ALFONSO SIRICA（アルフォンソ・シリカ）に片思い。

以前からずーっと片思いをしているんです。

常に想いを馳せているのですが、なかなか振り向いてくれません。相談相手にも止められる次第。しかもずっと鎮座しているんです、ど真ん中に。

しかしこの日はご機嫌だった模様で、少しだけ心を開いてくれました。

この想いを皆様に少しだけご紹介させてください。

アルフォンソ・シリカ氏の幼少期のおもちゃはミシン。父のスーツを分解して従兄に仕立て直ししまう、言わば糸と針と一緒に産声をあげたかのような才能の持ち主。

その後も腕を磨き続けて、現在に至ってスーツを作成している。

閑話休題。

早速、ご紹介します。

ラペル。不均等なステッチがハンドで施している証拠。

ベント部分も。

パンツのアウトシームも。手間をかけています。美しい。

フロントのボタンホールまでもハンド。繊細です。

アメフラシ、別名カミーチャ袖。凝ってます。

ご覧いただきたいのがこのウェーブ。この技はなかなかだせないと思います。

平置きにしてもわかるアイロンワーク。

パンツは2アウトプリーツのサイドアジャスター。

肝心の素材は、

モヘヤ60%、ウール40%。モヘヤ独特の光沢とハリに加えてウールの柔らかさを兼ね備えています。才色兼備。

僭越ながら、コーディネートを組ませてもらいました。

色気漂うこのスーツに色気のあるシューズを。ネクタイはセッテピエゲでイヤらしいくらいにハンドのネクタイに。

nerosawa、ずーっと片思いをしていてもうアタックを繰り返しています。1日1回は目が合うんです。

見込みあると思いますよね。しかし、相談相手にいつも「待っとけ、美しくて繊細で才色兼備。そんなお相手を簡単に手にするのは私が許さん」って。

その相談相手が手強いんですよ。

相談相手の名前ですか？

「nerosawaの財布」ですよ。

シューズ

ネクタイ

シャツ

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