誰がパラブーツを愛し、パラブーツは誰を愛したのか。【vol.4】

中井 佑飛 2023.12.10

こんにちは。


パラブーツの伝道師、中丼です。


本日は<PARABOOT TRUNK SHOW>最終日となっております。


昨日の告知通りブーツのおすすめを紹介いたします。




"MUCY"(左)

"CHAMFORT"(右)


MUCYはミカエルのブーツ版とでもいうようなフォルムですね。

ミッドカットなデザインが程よくボリュームがあり秋冬の装いに相性が良さそうです。

先日紹介しましたオイルヌバックレザーを採用しているのでエイジングにも期待できます。


一方、CHAMFORTはサイドゴアブーツモデルですっきりとしたフォルムながら、ノルヴェイジャン製法により堅牢性もバッチリ。

グレインレザーに加え、通常のリスレザーやスウェードなど取り揃えております。



続いてコチラ


"AVORIAZ"(左)

"IMBATTABLLE"(右)


AVORIAZに関しては見ての通りマウンテンブーツ型のモデル。

今イベントで初めて見たタバコスエードを採用したものが中丼的おすすめです。

履きはじめは少し硬いのでじっくりと馴染ませてください。


IMBATTABLLEは実際にフランス空軍に納品されたモデルです。

初めて拝見しましたが、かなり昔から展開しているようで一度も廃盤になったことがないとか。

このモデルだけに使われるアンラインドの革は裏貼りがないと思えないほど厚みがあり、シワが入ると確実に雰囲気のある1足に仕上がるはずです。



そして中丼のマジ買い。



"SANGLER"

パラブーツが生鮮食品市場の目の前に出店した際、市場の冷凍庫で働くワーカーのために作ったブーツ。

「猪」を意味するモデル名から、ずんぐりとしたフォルムがどこか愛おしい。




内側は全面ムートン仕様となっており、大阪で履くには完全にオーバースペック。(笑)

フリーザーブーツやブッチャーズ(肉屋)ブーツなど呼ばれたりします。




2バックルにより調整の幅が広く、厚みのあるパンツをブーツインしても余裕の設計となっています。




腐食に強い最強のHYDRAレザーに加え、縫い目に樹脂を流し込み防水性能を高めています。

日本の雨雪程度なら余裕で踏破できてしまうポテンシャルを有しています。

これぞローテク技術の結集から得られる性能といったところでしょうか。



おそらく1年に数回しか登板しないかもしれません。

それでも持っているだけで嬉しい、所有欲を満たしてくれるアイテムだと思います。


もう一度言いますが、<PARABOOT TRUNK SHOW>最終日です。


後悔させない圧巻のバリエーション揃えていますので是非一度店頭でご覧くださいませ。


by 中丼