初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。
この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第99回目はこちら
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:レオナルド・ディカプリオ / トム・ハンクス / クリストファー・ウォーケン / マーティン・シーン / エイミー・アダムス
あらすじ:飛行機のパイロットや医師、弁護士になりすまし、世界各国で小切手偽造事件を起こしたフランク・W・アバグネイル・Jrと彼を追うFBI捜査官のカール・ハンラティの姿を描いていく。
実在の詐欺師の伝記を映画化した作品です。フランクが有名になったのは詐欺の金額ではなく詐欺を始めた年齢が16歳とかなり若く、しかもかなり大胆な手口だったからだそうです。
映画自体は特に暗い雰囲気や重苦しい雰囲気はないのですが、何故か哀しい話に思えて仕方ありませんでした。
大好きだった両親が離婚してしまってショックで家を飛び出し生きていく為に始めた詐欺ですが、その詐欺で得た金でどうにか家族を元に戻そうとしたり、冒頭の場面から行っていますがボトルのラベルを剥がしているのも彼の何物でもない自分を表している様でした。
そしてクリスマス・イブに必ずカールに電話するのも、嘘で固めた自分ではない本当の自分を知ろうとし、追いかけてくる人物だからかなとも思いました。
それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
やはりパイロットの制服姿が一番印象的なのですが、自分が気になったのはフランスからアメリカに移送される時に着ていたこの柄のシャツです。
劇中のシャツの柄域はもう少し小さいのですが、ホワイト×イエロー×ブルーの組み合わせのシャツにグレーのスラックスにグレーのネクタイをしていました。ジャケットは着ていないのですが、とても落ち着いているけれど、地味にならない組み合わせでジャケットを着ても合うのだろうと思いました。
色の組み合わせも3種類あり、ジャケットは勿論、これからの季節ならブルゾンやデニムジャケットの下に着てもカジュアルになり過ぎず上品に着て頂けると思います。
こちらのシャツはもう入荷していて欠けているサイズもありますが、追加の入荷もあるので是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。
あとこの映画を観ていて驚いたのは飛行機のパイロットの人気や社会的地位が思っていたよりも高い事でした。勿論、大変な仕事ではあるのですが当時はサインを求められるくらいの職業だったとは知りませんでした。
それでは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ