スタッフ「丹羽 望」の記事

おすすめのクラシックな1着。



皆様こんばんは。

9/6(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です。




先日の休み

久しぶりに清澄白河にある知り合いの

店に顔を出しました。現在のオーナーは

2代目で、初代のDNA?を受け継ぎつつ

自身の嗜好をしっかり反映させユニークな

店を続けています。初代から共通する

ノリは、自分達が楽しめる新しい物を

どんどん取り入れる柔軟さ。ですので

その都度、外装や模様替えが加えられ

何度も驚いた思い出が。コロナ期辺り

から行く回数が減っていましたが、また

改めて通いたいと思いました。



さて

今回はこちらです。




BEAMS PLUS / コットン ドビー プリント オープンカラー ボタンダウン シャツ
カラー:ブラウン、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-0288-139


ビームス プラスの新型になります。

オープンカラーボタンダウンシャツ。

ずいぶん長い名前ですが、これには

訳があります。


それは襟。よく見ると“技あり”です。

実はオープンカラー(開襟)シャツを

ベースにした型でありながら

ボタンダウン仕様になっている不思議な

1着。





つまりはリゾート的なオープンカラー

としても、キャンパス的なボタンダウン

カラーのシャツとしてもお楽しみ頂ける

1着で2度おいしい?便利さ。

と、淡々と説明を続けましたが、これは

私達のアイデアではなく、過去に存在した

ディテール。1960年代辺りのUSA製

シャツに見られます。実際に私自身も

古着を所有しています。



襟後側にもボタン付き。

背中にはボックスプリーツ。




他には

シンプルな印象。

スクエアなカフス。



所謂、行って来い仕様の剣ボロ。




2本針ステッチ





と一般的なボタンダウンカラーシャツと

あまり組み合わせないディテール。

スポーツとドレスの縫製仕様が

ミックスされています。

そして気になる

生地はコットンドビーで、その上から

ユニークな柄がプリントされています。

こちらはスタジオの照明器具が色々な

方向に照らしている様子をモチーフに

した珍しい柄です。


ブロードなど凹凸が少ないスムーズな

生地ですと柄がもっとくっきりした感じ

ですが、ドビーによる織り柄があるので

何とも言えない味わいがあります。

着用画像はネイビーです。見た印象は

ややパープルがかった感じでまさに

自分好み...即決です。


ブラウンも展開しています。

こちらも良い塩梅です。





さてさて再び

このディテールの面白さについて。

それは1着のシャツで異なる

ファッションカテゴリーを

兼ねている事。

先述通りリゾートとキャンパスの要素が

相まっていて、まさに着る方のアレンジで

ガラッと印象が変わります。

当時のマーケットに於いて、如何に1着を

幅広いターゲットに選んでもらえるのか

知恵を出してデザインされたのでは?と

想像すると楽しいですね。


ちなみに...

ジーンズに於いても似て非なる

カテゴリーの話が。労働着として

完成した型をベースにクリーンな印象の

ピケやホワイトデニムに載せ替えて

キャンパス仕様にしていたという

有名なエピソードがあります。

この様に内容に多少の違いこそあれ

1着、或いはひとつの型をアレンジして

複数のカテゴリーに対応させるやり方。

アメリカ独自の“みんなが着られる服”の

思想が感じられ面白いですね。




私の

最近の...recently...


冒頭のお店は清澄白河にある

NICO。初代は元当店のスタッフ。

昔々一緒に働いていた時、突然

“店舗物件を押さえたので辞めたい”

という申し出に酩酊...いや眩暈を

覚えたのも過去の笑い話。以降

独自の店舗構造を生かし、その時々に

興味が赴いたものを取り入れて

変化しています。イタリアンや

フレンチのシェフが在籍した時期も

あり、その殆どが独立して別に店を

構えたりといった素敵なアナザー話も。

で、現在は2代目がスパイス料理を

メインに各地のクラフトジンを充実

させたお店に。


オリジナルのジンも完成。




“GIN FUEKI” by 深川蒸留所

ラベルにもこだわり。美しいです。


VIVA TRANCE!!ですね...




私の

最近の...recently...その②


素晴らしい書籍を入手。


うつくしい博物画の記録

グラフィック社



写真が発達する以前のはなし。

様々な生き物、植物や鉱石等の

細かいディテールを精緻な手法で

描き、記録として残していました。

そういった博物画は写真とは異なる

美しさがあり、写真慣れした目で

見ると現実離れしたかの様な

夢を見ている様な感覚になります。

この書籍は様々な博物画について

バラエティー豊かに解り易く解説

紹介しています。




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

気まぐれな台風の影響があったり

温度湿度も毎日変化と...体調管理が

大変だと思われます。

是非、お気をつけてお過ごしください。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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↑Instagramも定期的に更新しております。ここでしか見られない投稿も盛り沢山。よかったら、ご覧下さいませ。


おすすめのシャンブレーシャツです。



皆様こんばんは。

8/30(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です。




先日の休み、千代田区“道場”での

鍛錬(=水泳)を終え、神保町の定点観測

エリアへ。お気に入りの古書店にて

夏真っ盛りなイメージの“奇書”を発見。

これは不思議。どんな人が見るのだろう?

お店の方に一言断れば、試着...的な感じで

中を見せて貰えるけれどどうしよう?



さて

今回は定番のこちら。

久しぶりにサイズが揃いました。




BEAMS PLUS / シャンブレー ワーク シャツ
カラー:サックス、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1690-139


ビームス プラスのシャンブレーシャツ。

いわゆるワークウェアのカテゴリーに

属する両胸ポケットを纏った型。

二本針ミシンによる縫製が力強く美しい

一着です。



ドレスウェアのカテゴリーだとシャツは

どちらかと言えばジャケットの為の

下着的な役割も期待されている物。

ステッチもポケットもミニマムに

シンプルに。正にユーロ圏の紳士が

素肌に着ている感じ。


ワークウェアのカテゴリーだとシャツは

主人公。アウターに近いニュアンスになり

ユーティリティ性が求められ、一気に

ディテールが変わります。で、その最たる

部分がポケット。機能的&便利に左右に。

それがワークシャツの魅力ですね。




そして、やはり、個人的に目を惹かれて

しまうのは二本&三本針ミシンによる縫製。


ステッチ部分の独特の波打った感じが

良いですね。けれども、この“癖”は

計算されたものでは無く、当時の

生産背景の事情から生まれたもの。


1950年代~ワークウェアの生産に

於いて、生地や糸が製品(服)になってから

どの位、縮むのかは?あまり考慮されて

いなかった様です。糸が生地よりも

大きく縮んだりといった事があっても

良しとされていました。(これを

パッカリングと呼んでいます。)




生地はたわみ、独特の波打った表情に

なっています。我々が好むパッカリングは

この様にして生まれています。

そして現在では、当時の物作りを振り返り

研究して、この様な“癖”を自然な雰囲気で

再現しています。何でもない感じですが

仮に糸と生地の縮み率が同じでしたら

こういった波打つ感じにはなりません。

パッカリングの話がかなり長めになって

しまいました。古着を観察する際の

お楽しみにして頂けたら幸いです。



そしてまだまだ

他にもユニークなディテールが。

これも個人的に好みのポイントである

少し小ぶりなレギュラーカラー。




そして、プラケット(前立て)の幅も細く

ボタンのサイズとの対比が独特。


ボタンが大きめに見えます。



そしてカフスはスレーキーの裏地付。




袖は2枚矧ぎ仕様を再現しています。


そしてこちらには二本ではなく三本針

ステッチが入っています。


肩と脇も

同じく三本針仕様です。二本よりも

三本の方が丈夫でしょ!という発想。


ユーティリティの塊みたいな

ワークシャツ。


そして、さんざん“ワーク”を連発しながら

個人的に好きな着方はこうなります。



ドレススタイルと衝突...いや折衷する

雰囲気。秋冬は度々ワークシャツと

タイを組み合わせています。


古着店さんでいつも探しているのは

ワークシャツに巻きたいタイ。


今回の画像はビームス プラス製で

古着ばりに細幅で芯が薄い仕様。




細やかなディテールと

ニュートラルなフィッティング。

案外、様々なスタイルに合わせ易い

ワークシャツ。是非、おすすめです。





私の

最近の...recently...


冒頭の続きです。

古書店に行った時、中を見ないで

えいっ!と選ぶ事が多いです。

音楽業界で言うところの“ジャケ買い”

みたいなフィーリング重視ですね。

で、こちら


“ウミウシガイドブック”

TBSブリタニカ

小野篤司著


ジャケ買いしました...

思い切って買って良かった!!

中身は懇切丁寧なウミウシの図鑑。

ほぼ全ページ美しいカラー写真で圧巻。

品種名までビッシリと記されています。

中には仮称とされる種類も。

これでウミウシの勉強です。



私の

最近の...recently...その②


私が敬愛するレゲエミュージシャン

DR.ALIMANTADO

(ドクターアリマンダード)

代表作のリマスター版が出ています。


“BEST DRESSED CHICKEN 

IN TOWN” 


で、何とジャケ違いならぬ外装ケース

色違いを発見。何故グリーン?何で?

で、レジに直行。中身は同じ...




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

陽射しは秋の感じに変化しつつ

ありますが、まだまだ暑いですね。

是非、お気をつけてお過ごしください。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめの新作モデルです。



皆様こんばんは。

8/23(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です。



休日は“道場”(=室内プール)で泳ぎ

その後、レコード店や古書店を覗く

過ごし方が多めです。そこでは概ね何らか

“獲物”を見つけてワクワクしています。

すぐさまに“仕留める”場合もありますが

一旦保留にする事もあります。時には

かなり前に保留にしていた物の事を

忘れていて、慌てて行って売り切れ...

という失敗も。逃した魚は大きいです。

で、先日の休み。泳いでいる最中に

何故か前々々回保留にした“獲物”の記憶が。

集中力を何とか持続してノルマ1500mを

そそくさと終わらせ...いざ!!?





さて

今回はこちらです。


BEAMS PLUS / インディゴ 抜染プリント ボタンダウンシャツ
カラー:インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-11-0296-139



ビームス プラスのAWシーズン新作。

定番のボタンダウンカラーシャツを

ベースに新たな生地を纏った一着。

(→“百名品”オックスフォードのモデルと

同じ型という事です。)




こちらはインディゴ染めの糸で織られた

チェック柄生地に独自の加工を施して

白い柄を表現しています。

そのイメージソースはバンダナ柄を

パッチワークづかいした生地。




バックボタン&ハンガーループ

いつも通りにあります。


その加工は抜染という技法により

表現されています。柄部分は染料が

抜かれる事によって白い色になります。

インディゴベースに白いバンダナ柄。


→ポケット部分の柄合わせが綺麗です。


何とも言えないグッドコンビネーション。

洗うと少しずつ表情が変化して

より一層愛着が深まりそうです。


私が個人的に好きなポイントは

柄の大きさです。実物のバンダナ

サイズの柄行きで表現すると?

かなり賑やかな雰囲気になると

思います。それも良いのですが

あくまでも小さなサイズの柄で

表現する事により、秋らしい

落ち着いた雰囲気の仕上がりに

なったと思います。


インディゴ×バンダナをキーワードに

ワークウェア的な解釈も良いですし

ブルー系のボタンダウンカラーシャツ

としてアイビースタイル的な解釈も

良いと思います。着る人の解釈で

幅広くお楽しみ頂ける一着。

おすすめ致します。






私の

最近の...recently...


冒頭からの続きを少々。

今回の“獲物”は音楽でも古書でもなく

こちら。


何らかの生き物を表現した木工物...

@ANGERS神田店さん

お店の方に由来を質問したものの

年代も作者も場所も全て不明との事。

ヨーロッパのマーケット?からの仕入

らしいです。かなり傷んでいます。


私が最初に発見してから随分と日数が

経過しましたが、誰にも気づかれない

まま店頭の片隅で佇んでいました。

見れば見るほどに不思議な生き物。

一体何でしょうか。愉快なり。





私の

最近の...recently...その②


先日、私宛にビームス ボーイの

スタッフ達が訪ねてきてくれました。

素敵なナンバリング女子達...

(ちなみにWAREHOUSE&CO.製です。)

“hinaco et aoii”

X-tremely嬉しい。でもとても残念な事に

私はこの日は不在...何という事でしょうか!!

で、こんな作品をわざわざ

作ってくれました。幸せなり。


私が観光地パネルみたいな感じで。

愉快なり。ありがとうございます。

仕事頑張ろう...





以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

まだまだ厳しい暑さが続きそうです。

是非、お気をつけてお過ごしください。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめの名作カバーオールジャケットです。



皆様こんばんは。

8/16(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です。





先日の休み、Instagramに全く知らない

ギャラリーの告知が。よく見ると

私が敬愛するUKアーティスト達の画像が。

過去に彼らの催したライブ等の

ポスターやフライヤーがびっしりと

展示されている様子。その場所は

何と我が店舗から一駅。

これは気になります。昼休憩を勝手に

3時間もらい一っ飛びしたい感じ...



さて

今回はこちらです。

POST OVERALLSの新作。






38180475082POST OVERALLS / No.1 Jacket Vintage Moleskin Indigo
カラー:インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥50,600(税込)
商品番号:38-18-0475-08238180475082


改めて...

このブランドはデザイナー大淵氏が

1993年に創業しました。当時アメリカで

生活しながら、デザイン〜生産も当然

アメリカで行うという、他に類を見ない

物作りを続けました。その後、日本に

生活拠点を戻し、新たに日本生産で

こだわりを追求し、今年の秋冬シーズン

で遂に30周年を迎えました。

これは凄い事だと思います。

1人のデザイナーで30年続く...しかも

不変のコンセプトです。驚異と敬意しか

ありません。



さてそんなアニバーサリーシーズン。

1993年当時の初期モデル復刻の一環

として発表された一つがこちら。


大淵氏のクリエイションの中で

エッセンシャルなアイテムである

レイルローダージャケット。


ご本人のブログ等から拝見すると...

1910〜20年代の米国ワークウェアは

未だユーロ圏の影響を残しながら

徐々にアメリカらしくなる兆候が

見えそうに...そんな魅力があるそうです。

そんな個性にフォーカスしたウェアは

1990年前後には市場に全く存在せず。

ある意味アメリカの宝物である筈なのに

誰も顧みなかった様です。

そんな状況の中、1993年にブランドは

走り始めました。


今作はそんなメモリアルな第1作モデルを

復刻した物になります。


鉄道員のウェアをヒントにしたデザイン。

先ず目を惹くのが、3パッチポケット。


3パッチ...どこかで耳にした様な?

そうです。アメリカントラディショナルな

ジャケットと合い通ずるディテール。

テーラードとワークの中間地点的な

ユニークな発想だと思います。

作業着にエレガントな残り香が感じられ

大変魅力的ですね。

勿論、当時のアメリカの人々はそこ迄は

計算せず、考え得るアイデアに基づいて

天然に生産していただけだと思います。

で、その魅力に気づいた大渕氏の慧眼が

POST OVERALLSのクリエイション

そのものなのでは?と私は思います。


話を戻して、ポケットについて。


アイコニックな左胸の多角形ポケット。

懐中時計を横向きに収納する独自の

開き方。で、向かって右側はステッチで

仕切り、ペン挿し仕様に。


両サイドはホームベース型ポケット。





その他のディテールを。


ラペル部分は

台襟の中央位置のボタンを省略して

必要な際は奥に延長したストラップで

しっかり留めるディテールです。

いわゆるチンストラップですね。


独自の開き加減が魅力的な首周りに。


カフスは優雅な曲線を描くステッチが

目を惹きます。


そしてシンプルに1個のボタン仕様。

(後々の鉄道用以外のジャケットの

カフスは2個ボタンに。)


ボタンは真っ黒にペイントされ

独自の存在感です。

徐々に黒色が剥がれ“変進開花”が

楽しみです。


実はチェンジボタン仕様です。





サイジングやフィット感等は

再アレンジされました。



POST OVERALLSのInstagramでは

4種類の生地バリエーションを訴求して

いてインパクト大でした。全てが魅力的

ですが、私達はこちらを選びました。


コットンモールスキンです。しかも

インディゴ染めなので、私達好みな

色調の移ろいを楽しむ事が出来ます。


手につきそうな青みが嬉しい。

モールスキンとカバーオール型の

組み合わせはユーロ圏のウェア的な

面白さが感じられるのも良いですね。

ここ数年の大渕氏のクリエイションとも

リンクしていると思います。



正にアメリカンとユーロの良いところが

上手く合わさっている一着。

是非おすすめ致します。



私の

最近の...recently...


冒頭の続きです。

そのギャラリーは代々木公園駅すぐ前の

GRAND GALLERYさん。


“ALL YOU NEED IS DUB”展


音楽プロデューサー井出 靖さんが

蒐集したポスターやフライヤーが

ずらりと展示されていました。

しかもテーマがUKのDUB〜RAGGAE系

中心。昔から絶大なる影響を受け続けた

私にとって兎に角行くしかない!!展示。


敬愛するLKJ(Linton Kwesi Johnson)

お宝ポスター達...


この中に私の買った“ブツ”が

隠れています。


会場には何と井出さんご本人が。

たくさんのDUB話をさせて頂きました。

額装された切り抜きや井出さんの著作を

ゲットし、気づいたら2時間程経過。

昼休みでは無理でした。



私の

最近の...recently...その②


実はこの日は渋谷エリアを回遊

していました。


やしま円山町さん




それから

松濤美術館さん


“ボーダーレス・ドールズ展”


オキドキさん




そして

冒頭のGRAND GALLERYさん

なかなか濃い目の渋谷時間でした。



以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

毎日の極端な気候の変動には

お気をつけてお過ごしください。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめのデニムパンツ



皆様こんばんは。

8/9(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です。



先日、他レーベルのスタッフが来店。

少し前に、式に出席する為のスーツを

揃えていましたが、レザーシューズを

未だ調達していないとの事。しかも...

実は...この後すぐに出席予定...本気ですか?

さあどうなった!!スリリングです。



さて、今回はこちら。



BEAMS PLUS / デニム ペインターパンツ
カラー:USED,ONE WASH
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,700(税込)
商品番号:38-24-0194-791

ビームス プラスの新しめの定番。

デニムペインターパンツ。


いにしえのアメリカでは

百貨店のオリジナルブランドや

大手のワークウェアメーカー等

様々なところがそれぞれに

“みんなが着られる服”を企画していて

そういったジェネラルなウェアは

全米で広く愛されていました。そして

DIYで必要な作業着として幾つかの型が

誕生しました。ペインターパンツは

そう言ったウェアのひとつ。緩やかに

基準的なデザインが定着し、各社が

競う様に仕様違いを産み出しました。

古着店で見かける種類の豊富さは

その証かもしれません。





いわゆる5ポケットパンツを下敷きと

しながらも、堅牢なトリプルステッチや

大きめのポケット、工具用ポケット等

ヘビーデューティーなディテールが満載。

何か日曜大工でもしてみたくなりそうな

そんな独自の魅力があります。

ただし今回のモデルはひとつ違いが。


それはハンマーをぶら下げる為の

左側ループを廃した仕様である事。


実はこのループが最大の特徴ですが

逆に言えばアクの強さが滲み出る

ディテールだったかもしれません。

で、無い仕様に。


そうするとワークウェアらしい武骨さが

少し和らぎ、太めな5ポケットパンツ的

解釈がし易くなりました。


ちなみに私が所有する古着で

元々ループが無い物があります。

またそれとは別で、何とループを

無理矢理にカットオフした物も!

もしかしたら前オーナーが

使わないからハサミでバッサリ?

昔からループ無しでOKなニーズが

潜在していたのだと思います。

で、我々の解釈という訳で

少しだけモダンでシンプルに。




それを自分勝手流に解釈して

この様なブレザースタイル。

ハンマーループが無いだけで

こんなにコーディネートし易い?


すみません。いかにも私が自力で

思いついたかの様な流れでしたが

実はこのスタイルのヒントは80年代の

メンズ雑誌から。

当時いかにブレザールックを“壊す”のか?

よく記事になっていました。当時まだ

ブレザーさえまともに所持していなかった

中学生の私には偏差値が猛烈に高く、でも

受験勉強の100倍は面白い話でした。


で、その記事ではネイビーブレザーに

ややフェードしたハンマーループ有り

ペインターパンツ×衿が擦り切れた

シャンブレーシャツ×レジメンタル

ストライプタイを合わせていました。

しびれました。いつかブレザーを着たら

絶対に真似しよう...と心に誓っていた

中学3年の私...話が長くなりました。





さてさて

このモデルはアイコニックなひとつの

ディテールを省く事で、途端に幅広い

解釈がし易くなっていると思います。

自由なイメージで、様々なスタイルで

お楽しみ頂けるワークパンツ。

是非おすすめします。




私の

最近の...recently...


冒頭の話の続きを少々。

そのスタッフは出張続きで忙しく

シューズを式当日に調達するしかない!!

という状況でしたが、サイズは大きめ。

店舗には全く在庫無し。

で、どうなったのかと申しますと...

サイズが似た私がその日着用していた

黒ローファーを急遽貸す流れに。

で、撮影用に店舗に常駐させていた

私物スニーカーにチェンジしました。

彼の“イカレた”申し出にはびっくり

しましたが面白いのでOKしました。


で、靴レンタルの戦利品がこちら。

“KARIM VIONNET”

何だかお洒落です。ワイン名産地から。

全てを等しく水の如く頂く私には

偏差値高めです。逆にすみません。

ありがとうNさん。ハッピーです!!




私の

最近の...recently...その②


私の現在の地元、江東区は水路が多く

散策に適しています。

先日、清澄白河の町中華名店で食事後

酩酊状態で散策。菊川エリアにて。

小名木川の上に差し掛かったところ。


橋の名前は失念しましたが

この様な眺めが楽しめます。

で、その後、数十年前から存在を認識

していた銭湯に初めて入りました。


竹の湯さん

都営新宿線菊川駅下車

マンションの1階にある銭湯。

きれいで入り易かったです。

なぜ今迄入らなかったのだろう?



私の

最近の...recently...その③




お気に入りの野鳥

オナガです。

めったに低い位置に降りてきません。

貴重な?ショットです。

ピントいまいちですが。






以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

室内外の極端な温度差等

お気をつけてお過ごしください。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめの5ポケットデニムです。



皆様こんばんは。

8/2(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です。




先日、通常よりも早く19:30に退勤

させてもらいました。せっかくなので

近隣の古着屋さんに。そこはレディース

メインですが、時々チェックしているお店。

何か面白いバンダナとかあれば...そんな

フワッとした感じで入りました。小物や

大胆なプリント柄のワンピースなどなど

勉強がてら眺めていたら、そこの並びに

異質な物が...予想外の出会いに驚き+喜び。

何に出会うかわかりません!

やはり古着屋さんは面白いですね。



さて

今回はこちらです。


BEAMS PLUS / デニム 5ポケット ワイド パンツ
カラー:ブラック、インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-21-0040-791



ビームス プラスのデニムパンツ。

いわゆる5ポケットパンツ型です。


これまでの5ポケット型と比べて

シルエットがかなり異なります。


スッキリではなくユッタリです。

テーパーして裾に向かって細く。



そして股上は深めです。


長いフロントジッパーを久しぶりに

見た様な...そんな股上仕様です。



生地はオーセンティックな印象の

13オンスデニム。

ロープ染色(=糸の芯が白い)なので

“変進開花”が楽しみ。

インディゴとブラックの2色展開。



ところで

ブラックデニムと言えば?

ホワイトデニムを製品染めした

ビシッと真っ黒に染まった

いわゆるジェットブラックが

イメージ強め...かもしれませんが

こちらは黒糸と白糸を交織した

デニムなので、インディゴ同様の

色落ちをお楽しみ頂けます。

ロールアップすると裏は白いです。


履き方次第ですが、アタリが出て

尚且つチャコールっぽい感じに

なりそうな。


私はブラックを初回入荷の際に即決。

こちらを何度か着用しているうちに

ふと過去の記憶が...

確か90年代前半の頃、L社の不思議な

LOT番号のモデルを入手しました。

それは分類上はストレートですが

ゆったりとした履き心地で、やはり

少しテーパーしていました。色は?

勿論こちらと似たブラックでした。

当時、そんな自分好みのモデルを

入手し気分が大いに高揚しました...

そんな楽しい思い出が甦りました。


当時はブレザーによく合わせていて

自分にとってはどこか懐かしい一着。

以下はそんなイメージのスタイリング。


ブラックブレザー

×ブラックデニム




グリーンブレザー

×ブラックデニム


そして気温が高い日はシンプルに。


同じくおすすめのシャツと。

BEAMS PLUS / テトロンコットン ジャカード シャンブレー オープンカラー シャツ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥9,900(税込)
商品番号:38-11-0036-139




そして当店のYOUTH達も。


スタッフ佐藤



スタッフ崎野



幅広い解釈でコーディネートを

お楽しみ頂けるデニムパンツ。

さり気なくリラックスフィット。

おすすめです。



私の

最近の...recently...

冒頭の出会いは

老舗サンタモニカ遊歩道店さんにて。

こちらはレディース主体の品揃え。

美しいカラーリングのウェアが多め。

ですが、今回の獲物はこちら。


USベイカーパンツです。

可憐なウェアが可愛らしく並ぶなか

何故か巨大な異物が。

私の為?みたいな36×31サイズ!!


アメリカ軍のベイカーパンツは

基本形は同じながら、年代によって

シルエットや細かいディテールが

変化しています。その為、各年代

それぞれの特徴があり、結果的には

どれも欲しくなる...という厄介な服。


今回はフロントボタンで

ツイルみたいな生地のもの。


前の持ち主は?THOMPSONさん。

きっと几帳面な方です。

レディースメインのお店で奇跡的な

出会い...似た年式持ってるけど納得。

所持金が気持ち良く旅立ちました。

軽い財布と満たされた心。



私の

最近の...recently...その②


UKの老舗ポストパンクバンド

KILLING JOKE。基本形としては

ギターバンドですが、テクノ、メタル、

インダストリアル...と様々なジャンルの

後進達に影響を与えた存在。

何となくファッションみたいな話?


で、こちらは既存曲のリミックス集。

ポイントはUKで根強いレゲエ/ダブの

流儀でリミックスされている事。

2021年のvol.1に続いてvol.2が最近

発表され入手。美しい音響と低音。



私の

最近の...recently...その③


ビームス プラス 有楽町のエリア。

仲通りの一部に芝生。驚き。

みなさん様々に熱帯夜をエンジョイ。

私は座ってみなさんを観察。




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

室内外の極端な温度差等

お気をつけてお過ごしください。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめの半袖シャツ。



皆様こんばんは。

7/26(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です




先日

仕事から帰ると郵便受けに

何やら不審なものが。

見るとUKからの到着品。

お得意のCDではなく、どうやら

書籍の様な感じ。記憶には

無いなあ...重さを感じつつ

足早に部屋へ。



さて

今回はこちらです。




BEAMS PLUS / インディゴ シャンブレー ショートスリーブ ワーク シャツ
カラー:ブラック、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,150(税込)
商品番号:38-01-0057-139


ビームス プラスの定番商品。

シャンブレーワークシャツです。


以前から通年で長袖版をご用意

しております。ロングセラーゆえ

半袖版をお望みの声が多く、いつしか

半袖シリーズの定番になりました。


ワークシャツについての私の個人的な

イメージですと、労働中にリスクが

生じた際、やはり長袖ウェアで万全に

防護しなければ...という決めつけ。笑

という訳で、暑い時は目一杯、腕捲り。

これが良い感じだと思っていました。

武骨なワークシャツのディテールと

ある意味で無防備な半袖の組み合わせ。

これが何やら新鮮で面白い印象に。


ヘビーデューティーな印象の決め手。

両胸ポケット。左はペン挿し仕様。




シェイプの無いゆったりした胴体。




小さめレギュラーカラー。

小ぶり加減が絶妙です。




トリプルステッチ。



と、半袖版とはいえ、夏の風物詩的な

半袖ボタンダウンシャツ各種と比べると

やっぱりヘビーな雰囲気はそのまま。


半袖だけれどやや重...なスタイリングを

楽しめるのも良いところかも。


レースアップのレザーシューズにも

負けずにマッチしています。よね?

黒靴愛好家の私でも安心です。



ここまではヘビーデューティー的な

カテゴリーにやや偏った話でしたが

実はもっとニュートラルにお楽しみ

頂けるウェアだと思います。


羽織りものとしてフルオープンにして

ボーダーTシャツ&ショーツと

組み合わせたりしても良いですね。

ヘビーなウェアを敢えてライトに。


で、自分なりの軽快仕様はこんな感じ。







暑いけれどもTシャツ1枚だけでは

シンプル過ぎる...そんな時には是非。



という訳で、カテゴリーを超えて

お楽しみ頂ける半袖シャツ。






お役に立てるかもしれません。

コーディネートに変化を。

是非おすすめ致します。



私の

最近の...recently...


冒頭の不審な荷物は

写真集でした。

記憶から消失しそうな位、以前に

注文していました。


“SUPER PERRY”


ジャマイカ系イギリス人写真家

DENNIS MORRISの作品。

私が敬愛する音楽家、LEE PERRYが

被写体です。


70年代のレコーディングに励む姿から

比較的最近の宇宙人みたいな姿まで

様々に変身し続けていたPERRY師を

確認出来ます。


PERRYはレコーディングに於いて

限界を超えた機材の使用法を編み出し

音楽の革命を起こしたひとり。

サンプラーが発明されるはるか前から

サンプリング的なことを実践したり

天然の天才でした。


DENNISは他にも様々なアーティストを

被写体にした作品を発表しています。

実はバンドに参加したこともあったりと

かなり多才です。




私の

最近の...recently...その②



TONY OXLEY QUINTET

“The Baptized Traveller”


TONYは英国の打楽器奏者。

即興演奏のシーンに身を置き

数々のアルバムを発表。

今作は1969年発売で30年後にCD化され

その未開封新品(デッドストック)を

最近確保。年数の概念がぐらつきそう

ですが、内容は本当にフレッシュ。

私の個人的ギターヒーローである

DEREK BAILEYも参加。

アメリカで完成を見たジャズが英国で

こんなに変化するなんて!




私の

最近の...recently...その③



“千のナイフ” 坂本龍一


坂本教授の驚異のデビュー作。

若く不敵な面構えがイイ。

まさかのアナログ盤復刻です。

ビームス レコーズにて絶賛発売中。

明日アップのレーベルブログにて

私が紹介しております。

もしお時間宜しかったら

ご覧ください。



以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

暑さはまだまだ続きそうです。

お気をつけてお過ごしください。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめの柄物シャツ。



皆様こんばんは。

7/19(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間です。



先日の休み

久しぶりに明治神宮前から

渋谷まで歩いてみました。

クローズした店、ニューオープンの店...

色々と入れ替わっていました。

でも、そんなニューオープンに挟まれ

継続している店もあったり。

たまには街中の散歩も良いですね。




さて

今週はこちら。






BEAMS PLUS / バティックプリント ショートスリーブ オープンカラー シャツ
カラー:ブラウン系、グリーン系、パープル系
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-01-0022-139


ベースの型はビームス プラスの

オープンカラーシャツです。


一番基本的な白無地ですと

この様な感じ。


既に何度か紹介させて頂いている

スタンダードなデザインです。

が、今回はまるで別物みたいに

ビビッド、アクティブな印象。

そしてなかなかエキゾティックです。


さて

こちらの生地について。

コットン100%の平織り。

これが手間をかけて作られていて

ロウケツ染め&ムラ染めという

異なる種類の技法を組み合わせ

仕上げられています。


画像の白い魚の柄は木版を用いて

ロウでスタンプしたもの。つまり

この部分はロウでコーティングされた

状態になり、染料が染み込みません。

そして全体をムラ状に染めた後に

水でロウを洗い流すと柄として

浮き上がる様に残ります。

手作業の分量がかなり多い、本当に

大変で、しかも素朴なつくり方。


一点一点、個体差があるのも一興。

勿論、洗濯により滲みや移染もあり

そういった変化も楽しみです。





グリーン系



左からパープル系、ブラウン系

→パープル系は更にひと工程かけて

ターコイズブルーを加えています。


夏のスタイルに一味違った雰囲気を。

今年は柄物をおひとつ。

是非おすすめです。 





私の

最近の...recently...


冒頭の渋谷散歩の件。

17時頃でしたので暑さはひと段落。

目的地はビームス メン 渋谷。


インディアンジュエリーフェアを見に。

一通り鑑賞して目を保養しました。

粗い言葉で表現すると...

『スゲぇブツでいっぱい』でした。


勿論

希望に近いものを発見。


発見場所。(上から3段目)



コヴァ ヤジー先輩おすすめの

JOCK FAVOUR作。


自分好みのミニマムなパターンが

リピートする感じ。



以前入手したもの(下)とは

また異なった表情。

こちらもミニマムでした。


インディアンジュエリーフェア

ビームス メン 渋谷

ビームス ボーイ 原宿

7/23(日)迄開催しております。是非。

私の

最近の...recently...②



PARKER JOTTER

ステンレス×カラー樹脂のイメージが

強い永遠の名作。

でも実はミニマムなオールステンレスも

存在します。今回のはUK製。

銀座エリアのカメラ店にて発掘。

楽しかったです。

同じスタンダード型でも

配色でこんなに印象が違う。

何処かで聞いた様な話ですね。





以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめのデニムパンツです。



皆様こんばんは。

7/12(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。



先日の休み。朝早く5時頃から野鳥達が

ギィ〜ギィ〜と賑やかに鳴いていて

ついつい姿を観たくなり、結果的に

脳が覚醒させられた様な感じに。

ここ最近は毎日こんな出来事が多く

困りつつも季節の移ろいを感じて

楽しんでいます。



さて

今回はこちらです。




BEAMS PLUS / 2プリーツ デニム パンツ
カラー:インディゴ
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-23-0104-578

ビームス プラスでは超定番。

2プリーツチノ型のデニム版です。

いわゆるドレスパンツの型を

よりスポーティーな生地に変えた

ユニークな一着。

つまりは一着で複合するカテゴリーを

表現しています...と、やや大袈裟な

言い方になりましたが、要するに

様々な解釈がし易いと考えられます。


早速コーディネートの一例を。


いわゆるドレスパンツのイメージで

トラディショナルなマドラスチェックの

ボタンダウンシャツを合わせると。


タックインしてよりシンプルに。






太めの5ポケットパンツ(=ジーンズ)の

代わりとしても。


長袖オープンカラーシャツを

組み合わせると随分違った雰囲気に。


若干不良っぽい...でしょうか。笑

よくよく考えると、先週ブログの

ピケ5ポケットパンツと似たベクトルで

カテゴリーを横断している様な...

前回は

『ファッション生地×ワークウェア』

ちなみに今回は

『ワーク生地×ファッションウェア』


最初は狭いカテゴリーで愛用されていた

ものが次第に異なったカテゴリーに

伝播し、結果みんなが似たものを着る...

何処かで聞いた話ですね。



さて、ここで改めて

ディテールについて。


先ずはフロントの2プリーツ。

個人的には英国調と感じる

内側に向いた(=畳まれた)仕様。




加えて

かつては懐中時計を入れたとも

言われているウォッチポケット。


これもまた英国調な仕様です。




裾はFINISHED仕様。

ダブル幅約4.0㎝です。



生地は標準的ウェイトの13オンス。




テーパーが強めのシルエットに対応して

若干のストレッチ性を持たせています。

コットン100%と比べ膝が出にくいです。




またもや個人的記憶の話で恐縮ですが

1980年代後半〜90年代前半頃。

アメリカントラディショナルな

スタンスのブランドやデザイナーが

こぞって英国調な内側向き2プリーツ&

ウォッチポケットを備えたパンツ

各種を盛んにリリースしていた様な?

記憶があります。

ちなみにグルカパンツも見た様な?

確かその時は60年代リバイバル的な

ニュアンスが含まれていました。



こちらの2プリーツパンツを見ると

その頃の楽しくエキサイティングだった

記憶が蘇ります。

とまあ...個人的思い出はこの位で。






案外ニュートラルに幅広いスタイルに

馴染む一着である事はマチガイナイ...

(©︎redford kuwata)ですね?


実は

海外のお客様にはカテゴリー云々を

ご説明する前に先ず“Our Long Seller!”と

お伝えしています。時にはそれだけで

ご納得頂く場合も。きっとニュートラルな

何かを感じ取って頂いているのかも。


そんな感じで

チノパンツの代わりとしても

ジーンズの代わりとしても

着易いお楽しみ頂ける一着。

是非ご検討ください。




私の

最近の...recently...


冒頭の野鳥の件ですが、同じ木立を

違った種類で陣取り?している様です。

先日はオナガのグループが何とカラスを

追い回していました。さすがの都会の

賢者カラスがたじたじに。




猛者オナガ2態です。





私の

最近の...recently...その②


“RIP IT and START AGAIN”

Simon Reynolds著

→英国の評論家です。


アマゾニング(要はamazon検索)して

名著を確保。実は数年前に日本版が

出ていて(勿論確保。)そのオリジン版を

発見。英国のPUNK衰退以降の個人的に

最もエキサイティングな時期を捉えた

名著です。私が敬愛して止まない

Public Image Ltd.の面々が表紙を

飾っているのもポイント大です。

皆さん若い!




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめのベーシックな5ポケットパンツです。



皆様こんばんは。

7/5(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。




先日の休み。アメ横エリアに行き

いつもの定点観測スポット数カ所を

巡りました。そして一番ラストに

向かったスポットが...いつもとは

異なった雰囲気に。いつもは入口前に

良い意味で雑然と商品が並んで

いたのですが、今回は何も並ばず

スッキリした状態。初めて見る光景に

訳が判らず混乱していると、顔を覚えて

貰っているオーナーが出てきました。

何と!!今月で店を閉じるとの事でした!!

続くものにはいつかは終わりが来る...

のかもしれませんが、信じられません。

とにかくまたの再開/再会を祈りつつ。



さて

今回はこちらです。








WAREHOUSE & CO. × BEAMS PLUS / 別注 セコハン ピケ Lot 1991
カラー:ホワイト、オリーブ
サイズ:29,30,32,34,36
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-21-0015-386


WAREHOUSE&CO.別注モデルです。

このブランドと言えば、インディゴの

イメージが強めかもしれませんが

今回の様なモデルも存在します。

(店頭では、他にもプリントTシャツや

半袖シャツもラインナップしています。)



それにしても...

このブランドのヴィンテージウェアに

対する熱意たるや大変なものです。

個人的に思い出してみると幾つか

素晴らしいエピソードが。

USAの炭鉱跡から掘り出された

ワークウェアの断片を買い取り

研究してウェアとして復刻...

(そのウェアを最初に展開したのは

我々でした。笑)

大昔のバナー(デニム生地の広告)から

糸を採取し、撚り方や繊維の性質を

分析し生地を開発...

とまあ相当な熱さです。



さてさて

今回のモデルについて。


やはり故きを温めて新しきを。

インスピレーションの基は?

ピケ或いはベッドフォードコードと

呼ばれている生地を纏った5ポケット

パンツの先駆けモデル。


今とはかなり違ってブルーデニム着用が

まだまだ市民権を得られていなかった

時代。例えば大学では学ぶ場所なので

ブルーデニムが禁じられていたり。

ならばブルーデニムでは無いジーンズは

良いのでは?みたいな発想の転換?が

なされ、ピケやホワイトデニム版の

ジーンズが生まれたと言われています。

(ちなみに日本の大学でも似た出来事が

あり、確か論争になったかも。)


前情報が多めになり過ぎました。

実際の商品について。



シルエットは腰回りとワタリ部分に

若干のゆとりを持たせつつ...

裾口に向かいやや強めにテーパー

しています。

もしかしたらスマートに見える?位の

適度な細身具合です。腿周り部分は

タイトではなくゆとりがあります。

いつも太めシルエット着用率が高い

自分でも違和感なく履けます。


と、

細いデニムを履いた事が無いかの如き

記述でしたが、中学2〜3年頃から

アイビースタイルにかぶれ、そして

高校受験に失敗したにも関わらず

ホワイトデニムを一年中嬉々として

着用していた過去があります。

その期間は一切のブルーデニムを

封印していました...若気の至りでした。


また横道に逸れました。


このモデル実は“セコハン”加工が

施されています。このブランドが

お好きな方にはお馴染みのワード。

力強いフェードはありませんが

生地が少し柔らかく仕上がっています。






赤ダブもリアルに擦れています。


この様に細やかなプロセスを経て

着用初日からさり気なくこなれた感じで

コーディネートをお楽しみ頂けます。


白いパンツが何となく苦手...

という方にもおすすめです。

また

細いパンツが苦手な方にも

勿論おすすめです。


ワードローブに新鮮な風...

そんな一着になるかもしれません。

是非、ご検討ください。



私の

最近の...recently...


冒頭のclose予定の店舗とは?


GARAKUTA貿易さんです...何と。

未だに信じられませんが

今月いっぱいとの事です。


記念として自分が勝手にイメージする

このお店らしいモノをチョイス。

USA製のミニ脚立&多用途ブラシ


使い途がハッキリしなくても

欲しくなる。買ってしまう。

そんな楽しい夢と思い出のある

素晴らしいお店でした。

ありがとうございました!!!!!




私の

最近の...recently...その②


現実逃避が必要と判断し



同じアメ横エリアにある

JALANA CAFEさんに。


現実逃避の為に。





以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめのミニマムな一着。



皆様こんばんは。

6/28(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。



先日、2連休をもらい小旅行に

行ってきました。場所は福島県の

太平洋沿岸。既に何度も行った街

ですが、行く度に新しい発見があり

楽しいです。また、通っているお店も

あり、顔を覚えてもらっているので

再会を喜び合いました。幸せな時間を

過ごすことが出来ました。



さて

今回はこちらです。



BEAMS PLUS / ピマコットン ショートスリーブ オープンカラー シャツ
カラー:ホワイト
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-01-0038-139


ビームス プラスの定番商品です。

型は以前紹介させて頂いたものと

共通のオープンカラータイプです。

今回は白い無地のものを。


生地はピマコットンのブロード。

ピマとは?品種の名前で、通常の綿と

比べ繊維が滑らかで細長い性質です。

この特長を活かして、滑らかで尚且つ

しなやかさも両立させたブロード生地に

仕上がっています。程よい光沢感もあり

通常のブロード生地と比べ一味違う

印象です。




それにしても

“白シャツ”という単語は、よくメンズ服の

ワードローブについて語られている記事に

頻出しています。お洒落の定番として

欠かせないとは思いますが、いざ着るなら

何が良いのか?シンプルな分だけに難しく

感じたりもします。


おやおや!!

ここで大昔の記憶が...白いブロード地に

白いペイズリー柄がジャカード織にて

ちりばめられたシャツを所有していました。

それは遠目には無地の白シャツにしか

見えないもので、大層なお気に入りでした。

型は短めレギュラーカラーでフレンチ式の

フロント、片胸ポケット...要はドレス向き。

洗い晒してデニムや軍パンに合わせて

粋がっていましたが、結局のところ...

あまりしっくり来ませんでした。

シンプルに見え過ぎだったのでしょうか。

或いは学生には早過ぎたのでしょうか。

モヤモヤしたままそのシャツは何処かに。



さて

今回のモデルはミニマムではありますが

出しゃばらないディテールが上手く

組み合わさり、引き算になり過ぎない

一着に仕上がっていると思います。


衿はオープンカラータイプ。

開けても




閉じても

どちらも良しかと。



ポケットは

フラップ付き両胸仕様。


フラップがあると程良い存在感に。

ペン挿したり

バンダナ入れたり

アレンジ出来ます。


そして


中胴(ウエスト辺り)のくびれの無い

ボックスシルエット。

直線的、スクエアな裾周り。



タックアウトでも





ちなみに若手代表も↓


組み合わせがほぼ一緒。笑

白シャツのミニマムさには

総柄のパンツが好相性です。



タックインでも




タックインにするとより一層

ミニマムな雰囲気ですね。



それぞれ異なった雰囲気で

お楽しみ頂けます。


これからならショーツとも

良さそうですね。

いかがでしょうか。



来る夏に向けて

シンプルな“白シャツ”。

是非ご検討ください。



私の

最近の...recently...


冒頭の話は福島県いわき市への旅。

四ツ倉という駅で下車して

温浴施設と道の駅に。

四ツ倉港。はるか先に太平洋が。




いわき四ツ倉では良い野菜が並びます。

真ん中が小さめ〜標準サイズ。

右はあまりにも大きく、上手く使いきる

自信が湧かなかった為、購入を断念。



そして新発見の例の看板。

いつの間に貼られるのか?

良い味を出しています。

いつか看板の写真をまとめて1冊に

したいと考えていたら...

既に自費出版されていました。



そして夕方からは


ブラッスリーラギッド


いわき駅近くにある名店。

いわゆる“常磐もの”の海鮮の他

自家製ソーセージ、そして日替わりの

“まかないでない”パスタ等

美味しいメニュー多数のお店。

また行きたい。


お店のステッカーです。

勝手にアンバサダーです。


以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



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丹羽 望





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おすすめの粋な格子柄絣


皆様こんばんは。

6/21(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。



以前から存在を知りながら、ずっと

通り過ぎるのみ。いつしか壁紙みたいに

気にならなくなっている...みなさん

そんかスポットやお店等ありませんか?

先日の休み、自分にとってそんなお店に

思い切って潜入してみました。

これで長年のモヤモヤが雲散霧消です。

何でもチャレンジですね。



さて今回はこちら。






BEAMS PLUS / イカット マドラス プルオーバー ショートスリーブ ボタンダウン シャツ
カラー:レッド系、オレンジ系
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-01-0013-139



ビームス プラスの定番型のひとつ。

プルオーバーボタンダウンシャツです。


プルオーバータイプのイメージは?

やはりアイビールック的な感じ。

代表的なものとしては...

オックスフォードやシアサッカー

そしてマドラスチェック等ですね。

で、実はビームス プラスでは全て

網羅しています。


そして今回紹介させて頂くのは

マドラスチェックの仲間です。


と申しますのも、スタンダードな

チェックとは少しだけ違いがある為。


配色はアイビールック的なのですが

よくご覧頂くと、ホワイトが効果的に

ミックスされたチェックの中に

絣柄みたいな箇所が見られます。

ギザギザに見える部分です。


この様に絣柄が加わると一気に

エキゾティックな印象に変わります。

もし絣柄が無かったら王道のアイビー

好みなマドラスチェックでした。

勿論それも良いですが。



という訳で

組み合わせるパンツ次第で

コーディネートの印象が

変わります。




画像の様な太いパンツならば

少しエキゾティックな雰囲気に。

代わりにタイパンツも良いかも。

サンダルなら尚更。


で、これがホワイトの5ポケットパンツ

ならば、かなりアイビー調の雰囲気に

見えるのでは?


色々とイメージが膨らんできますね。


一見ベーシックで王道ながら

少しだけクセのある一着。

この“少しだけ”が肝心です。


アイビーとエキゾティックが

共存する夏のスタイル。

是非おすすめ致します。




ちなみに絣柄は世界の様々な場所で

織られています。インド〜インドネシア

周辺が発祥との説があり、現地の言葉が

そのまま英語で“IKAT”として定着した

そうです。歴史のなかで少しずつ伝播し

定着して行ったのでは?その時間を

想像するとロマンを感じます。

アフリカや南米でも見られます。

日本では久留米や備後の他、私の地元

伊予等が絣生地の産地として知られて

います。この様に似たものが世界の

様々なエリアに分布している事実を

知るとワクワクしますね。


久留米絣



備後絣






私の

最近の...recently...


冒頭の長年気になっていたお店は


神田小川町にある

かんだ串亭さん



新潟のお酒にこだわったお店で

メニューが充実していました。

私好みの超辛口がありスイスイ

頂きました。(酩酊の為、銘柄不明。)

また必ず行きます。





私の

最近の...recently...その②



シンガーソングライター

JACK JOHNSONの

リミックスアルバムを入手。

レゲエのやり口である“DUB”という

手法で...長くなりそうなので

この辺りで。

続きはBEAMS RECORDSの

フォトロクにて近々。




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめのエキゾチックな一品。


皆様こんばんは。

6/14(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。



毎日、幾つかのレコード店さんから

メールが来ます。それを確認するのが

とても楽しみです。日課ですね。

先日、我が目を疑う様な新情報が...

それは1977年に密かに発売された

前衛的野心作の再発売。もちろん

実物を見た事は一度もありません。

それにしても2023年の今に再発売?

なぜ??しかも受注分のみ!!

でも、気づいたらポチッとな...でした。



さて

今回はこちらです。



BEAMS PLUS / アジュラックプリント ショートスリーブ オープンカラー シャツ
カラー:ブラック、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-01-0023-139

ビームス プラスの半袖モデル。

ベースにしている型は定番になっている

オープンカラーシャツタイプです。




名前の通り、襟を開けると空気の通りが

良好になり、ボックスシルエットの

胴体の中も一気に快適になります。

とは言え、開き方は控えめなので

さり気ない見え方です。




フラップ付きの胸ポケットが左右に。


ボタン無し仕様なのでミニマムな印象。

個人的に好みです。



この定番型をベースにして、今回は

インド製ファブリックを纏った一着。

アジュラックと呼ばれるプリント生地。

渋めのカラーリングが特徴的です。




リピートしている柄はひとつひとつ

手作業によって仕上げられています。

その為、柄の歪みや色調の揺らぎが

見られますが、それも特徴であり

魅力です。(実は、私が選んだ個体は

特に色調が揺らいでいます。前見頃の

左右がかなり違って見えます。)



タックインするのも良しですね。



ベーシックな型×エキゾチックな柄

何だか心躍る組み合わせですね。

basic&exotic...どこかで聞いた

フレーズとまあまあ似ているかも。






そう言えば...大昔、高校生だった頃。

今回の商品と似たエキゾチックな生地を

纏ったウェアを手に入れました。

それはVAN JACKET製のブルゾン。

当時は和製英語で“スイングトップ”と

呼ばれていた型×総柄生地の組み合わせ。

ブラック、ダークネイビー、オリーブが

渾然一体となり滲んだバティック柄。

確かショーツと組み合わせて、人生初の

“街のアイビーリーガーズ”に載りました。

懐かしい。また話が逸れましたが...


これからの時季におすすめの

エキゾチックな一着。

是非ご検討ください。



私の

最近の...recently...


冒頭の続き話です。レコード店より

入荷のメールがあり、無事に確保。

富岡多惠子さんという詩人のアルバム。

何と坂本龍一教授のプロデュースです。

詩人の朗読〜歌を自由に往来する声と

教授の抽象画の様な演奏が拮抗し合う

なかなかアヴァンギャルドな感じ。

ですが、ポップな聴き心地に仕上がって

いるのはさすが。


物語のようにふるさとは遠い

富岡多惠子




私の

最近の...recently...その②



予約分引き取りの前に、やはり店内を

くまなくチェックするのは当たり前。

で、気付いたらまとまりのないジャンルの

音盤をチョイス。世界最速バンドと

世界最重レゲエが同じ買い物カゴに。

そして、とどめに予約分の詩人の野心作。

なかなか良い釣果でした。


ポピュラーな音楽とは別枠の音楽が

世界にはたくさん存在しています。

たまには冒険もおすすめです。





以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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メタモルフォーゼ


皆様こんばんは。

6/7(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。





先日のこと。

郵便受けに身に覚えの無い物が...

よく見るとスイスから。何で??

それは

インターネットで調べて

予想外の物を発見、興奮し

クリック!記憶が薄れた頃に到着。

その繰り返しの戦果のひとつでした。




さて、今回はこちら。

美しいプリント生地の1着。



BEAMS PLUS / バティックプリント ショートスリーブ ビーチシャツ
カラー:ホワイト、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-01-0077-139



ビームスプラスのビーチシャツ。



ヴィンテージのリゾート用シャツを

ベースに考えられたモデルです。



大元はボックスシルエットの

オープンカラーシャツ。

それが進化して、やがて

羽織り物としての色を強め

ジャケットを彷彿とさせる

大きめボタン&サイドポケットの

仕様になったと考えられます。


時折、古着店さんで見かける

デザインで、当時人気の型だったと

想像出来ます。


今回のモデルはバティックプリント調の

スペシャルな生地を纏っています。


“調”と記したのは、昔の図案を参照して

新たにレーヨン×コットンで再現して 

いるためです。とても美しいですね。

と...初めて紹介するみたいなトーン

でしたが、実は以前に同じ生地づかいの

別モデルを紹介しました。

前回はとてもトラディショナル的な

ボタンダウンカラーシャツの型。


やや変化球モデルでした。

カテゴリー的に。




で、今回は生地とカテゴリーの

組み合わせが直球モデルですね。


リゾートらしい整合感です。

おすすめです。


さてさて

同じ生地でも異なるカテゴリーと

組み合わせると変異種的な面白さ。

一度見慣れた生地が次は全く異なる

デザインに組み合わせられる...

実はビームス プラスはカテゴリーに

こだわり大切にしながら、カテゴリーを

超える遊びも楽しんでいます。


今回のこのモデルだけでなく

他にもカテゴリーを自由に往来する

ウェアがたくさん揃っています。

改めて是非ご覧くださいませ。




私の

最近の...recently...


冒頭のスイスからのブツ...贈り物。

南国ジャマイカのプロデューサー

JAH LLOYDのアルバムでした。

デザインは??ですがサウンドは

良いです。

それにしても...

頼んだ記憶が無くなる位に遅く遅く

到着しました。しかもスイスから。

スイスにもジャマイカ音楽が好きな

レコード店があるのですね。笑




私の

最近の...recently...その②


以前こちらで紹介した

教会通りの紫陽花です。

自分好みのラベンダー〜パープル系

カラーです。




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめのミニマムな1着。




皆様こんばんは。

5/31(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。



先日、2連休をもらって

東北新幹線に乗りました。実に3年ぶり。

トンネルを超高速で駆け抜ける度に

水が張られたばかりの田圃が次々と!!

その光を乱反射する風景を眺め

大いに気分が高揚しました。

ちなみに、こういった田圃では

運が良かったら鷺(さぎ)の姿を観る事が

出来ます。この時季ならではです。

鷺も何種類か存在していて見分けがつく

様になると更に楽しくなります。

野鳥の会への入会はもうすぐ。



さて

今回はこちらです。





BEAMS PLUS / バンドカラー プルオーバー シャツ
カラー:ホワイト、グレー、ブルー
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-11-0418-139

シンプルでミニマムな1着。


ビームス プラスの定番のひとつ。

バンドカラーシャツです。


このモデルは目を惹くプルオーバーの

前立てが特徴的です。




ユーロワークウェア等の背景を持つ

デザインと考えられます。


前立てが短い分、とにかくミニマムに

見えるのが魅力かもしれません。


そして、バンドカラー=ラペル無し

仕様とのマッチングで一層シンプルな

印象になります。



他のディテールもやはりミニマム。

スクエアなカフス




スクエアなポケット


こういったディテールが加わって

更にその魅力が増しています。



そんな特徴を持つバンドカラーシャツ。

個人的な思い出としては...

受験勉強に全く身が入らなかった

中学3年の頃の出来事。

首周りが汚れ傷んだチェックシャツの

ラペルを家庭科のハサミでばっさり

切り取り、やや後悔しながらも

粋がって着ていました。

“チープシック”到達以前前...つまりは

“チープ”でした。若気の至り。

でも、後年、古着店さんで同じ加工を

施した“バンドカラー”シャツを見かけ

自分はまあまあ正しいと思いました。



さて、話を戻しましてこちら。

ラペルが無いので様々な見立て=解釈が

可能なのでは?と思います。

私自身はワーク〜ドレスウェアの

中間的な解釈をもっぱら楽しんで

います。


ヘンリーネックTシャツみたいな

ニュアンスで、ミリタリータイプの

ジャケットに合わせたり





ホワイトのボタンダウンカラーシャツの

代わりとしてブレザーに合わせたり




と、かなり我流ですが自分なりの

拡大解釈を楽しんでいます。

コーディネートにミニマムながらも

意外な効果を発揮してくれるかも

しれない1着。是非おすすめです。

ご検討ください。



私の

最近の...recently...


冒頭の続きです。

3年ぶりに福島市に行きました。

顔見知りになっているお店を

幾つか再訪問しました。


二本松にある杉乃家さん。


元々は浪江にありましたが震災以降

こちらに移転。極太麺の名物焼きそばを

堪能しました。


そして桑折(こおり)にある

温浴施設うぶかの郷さん。




桑折駅から山の中を徒歩20分。

森林浴と野鳥観察を楽しみつつ

向かいました。


その後

同じ桑折駅前の花いづみさん。


女将さんとの再会を祝しつつ

地酒をオーバードーズ。酩酊。


翌日は

飯坂温泉エリアにある鯖湖湯。


思わず怯んでしまう熱さが良し。

以前と全く変わり無しでした。

と、まだまだ紹介したいところですが

本文より長くなるのでこの辺りで。




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめの定番名作



皆様こんばんは。

5/24(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。



休日たまに水泳を楽しんでいます。

500mを1単位として×3単位泳いで

います。先日はたまたまレーンを

占用出来たので、いつの間にやら

×4単位+α泳いでいました。

普段から不摂生の3or4乗生活なので

この程度泳いでも付け焼き刃ですが。

でも、ついついスポーツに幻覚...いや

幻想を抱いている自分。健康的な生活に

憧れています。



さて

今回はこちらです。





(photo by kouta foujii)



BEAMS PLUS / シャンブレー ミリタリー オープンカラーシャツ
カラー:サックス、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-1684-139




すっかり定番のこちら。

ワークウェアではなくて

ミリタリーウェアがモチーフ。

いわゆるNAVY系です。


青いボタンが魅力的。

オープンカラーですが、トップの

ワンナップ部分はループ留めでは

なく、しっかりボタンホールが

開けてあります。


トップ迄ボタンを掛けて着る事が

好きな自分には嬉しいポイント。

でも殆どの方には不要なディテール

かもしれません。開けて着る方が

快適です。


トップボタンの話が長くなってしまい

ましたが、視覚面では両胸ポケットが

眼を惹きます。で、青いボタンですね。



カフスは質実剛健を絵に描いた様な

スクエアさ。


アールを描いている仕様よりも

大量生産向きだったのかも...

しれません。




そして

個人的に最も心惹かれるポイントは

背中部分。多くのシャツは通常なら

肩〜背中部分は生地を切り替えて

バックヨークが付いています。

こちらは何とバックヨーク無しです。


スカスカの背中仕様。独特の軽快な

着心地です。ある意味浴衣の背中的な。


撫で肩な私には好相性です。



加えて、このモデルは裾周りが

スクエア仕様になっている事も特徴。

気温が上がってきたら、インナーに

Tシャツを合わせ、フロントを開けて

アウター風に羽織る着方もありだと

思います。

長袖ですが、アレンジ次第で幅広い

時季をカバー出来る1着。

今シーズンはショーツとの

コーディネートにもチャレンジ??

してみようかな...



ここから余談ですが...

それにしてもアメリカ人は

シャンブレーがお好きですね。


この標本的写真集を眺めて改めて。





3881-0001-066

“CHAMBRAY SHIRTS BOOK”

¥5,500(税込)



ワーク、ミリタリー(陸&海)、消防、

収監...本当にびっくりする位に

様々なオケージョンで!!

シャンブレー生地のシャツが色々と

登場しています。改めてアメリカ人の

シャンブレー藍、いや愛にリスペクト。




以上諸々込み込みで

是非おすすめです。

この機会にシャンブレーシャツを。




私の

最近の...recently...


神田稲荷湯さん


私のほぼレギュラー“道場”のひとつ

千代田区立SPCで泳いだ後は、同じ

エリアにあるこちらの銭湯に。

小学生の素朴&アナーキーな原画を

ベースに、絵師田中みずき氏が翻案

している、ぶっ飛んだ壁絵がかなり

素敵な空間。熱めお好みの方に。



私の

最近の...recently...その②


書肆ひやねさん

の名物イベント“こけし往来”


神田の名店である書肆ひやね。

1階に古書、2階に伝統こけし古品を

揃えています。東京、いや日本の

こけし業界をリードする名店。

不定期で抽選&入札販売があり

ほぼ毎回参加しています。

ちなみに表紙の作品は入札で

¥300,000-スタートです。

ヴィンテージのFender Precisionを

買うか、佐藤直助作を買うか?

大いに揺らぎます...



以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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