の編み機では表現できない表情・着心地に。


そんなフルファッション機を用い、
今回製作したのが21ゲージのコットンニットポロ。
ゲージが高ければ高いほど密度が詰まり、目面がとても細かくなります。
今回の21ゲージとは一般的にもハイゲージクラスにあたります。
ただ、先ほどもお伝えした通り、糸にテンションをかけないことで立体的なループが際立ち、
見た目と触り心地はもっと低いゲージに感じます。

6月には大川と共にBEAMS PLUSディレクターMZOと私もスコットランドへ。
実際にフルファッション機を見て
それで作られたニット製品に袖を通し
あまりの良さに感動したのは今でも覚えております。
特にMZOに関しては『ニットはFF(フルファッションの略称)しかもう着ない(笑)』と言うくらい病みつきに(笑)

とにかくこの綺麗な編地にふっくらとした着心地
手に取って頂くだけで伝わるはずです。
今回、チョイスしたカラーはベーシックなNAVY、GRAYに加え、
春夏らしい綺麗なGREENとORANGEでオーダー。


カフや裾のリブはきゅっと収まり、クラシックなフォルムが特徴的。
そんなフォルムを活かし、身幅やアームにはゆとりを持たせた着こなしを提案したいという事で
サイズはゆったりしたフィッティングでリクエストしました。

ふっくらとした編地にゆったりとしたフィッティングは
アームや身頃に綺麗なブラウジングが生まれます。
サイズ展開もS~XXLと幅広くご用意しておりますので、
お好みの着用感でお選びいただけるかと。
ただ・・・個人的には普段のサイズ選びより、ワンサイズはアップしてお選びいただくのを強くお勧めいたします。(私はXXLを購入しました)
何はともあれ・・・
着用した時のサイズ感をスタイリングと合わせてご紹介いたします。
STAFF 山田広志(兄)

入荷したその日に購入したという山田はGREYをチョイス。
ハイゲージニットポロとは言いつつも
コットン素材であったり、この編地の表情であればカジュアルなウェアやスタイルにも
難なく合わせられます。




Mサイズを購入したとの事で、彼らしい緩いスタイルにとても合っております。
綺麗なショルダーラインであったり
アクセサリーを際立たせるコンパクトな小襟。
シンプルながら・・・『今まで着たニットポロとは全然違う。』とお気に入りのご様子。


BEAMS PLUSのRayon Print Western Shirtのインナーに差し込み
非常にこなれたコーディネートに。

私はGREENをチョイス。
綺麗な色合いは一丁着になった時にも活躍してくれるはず。

スポーツコートのインナー使いであったり

カジュアルなブルゾンのインナー使いにも。

XXLを選び、このリラックスしたアームホールや
袖口のたまり具合も非常に好み。
久しくニットポロを着用しておりませんでしたが、
またふつふつとニットポロ熱が高くなってきております。
今シーズン中にもう一色は買い足そうかと。
百聞は一着に如かず、
言葉ではなかなか伝わりづらいかと思いますので、
質感や編地の魅力は是非一度店頭にてお試しください。
カリスマYANAI