こんばんは。
ビームス ハウス 神戸の清水です。
本日は大人気企画【Kajitani's eye】
今回の題材はエスパドリーユです。
本格的に暑くなってきましたので、すぐに履いていただけるかと。
お悩みの方は是非一度ご覧いただければと思います!
清水「エスパドリーユというとリゾートみたいなイメージなのですが、実際のところどうなんですか?」
梶谷「もちろんリゾートアイテムの一つですが、由来は農地用の作業靴です。」
清水「そうだったんですね。」

清水「ではこのソールはどういう意図があったんですか?」
梶谷「これはジュートソールといい、麻の一種です。それをソールにしているということは、作業がしやすいようにという利便性からだと思います。」
清水「元々は農地用であったシューズが今はなぜリゾートアイテムのようになっているんですか?」
梶谷「それこそジュートソールだと思います。この麻で作られた底が、リゾートの雰囲気にマッチしやすいことから、リゾートスタイルでも使われるようになったのではないでしょうか。」
梶谷「当時のスナップやイラストから30年代、40年代辺りからエスパドリーユがリゾート地で履かれていますが、より火がついたのは40年代のハリウッドスターがリゾート地で履いていたことからだと思います。」
※諸説ありです。
清水「元々アッパーの素材はスウェードが主だったのですか?」
梶谷「いや、キャンバスです。それが徐々にリゾートや街中でも履けるようにスウェードや、表革のアイテムが増えていきました。」
清水「では、このDOUCAL'Sはどのようなアイテムなのでしょうか。」
梶谷「これはエスパドリーユというか、スリッポンにジュートソールを付けたスニーカーという認識です。」
梶谷「リゾートスタイルに合うジュートソールをスリッポンに付けることで、オールシーズンではなく、夏用のスリッポンという季節感を打ち出したアイテムだと考えています。」
清水「では最後にエスパドリーユを使ったコーディネートをご紹介お願いします!」

梶谷「リネンスーツを軽快にコーディネートしました。この時期はまだ肌寒かったのでコットンニットをあわせています。ブラックスエードのエスパドリーユは少し都会的なイメージではいてます。」
清水「リゾートアイテムの定番をスーツスタイルに自然に落とし込んでいて素敵です!」
今回はここまでです!
是非このアイテムに関して聞きたいとのことがあれば、仰っていただければと思います。
それでは、ビームス ハウス 神戸にてお待ちしております。
記事に記載している金額は公開当時のものでございます。