こんにちは。
先月のことになりますが、開催を半年以上前に知ってから楽しみにしていた展示を観に、立川に行ってまいりました。
99歳の現在でも現役で創作活動をされている染色家、アーティスト、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんの展示です。
会場は、立川駅から10分弱の場所に2020年6月に誕生したPLAY!MUSEUM。
GREEN SPRINGSという商業施設内にあるのですが、敷地全体がモダンな空間でした。
私、この15年くらいは関東圏の会場にはできるだけ足を運んでいるファンの一人。
松本
柚木沙弥郎のいま
丸の内
柚木沙弥郎個展 FOLKARTIST
葉山
CINQUANTAとAYUHAと柚木沙弥郎
と過去にブログで触れたり、4年程前の日本民藝館での展示では珍しく初日に行ったせいなのか、念願の対面も果たしました。
昨年11月の盛岡での展示即売会には朝6時から並び、それでも10番目...という人気の高さを感じました。
今回は作品の販売はなく、展示なので穏やかな気持ちで楽しむことができました...が、柚木さんの作品だけではなく、考え方にも影響を受けております。
展示内容は、柚木さんの歴代アーカイブを楽しむことができます。
染色、絵本、人形、イラスト、装丁、そして柚木さんに影響を与えた世界中からの収集物。
モダンな会場の雰囲気の良さと、展示構成の見せ方の良さが相まって、柚木さんの集大成的な展示内容の良さが更に引き立ちます。
写真撮影可能なのも嬉しい点...
個人的には、先日入手した柚木さんの作品のモチーフになった私物コレクションを見つけ、涙...

圧巻なのは、ご本人もお気に入りだという、布の森というコーナーというか、ゾーン。
柚木さんのキャリアの中でもメインの作風でもある、型染めの布たちが高い天井から吊るされている様は、素晴らしいの一言…
見せ方も上手いんです。
会場で販売されている図録も素晴らしい完成度。(全国の書店でも販売されているようです。)
実際に見ないと伝わらないとは思いますが…巨大サイズ。帯はポスターとしても使える仕様です。
型染め作品に限らずアート作品の図録やポストカード等の印刷物って、生地の立体感や色の奥行き感みたいなものが伝わりづらいというか、ベタッと平面的に見えてしまうものが大半だとは思うのですが…そういうマイナス面も少なく、楽しむことができます。ただ、大きいです…
という貴重な機会は今月までですので、お見逃しなく。
(担当者の方からブログ掲載許可はいただいております。)
JR立川駅の改札出てすぐのビームス 立川にもお立ち寄りくださいね。
最後のお知らせになりますが、明日のブログは今晩の日付けが変わる頃にオススメのお買い得品を紹介します。
では、また明日お会いしましょう。
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KATO