この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第126回目はこちら
『私を野球に連れてって』(1949)
監督:バスビー・バークレイ
出演:フランク・シナトラ / ジーン・ケリー / ジュールス・マンシン / エスター・ウィリアムズ
あらすじ:
ウルヴズの選手であり、オフシーズンは舞台芸人でもあるエディー・オブライアンとデニス・ライアンは新しいオーナーが女性と知る。しかしデニスもエディーも彼女に惹かれていってしまうが……
メジャーリーグや野球が好きの方なら一度は聴いた事のある「Take Me Out to the Ball Game(邦題 私を野球に連れてって)」を元に映画化した作品です。
野球をテーマにした作品なのですがミュージカル映画で、見所はやはりフランク・シナトラとジーン・ケリーの歌って踊るシーンではないでしょうか?
本当に踊りもその他のタップダンスも上手でした。
基本はドタバタコメディで流石に今見ると古臭い感じもあるのですが、どうしても笑ってしまいます。
因みに元になった「Take Me Out to the Ball Game」は1908年に作曲され今でも球場で流れていて、メジャーリーグの試合では7回の表の攻撃が終わった時に流れて、それに合わせて観客は立ち上がり歌いながらストレッチをするそうです。これにはきちんと名称もあり「Seventh inning stretch(セブンス・イニング・ストレッチ)」と呼ぶそうです。
日本のプロ野球の試合でも歌詞を日本語にした物が流れているそうです。
それではここからは衣装を見ていきましょう。
野球のユニフォーム姿も良いのですが、他の場面で着ているスーツが特徴的で柄もかなり素敵な物が多かったです。今のジャケットに比べるとラペルが幅が広く、短くなっています。なのでフロントのVゾーンの面積も小さく、フロントボタンの位置も高くなります。ですので3つボタンや中には4つボタンのジャケットも出てきます。
生地の柄もチョークストライプ、キャンディストライプ、ヘリンボーン、ギンガムチェックとかなり種類も多く、スーツやジャケットのディティールに注目して観てみるのも面白いのではないでしょう?
そしてこのジャケット類を見ていて思い出したのが最近入荷してきたこのジャケットです。
ビームス プラス / ヒッコリーストライプ 3ボタン ワークジャケット
カラー:ブラック、インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600(税込)
商品番号:38-16-0392-791
色が分かりづらい写真になってしまいすみません。
このジャケットはベースにしているアイテムの年代こそ1960年代のアイテムですが、ラペルの大きさや3つボタンのディティール等は映画に出てくるジャケットに相当似ています。しかしこのジャケットは作中のジャケットとは違う動きやすさを考慮したAラインのシルエットになっています。
ですので動きやすいのは勿論ですが、シャツの上から別のワークベストを着たりスウェットパーカを着たりと重ね着もして頂けると思います。裏地は無しの一枚仕立てなので軽く羽織って頂けますし、脱いで手に持っても嵩張りません。今の時期から使って頂ける一着です。
こちらは既に店頭にも入荷していますので、気になる方は是非、店舗に問い合わせて頂ければと思います。
それでは『私を野球に連れてって』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ