時刻は深夜1時

こんばんは
佐久間です。
今夜はこちらをご紹介いたします。

Double RL × BEAMS PLUS / 別注 Dungaree Work Shirt
サイズ:S,M,L,XL,XXL
価格:¥41,800(税込)
商品番号:38-11-0739-770
Double RLは圧倒的な世界観、作り込み、ものづくりに対する姿勢
1度見ただけでも格好良いと感じるのが個人的な印象です。
23年1月にリリースした別注シャンブレーシャツも記憶に新しいですが、
https://www.beams.co.jp/blog/beamsplus/123517/
今回の別注も型から作成し、僕のワードローブには欠かせないモノとなりそうです。
パッと見はフロント6ボタン、小振りな襟型、ゆるやかな裾のラウンド、袖カフに2つの胸ポケットはまさにデニムシャツ?
と思いきやジーンズやチョアジャケット(カバーオール)を彷彿させるメタルのシャンクボタンを使用していたり、胸ポケットはリベットが打たれています。
存在感はありながらもボタンのサイズはワークシャツに使用されるものと近いサイズ。
また肩やサイドは強固なトリプルステッチ。前立てや裾、カフ部分はピッチの細かなステッチとなっているのでミックスされた雰囲気が良い塩梅となっています。
イメージで言うと、「アウター7割、シャツ3割」ほどの塩梅かと思います。
ハイブリッドですが、クラシックさはしっかり感じることができるでしょう。
生地はシャツウェイトというのが近いでしょうか。デニムのワークシャツをイメージしていただくと大差はないかと思います。
シーズン問わず、通年で着用が可能だと感じます。
ブランドらしく洗い加工が施されています。適度に着込んだウォッシュ感ではないでしょうか。
滲んだような色落ちもまた良いです。
フィッティングを見ていきましょう。
僕がM,L,XLサイズを気比べてみました。(178センチ、62キロ)
インナーには23年1月にリリースしたDouble RL別注のシャンブレーシャツを着用しています。(シャンブレーシャツはMサイズです。)
Mサイズ
Lサイズ
XLサイズ
Mサイズだとインナーとして着用しているシャツの方が着丈が長いことがわかります。
ネックもかなりコンパクトになるので個人的には少しきつかったです。
Lサイズはインナーのシャツと同じぐらいの着丈。身幅やネックはゆとりが出て、アウターとしてもシャツとしても活用出来そうなサイズ。
XLサイズは身幅と袖幅もかなりゆとりが出ます。袖丈も溜まっています。ネックもかなり空いてしまうのでシャツとしての着用はあまりイメージ出来ません。
ただアウターとしての着用を考えたときには程よいフィッティングだと感じます。
スタイリングです。
カリスマ柳井はLサイズをチョイス。
アウターとしての着用ですが、パンツもリラックス過ぎないフィッティングですのでまとまりも良いです。
続いて僕はXLサイズをチョイス。
先述しましたが、アウターとしての着用をメインに考えるとこのぐらいのフィッティングが好みでした。
では、チーフバイヤーのサミュエル金子によるメッセージもどうぞ。

『古き良きアメリカと、ミスターが最も愛した世界観』
2017年からスタートしたDouble RLとの別注。
これまでブランドの顔である5ポケットジーンズに始まり、チノトラウザーズ、ミリタリーカーゴパンツとボトムスをリリースしてきた。
今年の1月にはシャンブレーシャツをリリースしたことは記憶に新しい。
そして23秋冬の別注は”DUNGAREE WORK SHIRTS”。
古き良きアメリカへのオマージュと、創始者ミスター・ラルフ・ローレンの趣味性が最も色濃く表現されるDouble RLの世界観。
コロラド州に所有しているRRL牧場をそのままにカントリースタイルとワークスタイルがミックスされ、このダンガリーシャツにはまさにその世界観を象徴するかのように、アメリカンワークウエアの魅力が凝縮されている。
今回ベースにしたのはPolo Country時代のモデルをベースに、別注で型から製作した。
なぜこのモデルがアメリカンワークウエアの魅力が凝縮されているかというと、
ダンガリー素材に始まり、ジーンズに使用されるタックボタン、引き裂きを防止するリベットとレッドカラーのカンヌキ、チョアジャケットのような胸ポケット、強度を上げる巻縫いのトリプルステッチ、それは全て古き良きアメリカへのオマージュデザインだと感じることが出来るからである。
だからこそ別注でこのアイテムを選んだ。
ファーストサンプルが上り、マンハッタンのマディソンアベニューにあるRALPH LAUREN本社に行き、Double RLのディレクター、チーフデザイナーとミーティングを行った際の話。
今回BEAMS PLUSとしては、ディティールデザインは当時のモデルを踏襲しながら、前回のシャンブレーシャツのようにフィティングに拘った。
現在ブランドからリリースされるアイテムは、基本的にシャープでスタイリッシュに見えるフィッティングのため、そこをワークウエアらしいクラシックなフィッティングにしたかった。
またこのアイテムをよりシャツアウターとして提案したい意図もあり、それはDouble RLチームも理解していたので、身幅を出すことに対してはスムーズに対応してくれた。
しかし着丈をどのくらい伸ばすか、裾のラウンドの角度はお互いとても慎重になり、互いのコーディネートイメージを伝えたり、あーでもないこうでもないと話合い決めたのが思い出深い。
互いに熱が入りすぎて殺伐とした雰囲気になることもあったり…。(笑)
だからこそお互いがリスペクトして作り上げることが出来たアメリカンワークウェアな別注” DUNGAREE WORK SHIRTS”。
ミスター・ラルフ・ローレンはお気に入りなのか昔から着用してることも多いので、そちらも必見です。
いかがでしたか。
ビームス プラス 原宿のウインドウディスプレイ。世界観が一目で伝わるのではないかと思います。
是非、お近くに足を運んだ際にはチェックしてみてください。
では今週のワンショット
先日オープンしたビームス プラス 丸の内のオープン記念を祝した1枚。
早速ご来店いただいた方、チェックしていただいた方、ありがとうございます。
店舗内も天外の丸の内仲通りも非常に心地よい空間となっています。
引き続きご贔屓いただけますと幸いです。
では、今夜もありがとうございました。
『BEAMS PLUSは眠らない』
明日もお楽しみに!
佐久間でした!